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かたる:本日はアップが遅くなりゴメンなさい。今しがた、帰って来ました。帰ってきて、直ぐに相撲を見るのを優先したために…書き出しが遅れました。

ニュースによれば…三井住友銀行が自社株買い2000万株700億円をすると言います。ようやく…自己資本比率規制への基準を満たすのでしょう。故に、金融庁が自社株買いを認可したのです。三菱UFJに続きます。

カタルは、自己資本規制が厳しい為に、世界中の銀行は、総資産の圧縮に動きますから、経済の規模が、なかなか膨らまないと思ってきました。故に、世界の中央銀行が量的緩和を実施しても、なかなか実体経済に効かないと思ってきたのです。同時にスマートコミュニティーの影響もあり、この辺りの力関係が、微妙に…日本の「流動性の罠」に影響を与えて来たのでしょう。

しかし原油価格をみれば、分かりますが…既に70ドル台ですからね。インフレ圧力は弱いとはいえ、徐々に増しています。このスピードの読みが、「債券のフラット化」の現象の話です。つまり三井住友銀行の初の自社株買いも、原油価格の上昇も…根っ子にある流れは一緒なのです。一見すると…両者の繋がりは見えません。

相場論とは…このような見えない糸の絡みを見て行く作業の中で、関連する銘柄を探していくのです。だから経済の観察を、長くしてないと…なかなか理解できないのです。

昨年、物を言う株主の「エリオット」と言うヘッジファンドが、ケネディクス株を集めましたね。この動きを見て…宮島さんは、経営態度を積極姿勢に変えています。TOBの可能性があるからです。(まぁ、実際は宮島さんの態度を見て買ったのかもしれませんが…)

でも彼は、最初は…株価が高い時に公募増資をして、安い時に自社株買いを実施すると述べていました。そんな態度だと…サラリーマン社長は株主から追い出されます。常に精一杯の努力をするのが、経営者の使命です。

だから…彼は方針を変え514円で公募をして、700円で自社株買いを実施するのです。故に、彼はマズマズの器です。間違いを自ら是正しています。なかなか出来るものではありません。今年は100%以上の株主還元率になります。余程…低株価に放置すると、危ないと思っているから、自社株買いを連続で実施するのでしょう。

昔、ユネイテッドアローズが、株価を安値で放置しており、ABCマートに株を買い集められて、結局、高値で…その株式を買い取った話を、カタルは紹介したことがあります。サラリーマン社長は、株主還元もせずに、内部留保を貯めこんで、会社を私物化するケースも多く在ります。

だから金融庁が指導した「スチュワードシップコード」と言う考え方は、重要なのです。機関投資家同士が、馴れ合いで株式の持ち合いをする行為の是正です。その持ち合い株の解消の時間も、長く…株価が低迷した理由の一つです。

今は、日銀様が上場株式を吸い上げていますから、需給のバランスが大幅に改善しています。ケネディクスの需給バランスは、より一層…改善しますから、今度は、値動きが良くなります。

株価の上昇は…色んな絡みがあるのでしょう。単に業績が良いだけでは駄目なのですね。バブル期なら、不動産関連企業が一株利益を100円以上あげるなら…株価は1万円を超えたのです。でも今は100円以上の企業でも、PER10倍程度の評価です。

バブル期は100倍で…今は10倍?

時代の変化により、株価の評価も変わるのです。カタルは、RPAは大きく伸びると思っていますが…RPAHD(6572)の株価は髙過ぎると述べています。毎年、倍増以上に伸びても…合いません。値動きだけで、株を買うものではありません。やはり背景が確りしてないと…投資の対象になりません。

6月19日に「メルカリ」が上場されるそうですが…売り出し価格は2700円だそうです。現状は赤字だそうですが…合うのでしょうか? そもそも可処分所得が増えて、名目時代が加速すれば…メルカリのビジネスモデルは、成長力が落ちる仕組みです。だって…中古品より新品の方が、誰でも良い筈です。価値観が…実質時代と名目時代は変わるのです。

今日は遅いので…この辺で終わりにします。カタルは、本日、ケネディクス株を追加で1000株だけ…寄り付きの682円で買い増ししました。カタルはいつも有言実行型です。故に4ケタに乗るまで…買い増しを続けると述べています。

本日の相場は強く、ソニーも、ファナックも、小野薬も…みんな強かったですね。カタルは追加で、古河電工も買っています。本日は安寄りをして、4790円で買えました。

さて…もう直ぐ7時になりますから、夕方ではなく…夜の時間帯になりました。アップが遅くなりゴメンね。明日は通常通りです。



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