アーカイブ:2024年2月15日

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米国株は「PPI」に反応しているのかどうか…基本的に「CPI」より「PCE」と言う話です。こうアルファベットを並べて…理解する人と理解できない人が居ますから、その解説などをすると大変です。ネット時代は分からないことが直ぐに検索できますし…カタルのように記憶力が悪くても…前に読んだ新聞記事などの報道を後で探すことも出来ますから、能力の価値が変わります。

日本のような「詰め込み式」だと…記憶力の能力が有利でしたが、ネット時代はどちらかと言えば…発想力の世界に「ウェート」が移動します。カタルの出番でしょう。「市場の整合性」の考え方は、インスピレーション(直観力)が必要です。どちらかと言えば…「創造力の価値」が上がるのでしょう。株式投資の原点は、「未来への空想」です。

例えば…この報道を観て、カタルは「BASE」(4477)をイメージしたのです。

この「繋がり」をいちいち説明しない…と皆さんの理解は進みません。でも…知識の下準備があると…こちらの報道などを読んで置き、「自分の知識」の補完があると…話は変わります。近年は「後払い」のショッピングなど…が、一般化しており、米国ではこの消費動向が問題化し始めています。色んなニュースを観ていると…銀行の決済方法が大きく変わる時代です。だからブラックストーンなどは、この業界に注目して「先行投資」をします。

「GMOペイメントゲートウェイ」 (3769)の週足推移

日本でも…最大手の「GMOペイメントゲートウェイ」(3769)に、早くからブラックロックが関与しています。ブラックストーンとブラックロックは別会社ですからね。そうしてBASEのこの決算説明会の資料を観ると…なるほどなぁ~とカタルの着眼点の理解が進むのでしょう。

「BASE」(4477)の決算資料から

可能性の問題です。必ず、市場から注目されるわけではありませんが、この決済ビジネスの高い伸び率を観ると…鶴岡君の「センスの良さ」が理解できる人と、出来ない人との差になります。なんと…75%も増加しています。消費者向けの決済ビジネスの重要性は増すばかりでしょう。だから株価は下がったとはいえ…「GMOペイメントゲートウェイ」は、今でもPERが42.7倍~36.5倍となり…市場評価が高いのでしょう。まだ「黎明期」のようなものです。

何故、BASEは、高値で「公募増資」が実現できたのか? 

現場に居る人は、その苦労が分かります。幹事証券は基本的に「公募価格に責任」があるのです。だから失敗は許されません。証券マンの「プライド」の問題です。近年の証券マンは資質が劣っていると思っています。友人に金融マンのなかでも証券マン、そうして医者など…も必要でしょう。近くで相談できる奴が居るなら重宝します。

「時代の流れ」を、どう観察するか…この基本的な考え方は非常に大切なのでしょう。

さて本日も「半導体株」を中心にして…日経平均株価は高いようです。今は「旬の花盛り」です。半導体と言えば…説明が付きやすいですからね。でもカタルは「危うさ」を感じています。

そもそも「レーザーテック」(6920)のスタート時点で、「SUMCO」(3436)や「フェローテック」(6890)を選択した馬鹿野郎です。何故、せめて「エレクトロン」(8035)を選択しているなら…良い男でした。今は、まだ相場のスタート時点ですから、「一流株」を選択すべきなのでしょう。解りやすいのです。まぁ神様ではありませんから仕方ありません。

貧乏人には「貧乏人の好み」があります。

まぁ、それでも事前に、「三菱UFJ」(8306)や「野村証券」(8604)を掲げただけ…マズマズと思って、もらわないと駄目でしょう。それにしても「不可解な相場」です。カタルにとって、市場の「銘柄比較」しますから、その兼ね合いから、不思議な現象が散見されます。まぁ半導体のPER30倍程度までは容認ですが、50倍ラインになると…流石に「不快感」を覚えます。

「スミダコーポレーション」(6817)の 四季報データ

一方、今の市場には「スミダコーポレーション」(6817)のような理屈を、どう考えても「安過ぎる」株価が存在します。カタルも、何故なのか分かりません。

可能性として考えられるのは借金の多さです。自動車部品株にもこの手の会社は多くあります。しかし…スミダの場合、これからEV投資が始まり、その主役です。モーターなら「コイル」は絶対に必要になり、需要があるから増産のために公募増資をして工場建設に動き、ベトナムで新工場を立ち上げるのです。どう考えても…「増収・増益」路線は消えません。それとも…コイルの要らないモーターでも出来るのでしょうか?

それなのに…PERの評価は6.18倍、配当利回りは4.42%で、PBRは0.66倍ですよ。

どうして…市場で評価されないのでしょう。時価総額は371億円ですから、それ程…「過小資本」と言う訳でもなく…不思議です。日本の機関投資家と言うのは、みんな「節穴」なのでしょう。海上や日本生命は、このほかに…何を買うのでしょう。その基準を説明しなさい。まさか…「レーザーテック」(6920)を、買ってないでしょう?

ちょっと…待っていてくださいね。今「BASE」が下げて来ましたから317円で3000株の買い指値を入れます。原稿を書いていたら…316円が入ったのです。失敗です。下値に買い物を入れておくべきでした。まぁ良いか…。この手の株式は、どれも弱いですが…あまり心配はしていません。

「ジェイドG」(3558)の昨日の値動きは「強く」見えました。2000円を割れたのですが…大引けでは回復をしていましたからね。何処で「再スタート」を切るか? その時間待ちです。

同じことが野村證券にも言えます。この株も累積出来高が2億株を超え…そろそろ最高値の829.9円を奪回して…上手く行くと980円にチャレンジするかもしれません。要するに…「市場要因」の話です。まもなくでしょう。

全体の市況が悪いと、どうしても「休んでいる」ときには買いものが切れます。だから市場要因が悪いと…「一人旅」を覚悟して、自分が売り物を全部買うような体制で…相場に臨むことになります。しかし、今のような相場だと…適度の応援がありますから、ポイントで力を入れると、株価はスルスル…簡単に上昇に繋がります。

この事は、非常に大切なのですよ。相場環境の悪い時に「強い株」はその後、大きくなります。今のような場面で、強い株は「要注意」です。仕掛け人たちが逃げる為に演出をしている可能性もあります。

人が注目しなくなったら…やれば良いのでしょう。

「さくらインター」(3778)の日足推移

また「さくら」(3778)が馬鹿高値を更新しています。「ビックリポン」です。半導体から「ウハウハ」…グループも存在するのでしょう。儲かってくると「怖いものなし」です。でも株で損をしている人は、どうしても「腰が引けて」…悪循環に陥りやすいのです。まぁそんなときは、王道の「野村証券」を買って置けば、良いのでしょう。

このままなら…「35年間の悲哀」から…脱出することが出来るかもしれません。

一口に35年と言いますが…大変な時間です。世代交代の時間軸です。青春を棒に振った悲しみを、誰も理解はしてくれません。しかし腐らずに…ただ粛々と自分の道を歩みましょう。

実は、昨日は「KPPG」(9274)も2000株だけですが、株を買っています。この株も「スミダコーポレーション」と同じです。スミダは1000株しか持っていませんが…、やはり「株式投資は難しい」と思う事もあります。カタルには「さくらインター」なんか…絶対に買えません。

でも可能性はあるのです。何故なら、「AI革命」と言う「新時代」を構築するのです。だからサーバ―需要は、うなぎ登りで…一度、装置を作ると…高い利益が継続します。しかも政府の補助金が活用できます。新しい世界ですから、携帯電話の市場のようなものです。

しかし…休まずに上がり続ける株価は、「恐怖心」しかありません。カタルにはITバブルの再現のようにも見えるのです。今日は、「危ない株」の「あおぞら銀行」(8304)を200株だけですが2100円で買いました。これで300株です。実は「米地銀NYCBの経営問題、背景に厳格な家賃法」と言うWSJの記事を読みました。確かにNYだけの特殊事情かも知れません。

故にこの問題は、他の商業不動産には大きな問題を与えている可能性が軽減されます。それにオフィス需要は減りますが…場合によれば、「住居に改造しても」良いわけです。だから悪戯に怯えるのは考え過ぎかもしれません。

しかし危ない投資になりますから、十分な「時間を掛けて」相場に臨みましょう。先ずは「利下げの局面」にならないと…この手の株は絶対に下がることがあっても、株価が上昇することはないでしょう。時間が掛かる話です。

カタルはやはり…次の展開を待った投資をしましょう。ただ時間軸が延びますから慌てない事でしょう。それでは本日はこの辺で…また明日。

なかなか317円のBASEは買えません。まぁ一杯あるから…良いか。やはり来ましたね。「ソシオネクスト」(6526)です。チップレス化の「雄」です。これなら唯一買える半導体株です。これと「ルネサスエレク」(6723)です。野村証券は「出来高」待ち…でしょう。またね。



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