昨日は久しぶりに銀座に出かけました。あの最先端の「編み機」を見るためにわざわざユニクロの銀座店まで足を運びました。12階にはユニクロの歴史が掲げてあり、柳井さんの自筆の原稿も展示されています。
この「失われた時代」の下で…世界トップまで上り詰めた歴史です。ユニクロの1号店は1984年に誕生したのだそうです。ちょうど「プラザ合意」の1年前です。「時代の風」を生かした企業の成長は凄いスピードです。雇用の観点からEV化に積極的展開しないトヨタの35年後を心配するのは…カタルだけでしょうか?
かみさんは「買い物」好きなので、結構、出かけますが…カタルは用がなければ出かけません。電車に乗るのも久しぶりで…携帯電話を変えてないのに、何故か…改札のスイカは、スムーズに反応しています。以前はスマフォが悪いのか…と思っていました。反応が悪かったため、ベッタリ…とスマフォを改札に押し付けて通っていたのですが、今回は翳しただけで軽く…反応しました。たぶん改札機が新しくバージョンアップしたのでしょう。快適でした。わずかな事ですが…利便性を感じたのです。
最近、カタルは「エレメンタリー ホームズ&ワトソン」というテレビの番組を見るようになっています。アマゾン・プライムでは無料で視聴できます。天才探偵のホームズは、些細な現象を見逃さずに、難事件を解決していくドラマです。この番組を見ると、カタルが常々…述べている「市場の整合性」の話に似ています。先ほどの改札の話もそうですが、多分、新しく改札の機械が変わったのか…。関連の部品が変わったのか…。ソフトが変わったのか分かりませんが…機能改善が、あったに違いないと…との仮説が成り立ちます。些細な反応の違いから…改札機の改良に気付きます。
此方の報道を見て…新しい「株式相場のいぶき」に、賭けるカタルが存在します。この背景にあるのはデンソーの…例の報道(自己資本比率を引き下げてまで…設備投資や株主還元する話)ですよ。日本企業の変化を掲げると…10や20は簡単に掲げることが出来ます。これほど…たくさんの事例を挙げることが出来るほど…変化が加速してきています。
社会現象も株式市場も…同じなのです。
株価の動きには連動性(関連性)があり、雁行型相場なのです。日本郵船の株価だけが上がり、商船三井や川崎汽船の株価が上がらない道理がありません。今回はONEジャパンの影響で好業績なので…他の株は見ていませんが、基本的に…すべての海運業も上向きに転じるのでしょう。さらに造船もそうでしょうし、船に使う塗料も鋼板も同じでしょう。昔は多くの船会社がありましたが、長引く不況で淘汰されています。それでも…世界的にみると日本の劣化は明らかです。
今回のSBIと長銀の話を考えると分かります。村社会構造の実態が明らかになっています。東京機械も…同じです。もともと…経営に欠陥があるから、「ものを言う」ファンドに狙われるのです。経営者が変わると…会社が良くなる場合が沢山あります。
時代の流れを見ると、市場原理が優先されるはずです。だから東芝なんか…非上場になればいいと思っています。もともと粉飾決算をした「落第」企業なのです。その企業が偉そうに権利を主張できる立場にないのに…この村社会構造は厄介です。
経産省を巻き込んだ「条件闘争」をする程…日本には「村社会」構造が浸透しています。このような「成田闘争」を繰り返してきたから、日本は永遠と…「失われた時代」になり世界競争に負け続け、格下の韓国の所得より、下に劣化したのでしょう。カタルはそう考えています。
もっと地検などの政策を決める官僚機構が広い視点に立って、政策運営すれば…日本は変わるのでしょう。日産などの私的企業の「人事抗争」に関与すべきではありません。
孫さんが述べる「スマボ」(スマートとロボットの合成語=AIロボット)への設備投資を加速させ「効率化」を進めれば…少子高齢化のハンディである日本の弱点が、逆に強みに変わります。サイバーダインなど…もっと活用すべきでしょう。AI時代になると、どんどん雇用が失われます。
まもなくコンビニもスーパーも自動精算が導入され…レジ打ちおばさんは消えます。トヨタ社長が主張する300万台生産体制の維持が、日本の国力を支えてきた自負(気概)は尊敬します。しかし500万人の雇用が奪われると…雇用の「危機感」を煽るなら、改善させる人材教育などを…逆に提唱すべきでしょう。彼の主張の背後には、終身雇用の「悪しき慣習」があるように思えます。大きく社会形態が変わるなら、それに合わせた構造転換を促進させその動きを加速すべきです。
時代転換に反対をするのではなく…革新的なチャレンジを続けるべきでしょう。
日本はやり方次第で…この少子高齢化時代を活用できるようにも思います。もっと教育や介護分野への投資が必要です。コロナで露呈した…脆弱な我が国の医療体制も変化させるべきでしょう。日本医師会など…ぶら下がりの組織転換を考える良い機会だと思いますが、メディアは、なかなか…そちらに舵を切った報道をしません。村社会を擁護する主張から早く脱却すべきでしょう。
もう一つは、我々、国民の「意識変化」が重要性です。非常にネガティブな発想ばかりです。自分が行動するときに、判断する「心構え」が…完全な負け組、精神です。ネガティブな発想をする人が、如何に…多いのか?
株式投資の確率は、「買い」か「売り」ですから…基本的には50%の確率の選択です。
株価位置の問題で「リスク度合い」も決まります。基本的に株価位置が高い時に決断をすれば…結果は早く表れます。ですが…逆にリスクは高まります。株価位置が安い時の選択は、結果の判明は遅れます。ですが…逆に失敗した時のリスクは軽減されます。
更に…株価は「慣性の法則」が適応されます。
株価の下落状態が続いているなら…基本的には下降波動が継続する確率が高く、逆に株価がこれまでに上昇を続けているなら、基本的に上昇を続ける確率が高いのです。株価位置は、過去数年間の株価をチャートで観れば分かります。その株が、過去において、どんな動きをしたか? 今回の船株は、市況が高騰すれば…株価も連動して大きく動くことが過去の事例を観ると分かります。このような過去の動きも参考になります。
そういう常識を考えて、自分自身で…決めると良いですね。結果を畏れるのは…自分の性格や、これまでの経験が関連します。強い心を持っている人は、何度、失敗しても…その失敗を糧に成長できます。失敗は誰にでもあります。そんなことは常識です。カタルは失敗しても良いと思っています。全て…自分の決断が正しいわけではありません。
一番駄目なのは…やる前から、グダグダ…理屈をこねて行動をしない奴です。
カタルの経験上、仕事のできるやつは「率先垂範」です。直ぐに、今、出来ることはその場で解決します。直ぐに…行動するのです。それを繰り返せばいいのでしょう。失敗を畏れずにいつもチャレンジを優先させます。
カタルは、自分がこの株が良いと思ったら、先ず、買いに行きます。この気持ちが強ければ…大概、成功するものです。ですが…チャンスを待つのが苦手です。いつも…緊張感のあるチャレンジをしないと気がすみません。この辺りの「自制心」が欠けています。
自分の性格や自分の力量は、自分だけにしか…分からないのです。それなのに…売りか買いか…と聞いてくる人がいます。時間軸の感覚も…人により違うのです。無駄なメールは止めましょう。カタルだって…未来図が分からないのです。「神様領域」を期待するのは…間違いです。
そんなに…自分が不安なら、対面営業で選択して…相談料を払いましょう。500万円の投資では5万円の手数料が相談料になります。こんな常識は当たり前です。情報と言うのは高価なものでしょう。時には命を左右するのです。
だからジョージ・ソロスは、迫害から海外逃亡をしましたから…中国の政策変化に敏感なのです。世界には日本人の常識など通用しないところがたくさんあります。日本人の感覚ではなかなか理解できませんが、大麻ビジネスが話題になる米国です。逆に…タイではパイプたばこを持っているだけで犯罪です。ルールの設定は難しいですね。
今日は…雑談を書きました。人間なんか…いい加減な感情の動物だと思っています。厳格さを求めず…「パッパラパー」が、一番でしょう。カタルはこんな人間ですから…自分の目でカタルの原稿を精査して…賢く利用してください。また…明日。