長い「失われた時代」により日本国民の劣化は、相当…進んでいる様子です。河野太郎もあまり仕事が出来る人のように感じません。例えば…こちらの記事です。ロイターを探してけれど本家が見つからず…毎日新聞の引用です。
まぁ、出足はバタバタするから…誰も責められません。こんな状況下のなかで、一日100万人目標を打ち出した菅総理の姿勢は評価できます。カタルは常々思っています。自分が目標に向かって頑張る為には、常に高い目標を掲げないと、絶対に成し遂げられない。
ところが多くの人は「事前宣言」をしません。必ず、やる前から「安全な目標」を述べます。日本人の90%以上がこの口で…事前宣言をするのは皆無です。だから日本航空と違い…ANNの株価は注目されます。
しかしイーロン・マスクや、孫正義は違います。最初から自分の「理念」が確りしており…公に発表する目標も出来ないような数字を並べて…自分自身をストイックに追い込みます。カタルはこのタイプを目指していますが、最近は少し…モチベーションが下がっているかもしれません。
このコロナ問題も難しい判断だから、別に首相を批判するような事をワイワイガヤガヤ言える道理はないと思いますが、相変わらずメディアの資質は最低です。良識ある行動が取れないのでしょうか? 同じ質問を自分たちが期待するような方向性に誘導する姿は、馬鹿レベルにしか見えません。「追いすがり」質問と言うのかな? 何と言うのか…。
昨日、NHKの…「ラジオ深夜便」でスペイン風邪の話をしていた京都大学人文科学研究所准教授の藤原辰史氏が話していました。なかなか面白かったですね。
もし米国大統領が病気にならなかったら…ドイツの戦後補償問題は変わっており、第二次世界大戦が起こらなかったかもしれないとか…。「クラップ・フォー・ケアラーズ(医療従事者らへの拍手を)」と名付けられた呼びかけ、この英国の市民らが発案したとされる行為は欺瞞であり、もっと正当な…お金を回すべきだと言う意見です。関心のある人は聴き逃しサービスをどうぞ…此方です。
さて日本人の劣化問題を嘆いていても仕方ありません。
昨日の米国市場は、注目される雇用統計が発表されました。しかし結果は此方です。
やはり…一部で懸念されている民主党の失業対策などが手厚いために、共和党が述べるように、景気が回復しても求職行動を積極化させない「怠け者」が居るのかもしれません。
日本でも一日6万円(今は4万円かな?)の飲食店への営業補償がある為に、店を開かずに休業を決め込む不届き者が居ます。目先のお金に溺れる人間です。所詮、人間の資質の問題でしょう。確かに困難な時期ですが…頑張る奴は居るのでしょう。休業要請下でも…店を開かず得ない、切羽詰まった経営者も多い筈です。難しい問題です。どこで…線引きをするか。だれも責められません。
しかし、たかが2年程度ですから…ね。カタルの経験した「失われた時代」は、全く歯も立ちませんでした。あの苦労に比べれば…たかが2年や3年の苦労など、あっと言う間です。皆さんの多くは相場を、真剣に観察をしていません。
昨日の米国市場の不可解な動きを、どう解釈すべきか?
雇用統計値は期待値に届かずに…インフレ懸念は後退し、金融緩和状態は延長されるから全面高の展開になったのでしょうが…米国金利は一時10時半ごろに1.55%を割れ1.522%まで買われています。これは当然なのでしょうが…ところが 、奇妙にも… 大引けは1.577%で僅かに価格は低下し、金利は上がっています。
債券の表現は難しいですよ。債券が買われるという事は金利の低下、価格の上昇を意味しますが、株と違う印象なので、間違う人が大勢います。まぁ、細かいことはどうでも良いので…先に話を進めます。
しかし金融株はGS、BAC、JPMは、いずれも株価は上がりました。この解釈をどう理解すべきか? 2013年のバーナンキ議長の「テーパリング・ショック(癇癪)」を、僕らは「テーパータントラム」と言います。此方に解説があります。
株式投資は大きなお金が動くので…自分自身が、高い理解力を持たないと「相場の流れ」が理解できません。しかし事前予想通りに株価が動くとは限りません。この辺りが難しい所ですが…同時に面白い所です。
一般の人は雇用統計の回復が鈍いから、景気の回復度合いが遅れており株式市場は下がると考える人がいるかもしれません。ところが…株価は新高値、この現象は、金融緩和は続き時間があると読んでいるのでしょう。しかし同時にこの「テーパータントラム」に備える対策が進んでいるという見方もできます。既に金融関係者の時間軸の読みは次の展開に移行しています。
カタルの時間軸はもう少し長い時間を見ています。野村証券株の実態はかなり良いのです。実態は35%程度の増益なのでしょう。しかしカタルの年収は120万円から1億円ですよ。これが証券界なのです。市況産業以上の市況株です。それも「失われた時代」と言う壮大な時間軸の辛抱があったのです。故に野村株の1万円目標と言いたいところですが…数千円の相場があっても、不思議ではないと思っている自分も同時に居ます。
しかし…目先の時間軸は、まだ改善度合いを実感できないから直ぐに株価は反応をしません。1Qの時点で620億円のアルケゴスの損失をカバーして黒字化すると…野村証券株の本格反騰の時機到来かもしれませんね。この数字が分かるのは8月です。
カタルは何処に、時間軸を置いてレポートを書くべきか?
この辺りは難しい問題です。目先に主軸を取ってレポートを書くべきか? それとも証券投資の本来の姿である「方向性」に重きを置いてレポートを書くべきか? この時間軸はそもそも…非常にあやふやなもので、常に揺れ動いています。どのあたりの解説を、皆さんが望んでいるか? 迷います。
カタルの本日のレポート読み、こちらのサイトから、それぞれの米国株の株価動向を探る人が読者の中に何人いるか?
それぞれ読者の理解力も千差万別です。最近ようやく「SNOW」の株価が下がり始めました。上場以来、高い期待値が続き…途方もない株価水準でしたが、流石に、このテーパリング観測(金融引き締め=緩和出口戦略)で、ナスダックの軟調を受けて株価の維持が困難になって来たようです。
皆さんの多くは、株価が高いときにワイワイガヤガヤ言いますが…カタルは今、再び…「不動産株」の観察時間を増やし始めました。企業業績が良いときに、騒ぐのをやめて…株価が下がり始めたら…注目しましょう。株価位置は非常に需要です。
自分がどの時間軸に身を置いて行動をしているか? 忍耐も大変です。しかし…バフェットと言うのは流石です。日本株の商社株を買うタイミングはお見事です。この辺りの観方として…カタルは「地銀株」なども関心を持っています。ですが…相変わらず、時間の壁は高いままなのです。
今日は米国の雇用統計を見ての感想を述べました。この辺りの読みが、これからの相場の動向に影響を与えます。時間軸を延ばした…結果は既に分かっていますが、問題は目先時間の読みは難しいのです。それでは…また明日。
ようやく…会員の方への新しいパスワードの配布を本日より始めました。しかし時間が掛かりますから…金曜日まで時間をくださいね。あまり急かさないで下さい。カタルは一人です。処理に時間が掛かります。
しかも脳タリンです。先日は「脱会」の文字の変換を間違えて「奪回」としました…こんな間違いは、いつものことです。ご容赦ください。新しい原稿のアップは5月15日深夜、16日を予定しております。これから随時…1日10人から20人程度でしょう。配布を開始します。