コロナと東芝

日経新聞には、東芝の株主総会の模様が掲載されています。この話は、カタルが一貫して語っている「村社会構造」と「グローバル論理」の対立図です。

日本人の多くは、日本は平等な国で…開かれた民主主義国と思っているかもしれません。しかし…長年、株式市場を見ていると、本当に、日本国の未来を考えて…政策は運営されているのか? 疑問に思うことが多く起こります。

まぁカタルも既に…社会のお荷物世代の年金族に、成り下がりました。だから偉そうに語れませんが、東京地検の逮捕基準など…如何にも、恣意的な運用に見えます。ライブドアのホリエモンが収監され…東芝が許される? まぁ裁かれていますから、一応は…対面を保っていますが…一部の権力者の為のルールが存在するように思います。

たぶん…菅総理を叩くために東北新社を持ち出した総務省問題はNTTにまで発展して、一部で指摘されているように、「人的賄賂」の話まで来ましたから、この話の追求は風化するのでしょう。自分たちの都合が悪い話は…最後は封印です。

カタルは特別税務官だったかな? 高額納税者当時、税務署の査定を受けました。ルールは公平ではなく、その人物の解釈によりルールが変わるのです。恣意的な運用の実態に触れました。

今回、2018年かな? 過去の株の損失分で、税金の還付を受けようと申告したら…今度は社会保障費が上がりました。株の利益は源泉徴収で申告義務はないのですが、還付を受けるために確定申告をした訳です。

そうしたら…介護保険や健康保険の基準になる所得が大幅に上がり、負担が増えたのです。年金は170万ほどでしょうが…この経費は100万円を超えます。おかしな話なので…江東区役所に行きました。そうしたら制度はあるのですが…この決定前に、申告をしないと駄目だったのです。だって…カタルは初めての経験で…こんなことは分からなかったのです。

皆さんの多くは、学費が補助される制度の存在も知らないと思います。自分で申告をしないと…その制度の恩恵を受けられません。年金も同じです。日本の国の制度はあまりフェアではないです。何処か…歪められています。これは村社会構造の為に、その度に…利害関係者の意見を組んで、複雑化しているのでしょう。本来、ルールは、誰でもわかるように簡素化してオープンにすべきです。

日産自動車のゴーン逮捕と同じ構図の東芝問題。皆さんに共通項が見えますか? 

何故、日本が「失われた時代」に突入して…苦しんだのか? パイオニアの指名解雇事件が発端です。バブルを作り、バブルを強引に潰した日銀の機能不全も、大蔵省(財務省)問題も、みんな…考えていくと最後は「村社会構造」に到ります。

その最後の転換は「教育問題」になるのです。われわれ日本人が、自ら…自分の頭で物事を考えないとなりません。今回の「コロナ」も同じです。

存在しない…「安全・安心」を求めるのが正しいのかどうか…。何処で線引きをするのでしょう。コロナ報道を一つとっても、日本人の馬鹿レベルが分かります。毎日、毎日、テレビで洗脳され…統一意識が刷り込まれて行きます。自分の頭で考えない日本人。どんどん劣化しているのに…誰も、その実態を明らかにしません。

カタルは株価が正直だと思っています。1989年に38915円を付けて…2021年になっても、その株価を抜けないのです。

一体、何が狂っているのでしょう。東芝の問題は、自分勝手な論理である「村社会」の象徴的な出来事に見えます。北朝鮮や中国を批判できませんね。日本も同じようなものです。

「グローバル化」対「村社会」と言う対立構図です。

甘利さんに続き…経済産業省の梶山さん、本当に時代の進化を分かっているのでしょうか? こちらの記事が参考になるかな?

カタルは、この意見とは少し違う…意見です。経産省の関与は、二重基準で恣意的な村社会構造だと考えています。日本人なら「阿吽の呼吸」で、「大岡裁き」により「落としどころ」を探ります。こうなるのは分かっていましたから、一度、上場を諦めて…TOBで買収されて…再上場をすればよかったのです。

この東芝問題が円滑に運ぶなら…日本株は、一気に10万円の道を歩む構造改革が進化します。だって世界中からお金が日本に流れますよ。日本は最後のフロンティアなのです。ジャブジャブの資金が日本株に殺到します。

しかし…抵抗勢力の甘利さんや梶山さん達を、後援会を通じて…説得しなくてはなりません。誰か…知り合いの方が居れば…レクチャーをしましょう。

外為法や国家の安全保障と絡めて…強引に処理をしようとすれば…東芝は解体されます。原子力など必要ありません。分離して東芝を買収すれば問題になりません。まるで…成田闘争の「時間の浪費」です。いつも日本は、この繰り返しを選択してきました。1993年のパイオニアの指名解雇事件の時に、村社会構造の維持が出来ないことは明らかだったのです。まもなく30年です。いい加減に目覚めて欲しいものです。

東芝問題は、先日の前田道路と同じ土壌です。経産省は「スチュワードシップコード」を言いながら…建前と本音が違う二重構造です。コロナの報道も同じです。意見対立は当たり前、安心、安全なんか…ないのです。僕らは常にリスクを抱えて生きています。

昨日、久しぶりに隣の浜ちゃんと電話をしました。そうしたら、彼は大腸がんで手術をしたとか…。発見が早かったようなので、大腸がんは癌の中でもランキング上位の優等生です。ガン程度では、なかなか死にません。

でも様々なリスクがあるのに…何故、悪戯に慎重論ばかり日本人は述べるのでしょう。オリンピックを開催すれば、リスクが増大するのは明らかですが…あの感動は、僕らの勇気を与えます。池江璃花子さんが、泳ぐ姿は、きっと…僕らに感動を与えるでしょう。世界に約束したことを、コロナ程度で…とやかく言う日本人の劣化が気になります。

株式投資も同じです。

リスクがあるのを承知で挑むのです。誰も未来図は分かりません。カタルだって分からないけれど…確実にエーザイの「アデュカヌマブ」(製品名「アデュヘルム」)は、アルツハイマー病患者の脳内に蓄積したアミロイドβ(ベータ)と呼ばれる物質を取り除くことで、認知機能の低下を遅らせる仕組みなのでしょう。命の危険はあるけれど…原因とされる「アミロイドβ」を減らすことは確認されています。

もし…人類が「安全・安心」を基準に行動をしたら…今頃、飛行機もなかったかもしれません。果敢に挑戦をする人間がいたから、人類は火星探査を始められたのです。

株式投資と言うのは、人類の未来図を早めるために、市場でお金を流す仕組みの筈です。

金曜日も大引けでも100株だけ、カタルは「エーザイ」を買い乗せしました。何か…ここで「リスクを背負って」行動するのが、正しい姿とカタルの心は叫びます。

誰も未来図は分かりませんが、自分自身がリスクを承知で、行動するかどうか…。株式投資と言うのは、常に、そのリスクとリターンのせめぎ合いです。今年の課題はこの東芝問題なのです。だから100株だけでも自分が買って置き、この推移を…関心を持って見守ることが、自分の成長にも役立つのでしょう。儲かるとか…損をするとか…そんな基準の話ではありません。

相場と言うのは、僕らの参加で…形が変化していくのです。時間の経過で、どんどん…形が変わっていくのです。決まった解答が事前に用意されているものではなく…正解は、だれにも分からないのです。どんどん変化して、毎日、状況が変わるのです。また明日。

これから会員向けのレポートを作成します。会員の方は明日にでも…お読みください。



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