今日は「エクセル」のお勉強会でした。データを集めるために苦労をします。一つの作業に慣れているなら、数分で済む…仕事を、カタルは2時間から3時間も掛かるのです。これが、キャリアの違いです。
日本は「失われた時代」が、長く…必要なデータが、主な期間は10年分程度なのです。だから自分でネット上でデータを探して…グラフに落としますが、そのデータの「月末値」のものがなく…これを月末だけを「抽出する」やり方が、在る筈ですが、調べましたがカタルには「理解不能」でした。よって手作業で、1985年から…数字を抜き出したのです。
きっと、半数近い…読者は「大笑い」でしょう。でも70歳のカタルは、こんなものです。毎日、拾う株価データも…マクロなどを使って、簡単に出来るのでしょう。でもカタルは「手作業」で入力しています。その理由は、数字を頭に叩き込むためです。そうして…初めて、株価の概略が自分自身にインプットされますが…それでも駄目なのです。
実際に自分で、株を100株でも買って、「値動き」を観察します。本当は、場の最中、ずっと…株価を眺める必要があります。そうして株価の値動きを通じて…ようやく「株価の癖」を掴むことが出来ます。そのような経験を積んで…自分の「相場観」を形成しますが、それでも駄目なのです。
近年は「技術進化」が早く「アルゴリズム」も、様々な…やり方が在るように感じています。そのアルゴの「癖」を見つけるために、実際に、自分で板状の壁を何回か…、買うのです。一回で買うのではなく…分散した方が「効果」はあります。そのような「実験」をする為には、やはり…お金がかかります。
何回か…試したのですが、成功したケースもあれば、失敗したケースもあり、今は資金不足で…その「試行錯誤の実験」が出来ません。やはり「完璧さ」を追求するには、お金がかかります。全ての…「開発」は、同じ事でしょう。
だから「兆円単位」の投資を出来る「中国」は強く…数百億円程度の投資しか出来ない日本は「負け組」になります。偶然、生まれる…発見もあります。まぁ最後は「運」の世界でしょう。車の開発も、半導体もみんな同じです。
中国が「覇権に拘り」がなければ、もっと自由な環境になるのでしょう。ですが今までの中国の体制を観ると、やはり米国の方が、まだ「マシ」なのです。「教育」は大切です。中国に爪痕を残した毛沢東政権下の「権力争い」である「文化大革命」の影響は、強く…中国に残っています。
今回の日本の清貧思想も、長過ぎました。人々の心が「荒廃」したように感じています。SNS時代を迎えており…試行錯誤の中で「混乱」しているように思います。やはり…カタルは「他人批判」の時代より「寛容な時代」を望みます。
だから…カタルが間違っていても「仕方ない」と思っています。天才でも神様でもないからです。馬鹿なカタルは、自分なりに「一所懸命」に、未来を探している…その途中経過です。世の中に、そもそも…「完璧」を求める方が「おかしい」のでしょう。今回のトランプ関税も、そう思います。
皆さんはメディアに「洗脳されている」と思った方が良いですね。これを利用する輩もたくさんいます。
日経新聞の一面に載せるように…「圧力をかける」奴もいるでしょう。実際に官僚はそうです。あるいは…作為的に「罠」を仕掛けて、記事を書かせる奴もいます。カタルは、ある証券マンが日経に、自分の思うような記事を書かせようとしている「現場」を知っています。あんに…暗示をかけるのです。世の中は…広いですからね。色んな考え方があり…いろんな意見があります。でも正解等はなく…政策は試行錯誤の連続です。やってみないと…分かりません。

今の株価位置は200日線を回復して…「踊り場」の株価位置です。このまま…上がり続ける道理はありませんね。このラインで「揉み合い」を維持できるなら「大成功」です。通常は「2番底の確認」が、欠かせません。だから横ばいか…下落を考えるのが普通の考え方です。
奇しくも…トランプ大統領は、同盟国の「EU」へ50%の関税を「チラつかせ」始めており…自国のアップルにも25%の警告です。更にメディアが報道するハーバード大学への留学制度の取り消しなど…一見すると、とても…株なんか、買えないように思えます。
でも「オプション」に大口取引だそうです。不思議です。この背景は「G7」の成功があるのかもしれません。一方…30年債の利回りを観ると「リーマンショック」の時代まで…金利は上昇しています。でも一方では…「補完的レバレッジ比率(SLR)について、見直しに「非常に近づいている」と言う報道があります。カタルも「SLR規制」をネットで調べました。
最近、住宅ローンの会社の民営化も話題に出ています。リーマンショックの時に救った「ファニーメイ」や「フレディマック」の民営化です。短期の時間なら回復で出来ず、倒産でしたが、時間を掛けて逆に果実を手に入れています。「バフェット投資」です。

でも現状の30年債の5%なら…「採算」に合うのかもしれません。7%なら10年で2倍ですが、5%だと15年で2倍です。ここで金利を話を出したのは…あまりに、皆さんは「株式投資」を理解してないのです。当面は、この「バフェット時間の流れ」かも…知れません。
「船株」は3年で約2倍でしたから、年率で26%ラインの成績です。「三菱UFJ」の株価上昇率は、この3年間で約3倍ですから…年率で50%以上の運用なのです。「大成功」の部類でしょう。
大きなお金、あるいは世界基準の運用は、この金利の概念が、正しく…理解されないと駄目なのでしょう。でも人間は「欲の動物」ですからね。
自分の「知識」の基準が、何処にあるか?

カタルは先ほど…「エクセル」の手作業の話をしました。知っている人は、「数分」で完了する作業なのです。今、問題になっている30年債は最近なのです。1999年の9月からです。日本はバブルの「発生から後始末」まで…「失政の連続」を演じたのです。リーマンショックからの「再失敗」は、人々の心まで…蝕みました。本当に…呆れる歴史です。
ようやく「普通の国」に転換します。今の長期金利の3%は、約24年間で2倍になるのです。通常は、15年間で2倍程度の速度が「名目成長時代」なのでしょう。だからコメの価格は、確かに…2倍になったのでしょうが、今までが…「おかしかった」のですよ。その「ツケ」を払っているようなものです。
でも今は、流石に700%の関税より、高い価格ですから…明らかに、「行き過ぎ」なのでしょう。先日まで…「キャベツ」も、えらく…高かったのです。400円程度かな? もっと高かったかもしれません。でも今は100円もしません。最近は気候が暖かく「葉物野菜」中心に…激安です。無料のような価格設定のものが、多くあります。JAは、傲慢な組織です。肝心の農民からも「そっぽ」を向かれる始末です。
今日はエクセルとの格闘に、いささか…疲れました。簡単ですが、この程度にしておきます。これから…「会員向けのレポート」を作成します。だから体力を温存しなくてはなりません。既に全会員にパスワードを配布し終えています。何人か…再発行の依頼がありました。
でもその多くは「迷惑メール」に振り分けられていたようです。一度、ご自身で迷惑メールのホルダーを開き…「IRNET」の表示があるなら開封して確かめてください、もし…まだ届いてない人が居たら…教えてください。右のメールアドレスから…どうぞ。
たぶん…会員レポートの完成は、今晩、遅くになりますから、会員の方は、「明朝にでも」ご覧になってください。また…明日。