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先ずは訂正です。カタルは「スカラ」(4845)がソフトブレーン(4779)を売却する株価をTOB価格の871円として計算をしましたが、スカラの持ち株分は714円で売ることになっているようです。此方の文章に「本株式譲渡の一株当たり譲渡価格を 714 円、本公開買付価格を 871 円とすることで合意に至って おります。」と言うくだりがあります。読者から指摘がありました。ありがとう。たぶん…この解釈が正しいのでしょう。

多少は割り引かれますが、それでも…カタルは「スカラ」(4845)の梛野社長の英断を支持し、同時に中期経営計画の高い目標を掲げる「性格」が好きなので、応援します。本日もスカラ株を買いに行きました。

前も述べましたが、兼松は馬鹿高値になった子会社の日産農林(兼松日産?)を買う誠備に対し、会社を売らなかったのです。親会社から見れば…僅かな売り上げ金額の会社です。しかしスカラにとって…ソフトブレーンは大きな比重を占めています。それを売る決断をする経営力に、やはり魅力を感じるのです。

それだけでは…ありませんよ。渋谷の「ヒカリエ」と言う超一等地にオフィスを構えるのです。こんな小さな会社が世界のグーグルと肩を並べ、本社を構える「意欲」が好きなのです。梛野社長は面白いですね。

昨日、決算を発表したグリー(3632)の田中君とは、大きな違いを感じます。実はカタルはグリーの田中君に興味を抱いた時期があります。でも外部から財務の専門家を招き、健全化に、舵を切りました。 これではDeNAとの差は、広がるばかりです。一時は、「飛ぶ鳥を落とす勢い」のグリーの田中さんでしたが…「面白み」のない男になり下がりました。

人間は金持ちになると…性格も変わります。 若い時の「モチベーション」を、50代、60代になっても…維持できるかどうか…。

ベンチャーの様な小さな会社は、やはり社長の意欲、「モチベーション」が一番大切です。堅実性等…必要ありません。法螺が成長を支え、「潜在成長率」が高まるのです。僅か…売り上げが100億円程度の会社にとって、5年後の1000億円目標は冒険です。売り上げ目標が10倍ですよ。この目標数字は、年率60%の成長がないと達成できません。

この領域はPERの評価は、PERは100倍以上に跳ね上がるのです。PSR5倍なら、時価総額は500億円ですよ。株価を計算しなさい。あっという間に…上場来高値を更新します。

もし…この数字が達成できたら…凄い快挙です。だからスカラの株を1000株買って、5年間、持ち続けるのも…投資としては「アリ」でしょう。たった5年です。そうしたら…10倍です。77万円が770万円になる可能性があるなら…スカラの株主になり、梛野さんを応援するのも、一つの考え方でしょう。その中期計画が此方です。

アップルのサマリー(概要)

社長の意欲だけは、世界標準のアップルやテスラに並びます。そのアップルは、とうとう…時価総額が2兆ドルになり、テスラの株価はなんと、なんと…2000ドルの大台を付けました。驚きますが…テスラを批判した日本の評論家が、テスラ株を空売りしていたら…あら大変です。日本は、偽物ばかり…で本物の人間が求められます。

2000ドルに乗せるテスラの株価推移

ここで何故、アップルのPER評価が、此処に来て変化しているか? 

アップルのPER推移

論理的に考えると二つの可能性が考えられます。一つは金利水準です。基本的に1%程度の金利引き下げは、株価を大きく押し上げます。更にコロナ禍で…一気に時代の「進展」速度が速まった可能性です。GX投資が、日本でも叫ばれています。

カタルは。既に「ものを作る産業」は衰退すると述べています。わが国の製造業の利益率は、多くが5%程度です。物凄く頑張って…10%ラインなのです。自動車産業を見ると分かります。しかし…中にはファナックのように高い利益率を誇る会社もあります。ロボットがロボットを造り、NC装置の質の高さで世界一です。でも今は落ちていますよ。

それに引き換え…ユビキタスの様な「組み込みソフト」は価値が高いのです。売り上げに利益が直結します。でも固定費割合が大きく、現在は損益分岐点の位置です。でも「のれん償却費」が消えますから、再来年は一株利益が20円前後になります。

カタルはARM社が4倍の使用料金を請求する記事を観て…これからは物の時代ではなく、プラットホームやソフトの技術力の時代なのだろうと思っています。だから…ユビキタスの価値が、もっと市場で評価され、株価が上がるなら、日本も変わるかも知れない…とユビキタスを応援しており、本日も買いに行っています。

昨日のユビキタスは、駄目かな?…と思いましたが、885円変わらず…は、立派な動きです。あの環境ですよ。全体安の中で…しかも高値圏で変わらず、なのです。だからカタルは、本日は915円まで…2000株、900円まで…2000株の買いを、朝から入れています。残念ながら、昨日の大引けの885円は買えませんでした。僅かに200株でした。よって…この残りの800株は成り行きで買いに行きます。合計で4800株を買います。

スカラも740円の買いは、僅かしか、700株しか買っていないのです。初めて…安値は内出来でした。前は朝から指値を入れていると、その指値が買えたのですが…昨日は内出来なのです。よって…スカラもそろそろ…このラインの「売り圧力」が消えているようです。所詮、売り物は1750万株しかないのです。

でも…2兆円を割れる売買代金の日本市場は情けないですね。清貧思想を広げたメディアの責任です。日経新聞社はROE経営を批判し、その反面、昨日のWBSは米国株と日本株の時価総額の比較を検証し…新陳代謝がない日本を嘆いていました。別に…山川さんが悪い訳じゃないが、日経のトップが「ROE経営」(効率経営)を称賛しないから、日本の経営者は463兆円も、使わないお金を貯めこむのです。

馬鹿です。大馬鹿です。

そうしてTOBに遭い、初めて…前田道路のように高額配当を実施したりしてして慌てます。会社を「私物化」する馬鹿が沢山いるのです。会社は誰のものか? 

議論する余地などなく…株主のものですよ。従業員のものだとか…。取引先のものではありません。 株主の利益が一番です。株主軽視をする経営者を追い出すのが当たり前です。ここにきて伊藤忠のファミマのTOB、ニチイ学館の話など…コロナ禍で動きが加速し始めています。

カタルは前から「M&A」の推進派です。どんどん駄目経営者を変えるべきで…それが嫌なら、MBOをして会社を買い取ればいいのです。ニチイ学館は、相続税との関係があり、MBOになりましたが…お金は無尽蔵にあります。

カタルに、力があるなら…本日は、ユビキタスを10万株程度を買うでしょう。でもカタルは貧乏人だから、僅か5000株程度の買いしか…用いることが出来ません。トホホ…。他社に先駆する…この株が、高値を追うなら日経平均株価はドンドン上がります。

昨日の日経平均採用銘柄の陽線率上位のリスト

ここで…昨日の日経平均採用銘柄の上位の陽線率上位のリストを観て下さい。

このリストの「市場の整合性」の意味が理解できますか? 昨日は指数が下がっていましたが…何れも内需企業の株価は堅調でした。この意味は…全体相場の「底上げ」を示唆しています。

ユビキタスが上がることにより全体の水準も上がるのです。一見、飛躍する考え方に感じる方も多いでしょうが…他にも沢山の証拠のデータがあります。「空売り」も、このところ…増えているのです。そうして…様子見の2兆円割れの売買代金など…。このようなパーツを組み合わせて行くと…「空売り野郎」は負け組になるのでしょう。

期間の長いユビキタスの週足推移

このロングチャートを良く見て下さい。株価の位置と相場がなく…休んだ期間です。そうして下値ボックス圏をコロナ騒動で下に放れてからの相場なのです。だから…チャート論では大相場の可能性があるのでしょう。何故か…惹かれ続けるカタルです。



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