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米国株は相変わらずの強さです。カタルは「勘違い」をしていたようです。先日の米国の株式に対するキャピタルゲイン税ですが…20%から39.6%にする提案ですね。他の税金を合わせると43.4%になると言う話ですが…。これは富裕層に対する提案だそうです。所得が100万ドル以上と言いますから1億円以上の高額所得者です。一般の人はあまり関係ないようです。カタルは、てっきり…全てなら大変だなぁ~と思っていました。今朝、ロイターのこちらの記事を読み…納得しました。

あまり大きな懸念材料とは言えません。影響がないとは言いませんが株価を大きく下押す材料にはならないでしょう。良かった…。カタルの勘違いで…、何故なのかな?…と株価の推移とイメージのズレがあったのですが、この勘違いが原因で相場観の違和感が解消されました。

皆さんは、どうか分かりませんが…新しい材料、このような事例ですが…市場には様々なニュースが流れます。その度にカタルは頭の中の「未来の株価位置」を修正しています。最近ではアルケゴスの野村証券、決算発表を受けたロコンドなど…です。

常にカタルは手掛ける銘柄の未来図のイメージと実際の相場観にズレが生じると…何故? …と自問自答します。

そうして、その「解」が見つからぬまま…謎となって、心に残ります。相場はカタルの理解を超えた動きをすることが多いのでしょう。未だに「三菱UFJ」の株価位置は納得できません。最低4桁以上の株価が妥当だと思っています。そもそも一株あたりの純資産価値1291円(四季報数字)を割れることが理解できないのです。

だって毎年利益を計上し内部留保は蓄積されます。それなのに1291円を大きく割れている株価は何故?…と言う疑問が生まれます。カタルにお金があるなら間違いなくTOBの対象株です。そうして都内にある支店網を売却するか…貸しビルにするか…別の活用を探ります。日立やトヨタなどの売れない資産と違い、誰もが買いたい都心駅前の一等地です。

既に店舗を持つ意味も薄れており、なにも1階でなくても、空中店舗で良い筈です。業務はどんどん効率化され、フィンティックなどの新しい金融形態が生まれるはずです。その意味で英「グリーン・シル」の破綻は残念でした。どうなっているのか?

詳しい内容は分かりませんが…やはり金融は儲かると思うのです。だから必ずこの違和感。心の中のギャップは大きいので、現実の株価は何処かで修正される相場がやって来ると思っています。

それが…今回のコロナ禍からの正常化の過程で、金利が上昇して…世界中で金融株の株価位置が修正されると思っています。SBIの北尾さんは馬鹿ではなく優秀です。地銀と資本提携をしています。魅力が薄れている地銀株ですが、非常に割安な株価水準です。ここにも儲かるアイディアが存在します。この修正時期が、いつ訪れるのか?

絶対に来ますよ。でもその時間は分かりません。このアイディアは、今年、実現する可能性もあると思っています。だから…米国の金利状態に「異常な関心」を持って、カタルはその推移を追っています。このようなアイディアはたくさんあります。今は一例を示しただけです。

頭の中には、様々なアイディアが蠢いており…相場を観察しています。そうして株価に変化が生まれると、いち早く…その動向をキャッチして行動に移せます。

昨年、「未来の宝」と表現して…紹介した「島精機」(6222)は、その成功事例です。コロナ禍で落ち込む洋服業界、当然、設備投資意欲は落ちます。しかし島精機は企業業績は大幅な赤字ですが、積極的に設備投資をする姿は素晴らしい。今は駄目ですよ。長く上げ続けた調整過程に入っています。だから株を買っても駄目です。

東芝と言うのは、値動きが意外に軽いでしょう。この理由は大規模な自社株買いを実施したためです。そうして尊王攘夷派閥と開国派の綱引きにある為でしょう。

東芝(6502)の日足推移

その東芝はどうしても利食いをしたくなります。そういう株価位置です。しかし…時間軸を延ばすのです。昨日、NPCで、そのテクニックを紹介しました。目先の株価がどちらの方向性を歩むか? やはり迷います。そういう時は、時間軸を変えて…チャートを眺めてみると、今のその企業が置かれた株価位置が分かります。

東芝(6502)の月足推移

シンガポールの資産運用会社3Dインベストメント・パートナーズが1株あたり6500円と言った意味も理解できます。キオクシアの価値は「うなぎ登り」です。ですが…カタルは高値を追ってまで、買う気にはなれません。昨年は買ったのですが…3000円を割れていたから買ったのです。むしろ、ここでは…利食いをしたい気持ちに傾いています。

他に沢山、買いたい銘柄はあります。ですが…東芝は日本株の指針銘柄の一つです。「ご維新」銘柄なのです。

どんな形で推移するのか分かりませんが、株主総会は揉めます。既に「村社会」論理は通用しないのです。何故、こんな小学生でも、わかる理屈を日本人はなかなか受け入れないのでしょう。はやく…無駄な抵抗はやめた方が良いと思います。パイオニアの指名解雇事件から30年も掛けて、ようやくここまで来たのです。

カタルは上京した時に、メーカーのバーゲンに良く行きました。オンワード樫山やワールドなどのバーゲンで、50%オフ、70%オフと言う価格を見て驚いたものです。

僕らの感覚は、日本村価格に染まっていたのです。その鎖国制度の為に排他的な制度になっています。建設業界を観ると分かります。未だに海外の建設会社が日本に参入できません。コメの価格を観ると分かります。何故、国際価格と大きく違う独自価格で生活をしなくてはならないのでしょう。

だから…ユニクロが生まれて躍進をしたのです。確かに柳井さんは優れていますが…国際価格とのギャップを修正しただけの話です。ニトリも同じです。

何故、日経新聞が…何故、NHKが電力料金の国際比較を大きく国民に知らせないのでしょう。関西電力の不正は「村社会」が生み出した不正です。地元のドンの了解が必要な制度なのです。何故、東電の原発の再稼働が、なかなか出来ないのでしょう。もう10年ですよ。もっと日本人自らが…問題意識をもって理想と現実を真剣に考えた方が良いですね。

その点、待ったなしの原発の汚染水処理問題を決断した菅さんは、素晴らしいと思います。本来は要らないお金、要らない時間を掛ける問題ではありません。

世論を重視する大衆迎合では何も前に進みません。成田闘争の教訓も生かされていません。同じ失敗を繰り返す村社会は非常に厄介です。ようやく…コロナで医療体制の不備をメディアは言い始めていますが…それを前進させる報道をしていません。まったく子供の報道です。官僚を批判しても世の中は動きません。

東芝問題が、何故「御維新」銘柄か? 

我々は株式投資をしているから、日本の矛盾に気付くのです。ROEが何故、欧米と比較して低いのか? 何故、必要のない内部留保を日本の経営者は積み上げるのか? 馬鹿ですね。もっと真剣に生きなくてはなりません。

株価位置が低い中でも魅力的な株はたくさんあります。本日は、ある株を648円で1000株買いました。その下にも買いを用いています。何故か…売りが続き、何故か、買う人が居ません。僕らは賢い投資家を目指して、人気に左右されない確かな論理を背景に賢い投資行動を実行します。本日は1760円でロコンドを1000株売れました。この株価で売れる意味が分かりますか? 

最近、思うのですが…僕らは「潤滑油」なのかもしれません。この黒子に徹する行動が正しい投資行動なのかもしれません。最近、この事を考え始めています。皆さんにはヒントだけで充分でしょう。この真意は専門家でもなかなか理解できないから、説明をするのは控えます。流してください。

さて…難解な面白くない話が続きました。昨日、上げたNPCは、下げています。817円の関門は抜けるのでしょうか? それとも…再び沈むのか? どちらか迷います。買うべきか…はたまた見送りか? 

NPC(6255)の日足推移

カタルを失望させたのは…昨年末と年初に付けた696円の安値を3月に割れて…645円になったのを見て…買い増しを止めたのです。例の実験です。

1081円で200株買い、999円で200株を買い、941円で200株を買い…そうしてさらに株価が下げて来たので、今度は890円、867円、810円で400株ずつを買い、更に下がるから766円で800株を買ったのです。この辺りで下値だと思っていたのです。だから760円でも…もう400株を買ったら、割れないと思っていた696円を割れたので…一旦、時間を置きました。このトレードは止まったままです。ですが…ブツブツ投資を貫けば…儲かったのですよ。負けない筈なのです。

チャートを見ると、現在は下値が切りあがっており、立て直しの最中です。通常は駄目なのですが…何しろ脱炭素化社会、太陽電池は時代背景のテーマが鳴り響いています。相場の流れ…潮流の話ですが、今は難しい場面ですから仕手材料株が活躍してもおかしくない環境だから…博打心が蠢きます。

もう2000株だけ買ってみますか…。でも売り板は細いね。本日は790-793-748-751=780700(10:44)です。それでは752円で2000株だけ…買ってみます。ハイ、出来ました。今は751円です。どうでしょう? もう一度、沈むかどうか…。

本日は野村が高くて…気分が良いのです。だから少し「おまけ」です。どうなりますか…。何しろ、実戦派のカタル君は、常に株を時価で「売り買い」して、自分の相場観を鍛えています。評論家とは違います。こんなところで…本日はお終いです。

皆様からの沢山のご応募を頂き、誠にありがとうございました。あまりに多い会員応募に対し戸惑っております。確かに年初からケネディクス、JTEC、介護のツクイに船井電機のTOBを連発させ、しかも東芝もこんな…ですからね。期待されているのでしょうが、アルケゴスの野村証券やロコンドで利益は吐き出しています。後半でどう立て直せるか?

まぁ分からないことを考えても、仕方ありませんからノンビリやりましょう。昨日で応募は締め切りました。次回は、また半年後の予定です。ですが…カタル君はそろそろ卒業したいと思っているのです。でも現実はいつも失敗ばかりです。

皆さんからの応援を頂き、感謝申し上げます。たくさんの御応募、どうもありがとう。5月1日までに、応募者全員に「返信メール」をする予定です。しかし、あまりに多いメールで…多少、遅れてもご了承ください。



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