桜が散ると…若葉が生えるのでしょう。「引越し」をした新しい部屋で1年が経過します。今度は11Fから4Fなので地面に近く、何故か…気持ちは落ち着くようです。窓の外には3本の落葉樹があり陽当たりの良い東側が、まず若葉を張り巡り…次に西側で、真ん中の樹は陽当たりが悪いので、やはり成長が遅いですね。最近は、やたら…散歩をしていても草花の成長に関心が向かうようです。相変わらず…名前の分からないものは多いです。街陽樹の種類は限られるでしょうに…カタルには知識が乏しいようです。
ケセラセラ…どうにかなるさぁ~。が、カタルの「モットー」でもあります。
カタルの生活は激動に満ちているのでしょう。昔のサラリーマンが、一生、同じ会社勤めをして…定年退職を迎えるパターとは違います。最初はサラリーマンとして10年間勤めて…歩合外務員になる資格を得ると…退職して興銀系列の和光証券に入りました。今の新光証券かな?
そこに、どの程度かな? 6年ほど…居たのかどうか。成績が不振で月間200万円の株式手数料のノルマが達成できずに首になり、藍沢証券に移籍しました。そうして辞めるまで勤めました。だから会社は3つ、変わったことになります。やはり会社には、それぞれカラーがあるように感じています。同じ業種でも会社の雰囲気は違うようです。
年収も120万円から1億円越えですから激動です。サラ金などの利用は、通常の人はしないでしょうが…カタルは御常連様です。銀行融資もそうです。…と言っても教育ローンですが…。新たな起業資金の貸し出しのハードルは高く、担保があっても駄目でした。結局、サラ金から1000万の融資を受けたのです。このサイトは、その時に開始したものです。
まぁ、上京当初はバブル景気の名残があり、「街金」など、古い仕組みの金融制度が残っていました。知り合いのよちゃんが「仕手集団」だったので、街金の仕組みも勉強しました。アイチの森下さんなんか…は、有名でした。
形は変わるのでしょうが…金融の世界などは、今も似たようなものでしょう。ヘッジファンドなんて…言うけれど、所詮は、仕手集団のようなものです。その関与に揺れる東芝は案の定、話は「二転、三転」しているように感じます。「ロコンド・ショック」のための…東芝の400株は高値圏で売りました。今は自分の「気持ち」は、「穏やか」に…変化しています。
本日は売り過ぎたロコンド1750円、1720円で500株ずつ買い指値を入れたのですが…買えないようなので1790円まで、指値変更をしました。果たして買えるかどうか。今の株価は1849-1851-1769-1794=485400(9:46)です。まぁ、どっちでも良いのです。
ようやく…「株は上がって良し、下がって良し、どちらでも良し」の適正水準になりました。東芝も朝方の気配値が4100円前後でしたから…4200円100株、4100円100株…と言う具合に、下値まで買いを用いました。ノンビリやろうと思っています。
買えても良いし、買えなくても良い。どちらでも良しです。自分の気持ちが、楽になる水準が「適正水準」なのでしょう。つまり力量とは、何か? それは、自分だけ…にしか分からないのです。
常々、カタルは「力量配分」の重要性を語っています。この基準は相場観に「優先」されます。でもやはり…「あちら側」に行くためには、何処かで冒険も必要だろうと思っています。
折角、ロコンドを4万株も積み上げたのに…カタルには運がなかったと諦めるしかありません。こんな違いは、僅かな違いだろうと思います。ロコンドが1万円になっていても…別に不思議ではなかったのです。
あっ、1790円の売り物になりましたから…先ほどの1790円の指値は買えました。良かった。持ち株が半端だったのです。3500株と4500株を持っている口座があり、共に500株ずつ買ったのです。少し金曜日は「売り過ぎた」ように感じています。
自分の適正水準の把握と言うのは、なかなか難しいものです。もっと下がったら…更に買う予定です。
現物株7000株を残した船井電機は922円で3円高です。
カタルはケネディクス、JTEC、介護のツクイに…船井電機の4つのTOBを経験していますが、この船井電機が、最も強いようです。一度しか…918円を割れていません。どうなるのでしょう。本当は1万株あったのですが…途中で空売りを3000株したために、買い戻せずに、「渡し株」したのです。故に半端な株数になりました。この行方も勉強になります。
自分が実際に体験をしないと…自分の「本物の知識」と言うか、知恵と言うか…その経験は身に付きません。机上論では意味がありません。やはり実体験に勝るものはありません。テレビで自分が旅行をしたシーンが流れると…その度に、自分自身の体験が頭の中に再現されます。何度も…何度も楽しめます。カタルは「槍ヶ岳」に一度だけ登りました。
憧れの山頂に立ち…ブロッケン現象を体験しました。あの光景がテレビで槍ヶ岳の映像を見るたび甦ります。今は鉄製のはしごが付けられており、余程のバカでない限り…天候さえよければ…誰でも登れるのでしょう。北アルプスは、整備されています。楽しいですね。また行ってみたいと思いますが…早くしないと、こちらの体力がどんどん消えます。
最近、同居するおばあちゃんの歩く速度が、どんどん遅くなっています。もうすぐ90歳なので…仕方ないのですが…。大御所さんが現役の頃から歩くのが遅く…やはり会社を辞められたら、2年ほどで…亡くなられました。歩く速度は重要な健康のバロメーターのようです。
さて…ロコンドの下値など、誰にも分かりません。ですが…今の出来高は548600株です。100万程度、出来るなら良いのですが…果たして、どうでしょう。
通常、一般的には、ここからもう一段安したところが…経験則では「買い場」になるのがセオリーです。同じようなことが野村証券にも言えます。もちろん下がなく…上がる場合も多いのです。
こんな…事前予想を自分なりに構築して、相場は眺めて、実践を通じて、何故、自分が間違ったか? 反省の日々を送ります。
野村証券の証券事故の事前予想などは無理ですが、よく考えてみるとロコンドのケースは、事前に警戒感を持っていても…良かったのかもしれません。過去の田中君の行動パターンから…推測が可能だったかもしれません。ですが…付き合い始めて1年程度ですからね。やはり無理かな?
カタルが3つの会社を勤めた話ですが…社風の話です。決算のやり方も、長く観察していると…その会社の「癖」が分かるようになります。保守的な対応しか打ち出さない会社のカラーとか…。毎回、毎回、決算会見をビデオで観察できるのです。
だから…自分で株を買う前に、前の決算会見のビデオを、時間軸を遡って観察することも重要です。しかし多くの投資家は、ここまで自分で調べないと言うか…。努力を怠ります。
長年、証券マンをやっていると…会社の色んな「癖」を知る機会があります。この感覚は非常に重要です。株価の動きもそうです。長年相場を見ていると「仕手性」のある株と、ない株があります。やはり仕手性は、重要です。人気度合いが違うのです。一般的に変動率が高い株が人気株になります。
カタルがユビキタスやJ・TECを好むのは、そういう事です。絶対に損をせずに、儲かる投資方法もありますが…その代償として、時間を掛けないとなりません。この時間と言うのは人間にとって大敵です。この時間軸を「味方」に出来るなら…もう怖いものはありません。
ですが…頭で分かっていても、なかなか身に着けて活用するとなると、心が悲鳴を上げます。難しいですね。株価を見て、自分が行動をして…世間の動向を見て、株式投資を楽しんでください。なかなか買えない東芝です。4300-4390―4300―4375=4109300(10:25)です。
それでは100株だけ買ってみますか…ハイ、4385円で100株のお買い上げです。
トホホ…やはり寄りつきでした。仕方がありません。これで…また1100株の持ち株になりました。「もっと…下がらないかな?」 このような気持ちなら、カタルにとって適正な資金配分なのでしょう。今は、読者の皆さんに「力量の解説」をしているのですよ。この配分が一番難しいのです。
自分の「力量把握」と言うのは、自分だけにしか…分からないのです。
この配分を間違うから、株価が動いてアタフタするのです。ロコンドがストップ安だ…追証だ、どうしよう?…と先日のカタルのようになります。そうして証券会社に追証を入れる時は、もう既に「負け戦」です。相場観なんか…関係ありません。即刻、適正値まで持ち株を落とさねばなりません。
特に証券マンの人は、顧客の言葉の変化に敏感に対応をして…ドライに「成り行き」で売らねばなりません。追証になって、指値をするなんて…馬鹿がやることです。即刻、成り行きの売りです。先ずは安全水準まで「持ち高」を落として…そうして本当は、時間をおいて、また考えるべきでしょう。顧客の保護と言うのは、「注文を断る勇気」を持つことです。
カタルは、現役の頃、そんな銘柄の注文なんか受けない、どうしても注文したいなら、他の証券会社に行ってくれ…と傲慢な態度を取ったことがあります。
まぁ、これが正しいかどうか分かりませんが…顧客をセーブさせることも、証券マンの務めでしょう。そんなわけで…本日は東芝を100株、ロコンドを1000株買ってみました。皆さんは…自分の「力量」にあった選択をしましょうね。それでは…また明日。