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これから決算発表を控え…本来なら「好業績」を評価するところですが、安川電機を始め日本電産など…いずれも事前の市場期待値が高く、目先は利食いに押されています。まぁ、当然です。村田製作で解説しているように、昨年末から「行き過ぎ」(買われ過ぎ)の現象を示していました。

安川電機(6506)の日足推移

事前の期待値が高ければ…その結果が想定以上のものでない限り、既に株価は買われていますから、結果を見ても株価は下がります。「材料出尽くし」と言う表現で、株式市場は次の視点に動きます。まして…決算発表の数字は前期のもので…新しい期が始まって間もないのに今期の数字を、この時期に…更に増額修正「見込み」を発表するなんて、あり得ません。

一番、面白いのは2Qの発表から増額するケースが一番です。この時期に増額するのは珍しく…「サプライズ扱い」になります。次は一般的ですが…3Qが発表され、通期が増額修正される2月です。この時は増額修正が多く生まれます。既に数字が固まってから、通期の増額修正をする経営者の心理は良く分かります。

これから発表される前期の数字は「確定値」です。この時期に来年の3月の読みを強く見込む経営者など…まず、居ません。

ロコンドの田中君は一般的な経営概念だという訳です。しかし前期の取扱高205億円から今期の目標を250億円にした点を評価しなくてはなりません。21%増なのです。あるいは設備投資計画です。田中君は倉庫の増床を述べて…経費増を挙げていました。だから費用が増えて利益が圧縮されるのです。まぁ、辛うじて及第点かな? 

カタルは目標値が低いので少しガックリしていますが、現実的な数字と言えば…そうなのです。この予想値などは公認会計士の監査が含まれています。故に法外な数字を発表できません。しかし…「プレゼン能力」は、ソフトバンクの孫さんの方が、かなり上ですね。

さて…期待できない決算ですが、良い数字なのですよ。ですが…事前に株価が買われている為に相場が更に既存の路線を歩むとは思えません。村田製作を観ると分かります。

そうすると…相場の方向性が問題になります。本日の三菱UFJは3円高の575円ですね。カタルは4桁以下の評価は前から解せませんでした。故に現役の頃から株を買い続けています。800円台から買いに入り…株価が500円台に落ちると…更に力を入れてセールスをしました。あれから10年ですよ。

いくらリーマンショックの後遺症が強いとはいえ…金融界はRPA(Robotic Process Automation )などとの相性は良く…効率化が大きく進み人件費が大幅に削減されています。その為にどんどん利益は膨らんでいます。団塊の世代は退職を迎え…賃金は下げられています。多くの事務仕事はRPAに代行され…金融業は新しい時代を迎えます。

カタルが学生の頃は、今のようなプログラマーより金融マンの方がずっと高給職でした。田舎で豊かな生活は、公務員、教職、金融などです。まさか…プログラマーなどと言う職業が躍り出るとは…。

カタルの仲間に、あの当時は「電算」と言ったのかな? 一人いるのです。彼が就職したときは、小さな会社だったのですが、その後成長をして、後輩は全て大卒で…どんどんクラスも上がっていました。彼はあまり頭が良くなく…それでも課長職だったので…激務で「うつ状態」になり、失踪事件を起こしました。

カタルの友達に、この世界のエリートが居ます。NECから日本IBM、そうしてマイクロソフトかな? 彼は慶応卒でした。それでも技術革新を理解するために日夜、勉強をし続けました。生半可な世界ではありません。プログラマーの世界で、年収を2000万稼ぐのは相当な「モチベーション」を維持できないと続きません。何しろ技術革新のスピードが速いのです。

要するに、どんな職業も人間が持っている本質の部分…「モチベーション」を維持できるかどうか…なのでしょう。カタルは馬鹿ですが、株は大好きです。だから学生の頃から株の売り買いをしていました。「好きこそものの上手なれ」なのでしょう。それでも…日経新聞の批判レポートを書けるほど…成長をしたと思っています。

今も毎日、勉強をしています。今の時代は便利で…分からない事はネットが教えてくれます。良い世の中です。その内、喋るようになるでしょう。スマフォは既にそのハシリです。「アレクサ、ラジコでNHK・FM東京を掛けて」…と催促すれば…ラジオが流れます。便利な世の中になりました。

NPC(6255)の日足推移

上手いね…785円まで買って、今は757円の1円安です。これじゃ…振り落とされます。「仕掛け人」が関与している可能性が、あるようです。朝方の気配値は710円~720円ラインでした。しかし寄った株価は766円です。金曜日の771円を超えて…順調に戻り相場が演出されているように見えます。カタルも判断が難しいのです。ですが…このボラティリティー(変動率)は魅力的です。何故か…心が躍ります。

NPC(6255)の月足推移

日足を観ると…まだ判断が付きません。ですが…月足に時間軸を延ばすと…可能性はありそうです。

太陽電池のエネルギー変換効率は20%未満です。技術革新が期待できる分野です。日本の最大の問題点は「電力」です。原発に反対ばかりを唱えるのは、馬鹿だけです。原発の小型化を実現したSMR(小型モジュール炉)は画期的な方向性に見えます。日立が先行しています。米国のGEと提携をしています。皇居の下に小型の原発を設置すると、神様に怒られるかな? 

しかし…今でも割高な電力料金です。これは世界競争に勝つための必要最小限のアイテムです。電力は必要なのです。菅直人が、如何にバカか…分かります。東電にすべての責任を押し付けて…カタルには理解できません。

何のための検査なのか…お飾りなら、必要のない組織です。「原子力委員会」と言うのは…ただ飯を食う組織ですか? 株式投資をするから…様々な日本の矛盾が露呈します。もし株式投資をしてなければ…こんな疑問は湧きません。

やはり…また920円買いです。本日の高値は923円まであります。船井電機の話です。この918円は現預金の金額で、その時価総額です。上場廃止にするなら…色を付けるべきかもしれません。どうなりますか…。ケネディクス、JTEC、介護のツクイに続き4番目のTOBのなかで、一番、強い事例です。5番目の事例になるかどうか分かりませんが、東芝も注目されます。この株も朝方の気配値は、安かったのですが、実際は高寄りをしています。

あれれ…冒頭に田中君のことを書いて、本日は1670円で1000株を買い直したら…また1700円台に復帰です。仕掛け人が関与するなら、面白い相場になります。この時期に、それも…期待値が完全に消えての相場です。カタル自身が100万株程度を買えるなら一気にやりますが…。どうでしょう。所詮は貧乏人の戯言です。やはり見捨てることがなかなか出来ないのです。困った性格ですよ。

相場の潮流は、いくつかの流れが見えますが…どれが市場参加者の心を射止めるか? 

まだ定かではありません。様々な流れがある中で、自分がどれを選択するべきか…やはり迷います。

NPCの可能性は高いように見えますが…どうでしょうね。まぁ、5000株だけ買い直しているから、それで相場を楽しめば良いか…。あの時の損金が消える817円を抜くことが出来るのかどうか…。船井電機のTOBや東芝、そうして今期予想が否定されたロコンドも面白いですね。自分が未来図をどう描き、どう行動をするか…すべて結果は後になって分かります。

株式投資は、やはり面白いでしょう。

自民党王国の広島で敗退した自民党の菅さんは、可哀そうに…。これでコロナの成果を観ないとメディアは更に叩くのでしょう。ですが…カタルは原発の汚染水処理の決定、携帯料金など…更に意欲的な脱炭素化社会目標など…彼を高く評価し始めています。実績が語ります。評論家など…どうでも良いのです。名目成長時代を更に加速させ、株価が彼を評価します。

IRNETでは現在、新規の会員募集をしております。本日がその締め切りの「最終日」です。

応募要項などは、土曜日のレポートの下の方に書いてあります。既にたくさんの応募をいただいており感謝申し上げます。今回も多くの方に、お待ち願うことになりそうです。ですが…関心があるなら早めに申し込んでください。カタルは順番を優先します。既に申し込んで…何回もお待ちしている方が、優先されるのは世の中の道理です。

ですが…会員レポートと公開ページの内容は、同じようなものです。多少の会員料金の色が付いている程度です。先週、述べた3400円で買ったS君などの表示はアルファベットですが…「小型株」故に、気を使っています。大型株の東芝、野村で今年は十分だと述べています。どうしても…イニシャル表示の銘柄が、知りたければメールで問い合わせを受ければ…いつもカタルは公開しています。

カタルは非常にオープンな性格です。銘柄なんか関係ありません。如何に上手く売り買いをするか? 皆さんはその方法をご存じないようです。

自分の力量を一番に考えて…行動をしてください。

半年に一度限り、それも「3日間限り」の新規会員募集の本日は、最終日です。関心のある方は土曜日の原稿の下の方に募集要項など…詳細が書かれていますから、それを読み、納得されたから、応募してみてください。

皆様からのたくさんのご応募をお待ちして居ります。5月1日までにすべての応募者の皆様に返信メールをする予定です。また明日。



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