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カタルの認識は、誰が首相になっても…余程のポカをしなければ、既に日経平均株価は1989年に付けた38915円を奪回できると思っています。

理由は日本経済全般がROE経営重視に移行しているためです。過去、何度もカタルは「日立」(6501)を引合いにして構造改革を妨げる「村社会論理」を批判しています。効率より、規模の拡大を優先させ…利益率の低い産業まで…「横並び意識」で新規参入する経営姿勢を「総資産経営」と述べて批判しています。

しかし近年は、この日立を始め…多くの企業が利益率を重視して、効率化への道を歩み始めています。そうして過剰な内部留保を活用し始めています。

この事例として「デンソー」(6902)が自己資本を削ってまで…投資や株主還元をする報道を何度も引き合いに出しました。「日本製鉄」(5401)が「トヨタ」(7203)との薄板鋼板の価格交渉に臨み、「安定供給を脅されて…値上げを受け入れた」とトヨタは主張していますが、今までの日本が「協調性」を重視して、村社会構造を互いに意識して…この古い慣習に縛られてきました。

悪しき慣習です。

そのしわ寄せは…電通の高橋さんの自殺に至るわけです。だから「ヤマトHD(運輸)」(9064)はサービス残業を是正すべく…運賃の改定に到りました。

こんな事は社会の常識です。低い利益率を守ってまで…働く場所を確保することはありません。利益率の低い産業を止めて、利益率の高い産業へ構造転換をすべきなのです。そうすれば…毎年、「賃上げ」が可能になります。賃上げを実施できる高い利益率の産業へシフトチェンジをするのです。

トヨタのように「下請け叩き」をして…1円の部品単価を積み上げて、競争力を維持する考え方は間違っています。誰もが高いお金を出しても、買いたくなるような魅力的な製品を開発するのです。

すでにデンソーのように内部留保のみならず…自己資本まで踏み切って、お金を有効に使おうとする企業行動は、至る所で観られます。

最近、古い読者からメールを貰い…ようやく「グリー」(3632)の株価が上がって来て…「どこで売ったらいいか…分からない」というメールを貰いました。懐かしい会社です。2010年、いや2011年頃かな? 当時の株価は1000円前後だったのでしょう。一時、カタルはグリーの田中君を高く評価していました。

「DeNA」(2432)の南場さんと争ったのですが…彼は、日本通運だったかな? 何処かから…財務の専門家を招き「堅実経営」に方向転換をしました。徹底した管理です。その過程で株価は魅力を失い…沈んでいました。しかし近年は、財務が頑強になったようで…ここ数年、新しい変化を見せています。

グリー(3632)の四季報内容

この会社の財務内容を観ると分かりますが、使わないお金を積み上げています。内部留保を示す利益余剰金は1256億円もあり、有利子負債は僅かに80億円で現預金残が948億円です。自己資本比率は84.6%ですよ。時価総額は1967億円です。健全化も…やり過ぎです。だから「自社株買い」を実施するのでしょう。総額350億円で上限が3500万株だそうです。

グリー(3632)の日足推移

既に田中君が11226万株(46.3%)も保持しており…浮動株はないものと思われます。更に…2472万株(10.2%)も自社株保有をしています。だから…この発表を受けて株価がここに来て急伸したのでしょう。

別にグリーを推奨している訳ではなく…このような事例は他に非常に多くあります。だから、もうこれ以上、内部留保を積み増すことが出来ないと述べている一例を、皆さんに紹介しています。こんな事例は…山とあります。だからMBOが増えているのです。

何故、誰が首相になっても、日本株は38915円を奪回すると述べているか?

ようやく…長い時間を掛けて、日本は新しい時代に向かう準備が整ったのです。この変化のスピードは政策指導者によって変わります。加速も減速もすべて政策次第です。

でも8連続安を受け…金融所得課税を見直すあたり、市場原理主義の精神も岸田政権は持ち合わせているのでしょう。先ずは…38915円の奪回です。それから…1億円の税収の壁を見直せば良いですね。

何も全部の増税に反対している訳ではありません。社会保障費は増大を続けます。その経費を賄わねばなりません。だから消費税の引き上げは当然のことですが課題になります。しかし…今ではありません。先ずは「失われた時代」の空白を埋めなくてはなりません。

ここが…全ての「第一歩」になります。だから黒田さんはETFの買い入れを縮小すべきではなかったのです。気持ちはわかるけれど…日本人らしい対応です。

この原油高などのインフレは、穀物にも波及すると思っています。だって…いくらガチガチの金融規制でも、これだけ世界中の中央銀行がお金をばら撒いたので…物の価格が上がるのは当然の帰結でしょう。こんなものではありませんよ。

円は120円を突破し…昔の170円に戻るかもしれません。それ程…日本国民の資質は落ちています。残念なことですが…そう感じています。だからドル預金も一つの手段ですが…ここで分からないのが…ドルと言う基軸通貨の崩壊が、いつ来るか? どんな形で訪れるか? の謎です。

トランプ元大統領の米国第一主義は、ドルの凋落を意味していました。ドルと言う基軸通貨は米国への信頼で成り立っています。それが…あのような行動を取れば…誰もが疑います。

今の中国と同じです。「戦狼外交」は頂けません。恒大集団の債務不履行も私的企業の一つの現象として捉えるかどうか…。ジョージ・ソロスの考え方が正しい可能性もあります。此方ですね。

基本的に、お金は臆病なものです。リスクがあると言われると、投資に二の足を踏みます。ですが…日本人の場合は「異常」です。これは長引く失政の為に、何度も、何度もチャレンジをしても、やられ続けてきたからです。多くの日本人は成功体験がなく…周りにも成功者があまり存在しないのでしょう。カタルはそう考えています。

だから他人批判をして、自己を慰めるのでしょう。SNSなどで誹謗中傷が多いのは、その発信者自身が、傷ついているために…その挫折感を緩和させるためのマスターベーションだろうと思っています。他人の気持ちを考えるユトリがない「不幸な心」の人達です。可哀そうに…。まぁ、カタルも直ぐに政権批判をしますから、似た所があります。人間、みんな同じでしょう。

でも「希望」に邁進をしていれば…過去を振り返ることもなく…頑張れます。そんな前向きな「寛容な社会」を創りたいと願っています。

カタルはいつも赤裸々に自分の信じる道を、皆さんに伝えています。勿論、こんな事は常識ですが…未来図だから、当たることも、外れることもあります。その度に相場観を修正しながら…未来図を事前に語っているつもりです。

今の日本は明らかに「自信喪失」で…「自己嫌悪」に陥り、自ら、沈没の道を選択しています。自信の回復が必要です。その為には成功体験です。

昨日も、本日も、僅かですが…海運株を買っています。一般論理も、少し早いかもしれませんが…下値は限られると思い、昨日から買い始めました。通常は2週間の休みが一般的です。3週間も休むようでは、駄目になる確率が、えらく高くなります。ただここまで押したこと事態が「謎」です。通常は30%程度なのです。だから…ダメかもしれません。

しかし…カタルはいつも失敗を畏れずに、全力投球で人生を生きます。これはカタルの「生活信条」です。1989年、死んで行く親父を見ながら…決意しました。どうせ…みんないつか死を迎えます。その時に楽しい人生だった…一生懸命に頑張って来たね。…と自分で自分を褒めて…死を迎えたいと思っています。そうすれば…満足が得られる人生を過ごしたことになるのでしょう。口で言うのはやさしいのですが…実際の行動は大変です。

サラリーマンに見切りをつけて、歩合給の世界へ…それも下がり続ける逆風の株式市場で挑戦を続け、挫折を繰り返した人生です。まともな政治家や官僚が主導権を握るべきでしょう。日経平均株価が10万円を超えるなら…消費税を30%に引き上げても構いませんが…君たち、政策官僚は学術会議や働かない天下り役人にお金を流すだけです。

市場原理は、必要な産業に資金を流す役目です。何か…海運株が騰がる明確な理由が未来に存在するようにも感じているのです。この株なら、今なら多くの成功者を誕生させる事が出来るように感じています。だからITバブルのソフトバンクと比較しているのです。

ITバブル期に多くの若者が成功を収めました。しかし…残念ながら、その成功者たちは市場を導く礎になってないように感じています。

歴史観では、そろそろ…新たなヒーローが誕生しても良いようにも感じています。果たして開運相場が、その切っ掛けになるかどうか…。本物の「仕手株相場」を皆さんに感じて欲しいと願っていますが、この願望が、神様に届くかどうかは分かりません。駄目になる確率も高いのです。

しかし…それではPERなどの「市場の整合性」が崩れます。通貨と同じで…普遍的な価値観が、市場に存在するから、実際にお金が動くのです。いくら一時的な利益でもPER5倍程度は、容認しないとなりません。それでは…また明日。



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