アーカイブ:2024年1月25日

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日本には、いくつかの「景気循環の波」が訪れています。学校で習うのは…3年から4年のキチン循環(在庫)、10年程度のジュグラー循環、(設備投資)20年から30年程度のクズネッツ循環(建設)、そうして50年周期と言われるコンドラチェフの波(技術革新)ですね。まぁ波でも循環でも…どちらでも良いのでしょう。一定の周期で「景気の波」は訪れると習います。

カタルは、それと同時に…日本は大きな「実質経済」から「名目経済」への大転換を迎えていると思っています。ようやく「アベノミクス」の狙いの世界が訪れます。2013年ですから11年遅れになって…日本国民の「同意」を得られたのでしょう。故に新NISAや東証のPBR改革などがスタートしたのです。同時にMBOやTBOの嵐です。ですから…時代の変化が早まります。

日銀短観、業況判断の推移

この景気循環の波動を観るには…日銀が発表している「短観」が良いと思います。その短観の製造業と非製造業のグラフを載せておきましょう。基本的に景気の波は、「山」と「谷」を繰り返して循環しています。この波動に合わせて…株の売り買いをするわけです。

カタルの基本的な狙いは「名目時代」投資です。

「野村証券」(8604) の日足

なにしろ…「35年間の悲哀」が込められています。昨日は「三菱UFJ」(8306)が新高値を更新しています。そうして本日は「野村証券」(8604)も高値です。さらに…資産投資の雄である不動産の「三井不動産」(8801)も掲げておきましょうか…。カタルは資産投資が起きるので…「銀行・証券・不動産」の資産投資株の「3点セット」の業種の株価が上がる…と前から述べています。

「三井不動産」(8801) の日足

このような「基本知識」がある人と…ない人は、一生の間、人生50年いや100年かな? 人生の「豊かさ」が違うのでしょう。自分で勉強をしないと分からないのです。もう馬鹿なレベルのメディアの報道に踊らされるのではなく、「自分の頭」で、理屈を考えれば分かります。今年のイベントの一つに「金利のある普通の国」に…日本は変わると言う目的があります。その相場が昨日の三菱UFJの株価動向です。

「三菱UFJ」(8306) の日足

何れ…株価は「純資産価格」に、「10年分の一株利益」の水準に…どの株もなります。三菱UFJの一株あたりの純資産は1540円です。そうして一株利益は四季報では111円ですからPERは10倍で1110円を、純資産にプラスして…1540+1110=2650円が三菱UFJの普通の国になった時の株価になります。これは基準の一つです。

単に株価が人気だけで動いているのではなく、「論理的」に…動いています。資産投資なのです。35年間も無視していたから…日本人は貧乏をしたのです。政策の失敗です。

でもこの選択は「メディア」に誘導されて…間違った認識を国民が抱いて…自らが「選択した道」です。その原点が「パイオニア」の指名解雇事件です。あの時にメディアに誘導され、「終身雇用」と「年功序列」の道を国民が選択したのです。しかし…時代の流れで「非正規社員」の増加に…なっています。

無駄な「成田闘争」を35年間も続け…ようやく軌道修正です。まるで太平洋戦争を選択した馬鹿な日本国民と同じ道です。もっと…本物の人間を上に持ち上げないと駄目なのです。偽物が跋扈する村社会は、「怠け」の社会です。

今、「BASE」(4477)の294円と290円が買えましたから、追加で290円にもう1万株を入れて、更に285円にも合計で17000株を買い指値しました。

本日は「ジェイドG」(3558)も1970円、1960円、1950円まで…買っています。まだ…2000円割れでも株が買えるのですね。BASEはまだ300円割れでも株が買えます。皆さんはちゃんと買っているのでしょうか? 「大阪チタン」(5726)も、ついでに買っています。

まぁどんな選択でも…市場要因が今は良いのです。

だから野村証券も上がってきています。要するに「効率の問題」なのですが…どれが良いのでしょう。追加分の290円の1万株も買えました。次は285円です。「野村証券」(8604)も利食いして…更に買いに行こうかな? 競争です。でも野村証券の動きが、「軽く」なってきました。やはりこのラインで短期の休養を入れていますから、一気に「急角度の株価上昇」もあり得ます。

仮に…784円の高値をクリアすると「4桁の株価水準」が見えてきます。

「野村証券」(8604) の週足推移

週足の壁です。本日は前の756円をクリアしました。やはり784円を奪回したいものです。そうすると…株価のステージが完全に変わり、実質成長時代から「名目成長の時代確立」に、さらに一歩…近づきます。儲かると…どんどん自分の気持ちが大きくなりますが、そんなときは「落とし穴」も、同時に作られていますから、自分の「力量の把握」に努めてください。こればかりは…他人には分かりません。自分が制御する話です。

「レーザーテック」(6920) の日足推移

「レーザーテック」(6920)は更に…高値を追っています。この動きは先日「TSMC」の決算を観て、エヌビディアの株価が上がりました。同じ展開で…昨日はオランダの「ASML」が決算を発表しており…10‐12月期の受注が3倍だそうです。やはり…世界中で一斉に増産投資をしていますから…このような展開になります。でも本日、カタルが使っていた証券会社は「半導体バブル」と言う言葉を使っていました。

日経平均株価への影響度合い

同じことですが…日経平均株価への影響度も変化しており「エレクトロン」(8035)や「アドバンテスト」(6857)「信越化学」(4063)など…この「レーザーテック」を含め…影響を与えています。その表も付けて置きましょう。「半導体バブル」だそうです。「バブル」は、何れ…弾けますから、それを覚悟して相場に臨む事でしょう。でも「真っ盛り」状態は、まだ続きそうです。

やはり…このまま38915円の奪回もあり得ます。三菱UFJなんか…なかなか200日線を割れませんからね。通常、このような乖離を保って…程度な株価上昇を繰り返していくと…お船のケースのように、株価の「上昇角度」がドンドン…と「鋭角」になって行きます。

株価位置が高い時に「ストップ高」するケースと…株価位置が低い時に「ストップ高」する意味は全く違います。そうだ…「ニデック」(6594)が、決算を発表していました。やはり永守さんらしいですね。

今、1940円まで…「ジェイドG」も買えました。次は1930円です。今日は全体的に個人好みの株は安いようです。逆に機関投資家の銘柄が賑わっているように感じます。まだ野村証券の出来高は1237万株です。一気に800円台に入るかもしれませんね。どうなりますか…。

野村証券はあと20円です。784円まで…。論理的な株価は4桁以上なのですが…前回の吸い上げ効果が、どの程度か…ですね。株と言うのはこのように「上下」を経て…株価を固めて行きます。

ジェイドGなんか…小型株ですから分かりやすいかな? ここで…確り「値固め」をしておけば…この場面が「岩盤」になって次の起点になります。要するに「手替わり」と言う作業を経ているのです。安値をそのまま持ち続ける人をカタルは見たことがありません。大概は売れない株で経営者とか…。取引先など…の「しがらみ」です。人間の感情と言うのは、我慢が出来ないようになっています。

「大阪チタン」(5726) の日足

ボーイングは取り付けのミスのようです。だから報道によると…色んなものがありますが、カタルは「短期の時間」だろうと思っています。ここに来て「大阪チタン」(5726)と「ジャムコ」(7408)の両社の株価の整合性は薄れています。ジェムコは強く見えて…大阪チタンは弱く見えます。

「ジャムコ」(7408)の 日足

どちらも…カタルは今年の「スター株」になると思っています。何しろ…航空機産業は増産投資をどう実現させるか…なのです。作れば売れる業界など…なかなかありませんよ。

目先の株価が弱いからと言って、気にする必要はないのでしょう。基本的に景気循環も株価もそうですが…「谷」(底)から「山」(天井)に移行するときはマイナス圏の時は、PERが高く評価され…上に近づくと、ドンドン…低い評価になります。株価位置が高値圏で割安株と言うのは恐いのです。何かが…「隠されている」可能性があります。

「ニデック」(6594) の日足

ユトリがあるなら「ニデック」(6594)は、リストラ経費の追加ですから、買ってみたいです。でもカタルは貧乏人です。あっちの水…こっちの水…と、蛍のように飛べません。買ってみたい水準の株価も増えて来ました。やはり貧乏人は、ある程度の自重が必要です。何かを諦めないと…全てをやることは出来ません。

だいたい…こんなところで本日は、良いでしょうか? どんな時も「自分の力量把握」を大切にして、「無理をしない投資」をすることです。また…明日。



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