アーカイブ:2024年1月11日

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米国株は、強いですね。昨日は「エヌビディア」(NVDA)を中心にM7の活躍で指数も高かったようです。分かり辛いのは「利下げ」との兼ね合いです。既にインフレは沈静化していますが、再燃の可能性がないとは言えません。

サマーズが懸念をしているのはその事でしょう。仮にR*(米国の潜在成長率)が高いとすれば…今、市場が期待している利下げスピードは「過剰な要求」になります。なかには6回の連続利下げを言う輩もいますが、今年の一般的な読みは3回の利下げでしょう。

やはり…商業不動産の行方は、完璧に見えません。日本と違い欧米はリモート率が高く…オフィスビルの空室率はかなり高いのです。その為、欧州の不動産会社として過去最大級の経営破綻となった「シグナ」の影響を受け、二次災害とも言われる連鎖も観られます。ドイツの百貨店の「ガレリア・カールシュタット・カウフホーフ」は9日、破産手続きを申請したと発表しました。従業員数は15000人だと…言います。そう簡単に…未来図が見えるのかどうか…。

一方、関門を次々に抜ける日本株は、かなり需給バランスが改善しています。

新NISAの影響か?

その為に王道銘柄の上昇スピードは鈍いですが…例えば、新NISA関連の話題では、こんなものがあります。「eMAXIS Slimの「オルカン」、1日で1000億円超の資金流入」三菱UFJのファンドです。野村証券の馬鹿垂れ具合が、ここでも分かります。通常は、野村証券が「兆円単位」でリードするのが、本来の姿です。しかし…ね。

そもそも…安倍首相が誕生して「名目時代への期待感」だけで…野村証券株は、2013年5月22日980円の株価を付けたのです。

野村証券(8604)の週足推移

たった250円程度の株価だった野村証券は、一気に…株価の「水準訂正」をしています。その時より、今は「遥かに…外部環境も良い」のです。カタルが一貫して、推奨を続けている理由は、野村証券株は1990年代に入っても1000円を、なかなか…割らない株だったのです。奥田さんのOBが、怒るわけです。実際にカタルの知り合いを通じて…野村証券の嘗ての役員の愚痴を、よく聞きますからね。必ず、復活するでしょう。

多くの皆さんは株式投資の「本当の醍醐味」をご存じないようです。

カタルは掠ったことは、何度か…ありますが、カタルも「朝三暮四」の口ですから、貧乏人です。しかし…日本にも「成長株」は存在します。その月足チャートと、此方のレポートを紹介しておきます。

ファーストリテイリング(9983)の月足推移

成長株と言うのは、なかなか…巡り合えません。仮に自分が株主になったとしても、なかなか…バフェットのような「長期投資は出来ない」ものです。1年や2年は僅かな期間です。それさえも…我慢がききません。しかし…なかにはバフェットのような人も居ます。この事例を観ると、柳井さんは素晴らしい…日本を代表する経営者です。いっそうの事を、全てを…柳井さんに託した方が…日本国民は幸せでしょう。政治も何もかも…。

「企業は人なり」なのです。

カタルは昨日、なかなか下値を待っても買えないから、初めて…2100円台のジェイドGを大引けの2105円で、たった500株ですが「買い増し」をしました。

原則は下値を待っていますが…仕方がないから、上値も買います。このまま…2500円、3000円、4000円と…一気に1万円と言う可能性もないとは言えませんからね。この株を「雪だるま投資」にして、仮に田中君が、柳井さんのように期待に応えるなら…僕らは直ぐに「あちら側」に辿り着けます。だから…迷っています。

今は、前から言っている5000株を確定させ、一気に1万株にするかどうか、売らない株を増やそうか…、どうしようか…と悩んでいます。ユニクロも最初は500円Tシャツなんかを販売していたのです。あの時に…たった1000株を買っているだけで、今頃は、人生が変わっています。田中君は「自社株買いのおかわり」をする経営者です。それも株価を観ての判断でしょう。やはり…優れているのでしょう。買い続けて「持ち株数」を増やすか…安全策を講じるか…悩みます。

この株は、一気に飛ぶと思っていますが…市況があまり強くないと「じり高」を続ける可能性も考えられます。「川船」(9107)のようなケースです。正直、お船のような「チンタラ相場」だと…短気なカタルはこっちが「嫌」になります。今のところは…下がった場面を買って置けば…必ず、新高値と言うか…戻り高値を更新しています。

「川船」(9107)の 日足推移

比較の意味で川船の日足とジェイドGの日足を並べて…掲載してみましょう。

川船は、実は昨年の起点の前の株価上昇で…昨年の10月は株価が上昇してからの再出発です。だからジェイドGは、昨年の10月ではなく、カタルが1400円で2万株を投げた場面が基点なら、今年一年中、相場を楽しめます。果たして…どちらでしょう。

ジェイドG (3558)の日足推移

本来はジェイドGの方が小型株ですから、値動きはもっと激しく…動く筈です。でも売りたい人は、必ず、売っておきましょうね。「自分の気持ち」に正直に、ならねばなりません。カタルは買いますが…自分は別なのですよ。

同じグループの「株価位置」が低い…「BASE」(4477)は、あまり悩まずに…本日も1万株を追加で買いました。寄り値で5000株と265円で5000株を追加しました。

野村証券(8604)の板状況

昨日は売り上がっています。今度は…逆に、「買い下がり」です。結構…低位株ですが、動きは良く、たった5000株でも…10万円台の利益でした。そうそう…買えないものだから、昨日は野村証券も大引けで2000株だけ追加で買いました。ついでに今、695円に25万の売り物がありますから…ここを2000株だけ…更に、買いに行きます。ハイ、お買い上げです。「儲け」が膨らむと…人間の行動は、段々…「大胆」になってくるものです。

これが…名目経済です。常に挑戦を続けます。

メルカリ(4385)の日足推移

ついでに「メルカリ」(4385)も2500円なので、500株ずつ…合計1000株を打診買いしてみます。同じような金額です。BASEを5000株買うのと…どちらが早いのでしょう。

株式投資と言うのは「楽しみながら」…儲けるのです。カタルは楽しくなければ、意味がないと思っています。儲けるだけなら、辛抱が効くなら…簡単ですが、常に、目先も自分の読みは外れるか…、当たるか…。そのチャレンジです。

カタルは証券マンでしたから…大概の人間の性格を知っています。人間には、自分のカラーがありますから…「無理強い」はしません。保守層にも…保守層の銘柄を…博打好きには、博打株を提供しています。まぁ。なんでも構いませんよ。自分の好きな株をやりましょうね。

それでは本日はこの辺で…また明日。最後に…中国の人達も自分達の国を諦めて…日本株を買っていると言う報道もあります。その香港の指数を日足と週足提示しておきます。やはり…政策は重要なのです。またね。

ハンセン指数の日足推移
ハンセン指数の週足推移



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