NY市場は…一般的には「景況感」と言うのでしょうが、具体的にはフィラデルフィア地区連銀が20日に発表した2月の製造業業況指数は18.1となり、前月から26.2ポイント低下し、この低下幅は「約5年ぶり」の大きさとなったことや…「ウォルマート」(WMT)は四半期利益が予想を上回ったものの…2026年度の見通しは慎重なものにとどまったことを始め…肝心なことはカタルの事前予想ないですが、やはり出てきました。
米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は20日、このところの経済指標でインフレ期待の上昇傾向が示されているとし、景気停滞と物価上昇が同時に起きるス「タグフレーション」に言及し…株価はそれを視野に入れてきました。
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その「ウォルマート」のチャートは、まだ分かりませんが、カタルは、以前から、必ず…この「金利高」は、今の米国経済は「耐えられない」筈…と思ってきたのです。だから…米国金利の低下を考えて、「新興株」を推奨していました。まぁ、個人的な「性格」が相場観に影響しています。
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皆さんには、なかなか理解されないと思いますが…このような話と「農林中金」の大赤字問題が繋がっている現象は、同じことなのです。カタルが、仮に「現役なら」とっくに…首になっています。しかし…個人の場合は、「機関投資家」のように…時間を区切った成果を求められないです。だからカタルは「ノンビリやろう」と述べています。
しかし…多くの読者はカタル同様の貧乏人でしょう。だから…「朝三暮四」の世界に居ます。むしろ…カタルより、みなさんの時間軸は「短い」のかもしれません。だから…時間の経過で…カタルが述べていることが理解されると思っています。
「三菱UFJ」(8306)の株価は、前から、間違っていたのです。そもそも…金融庁がリーマンショックに驚いて…ここまでの「清貧思想の方針」を、採用するとはカタルは思っていません。だから、あの時に「ベンチャーリンク」(フランチャイズの会社=パンのサンマルクや、カーブスなどの大元)を買っていたのです。魔坂…赤字法人への「融資の停止」まで…読んでいません。極端な清貧思想です。今では赤字でも融資をしています。
何しろ、頭の良いキャリアなのです。宮澤喜一元総理は、晩年、自らの「失政」を悔いており…反省をしていましたが、彼は東大法科の超エリートだと言われていた人物です。つまり…日本の教育は、間違っているのでしょう。まぁこの話はやめますが…経済は様々なシナリオがありますから、あまり「自説」に拘らず…「パッパラ・パー」が一番です。
真剣に考えると…「鬱」状態になって、こっちが狂います。昨日まで述べていたシナリオが突然、変わるのが「市場」なのです。
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昨日はカタルが、最近になって…観察株にした「ニトリ」(9843)を、野村証券がレーティングを引き下げたそうです。どうも「切っ掛け」は、それが原因のようです。しかし…住宅はマズマズですが…最近、採用した家電(ドラム式洗濯機など)の行方は、まだ分からない筈です。今までの評価で、株価は高値を保っていましたが、ようやく「為替」は円高になって来たので、実際の利益は、逆に上がるはずです。昨晩は、150円を割れる場面がありました。このシナリオは、カタルが「予てから」掲げている路線です。だからカタルは最近、「ニトリ」を観察株にしたのです。
しかし…「野村証券」の山岡久紘リサーチアナリストや、「モルガン・スタンレーMUFG証券」も、同日、従来1万9000円としていた目標株価を1万8000円に引き下げたそうです。どうして…この場面で「レーティング」を変えるのか? やはりカタルには分かりません。だって…株価を観るとこのラインから下値は、過去の関門です。
むしろ、ここから「打診買い」を開始すべき…場面でしょう。まだ「打診買い」の範囲です。カタルは「買おう」と思っていましたが、100株でも、かなりの資金が必要ですから、カタル向きではないから、買うのを見送りました。
しかし為替の「円高」見通しは変わっていませんから、観察は続けています。一説によれば…1円の為替変動で20億円の収益が変わる。報道されています。まぁこれは、特別利益の話ですから…会社の株価に大きな影響を与えるものではありません。
同じ収益でも、「継続性」や「成長性」が問題になります。近年、バフェットなどが、脚光を浴びるようになりましたが、本来は、カタル向きの考え方ではありません。きっと…あの爺さんは、保守的な「慎重な性格」なのでしょう。本来、医薬品、彼の場合は「食品」ですが、食は毎日、利用します。だから利益率は低く、その代わり…「景気の変動」の影響を受けませんから、「保守的な利益」です。その為に、景気後退期などの「景況感」が悪化するときに買われる傾向があります。
ここでキャシーウッドの話も、説明しておきましょう。彼女は女性ですが、バフェットとは「真逆の考え方」です。むしろ、カタルのような人間でしょう。常に「チャレンジ精神」を基準に、株を選択しています。つまり…「売上高成長率」を重視するのです。
確かに「ジェイドG」(3558)は、冴えない靴屋のネット販売ですし…「大手」には勝てません。しかし…過去10年間の売上高成長率は29%近い増収を続けています。しかも…田中君の性格は、自社株買いの「おかわり」は、株価動向を見て…発動しています。こんな経営者が、もし他にいるなら…ぜひ、教えてください。日本には居ないタイプです。
多くの日本企業は「内部留保」をため込み…先日、紹介した「シャルレ」(9885)など…会社の持っている現金の方が、時価総額より…遥かに大きいのです。明らかに…「おかしい」のです。だからこのような経営者を、「市場から排除」しなくてはなりません。悪戯に、村社会論理で「甘えさせるべき」では、ないのです。もっと市場は、「厳しい水準」を、経営者に要求します。
だから「セブン&アイHD」(3882)などが「買収リスク」に遭うのです。それを日本の村論理は、みんなで救おうとします。「東芝」もそうでした。最後は資金が足りずに「奉加帳」を回していたのです。
江戸時代から続く…「村社会論」です。「東電」(9501)の原発処罰も同じ方策です。全く関係のない「関西電力」(9503)をはじめとする…全ての電力会社が、その負担を強いられ、我々、国民の「負担」となって…電力料金に転嫁されているのです。それなら何故、国家責任にしなかったのでしょう。
多くの日本人は、自分の頭で…物事を考えません。カタルは馬鹿ですが、自分が理解できない現象を、自分で理解しようと努めます。しかし「不可解な株価」の現象は、たくさんあります。代表事例は「ジェイドG」です。
いくらM&Aでも10年間も成長を続けられるなら、大したものですよ。日本の経営者の中でも「優秀な部類」でしょう。田中君には、もっと大きな…挑戦をさせてみたいと普通なら考えます。カタルは「頑張る若者」を応援する場に、「市場を育てたい」のです。だから「タイミー」(215A)の小川君も、「世間の風」に、負けないで…育ってほしいと思っています。
話は変わりますが、昨日の日本株相場は、たぶん「金利高」で、全体株は大幅安していました。しかし僅かな金利です。1%や2%程度の「ハードル」を越えられないようでは…明日の未来はありません。日銀総裁の植田さんは、株価を見て…市場金利を決めるべきです。経済データの中でも、株価を「最重視」すべきです。「消費者物価」だけの指標でなく…です。
三重野元日銀総裁は「平成の鬼平」と綽名され…ご満悦だったようです。自分がやるべき「責務」も、果たさずに…銀行の「不良債権処理」を「先送った」のです。あの当時から、担保の不動産と債権額の「管理」を、確りしているなら…「失われた時代」は、避けられた可能性があるのです。なんの「次善策」も持たずに…金利を上げるだけで、経済がコントロールできると思っていたのでしょうか?
その前の澄田さんも…そうです。プラザ合意で円高になり、「金利平価説」だけを頼りに…金利の引き下げで、対処しようとして…銀行の「貸出競争」を生んだのです。借金である仮需による「地価の上昇」は「危険」だという…認識がない馬鹿が、どうして、重職の日銀総裁になれるのでしょう。本当に狂った「村論理」です。
すべて…そのような馬鹿が、下した結果が「失われた時代」と言う「清貧思想」を生んだのです。今でも、メディアは、嘘を並べます。まぁ結果論は、誰にでも言えますから…これ以上、追求しても意味がありません。でも今の時代の背景には、様々な蓄積があり…これが株価になります。カタルの意見が正しいわけではありませんが、自分の頭で物事を考えて…そうして「無理をしない行動」を取りましょう。欲に溺れず…自分の力量を守りましょう。
昨日は「エムスリー」が急騰していました。久々の「カタル銘柄」のヒットになる予感もあります。このまま一気の「急騰路線」なら、最近は、「滅多に出ない」仕手株相場になりそうな「買い方」です。
この理由は、昨日の米国市況も「追い風」になります。こう書いて…ピンとくる人は、かなり「できる人」でしょう。何故、カタルが、「キャシーウッド」の話をして、彼女は相当…優秀です。何故なら「ハイテク」から「バイオ」に銘柄配分の比重を変えています。バフェットが、現金を株から引き揚げていることと…同じなのです。彼女も「景気後退」が頭の中にあるのでしょう。
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何故、ここに来て「エムスリー」(2413)が、大人気になっているか? 日本の国策も影響します。「医療のDX化」は、不可欠です。医療費問題は、今国会で審議になっています。タイムリーな話題です。
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更に「ルネサスエレク」(6723)も、昨日は「異色の値動き」でした。この意味は解説しているとおりです。まもなく…新しい時代の「ADV」ではなく「SDV」です。既に直しましたが、最初の「原稿」に誤りがありました。新技術の解釈は、ネットで自分なりに検索してください。だから「走る半導体」ともいわれる「ルネサスエレク」が、高い評価なのです。それも世界有数のヘッジファンドが大株主様です。
これが「仕掛け人」が関与している相場と、関与してない相場の違いです。
何故、カタルが述べているか? ちゃんとレポートに登場する以上…その背景があるのです。カタルは、経験の乏しい…皆さんのお役に立ちたいと願っていますが、カタルだって「間違いだらけ」です。
先ほどの「農林中金」の損失と同じ、失敗をしているのです。だから「BASE」(4477)を取り上げるのが「早過ぎ」ます。ようやく…順番が来るのでしょう。
迷ったら「野村証券」(8604)だけを、買っておけばいいのです。そうして株価が売られている「デンソー」(6902)でも…構いません。その代わり「下値圏」にある銘柄は、時間がかかります。自分が、どのリスクを取るか…取らないのも選択肢です。すべて自分で決める話ですよ。あまり「神様領域」を求められても…無駄です。まぁノンビリやりましょう。この原稿は、まだまだ…場が始まらない午前7時前後のものです。また…明日。
なかなか…宇奈月温泉の「延楽」は良い旅館です。たぶん…初めての対応かな? 食事の係が、4人に対して…3人、板長が、部屋まで来て…カニを焼いてくれ、おかみさんが、「あいさつ」に来たのです。まぁ株で儲けて…お金はジャンジャン…使いましょう。互いに頑張りましょう。