GDPデフレーター

昨日は「厄日」かな? 午前中のレポートは「エクセル」の対応で…「手惑い」ました。昼~夜中に、書いた会員レポートは、データを探すのに「手惑い」ました。なかなか…狙い通りの「グラフ」が見つかりませんでした。でも先ほどの…「朝の検索作業」で、スマフォを使ってみていたら、少し「データは古い」のですが…まぁ、「狙い通り」のグラフがあったのです。会員でない方は、こう言っても伝わりません。

でもカタルはオープンな性格ですから、昨日の会員様のレポートの「補完の意味」も兼ねて…今日は「追筆」します。昨日は、これまでに「何回も」登場している…浦上さんが創った「相場サイクルの見分け方」で言う…相場が、今、どんな局面にあるか…。その局面で、どんな「業種」が物色されやすいのか? それを解説していました。金融相場は「金融・証券・不動産」の3点セットで株を買って置けば…「大丈夫」です。

「ライト工業」(1926) の日足

此処に財政出動や金利安の建設需要もありますから建設株なんかも、有望なのでしょう。これが「金融相場」の特徴でもあります。「ライト工業」(1926)などは、良い会社ですよ。その内容は、法面・地盤改良など特殊土木に強い。技術力に定評。好財務。「DOE」は6%以上の方針です。

最近の「総還元性向」にも…対応しています。でも既に…時価総額1263億円で売り上げは今期の予想数字が1275億円ですから「PSR」は約1倍です。でも収益性は10.5%~11.3%ですから…株価に納得です。「EBUTDA」は158億円で、「営業CF」は145億から103億円です。マズマズ…妥当な10倍水準です。(なぜ、このような解説をしているか分かりますね。)

日銀短観の 業況判断指数 推移

簡単に「おさらい」をします。基本的に、「景気循環」は「谷」と「山」を形成して…順番に循環しています。しかし、本来はその谷を消して…如何に、「高い状態」を保つか…。ここに…政策を「総動員」させます。これは日銀短観の業況判断指数と言うグラフ推移です。この循環波動が、実際の「景気」と思っても…良いのです。これは製造業、非製造業のアンケート調査の結果です。人々の「感情」を、データ化したものです。

日本のGDPなどとGDPデフレーターの推移

ここでカタルが言いたいのは、「GDPデフレーター」のグラフと合わせて読みましょう。折角、バブルの後処理が終わったのです。

2003年、年初の10万円割れから…カタルは「みずほ銀行が倒産するなら、日本は沈没だ」と…セールス・トーク使って「みずほ銀行」だけを、買い続けた背景です。あの2003年の5月に、みずほ銀行は、最安値は、58300円だったかな? このセールスで…カタルはセールスマンとして「一皮むけました」ね。顧客の3億円の資産を40億円にしたのです。だから当然ですが…カタルは税務署から追われます。何しろ…「高額納税者」なのです。

本来は、景気の「循環波動」などは、「ない方」が良いのです。常にプラス圏が良いのですよ。実際に安倍首相が誕生すると…この波動はプラス圏が続いています。同時に「GDPデフレーター」のグラフが在りますから…観ましょう。

近年はトヨタの「かんばん方式」、所謂、「ジャストインシステム」と言う…必要な時に、適量の原料を仕入れる…在庫を持たずに、資産回転率を高めますから、この生産方式が「効率的」です。だから「デンソー」(6902)は、その過程で「QRコード」と言う世界的な発明が出来て…それを無料で「開放した」ので世界では、共通の仕組みになりました。素晴らしい…会社です。あのQRコードは、「社内向けの効率化」の最中に…発見した仕組みです。

先ずは、浦上さんが開発した相場の局面を、彼は6つの段階に分けました。「金融相場」です。

株価と金利、業績の関係

ここでは「景気」を盛り上げるために、「金融政策」を、金利やお金の量ともに…日銀がコントロールします。米国なら…「連邦準備制度理事会」(FRB)で…EUなら欧州中央銀行(ECB)が担います。

それだけでは片手落ちですから、更に動機づけに「ショック」を与えます。政府が、国のお金を使った「財政出動」をします。昔は、道路や鉄道網も整備です。最近まで…中国は、この手法により、国の「経済活動網」の整備をしてきました。

今では…「準天頂型衛星」の「みちびき」などの「GPS網」の整備も欠かせません。「カーナビ」などは、これで地図データを集めます。この整備は、最近…まともな運用になったのです。GPSの精度は「沢山の衛星」を打ち上げることにより、その「誤差」がドンドン…縮まっています。「コマツ」や「クボタ」などの建設機械や農機具メーカーは、このデータを活用して「遠隔操作」をしています。此処に「通信網の整備」も欠かせません。

5Gなど…の「光ファイバー」の整備です。だから…カタルは「NTT」の「IOWN」網の整備を、急げ!と訴えています。しかし政府は、なかなか…重い腰を上げません。

神奈川13区の住民は大馬鹿なのです。甘利さんは、熱心に…頑張っていた政治家の一人です。彼は、確かに…「政治や金」も問題があったのかもしれません。でも彼は「TPP」でも…活躍をした「立役者」の政治家です。

メディアが「嘘ばかり」…とは言いませんが、その為に「日本の進化」は、大幅に遅れていると思っています。NTT法の改正も、「村社会論」の縛りです。最近、カタルは投資で…「失敗」続きですから…その「はけ口」を求めますから、つい…「政策批判」になります。そのような「財政出動」が、欠かせません。「ラピダス」への支援は、確かに…「異論」が、多くあるのは分かりますが、「半導体村」を創るのは…「意義」があります。

「北海道電力」(9509)の 日足

何故、カタルが「北海道電力」(9509)の株を買ったか? その理由が分かりますね。皆さんは、阿保ですか? カタルは、無料で…「儲かる情報」を、たくさん…「提供」しています。でも「玉石混合」だから…、余程、感度が高くないと見分けがつかないでしょう。

これは「財政出動」と言う…国家の「応援部隊」があるから、必ず、「北海道」の電力需要は、大きく増えるのです。ここで…「大阪チタン」(5726)の「失敗」が活きて来ます。伊達に「損金」を積み立てているのでは、ありません。

「ビストラ」(VST) の日足推移

米国では「AI開発」に、電力が「必要になる」という事で…「ビストラ」(VST)と言う「全米有数の電力会社。テキサスなど18州と特別区で、約500万の家庭や企業に対する電力・ガスの小売りを展開。LNG・石炭火力や原子力などでの総発電量は4.1万メガ㍗。蓄電池や太陽光発電にも注力。24年3月原発保有の同業買収完了。」した企業の株価が、「AI革命」で…注目されて、大きく…株価が上がりました。その株価動向を観てください。

「単純比較」してください。日本と米国相場の違いです。

「北海道電力」も、同時期に…一時的に、株価は大きく上がっていますが、実際の電力需要は、これから…大きく増えます。こんな事は、もう「決まっている相場」なのです。でも日本人は、駄目なのです。誰も…「真実」を理解できないし…、株式相場の成り立ちを理解できていません。

だから、カタルが「ボランティア活動」をしているのです。この知識などのキャリアは、「沢山の経験」を積まないと…なかなか「会得」が出来ません。昔なら「秘伝」の技術で、秘密なのです。でもカタルには「残されて時間」もないし…この公開レポートも「会員レポート」も…たまに「間違った見方」もありますが参考になる筈です。

今は「財説出動」の話まで来ました。金融相場の成り立ちです。

いちいち…丁寧に解説すると日が暮れます。あとは飛ばします。要するに…「相場」が上がると、「休み」を交えて…株価は「上がり続ける」のです。(お休み=中間反落)「業績相場」と続き、企業業績が良くなると…米国のように「インフレ」が加速します。

実際はロシアの制裁による「原油価格」の高騰から…来た物理的な「需給バランス」による人為的な「インフレ」です。その為に「FRB」はドンドン…市場金利を上げました。これが「逆金融相場」です。

コロナ禍の時に、FRBは逆に…「ジャンジャン」金融緩和をして、金利を上下させて、消費を盛り上げています。しかし…「パウエル」FRB議長は、景気動向の観察を、間違いました。その為に利上げが遅れたので…「資産インフレ」が、加速しました。

だから今は「逆金融相場」から…「逆業績の局面」になって来ましたが、パウエルは、まだ…動きません。トランプ大統領が、「怒っている」のは、当然なのですよ。

でもメディアは間違ったインフレに「引きず(づ?)られて」います。確かに…「関税政策」は、「諸刃の剣」でも…あります。メディアは「間違った面」ばかりを伝えていますが、カタルは「ドルの基軸通貨」の崩落は、まもなく訪れますから…トランプ大統領の「普通の国」を目指す…政策が「正しい」との…見方も、早くから…伝えています。

世界の「安全保障」や「医薬品開発」は、ある意味で…ドルが「基軸通貨」だから、みんなが「ドルの価値」を認めていました。だから…米国の「財政赤字」を容認したのです。しかし米国が「世界の警察官」などの役目を、放置するなら…なにも「ドル」を支える…必要はありません。

だから「ドル安、金利高、株安」のトリプル安になっています。「ドル」と言う…「基軸通貨問題」だと…考えると、今、起きている現象が「スッキリ」…と理解できます。「ステーブルコイン」報道は、そういう事ですよ。何れ…必ず、起こるのが「キャッシュレス時代」なのです。

何故、日経新聞などの優秀な東大卒の解説者が、この事を述べないか? 全く…「不思議」です。大学の経済学者と言うのは…「馬鹿ぞろい」なのでしょうか? 

正しい解説が、「何処にも」ないのです。大馬鹿ばかりです。今、ネットで検索すると…こんな報道がありました。日経新聞なんか…「後追い」の遅れた「新聞社」です。NHKも同じですよ。今はネット時代ですから、本人に「やる気」があるなら…誰でも、自分で…「勉強」ができます。

だからトランプ関税ショックにより、株価の「バブル部分」が解消されました。カタルが何故、正月休みに「米国株」研究をしたか? カタルは、強引に…その時の市場を理解しようと…AI革命の「シンギュラリティ時代」を述べました。皆さんは覚えていますか?

成長率を、更に高めないと…株価の「正当性」が損なわれるからです。

成長率と収益性の話を、この5月の連休で「EBITDA」や「営業キャッシュフロー」と言う…概念を交えて「解説」しています。確かに…カタルは、昨年は5000万円を、今年は既に1000万円のお金を失っています。しかし…その対価を払っても、余りある…得難い「武器」を、手に入れました。皆さんは「無料」で…その武器を、カタルが「解説」しています。このレポートは、間違いなく…数百万円以上の価値があります。

でも日本人は、バカだから…たった66000円の会員レポート料も「もったいない」と思うのでしょう。情報と言うのは「諸刃の剣」なのです。

使いかたを知らないと…誤って、自らを「傷つけ」ます。「ジェイドG」を買って「大損をした」と…喚き散らします。カタルだって、損をしました。でも5000万や1000万なんか…安いものです。

確かに、カタルは「ベンチャリ」で…40億円の顧客資産を飛ばしました。あの眠れない夜を、今でも…忘れません。「悔しい」…思いを、したのです。あれは金融庁の間違った「政策」採用の為に「討ち死」にをしました。

幸い、自殺はしませんでしたが、精神の弱い奴なら、とっくに…あの世です。

みんな…実話なのです。折角、苦労して…一人息子が東大に合格して…みんなで喜んだのです。でも彼は、その最後に「自殺」を選択しました。失われた時代の背景には、そんな…「現実」があります。また母子家庭の誕生です。よちゃんの友達だったのです。

亡くなった時に、奥さんが、よちゃんに「死に間際の様子を」聴きたい…とやって来ました。でも、よっちゃんとは、実際は、その自殺をした晩は、「一緒に…飲んでなかった」のです。かれはよちゃんを出すことで、奥さんに「言い訳」をしたのでしょう。哀しい…結末でした。

みんな…本当の話です。

だから政治家は「一所懸命」に…「現実」と戦わないとなりません。天下り先が用意された官僚族は、真剣に政策運営をしなくてはなりません。それを、三重野元日銀総裁のように…「株なんかが、下がっても…経済はビクともしない」との暴言を吐くのです。

実際の官僚は、担当大臣を「馬鹿」呼ばわりしています。本当の話ですよ。「傲慢な奴」もたくさんいます。文科省の元前川喜平事務次官などは、そのタイプなのでしょう。金融庁は、まったく…「リーマショック」は日本に関係ないのに…米国経済に驚いて「トラウマ」になって…赤字法人への「融資の禁止」です。

だから「ダヴィンチ」は、「収益還元法」と言う「正しい尺度」の経営でしたが…金子さんは、その「あおり」を受けて、たまたま…成立した不動産の「投げ物」を基準にし…地価価格を基にして、金融庁は都市銀行に圧力をかけ、「杓子定規」に…「規制」をしたのです。きっと…「見せしめ」が、欲しかったのでしょう。自分達は「仕事をしている」という…パフォーマンスです。でもその政策は、「必要のない」ものでした。今の「麻布グループ」を観れば…分かります。

だから日本経済は、奈落の…駄目押しの「二番底」を入れます。

こうやって…「清貧思想」が蔓延していきます。その最後で「反応」をしたのが、今、話題の「日産」です。あのような「利潤」が少ない量産の「小型車マーチ」の生産を、タイに生産移転する「切っ掛け」になったのです。日産自動車も、政策に強く翻弄されています。今も…そうです。「因果」は、続く…のです。

何故、丁寧に「デフレ状態」を語ったか? 

もう一度…日本のGDPデフレータの推移です。

日本のGDP数字など…と「GDPデフレーター」の推移

今日の原稿は、昨日の会員レポートの「補完」の意味もあります。米国の名目成長時代と比較して、日本はなかなか…実質賃金が「プラス圏」に、ならない…理由です。でも、「まもなく」…プラス圏になります。その為に、昨日は、わざわざ…名目GDPと実質GDPの関係を示す…「GDPデフレーター」の話題を提供しました。

このGDPデフレーターの「グラフ」がないから…と、言うより、ネット上の「どっか」にあるのです。でも最近の良いものが、「見つけられず」…カタルは、内閣府のデータをエクセルに落として…カタルが創ったグラフが「此方」です。

良い資料でしょう。現役の証券マンは、この原稿をコピーして…「顧客に」持ち歩いて使ってもらって構いません。

大口顧客には、ちゃんとした「データ」を示して…顧客を説得します。相手は、自分より「優秀」なのですよ。だから…「金持ち」になったのです。「金持ち」に、どうしたら…「気に入られるか」? 最後は自分自身の「利用価値」の提供です。「医者」が必要なら、友達を紹介し…弁護士が必要なら、知り合いの弁護士を用意します。それが「セールス」です。

一流は常に…その「仲間」も一流でないとなりません。ここで…昨日の会員レポートが書き上がって、カタルが実際に眠ったのは「今朝の5時30分」でした。

世界のGDPデフレータの推移

散々…「探しました」が、良い資料が見つかりませんでした。ここで、今朝、発見したのです。だから昨日の会員レポートの「補完」資料を書きました。少しデータは古いですが、「小松製作」が創ったデータです。

実はネット上にデータはあるのですが…英語ばかりだし…日本語対応は、「有料サイト」なのですね。情報も、金がかかります。あまり「有料会員」になってばかりいると…「際限」が在りません。

だから…少し古いですが、同じことです。

このデータは「国際比較」をしてあります。このGDPデフレーターを、日経新聞は、なかなか書きません。たぶん自分達にとって、「都合」が悪いのでしょう。彼らは、官僚と「お友達」です。だから政策批判に繋がるような記事は「ご法度」です。

でもカタルは、もう「怖いものは」ありません。何しろ「棺桶」が間近なのです。だから「赤裸々」に…現実を語っています。このGDPデフレーターの違いが、日米の「株価評価」の違いになります。しかし近年…この数字は、ドンドン…上がっています。だから今度は「間違いなく」…名目成長時代が、やって来ます。故に世界の有力ファンドが「兆円単位」で、お金を日本に入れていますから「日立」や「重工」が「グローバル基準」の株価になっています。

どのセクターを狙うか…、それは、みなさんの「自由」なのです。カタルは、「ジェイドG」のロコンドで、一昨日、株主優待を使って5000円割引で、「コールパーン」のスニーカーを買いました。

先日、と言うか、半年か、1年ほど前に銀座の「三越」買ったものが、1/3程度の価格で、手に入ったのです。定価は3万円台なのです。カタルは三越の定員の対応に、「満足」をして…3万円台にお金を払いました。でも、今はロコンドの株主優待を利用して…株では、5000万円以上を損をしましたが、何故か、不思議なものです。

かみさんは、たった…5000円の「割引」で大喜びをしていました。女と言うのは、「面白い動物」です。たぶん実際の「原材料費」は、靴だから…それでも10%程度かな? もっと「コスト」が掛かっているかもしれません。最近の「物流費」も高いですからね。

でも今度の「マガシーク」は洋服ですから…「利益率」は上がる筈です。バングラディシュは、何しろ…激安です。洋服の「SHEIN」などは、中国や、そのような「最貧民国」の弱者を「食い物」にした「粗悪品」の販売です。「Temu」も…「同じ」なのです。「ガラクタ」を売っています。でも…世のなかには、色んな人が居ます。満足度は人それぞれです。また…明日。

会員の方は新しいレポートをアップしましたからお読みください。

尚、既に全会員にパスワードを配布し終えています。何人か…再発行の依頼がありました。でもその多くは「迷惑メール」に、メールが「振り分けられて」いたようです。一度、ご自身で「迷惑メール」のホルダーを開きて、「IRNET」の表示があるなら、開封して「確かめて」ください、もし…まだ届いてない人が、居たら…教えてください。右のメールアドレスから…どうぞ。



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