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ここに来て米国の10年債は落ち着いた動きです。先ずは、皆さんにはその金利推移を頭に入れるためにチャートを提示しておきます。基本的に物価高に対する警戒がどうか…。昨日は「ペイントアップ需要」の話をしました。

米国10年債利回り推移

ある読者から「インフレ懸念は杞憂」だと言うメールとその意見の紹介サイトを頂きました。でも…カタルはサマーズ元財務長官の意見が正しい可能性があると考えています。もう一つはDXと言うか、AIと言うか…。未来社会の進展で人間の行動が変わる可能性です。この関係は微妙な綱引きです。

米国の子供手当は、「ベーシックインカム」の話です。民主党政権下になり、ますます大きな政府を目指しますが…流石に、ここに来て…共和党との対立もあり、経済対策の規模が小さくなってきています。この話と…MMT理論は、結びついています。

ただ株価がどうのこうの…と言うレベルの話だけでは、皆さんの知識はステージアップしません。だから敢えて…カタルのような馬鹿でも分るように難しい解説をしています。故にカタルの解釈が間違っていることもあるので…それを念頭にして読まねばなりません。こんな注意をしなくてはならない程…日本人のロボット教育は浸透しています。

カタルは、ずっと…「失われた時代」を通じて、何故、このような馬鹿政策を実行するのか? 不可解でした。その理由を綴っている訳です。

村社会構造は非常に厄介です。政策官僚は政治家などを馬鹿にしているのです。故に自分たちで国民を騙せると思っているのでしょう。日経新聞にも載っています。「政府調達、競争原理が働かず」何も…政府だけではありません。

みずほ銀行のシステム開発の現場を見れば分かります。総資産経営からROEへの動きなのですが…。この辺りの解釈が上手く…自分で消化されてないと、株式投資もなかなか理解できないでしょう。難しいから…今は、分からなくても良いから、毎日、カタルレポートを読んでくだされば…その内、カタルの心境を理解できるようになると思います。

さて、もう少し単純に…米国金利は落ち着いている背景の一つが、此方のレポートです。

肝心なことはFRBが物価上昇を「一過性」と切り捨てて、サマーズ元財務長官から「危険な自己満足」と揶揄されるような懸念です。しかしこのレポートを読めば…FRBは対処できると「問題を認識」していますから、この行動を観て米国金利が落ち着いています。もう一つは中国の動きです。

故に…ソニーなどが上がる可能性が出てきています。日経新聞にもありますが、「10億人と繋がる」と言う目標です。現在は、たった1億6000万人なのに…このスケール感。ロコンドの田中君は、カタルレポートを読んでいると良いのですが…。彼に欠けた部分はここですね。

これは生まれた年齢が違うから、失われた時代の実質成長時代しか…知らない人間と、昔の名目成長時代を知っている人間との差でしょう。だから彼の現実的な目標を批判は出来ません。でも…ね。

もう一つ、ソニーの吉田さんは「なかなか」…ですよ。

彼はカタルが常々語っている人間の価値観の移行(変化)を知っているような気がしました。会見で「感動を与える企業」になりたいと述べていたようです。

カタルは「付加価値の形」が変わると述べています。その究極のものが、ものではなく豊かな時間、「感動」が基準になると…前から述べています。上場企業の社長で、この意識があるから大丈夫です。カタルの狙い通りです。

つまりソニーを買えば…儲かるのです。先日、村田製作と共に…カタルは何と言っていましたか?

村田は200日線を下回った8000円割れが買い場になり、ソニーは1万円の大台を割れたところが安値でした。この流れは「インフレ懸念」が落ち着いているから出てくる動きです。昨日、話した「ペイントアップ需要」だけでなく…カタルはEVなどが加速し…車の「電力の調整」が必要になると述べたS君も、この関連株です。

同時に…本日は日経新聞が中国の「物価統制」の話を報じていました。ブルームバーグの記事はこちらです。違うニュアンスです。日経と比較して読みましょう。

今までの中国は鉄鋼製品の輸出を「奨励」していましたが…突然、方針を転換し鉄鋼輸出を制限しました。この事実から、カタルはある株が上がると思い、下値圏の株を買い始めました。何れ、皆さんにも伝えます。

インターネット時代になり自分で調べられるのです。家にいて…その気になれば、あらゆる手段で…様々な情報が手に入ります。10年物だけの金利推移では、物価動向は、要するに分かりません。先日は5年物BEIをみましたが…本日は10年物を紹介します。此方です。

米国10年もBEIの推移

カタルは、基本的に…この動き(5月に入ってからの商品の値下がり)は「あや戻し」だと思っています。市場がこのインフレ懸念を消化したかどうか…。これは誰も分かりません。「相場は相場に聞く」しかないのです。

だから物価高になって金利が上昇を始めても…株価が下がらずに上がるようになるなら…この懸念は消えます。でも今は、この程度ではサマーズの懸念は消えません。中国は輸出制限をして国内の物価上昇を抑えています。しかし、これから「ペイントアップ需要」は加速します。問題は…アセアンです。あるいはインドです。

ガラガラポンが迫っているのに、日経新聞もNHKもバカ論理ばかりを採用し…呆れる感覚です。未だに「成田闘争」(時間だけの浪費)が至る所で展開されているのです。ワクチン接種の話を見れば分かります。もっと真剣に、日本の未来を考えた方が良いですね。困った日本人です。

さて難しい話は、ヒントを掲載して…これでお終いです。簡単に理解できる話ではなく…時間が掛かります。互いに嫌になります。

相場は…このS君が最近の高値3535円を抜いて3565円を付けました。この路線は今の中国の物価統制と繋がっています。ですが…あまり高値を買わなくても、まだ下値を拾えると思っています。皆さんは株価が高くなると買う傾向が強いですね。

カタルの狙いの一つである「NPC」(6255)の話が此方のサイトです。

これは大変なことです。オランダと言う国は、昔はフランスと戦った国です。ルイ14世の頃かな? 先日、その頃のドラマを見ていました。スペインとバチカンの宗教色が強かったころの話です。このオランダの…今の認識は、小国との印象しかありませんが…この裁判所の判断はEUを先導するもので…世界基準になる可能性があります。

だんだん…条件が揃ってきました。

皆さんは、実際に株価が上がらないと、なかなか行動をしません。しかし「市場の整合性」を理解するなら…事前に行動できるのです。前もって、自分の「未来の株価」を頭の中でイメージして、相場を観察すると…様々な事は分かるようになり相場が更に面白くなります。

例えば…過小基本なので公に出来ませんが、昨年、カタルは896円で当時の社名がAと言う株を推奨しました。ところが意に反し…株価は下がるのです。この会社の利益は積み上げ式で…落ち込むとは考えられません。何故、株価だけが下がるのか? 不思議だったのです。何故、カタルは間違ったのか?

そうしたら…いい加減なカタルです。社名をSに変更しました。過去に不正会計があったのでイメージを変えるのでしょう。その時の再上場価格が717円でした。なるほど…それで下がっていたのかな?…と思ったのです。しかし…その後も株価は下がる、下がる…とうとう先日、株価は525円を付けたのです。

故に…この株を下値で集めてみようとカタルは思っています。だって光通信が昨年の6月に1078円で278万株も株を買って、傘下企業にしたのです。あの重田さんの上前を撥ねることが出来ます。この考え方が重要なのです。

皆さんは直ぐに銘柄を知りたがりますが…そんなことは、どうでも良いのです。何れ、明らかにします。グロームHDの時も、同じことを述べて…株価が下がった時に下値を買っています。この考え方を学んでください。銘柄より…この発想を皆さんに伝えています。大株主より、安く…株を買えるチャンスは滅多にありません。

今、野村証券を観たら、株価が595円なので…再び5000株、買ってみます。ハイ、お買い上げです。先日、カタルは…なんと、言っていましたか? 同時に今の相場は、そんなに大きくならないと述べています。今、株価が1790円台に入った「シンバイオ」(4582)も同じでしょう。

このS君の下値を500円台では、なかなか買えず、仕方なく…昨日から600円で、買い始めています。どこに壁があるのかどうか…。一度、上に株価を上げて試してみたくなります。意外に株価は飛ぶかもしれません。しかし…。

IIJ(3774)の日足推移

また高いのですね。「IIJ」(3774)の話です。カタルは携帯料金の引き下げと言うマイナス面がある為に…良い面ばかりではないから推奨から外しました。しかし…その後も1:2の株式分割から一貫して株価は上がっています。

あのまま持っていたら…とうとう2倍以上になりました。ロコンドは沈み…IIJは浮上する。昨年、カタルは会員レポートで2976円から2851円、そうして2275円(いずれも分割前だから、今の株価では1/2です)でも…3回も推奨していた株です。コンチクショウ! いつも…このパターンです。

運がないと言うか…。カタルの実力不足と言うか…。このような失敗ばかりをしています。なかなか…タイミングが合いません。株と言うのは、やはり…偉そうに語っていても難しいものです。そんな訳で…下手糞のカタル君レポートは、ここで終了です。また明日。



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