アーカイブ:2024年2月14日

2/14

NY市場は「久しぶり」に下げました。当然の事でしょう。問題はCPIの行方と金利動向です。ここに来ての「資産高効果」、つまり株価の上昇などは衰えず、消費動向も強いままです。しかし低所得者は、確実にダメージを受けているようです。ジワジワ…金利高の影響がありますが、実態は「強いまま」なのでしょう。カタルが米国の潜在成長率の話をしており、米国の国内回帰の話をしている通りの結果です。

基本的に、日米どちらも…「乖離調整」が必要な場面でしょう。

問題は長引くかどうか…なのですが、嫌なニュースもあります。此方の報道は、事実かどうか分かりませんが、異常な感覚です。7兆円ではなく7兆ドルの表示になっています。間違いかな?…とも思いますが、本当に7兆ドルの認識なら、明らかに「空想の世界」です。どの時間軸の話をしているのか分かりませんが、今の「AIブーム」を象徴している可能性があるのです。

事実、エヌビディアの株価はPERが予想値で53倍です。ただ既に2月ですから一株利益が20ドルから25ドルに増えるなら…PERは30倍前後ですから、決して異常値とは言えないかもしれません。しかし…半導体は「市況もの」です。果たして、この領域が認められるかどうか…。

同様の記事が、日経新聞にもあります。PER 30倍台の評価と言うのは、年率で12%以上を「10年以上」続ける必要があります。平均値ですから…難しい話です。それほど「M 7」が世界中の人を席巻するような「力」を持っているのでしょうか? 

基本的に、今の半導体の「製造装置」株の株価は、既に、かなりの「成長を織り込んでいる」のでしょう。下がる可能性はあっても…大きく上がることはない水準だろうと基本的には思っています。絶好調ですが…カタルには「買えない領域」の株価です。完全に「半導体バブル」の領域です。

しかし…ITバブルの時は、この後、更に…株価は「陶酔の領域」に行って…3か月から5か月ほどだった…かな? 「馬鹿高値」に向かって…相場は終わりました。最後の「ババ抜き」の段階でしょう。カタル自身はそう考えています。

PER 50倍以上の数字の株価は、基本的に「ユーフォリア」の世界です。「博打の世界」ですから…高値なんか分かりません。あの「ITバブル」の時は、株価が高いと思った「ソフトバンク」(9984)は1万円から19万8千円まで急騰するのです。あそこから20倍ですから、相場は「恐いもの」です。最後は10日以上、20日近かったかな? ストップ安の連続で、株が売れない世界になって、相場が終わりました。だからストップ安の制度が変更になりました。

本日、株価が高い「さくらインター」(3778)も「危ない匂い」がします。

「メルカリ」(4385) の日足推移

さて「メルカリ」(4385)ですが…業績は伸びているようですが、この伸び率と利益では、この株価の反応は、仕方ない面もあります。でもカタルは何処かで…また買います。2500円で500株だけ買ったものを持って居り仕方がないから、下値を買い続けます。

たぶん…ですよ。「米国事業」が悪いのは…インフレの世界だからです。日本がデフレの世界だから…中古品の売買が伸びたのでしょう。もし米国ではなく、中国で…同様の事業展開をしているなら「爆発的な伸び」になっていた可能性もあります。

カタルの時代感覚の話です。「ユニクロ」や「ニトリ」が成長した…時代背景があるのでしょう。この辺りの感覚です。お金のある人は2000円割れを覚悟して…更に買い続けると良いのでしょう。あの時は1900円台だったように記憶しています。

問題は「野村証券」(8604)です。

この「800円割れは天与の買い場」かもしれないし…調整入りする場面かも知れません。ナスダック指数は、高値を奪回してないし…日経平均株価も38915円の目標があります。だからあまり大きな調整にならず…早晩、株価ステージを変える可能性もあります。980円の奪回が、年末ではなく…この春に見られる可能性もあります。

いずれは…4桁なのですが、その途中経過の読みは難しいのです。

野村証券の株価データ

野村証券の場合、たぶん「累積出来高が目安」になると思っています。1月31日までだと…累積の売買高は2億7069万株ですが…定着する2月2日までだと…3億4116万株です。確か…昨日かな? 3億株ほど、株を買わないとステージが変わらないと述べました。800円台の…昨日までは1億8335株です。しかし…基本的に「株価位置が高くなる」と…「だんだん良くなる法華の太鼓」です。通常は短い時間で株価ステージは変わります。半導体株やお船の相場で体験しています。この辺りの考え方の兼ね合いです。

さてそれより…関心のあるのが「BASE」(4477)です。

カタルは更に「一段高」をすると思っており、本日も買い続けています。昨日は、堪らず…大引けの335円で…もう2000株を追加しました。本日は寄り値から320円まで買っています。この後、更に株価が下がるなら5000株単位に買う株数を増やします。買えるかどうか…。窓埋めを完了し、スター誕生になれば良いのですが…そろそろ主役が入れ替わる時間だろうと思っています。

「レーザーテック」(6920)の 日足推移

だって…「レーザーテック」(6920)の相場の開始は、昨年の春頃でしょう。その頃に半導体の「市況の底入れ」が判明しました。若干、遅れましたが、既に回復途上です。AIブームもあり、異常な様相に見えます。でも「ブラックロック」って…すごいですね。お船の相場も…この半導体も…全て彼らの演出です。上手いものです。まぁ資金力があるから演出は簡単です。

「あおぞら銀行」(8304)の株価が、また買値近辺に来ています。2127円です。

米国ではNew York Community Bancorp, Inc. (NYCB)は「金利高」から株価は下げていました。早晩、金利が下がらないと「後処理」が進みません。最悪は、破綻になりますが、今のところは「大きな広がり」は見られません。しかし…「注意を要する」話です。頭の中に入れておきましょう。

「ファインデックス」(3649)の 週足推移

やはり来ています。きっと業績数字が良かったのでしょう。「ファインデックス」(3649)の話です。この株は失敗した事例ですが…時間経過で業績が改善して株価が大きく上がってきており、カタルが最初に注目した株価を超えたようです。「ジェイドG」(3558)も、たぶん同じケースになると思っています。ちゃんと…下値の時もアフターをしています。実際にカタルは600円前後かな? この株の「売り買い」をしています。

ジェイドGも「1000円割れ」を買っていました。別に、今になって…「声高」に叫んでいる訳ではありません。基本的に、業績推移を…時代背景で観ていますから、大概の株は下がれば、「買い場」でしょう。「Jトラスト」(8508)も同じです。

買収による「フロック」の利益が消えたのですが…「自社株買い」を発表していました。カタルは、もっと還元すべきだろうと思っています。実は、昨日も3000株を増やしたのです。そうして5000株にしたのですが、また何処かで買います。

資金的に「ゆとり」のある人も、相場を観ながら…無理をしないことです。ですが休んだとして短期間でしょう。そうして…やはり春、5月までには38915円を奪回し…野村証券はその時に980円台を付ける可能性も出て来ました。

この高値もみ合いで「出来高消化」が進むかどうか…注目されます。通常は株価を下げないと「売り物を消化できない」ものです。ですが…どの株にも言えますが…どんどん資金の流入があるようにも感じています。故に…なかなか下値を買えないのです。

でも相場の筋を外すと…株価は伸びません。だから、まだ警戒をするような場面でもないようにも思います。やはり日本人は「金魚の糞」ですから…米国株の動向も重要なのでしょう。

でも…観ている銘柄、野村証券、ジェイドGに、BASEなどは、下値が堅くなっており、買い場のようにも見えます。315円を買えなければ…少し指値を上げて、もう一度、BASEの持ち株を「増やす」かもしれません。後場から考えます。

実は他の株も買い始めています。まぁ会員の皆様が優先でしょう。でも読者の方は迷ったら「野村証券」だけで、充分な「効果を発揮する」と思っています。ノンビリやりましょうね。それでは本日はこの辺で…また明日。

半導体にはいくつか気になるニュースがあります。先ずは此方…

更に、中国依存度の話も同じです。そうして面白かった景気動向の話でクレーンの話です。基本的にこのようなニュースが株価に影響を与えます。この関連性を市場で観る努力が「市場の整合性」の話です。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2024年2月
« 1月   3月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
2526272829  
株式投資関連の本