08/11

かたる正直な話…。この不透明な市況環境で…日本株は良く耐えたと思いますね。やはり政策と言うのは、株価にとっては「命」なのですね。カタルは和光証券の元副社長、小川さんに、上京した頃、「カタル君、今回は証券不況なんてもんじゃなく、当分、株は駄目だから、田舎に帰りなさい」と諭されましたが、心の中で、「この親父…」と彼の発言を軽視し、意地を通し、歩合外務員生活を続けて来ました。しかし結果は、証券マンを辞めるまで…株は駄目でしたね。ようやく…本当に、人生の終盤に掛け、初めての政策転換ですからね。相場の内容には些か不満がありますが…、現役時代の昔を、思い出す展開です。食品株など…絶対に高いと思いますが…、昔はPERが、非常に高かったですからね。結局、論理的な株価評価などより、需給バランスの方が、株価の要素としては重要だという事なのでしょうか?

それにしても不可解ですね。NY市場の展開は…、おそらく「化け線」の意味合いが強いのでしょうが、何処で、新しい体制作りが終了するのかどうか…。本来なら、GSE(フレディマックなどの政府系住宅金融会社)は、民営化されるべきだと考えています。米国は公平な国だと思ってきましたが、日本のように不可解な部分もあるのでしょう。所詮、よく知れば、知るほど公明正大な仕組みなど、存在しないのかもしれません。

本日は川内原発が再稼働するとか…。この原発の問題も判断が難しく、意見が分かれます。そもそも日本の電力料金は高いですからね。エナリスなどの効率利用を促す産業に期待もしていましたが…とうとう、一回も買う事はなかったですね。あの新興御三家の相場なんかを見ると…結局、全滅ですからね。辛うじて業績面の支援があるコロプラが残っている程度です。アドウェイズなどの人気株は、見る影もありません。

この政策といえば…ジェネリック各社は増産投資をしており、沢井を始め東和など、どれも好調を維持しています。沢井など昔は…安かったのです。でも時間はかかりましたが、やはり値嵩株に育って来ました。カタルが推奨しているダイト(4577)は、ここに来て大きく上がりましたが、まだまだ時間はかかるでしょうが…大台を、何回も変える会社でしょう。基本的に政策に沿った株は、やはり…どれも、上がりますね。

その政策の目玉「デフレからの脱却」で、選んだケネディクスは、昨日、買ったのに…何故か、安く引けましたね。本日も買い増しを実行しました。でも不可解です。仕掛けなら、本日は買い気配か?と思いますが…すんなり寄り、違うようですね。結局、信用買い残は重く、この程度のインパクトでは、株価に影響を与えないのでしょうか。その点、ソフトバンクの孫氏は、自社株買いを発表し、市場を理解しているようにも感じます。非常に危うかったですからね。もともとスプリントのモタツキは、早くから想像がつく話です。でも株価はペッパー評価を、まったく織り込んでいませんね。問題は業績の足を引っ張るスプリントの動向次第です。

ケネディクスは昨日も述べたように…おそらく、今回の増額はBBT信託なのでしょう。28億と予定されるレガシー物件も、別に本体のものなら、売らなくても良いように思いますが…ね。通常は、評価損はあっても、利回り採算は合っている筈です。それでは何故、あの数字が評価されないのか? 考えられるのは…AUM残高のマジックですね。カタルは支配権を重視しており、てっきり1兆5000億を超えると思っていましたが、実際はサブのような物が5000億で、自前の支配権は1兆円と言う話ですね。この5000億の違いが、影響を与えているのかどうか…。まぁ、どっちにしても1兆円規模の企業は、他にないですからね。問題は日銀の黒田さんの「言い訳」です。

この名目と実質の差が、不動産の値上がりに大きな影響を与え、日本経済の根幹を決めます。プライマリーバランス問題も、同様ですね。この意味は一般の人には分かり辛いかもしれませんね。でも最後は、必ず日銀券の劣化が問題になり、資産上昇が確認されますね。終戦直後の小説など…実話を元にした話を良く調べると良いですね。こんな事は疑う余地がありません。年金生活者は、自己防衛が必要ですね。果たしてスムーズにスマートコミュニティーの電脳社会に移行できるかどうか…。ドローン規制などを見ると、相変わらずの清貧思想ぶりです。

おそらく…日本は終戦後と、現在は、同じ環境下のパラダイムショックの環境下に置かれていますね。先進国の中で、いち早く新体制を構築できるかどうか…。ここに尽きます。故にROE経営であり、ピジョン化現象なのですね。この辺りの戦略を、きっちり理解しておかないと、相場の流れが理解できなくなります。

本日の日経新聞に中国の権力闘争の憶測が掲載されています。行き過ぎた粛清は、混乱を招きますね。でも強引に…上海総合株価を支えています。この動きを懸念して売られたと思われるVテク、カタル君は実験を続けています。本日は久々に寄り値でも追撃しましたね。どっちにしても…、日本株は一番難しい時期を、クリアしたように感じています。故に指数だけで支えられていた相場ですが…今年、前半同様に、どの株も戻りますね。ただ…市場に骨のあるグループが皆無のようで…焼け跡のあと…と言うイメージは拭えません。

これから、いくつか…、新しいグループが誕生するのでしょうが…、仕掛け筋は、相場に潤いを与えますからね。金はあっても魅力のない株を仕掛ける連中には、興味はありません。やはり難しい課題ですね。シャープは、どうなのでしょうね。通常は、この円安局面であり、政策もマズマズの訳ですから、残る筈ですね。しかし週刊誌の情報とは言え、高橋さんは、さんざんの書かかれかたですね。確かに、情報の洩れ具合をみると、高橋さんがシャープを掌握しているとは、言い難く感じます。銀行ロボットと揶揄される気弱な経営者に感じられますが…通常はこれ以上、叩けない相場なので…、仕掛け人の登場で相場になるのですが、やはり仕掛け人も内部情報に精通していないか…実際の実態が、余程、駄目なのか?

株と言うのは…本当はシャープのような、位置(環境)から、始めるのが醍醐味なのです。ケネディクスは、なかなか気持ちよく仕上がりませんが…この位置(環境)は、既に8合目の印象ですね。最後の景色が、見所とは言うものの…カタルのスピード感ではなく、今回の決算説明会で、カタルは見直し、買い増しをしましたが、やはりカタルらしいのは、シャープのような段階で…仕掛けるのが、好きですね。でも証券マンの時は他人のカネで、博打を張れますが、自分の金となると1万株で200万は、やはり現状では痛いのです。

ケネディクスが、4ケタ台をキープしているなら、多少の損失は、どうでもよく…、リスクを果敢、に取れるでしょうが…。あっちも、こっちも仕掛品ばかりでは…その内、在庫リスクを、問われますからね。日本政府のプライマリーバランスと、同じです。まぁ、どうせ、ドン底人生ですから、この先、どう転ぼうが…大差はないですが…。

買いたい株は…たくさんありますね。でも資金が続きません。3650円に7800株の売り物が出ていますね。このVテクも曲者ですね。あれれ? 今、売り物が消えちゃった。取り消しかな? いや、誰かが、この玉を買っていますね。あれれ…、とうとうカタルの平均買値を超えてきましたね。あれ、最初の利食い玉が、売れちゃった。この後、段階的に余計に買った分を売りますが…、この株も面白い株ですね。しかし…株って、面白いですね。上がると思っていたのに、実際は下がったりして…。訳の分からない動きをするから、儘ならず…「相場は魔性の女」なのでしょう。

さて、くだらない雑談を述べていても仕方ありません。目先の売り物に怯えるようでは…所詮は相場を知らないのでしょう。カタルを興銀の常務に紹介してくれた小菊さん、彼は言っていましたね。100万株の売り物も、1万ずつ買い続ければ、市場は、あっという間に、売り物を消化し、ステージが大きく変わるそうです。実際に、彼は僕の目の前で、その意味を解説してから、注文を取り始めました。お客さんも100万もの売り物を前にして、注文を渋ったのですが…1万、5万と…注文を立て続けに取って場に出すと…彼の戯言が、現実化するのです。この意味をよく考えると良いですね。市場は懐が広く、潜在的に同じように考えている投資家は、全国、いや世界にはたくさん存在します。だから先ずは実践すべきなのでしょう。机上の空論ではなく、僅かでも良いから、先ずは、第一歩を踏み出す事なのでしょうね。

昨日は3000株、本日は今の所は2000株、自分の考えを信じ、粛々と…行動あるのみです。それでは、また明日。



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