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毎日…書きたくない日もあるけれど、どうしても伝えなくてはならない話も多いですね。珍しく…日経新聞は一面トップで、「日本製鉄」(5401)と「トヨタ」(7203)の訴訟を取り上げています。内容は此方です。

基本的に…日本製鉄が国際競争に目覚めた…と言うか、村社会論理から脱皮している姿です。カタルは日本村社会の独自価格を説明する際に…いつもコメの価格を持ち出します。自民党の集票マシンだった農家を保護するために、コメに高い関税をかけて農業を擁護してきました。しかしこのやり方は間違っています。

故に農業は衰退を続け…日本の農産物は世界競争できるレベルだろうと思っていますが、一貫して若い人は減り続け高齢化を迎えた時間闘争です。ここでも成田闘争(時間闘争の意味)をやっています。無駄な時間を費やして…疲弊していく選択です。

この日本村の独自価格のルールを破って…成長を遂げたのがユニクロ(ファストリ=9983)です。柳井さんは、山口の小さな洋品店を、広島から一号店をスタートさせ…今では世界一と言える水準です。カタルが上京してまもなく…500円Tシャツを売り出しました。衝撃的な価格設定だったのです。ですが…それが世界価格なのです。

果敢に日本社会に浸透している「価格破壊」に挑みました。スーパーダイエーの中内さんのようです。彼も薬局の倅でしたが…薬品のラベル番号を消す作業を続け…安い製品を消費者に提供しようとしました。日本は、村社会なので…村論理の体制を崩す奴を叩きます。ホリエモンが良い事例でしょう。

何故、日産のゴーン逮捕が問題か?

確かに…彼は強欲で日産を食い物にしたイメージがありますが…正当な報酬基準が世界のルールと違うから起きた犯罪でしょう。ルノーとの統合の資本論理の話から、内部抗争が発展して揉めたのです。ずる賢い日本人は、仲間の検察に頼ったのでしょう。その口車に乗った東京地検、この判断が正しいかどうか…。

今回のTSMCの誘致で多額の資金提供をしないと日本に工場を誘致できない実態を見れば、如何に、日本が魅力の乏しい国か分かります。

本来なら…香港が、あの推移ですから、東京が「国際金融都市」の位置づけでも良い筈ですが…ですが、そうなりません。全ての元凶は、この日本村社会構造の維持です。大相撲界を観ると分かります。何故、あれほどの成績を残した白鵬が賞賛されず…虐げられるか? 色んな意見があるのは分かります。でもカタルの結論はそうです。

この村社会論理で成り立つバランスが崩れたのが、今回の訴訟であり…日本製鉄が薄板価格交渉でトヨタへの安定供給を盾に通した価格設定です。今回もトヨタの言い分は通じません。何しろ、ユニクロはウイグルの綿を使用した疑いで…米国の輸入が差し止められたのです。だから「 宝山鋼鉄」の問題とは言えませんね。

この感覚です。時代が大きく転換しているのが、実感できる日本製鉄とトヨタの争いです。従来の日本は、水面下で話が進み…妥協していましたが…グローバル化が進展し、情報がオープンになり「村社会論理」が通じません。

だから岸田さんの四半期決算の「見直し」発言は問題があります。情報はオープンにすべきです。隠された水面下で、わけのわからない取引はナシです。

建設業界の談合も同じ…みんながフェアな条件で競争すべきです。この時代の移行をこの事件は示しています。トヨタに好意的な日経新聞の方向性は間違っています。正当な対価を払うべきなのです。トヨタと言う会社は「下請け叩き」をして、利益を積み上げてきました。この考え方はある意味で正しいけれど…今回はサプライチェーンの問題が露呈し…トヨタのかんばん方式も過去のものでしょう。テスラが何故、市場から評価され…トヨタが何故、この評価か? この背景を考えないとなりません。

今日は盛りだくさんです。

話題を変えて…ロコンドの数字の評価です。エクセルデータが下に添付されますからクリックすると読めます。褒められた数字ではありませんが…この2Qだけではよく分かりませんでした。やはりヒカル効果は、「フロック」だったと言うのが正直な感想です。理由はアクティブユーザーが減っています。結局、ヒカルファンの取り込みは、あまり効果がなかったようです。カタルは「ジャパネットたかた」のようなもので…面白いアイディアだと思いましたが…今のところは定着してないようです。

ロコンドのアクティブユーザーの推移

ただそんなにひどい数字ではありません。判断が難しいのです。

ABCマート(2670)の売上推移

昨年の2Qはヒカル効果があり…33%も伸びたからです。そうして3Qも26%も伸びており、4Qも35%伸びました。取扱高の推移です。そこで「ABCマート」(2670)や「チヨダ」(8185)の月次売上も掲載しておきます。今回のロコンドは8%のダウンですが…ABCマートは3.6%ダウンです。ですが…単純に比較できないのは、前年に大きく伸びたロコンドと通常のABCマートは比較できません。まして…チヨダは18.6%もダウンしています。だからロコンドは頑張ったとも言えます。

チヨダ(8185)の売上推移

この様子は…セグメントからも分かります。ヒカル効果のD2Cは60%ダウンです。だからそんなに悪い数字でもないのです。まぁ…ただ期待する成長力でないことも事実ですから…株価は下値固めを続けるものと判断をしていますが、追証の連鎖は心配していません。むしろ…カタルは1170円で買い物を入れましたが、タッチの差で入りませんでした。何しろ原稿を書きながら…場を見ているから対応が遅れます。

売り上げ分野別の集計

うっかり…売り過ぎた船株も買い忘れた程です。ですが…幸い、寄り値で指値をしたら4750円の川崎汽船が買えました。既に短期急騰のシナリオは消えたと思っています。依然、駄目シナリオ路線ですが…やはり解せないのです。この疑問が残る以上…諦める訳に行きません。ですが…ロコンドのケースもあり「イナゴ族」は、その場限りです。

注目された日本郵船の7000円は、今のところは割れていません。たぶん…今回は日本郵船と川船に「仕掛け筋」が関与したのでしょう。問題は「手替わり」がスムーズに進むかどうかです。ここまで下げるほど…大きな売り圧力です。

通常は「3割乱高下に向かえ!」との格言が活きる筈ですが…一時的な利益と言う概念が浸透し過ぎている為か…株価は弱い展開です。ですが…この現状評価は間違っているように感じます。物流は大切な産業で…正当な対価を得るべきでしょう。近代化に必要なお金を流す必要があります。何れ…物流は無人走行になります。だから市場原理の仕組みで、もっと評価しても良い筈です。

株式投資の原点は、何か?

必要な産業に資金を提供することです。ところが日本は村社会擁護のために出る杭を打ちます。だから産業転換はスムーズに進みません。しかしデンソーを見ても、グリーもそうだし…みんなそうですよ。今回の日本製鉄とトヨタの関係も同じです。こういう現象が「新しい時代」を表しています。だから「時間ですよ」なのです。たぶん…今回のテーパリングから利上げは、自然の流れで…三菱UFJの「株価の矛盾」が解消されます。そのハシリの相場です。

アララ…先ほど買わなかった1170円のロコンドは上がっています。まぁ、需給バランスはこんなものでしょう。良かった。何しろ、持ち株は減り続けており過去最低の1万株に減ったからです。この下げで5000株ほど投げました。今度は増やし続けることが出来るかどうか…ただV字型にはならないと思っています。ノンビリやりましょう。

やはり「ユニクロ」(9983)に興味があります。何故、明確な「底打ち」にならないのか?

もう一つの話題に、触れるには…あまりスペースがありません。毎度のゴタクばかりでは疲れます。今、追加で川船を500株買いました。本日はこれで1500株ですね。これも昨日、売り過ぎた分です。ですが…誰も未来は分からないのです。でも明らかにコロナ禍からの一時的な運賃の上昇には違いありませんが、急激な運賃の下落はないと考えています。だから評価が難しいのです。此方の記事を読むと…今の担当者の苦労が分かります。株価の下げを受け…当初のシナリオが変更されています。

「トヨタ」(7203)と「ルネサスエレク」(6723)の関係を見て、カタルは「適正利潤」の話を展開しています。

今回、異常に上がっている「スクラップ価格」カタルは当初、小形棒鋼の電炉業界は好調な筈だと思っていましたが、ところが…この原料高を転嫁できず、「合同鉄鋼」(5410)は目先苦労しています。強引に価格転嫁するために、「共英製鋼」(5440)は出荷停止したほどです。この問題は企業物価指数が上がっている…すべての日本の産業にも言えます。

だから岸田首相のデフレ脱却と言うのが…「寝惚けた発言」だと揶揄しました。そうしてこちらです。一応、サイトだけ紹介しておきます。この解説は、何れの機会になります。ガラガラポンになるかどうか…。同じ時代の流れなのです。日本製鉄とトヨタの問題も、この円安も…。

このような現象の裏に隠された糸。つまり「市場の整合性」を理解できないと、株価の未来予測が出来ません。いろんな要素が絡むから…一概に断定はできませんが、時代はある方向性に向かって流れています。その流れに乗ることが出来るなら…株式投資でのお金儲けは容易いことです。それでは…本日は中途半端ですが…この辺で、また明日。

たまには…「雪だるま投資」が、買い増しできるような環境になって欲しいものです。でもやはり総選挙が済むまでは駄目かな? 故に無理をせずにノンビリです。



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