アーカイブ:2024年5月

高い目標

今日は意欲ある老人向けに…こちらの話題はどうでしょう。これが世界基準なのです。

最近は香港の金持ちが「海外脱出」をしており…滅多に出ない不動産の高級不動産の売り物が出ていましたが、流石に、最近は「落ち着いてきた」ように思います。中国株は、そもそも…嘗ての日本株同様に「割安圏」になっています。

たぶん…カタルが「三菱UFJ」(8306)を本格的に買い始めた500円台の株価のイメージです。この後、仮に300円台に入ったとしても…時間さえ我慢をして、じっとしていれば…それは「良い買い物」になるのでしょう。ですが…今の「習近平体制」では、たぶん駄目なのでしょう。

しかし「ワイルドスワン」を読んで…感じた「理不尽な文化大革命の反動」は、何処かで…今回も同じように、きっと…来るのでしょう。その後、「鄧小平」のような人物が登場しました。「富める者から先に豊かになれ」と言う…南巡講話です。

日本も考えてみれば…「長~い…失われた時代」が背景にあります。

この「肥やし」が、ようやく…効き始めてきました。しかし今でも、理不尽な株価は、多くみられます。株価を丹念に検証していると、馬鹿みたいな理屈の株価があるのです。決算書が間違っているケースは、先ずないでしょうから…明らかにTOBの対象株は「ゴロゴロ」しています。具体的には会員レポートに譲ります。

でも「時間軸の壁」は、なかなか…超えられません。自分の価値観が、正しいと思っていますが…自分では時間の流れは、どうしようもないのです。「市場の流れ」がありますからね。今の中国なんか…その事例でしょう。市場原理主義者の人間は、黙って…「海外逃避」です。日本にも、多くの中国人が来ています。もっと金持ちは「シンガポール」などに行くのでしょう。

でもあそこは暑いですからね。制度は良くても…日本は意外に住み良いのです。

何故なら学費や医療が無料なのです。シンガポールの学校は、年間で300万円ほどだそうです。カタルの孫のケースは、そのようなのです。でも息子は、たぶん無料の筈です。確かに「所得水準」は安いのですが、全体の福利厚生と言うか…、社会制度は、なかなか上手く出来ています。

「和を持って貴しとなす」の仕組みをカタルは批判していますが、でも一般の人が暮らすのは、良い仕組みでしょう。

「エーザイ」(4523)の日足推移

米国で盲腸になると…300万円だそうです。でも日本は…違います。高額医療のエーザイの「レカネマブ」は体重50キログラムの人が1年間使い続けた場合の薬価は298万円だそうですが…日本の場合は上限規制があり14万円かな? どうも…「此方の報道により」…株価は、完全に底入れをしたようです。チャート上、底入れを示唆していますね。カタルは「敵討ち」を誓っています。

この中の…「 血液バイオマーカーによる簡易なAβ検査の普及が非常に重要なポイントになる。逆に言えば、しっかり血液バイオマーカーが普及すれば、より多くのプレクリニカルADの患者様がレカネマブで治療が可能な時代がやってくる」と期待感を示したとの発言が効いています。

ただ日本の場合、飛び抜けた奴を、みんなで…叩きます。でも米国は「アメリカンドリーム」で成功者を称えます。そうして「やり直し」の仕組みが良く出来ています。過去に払った「税金の還付」も受けられるのです。しかし日本は、絶対にダメです。でも中国のように…借金を払わない奴を、差別せず…普通に扱ってくれます。中国は高速鉄道も乗れないのだそうです。

今は世界中で最高級の不動産が売れないようです。やはり「俄か成金」の誕生はストップしていますね。だってこの金利ですから、この水準を「凌駕」できる優秀な奴は、そう居ません。米国は多くの学生が自分で学費を払います。そうして…大半は借金をするのですが…この金利が、ドンドン上がっているようです。この金利水準だそうです。

「2024-25年度の学部生向けローンの利率は6.5%。年間限度額のある大学院生向けスタフォードローンの利率は8%、大学院生と保護者が利用できるPLUSローンの利率は9%。」と言う報道です。

ダイヤモンドより

皆さんの多くは、金利に対して…「疎い」ですね。この7%を超える水準は10年間で2倍になるのです。つまり、このハードルをクリアして…「社会競争に残る」のは、大変なのですよ。最近ようやく…日本でも淘汰が開始されています。ゾンビ企業の整理です。そもそも円安で原料高を…製品に転嫁できない企業は、消えるべき運命なのです。これが市場原理です。此方は有料版のようですが…その広島県の倒産企業のデータだそうです。

先日、宮城県と山形県を営業基盤にする「じもとHD」(山形のきらやか銀行、仙台銀行=7161)が不良債権の処理で、「公的資金を返済できない」との発表がありました。その公的資金の返済リストが此方です。そもそも…もっと早くに「淘汰すべき事案」です。だから総資産経営は間違っているのでしょう。もっと「厳しい条件」で生き残るのが市場経済です。

日経新聞より

カタルがトヨタの悪口を言い始めたのは、金融機関が苦労していた時です。あれは三井銀行でしょう。たしか三井は、トヨタが昔、「倒産の危機」にあった時に、支援をしたのです。そうして朝鮮戦争の特需で助かるのですが…その時に世話になった「恩」を返さなかったのですね。たぶん1998年から2003年の金融危機の場面です。トヨタは1000億円程度の出資なら出来たのでしょうが…渋りましたね。

その後、証券マンですから、名古屋の「地元の話」も、たびたび…聞きます。一次下請けは兎も角…二次、三次などになると…大変です。メーカーは「一次下請け」しか…見ていません。末端の中小企業の悲鳴は、親会社に消されます。

でも証券マンは幅広い人脈があり「裏事情」を知っています。トヨタが自動車業界の「悪い慣習」を創ったとも言えます。今回だって、人件費を率先して…「引き上げる立場」なのです。「表の顔」と「裏の顔」を持っています。やはり…嫌いです。40%が標準か?と思ったら、昨年度は53%だそうです。この基準が、今の「一般常識」なのです。

日本商工会議所の小林会頭が、批判をするわけです。

だって…今回の業績の大半は、たまたま吹いた「フロック」なのです。円安効果と金利高によるHVのバカ売れです。利益の半分以上は、己の自助努力では、ありません。

それなのに…配当の1兆円と自社株買いの1兆円を謡い…「持ち合い株の解消」も渋っています。しかし「デンソー」(6902)の持ち合い解消のため、「豊田自動織機」(6201)も1800億円の自社株買いだそうです。たぶん…トヨタも、その為に…今回は自社株買いが膨らんだのでしょう。

でも「川船」(9107)を観ると…分かります。今回は100%以上なのでしょう。流石に「郵船」(9101)も、もう1000億円だそうです。

でも日経には…なかなか「総還元性向」の米国基準と、日本の比較が載りません。だからインチキ新聞だと…カタルは思っています。もともと…日経新聞が、正しいデータを日本の経営者に伝えて…意識改革をする義務があるのでしょう。

でもこのゾンビ企業の現状の報告も、ないのです。だから…日本の経営者は「甘えの精神構造」です。もっと「厳しく」…するべきでしょう。現状を伝えるべきです。

「住友化学」のケースなんか…良く「経団連の会長」職をやれるものです。カタルなら辞表を提出します。古巣の会社が「リストラ」ですよ。自分がやって来た「尻拭い」を、後輩にさせているのです。偽物人間ばかりの日本です。この原因はメディアにあり、最後は教育問題になります。

学校教育の「質」を、もっと向上させないから…東大法科のエリートが間違った政策を連発させます。

仕組みで生きている奴が、偉そうに出来る「偽物世界」を…本物にすべきでしょう。今、始まっている「ROE経営」は、常に…「社会変革」を要求されるのです。その基準は、たぶん20%~30%なのでしょう。つまり10億円を売り上げて…利益は2億~3億円です。これが世界基準です。冒頭の「NY市は24人に1人がミリオネア」の原稿を、皆さんは、どんな…気持ちで読んだでしょう。

常に自分の意識を、「高い世界基準」に据えて…努力をすれば、いつか…きっと「あちら側」です。失敗はしても良いのでしょう。あとの「リカバリー」が問題です。諦めない…常に、「怯まずに」挑戦を続けるのが…カタルの「生活信条」です。

1989年のバブルの絶頂期の7月6日、オヤジが、あちら側に「旅立ち」ました。彼の人生は、カタルと似たようなものです。常に「質屋通い」です。カタルは「サラ金地獄」です。でもサラ金の社員からノルマを頼まれる奴も珍しいでしょう。これは本当の話です。サラ金の社員にもノルマがあるのです。

やはり…カタルは「C」のパターンを疑っています。

此方の報道や…そうして、此方を観ましょう。

自分が、どの選択をするか…それにより、自分の「未来図」は、常に変わるのです。いちいち…箸の上げ下ろしまで、面倒は見切れません。必要な情報を精査して…レポートに盛り込んでいるつもりです。

読者は、毎日カタルのレポートを読むだけで、その選別時間を省くことが出来ます。膨大な時間を掛けた「エキス」を盛り込んでいるつもりです。互いに、あちら側を目指して…自分なりに…選択してくださいね。また…明日。

これから…新しいシリーズの原稿を書きますから、会員の方は、明日にでも、お読みください。既に…昨日までに、全ての会員の方へ、「新しいパスワード」の配布を終えています。まだ、もらってない人が居られましたから…ご一報ください。



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