本日は「安倍首相の退陣」を受けて…コメントを掲載します。余程…臨時の会員レポートを発行しようか…とも思いましたが、メールの問い合わせは少なく…必要ないと判断をしました。それに…たぶん大丈夫だろう…とも考えています。
カタルはサラリーマン時代、二人の社長の元で働きました。入社したころ、ボーナスが10万円の一時金だったのを社長に文句を言ったのです。
そうしたら同期の今井君と共に、社長はカタルを飲みに誘い…クラブで「今に、見ていろ!僕だって…」だよ。と諭されました。その藤村社長には、本当に良くしてもらいました。歩合セールになって、東京に上京すると…良く飲みに誘ってくれ、大蔵から桜田門まで、紹介を頂いたほどです。
後任の坂口社長の印象は、今のトランプ大統領のような人でした。直接、下で働く今井専務は、彼の事を「ぼろ糞」に言っていましたが…かなり仕事は出来たのでしょう。部下を叩いて動かすタイプでした。社長が変わると、これほど…ムードが変わるものか…と思いました。
日本は官僚派閥が強く…基本的に彼らは奢っており…仕事をしていません。電子カルテ一つ見れば、分かります。年金問題など…仕事も満足に出来ないのに、講釈ばかり述べて、国民を愚弄しています。民間企業なら、とっくにクビです。
地検の論理があるなら、何故、自分達が前面に出て…正論を述べないのか?
メディアと言うダミーに使い…国民を誘導する手口は、もういい加減に厭き厭きです。森・加計問題など…いい加減に、しなくてはなりません。可哀そうに…その陰で自殺者を生んでいます。正義と言うのは、一体、何なのでしょう。難しいですね。
カタルは、やはり結果論で…判断をすべきだと思います。良い訳なんか、どうでも良いのです。
日本が国際競争で負け続けるのは、何故か? バブル期の1989年に日本株は天井を打ち、それ以来、一度も株価は回復していません。しかし…その間、中国は天安門事件から鄧小平は「富めるものから先に豊かになれ!」…と述べたのです。共産党政権ですよ。
メディアは、盛んに「格差の拡大」を問い、批判をしますが…人間の優劣の個人差は、やはり…あります。レポートを書いていても…そう感じます。あれほど…丁寧に解説しているつもりでも、サッパリ理解できない人も大勢います。ヤフーのコメントなど読むと、良くそう感じます。今の日本のレベルは、所詮は、この程度なのでしょう。
話しがそれましたが…此処で安倍政権が変わることは、官僚が政治を動かすから、たいしたことがない…とは、カタルは思っていません。
冒頭の事例しか…カタルは経験を積んでいませんが、同じ証券界でも和光証券、藍澤証券と渡り歩き、やはり社風と言うのがあります。カタルは3つの会社を、同業だけですが…変わりました。やはり違います。
今週初め、「カタル祭り」とレポートしたように、本当にウハウハでした。故に会員向けレポートでは、カタルにしては非常に珍しく…「勝って兜の緒を締めよ!」と冒頭から書き出したのです。その悪夢の予感が見事に的中しています。自分の手持ちは利食いだらけ…あっという間に、資金は2倍処か…そんな状態でした。
でもカタルは…「危ない」とは思ったけれど、いつもの如くパッパラパーです。
よって仕方なく…昨日は、後場から「投げ売り」をしています。スカラなど500万円以上、儲かっていたのに、売らず…買い増しを続け、トントンで下値での買いのものを売りました。
ユビキタスも売りました。あの下げ相場にカタルも加担したのです。虎の子のロコンドも信用分と…現物も利食いをしました。もともと10月までには売るつもりでした。でも数千株は残しましたが…。
兎に角、カタル自身のスケールが、これまでの1万株が最高から…10万株単位になる程に資金が膨らんできたのに…。これも天命と思い、仕方なく…利食いを広範囲に実施した次第です。ただし最近、買った高値の買いのものは、残しました。利食いだけを急いだわけです。ユビキタスの1030円も残し、スカラの850円も残しました。
何れ、高値を更新すると思っている為です。また買えば良いと思っています。取りあえず…危機対応を優先しました。
このカタルの懸念は、実は、7月31日の時も失敗しています。あの時は830円のユビキタスを売り、自動車関連株など総投げしています。でも結局、その事態に至らず…株価は回復基調になりました。
でもカタルは、いつも「目一杯の勝負」を挑んでいますから…危機懸念には、迅速に対応をしないと…直ぐに追証になります。かみさんにお願いをするのは、もう嫌です。
それ程…「安倍政権の退陣」は、危機感を持って…これから相場を観察することになります。でもいつも述べている様に、ブツブツ投資に負けはなく…必ず儲かります。ユトリを持ってやれば良いのでしょう。
カタルの基本的な相場観はFRBのコメントを受け、「名目時代の確立」を、ヒシヒシと感じるものでした。もともと「流動性の罠」からの脱出は、あと一歩だと思っていました。本日の日経新聞の2面に「アベノミクス未完」との文字が躍っています。カタルもそう言う印象を持っています。良くやっているが…やはり清貧思想論者の力は強く、この所、政権運営も「足踏み」を続けていました。
地検との戦いは敗れました。黒川さんのポカで敗れました。まさか…サンケイ新聞が裏切るとは…誰も思わなかったのでしょう。ジャーナリストなんか…この程度の人間の集まりなのでしょう。任侠の世界では、抹殺される行為です。まぁ、これも天命です。
この事例に続き…影響力が徐々に弱まる中、コロナで悩殺され、アベノマスクなどで世間から批判され…そのストレスが原因となり、体調を崩されたのでしょう。仕方ありません。むしろ…この村論理の社会構造の中で、良く頑張ったね。褒めてあげましょう。ご苦労様でした。そうして、ありがとう。
通常は…あれだけメディア攻勢を受ければ「心」が折れます。自分達は、決して表に出ず…権力を維持するために、メディアを利用して世論を誘導します。この村論理に、どれだけの人が苦しんで来たことか…。「失われた時代」を思うと…その陰で自殺の選択肢しかなかった人が、多く存在するのです。株をやって、裏を知っているから、こんなコメントになります。
でも多くの国民は、基本的にロボット教育を受け…世間を知りません。カタルも本当なら知らずに済めば、よかったと思います。しかし何故、株価が上がらないのか? その理由を真剣に考えて行くと、最後は、みんなで助け合うのは良いのですが…甘えの構図になります。その保身故に、進化と言う変化を拒み、挙句に邪魔をします。
日産自動車の事例などは、その最たる出来事の一つでしょう。情けない限りです。ライブドアも…古くはリクルートも同じ構図でしょう。
安倍さんの功績の一つは…今はコロナで駄目ですが、やはり「インバンド需要」でしょう。観光業は、安倍さんのおかげで業界の「窮地」を救ってもらいました。軽井沢の星野リゾートの星野佳路(よしはる)さんなどは、その恩恵を受け活躍した人です。今はあれだけ急伸をしたから「青色吐息」で…「倒産」の二文字の岐路に立たされているのでしょうが…安倍さんの追い風を活かして成長した企業です。この危機を何とか乗り切り…一回り大きく育ってほしいものです。ピンチはチャンスです。
日銀と組んで…株価を上げたことは立派です。偉そうな事を言う奴は、世の中に一杯いますが…実績が全てのカタルの価値観にとって、やはりデフレの関門(22750円)まで、時代を戻した功績は、大きいのです。内部留保も使い切れないほど蓄積され、ようやく…「流動性の罠」から抜け出す瀬戸際なのに…。今回のFRBの「物価上昇の容認」は、非常に大きな追い風です。
事実、名目時代が確立されているナスダック市場を、ここでは見てみましょう。こんなイメージです。世界基準とは…こういう事を言います。「テスラが高いのはおかしい。」…「アマゾンも、アップりも…ハイテク株は異常な水準」などとの批判をする前に、何故、日本株との格差が生まれたのか? その解明をして、僕らは、自ら頑張って進化をしなくてはなりません。
他人批判は「村論理」の妬みの感情です。他人を叩き、自分と同じような世界に、成功者を貶めるのではなく、自分が、自ら努力をして…憧れのステージに駆け上がり…他人から妬まれるようになりましょう。それが「切磋琢磨」でしょう。
今回、カタルのケネディクスだけの口座は、年間で若干のマイナスになっています。逆に相場に乗っている口座は、既に2倍以上になっているのでしょう。
ここにきて…ようやく、半導体市況の改善が見られ…自動車株はようやく底入れをしたようです。
やはりカタルの相場観は、自動車関連で赤字に転落しても、その逆境を撥ね退け…尚且つ高値を更新したユビキタスは立派です。 上手く1040円が頭で株価は伸びませんでしたが、やはり先駆している先導株だと考えています。
スカラも同じですよ。SFAのソフトブレーンを切ったのは、更なるROEへの追求とみています。必ず、真価が出るでしょう。目先は需給バランスに押されていますが、全く心配をしていません。また…カタルは買います。でもカタルにとって10万株近い持ち株を抱え…安倍政権の後任を見るユトリがなかったのです。故に、貧乏人は貧乏人らしく持ち高を落としました。
日経新聞など観ると…新政権の課題は、やはりDX投資になるのでしょう。スカラも…DX絡みのT君も…その範疇です。チャンスですよ。しかし…個人の力量問題は、最優先課題です。相場観なんか…関係ないのです。
カタルはコロナ禍でも…ケネディクスを投げ、千代化の196円だったかな? 忘れましたが、最安値を投げています。みんな、あの最安値のコロナ禍で投げています。相場観なんか…関係ないですね。株で儲けるためには、自分自身の力量把握が、最も大切で…この把握が最も難しいのです。
証券マンの人は、常に、顧客の力量問題に注意を払いましょう。ただ金曜日の大引けを見ると…相場はかなり強く自動車関連株など上がっています。何より、三菱UFJは高いですね。FRBのインフレ対応に連動しています。当然、「市場の整合性」からケネディクスも上昇するのでしょう。…ですが、カタルはケネディクスも僅かですが、利食いで持ち高を減らしました。
それ程…安倍さんの退陣問題を懸念しています。慎重に後任人事を観なくてはなりません。
でも時代の変革と言うのは、こう言う感じで…推移するものかもしれません。折角、あと一歩で、「名目時代の確立」に突入したのに…。非常に残念です。
まぁ、これも天命でしょう。カタルは、そう感じ、泣く泣く…自分自身の持ち高を落としました。何度も言いますが相場観より…カタル自身の力量問題を優先したためです。皆さんも…決して、無理をしないようにしましょう。
それでは…また明日。