4/4

東京は最近、天気が悪く…雨模様が続きます。本日も雨ですね。人間なんか面白いもので…天気によっても、気分が左右されます。カタルは新潟ですから、冬になるといつも「鉛色の空」で晴天に恵まれることが少ないから…どちらかと言えば、ネクラな性格なのでしょう。

ネットの世界はカタル向きのオタクの世界で、きっと性格が合っているのでしょう。毎日、原稿を書いていても、あまり苦になりません。そう言えば、一度だけ…大手の出版社から、「小説を書かないか?」と言う誘いを受けました。でも結局、断りました。あの時に、その誘いに乗っていたら…どうなっていたのでしょう。人生の選択など…微妙なものです。

僅かな…出来事で人間の気持ちなど「コロコロ」…変わります。だから…面白いとも言えます。

株式投資と言うのは、面白いですね。この人間心理が、手に取るように分かる世界です。本日の寄り付き段階は、金曜日の流れを受けて…船株は売り物でした。カタルは迷っていました。でも「川崎汽船」(9107)を100株だけ…寄り値の7470円で買いました。本当は「商船三井」(9104)も買おうと思っていたのですが…やはり「BASE」(4477)も魅力的に見えていたからです。

実は先週末、担保の関係で船が下げて来たので…儲かる株を優先的に外したのです。故に、仕方なく…午前中の435円と447円で買ったBASEを、後場から456円、466円で売らざるえませんでした。仕方ありません…いつも目一杯ですからね。ソフトバンクも300株だけ売ったのです。そのソフトバンクは、僅か…1913円の儲けです。まさにコンチクショウ!です。

貧乏人は、いつも…追証を心配しながら、株の売り買いをしてバランスを取っています。相場観は「買い」なのですが…それ以上に、自分自身の力量が優先されます。

別に30%の維持に拘らなくても…この証券会社の場合は25%までOKなのです。でも野村証券は30%が追証ラインです。各社、それぞれに「独自基準」があります。信用取引と言うのは借金ですからね。それぞれの証券会社が、その個人に与える信用力は違います。交渉をすれば…信用枠を広げてくれることもあります。上限はどの程度なのでしょう。カタルは貧乏人ですから、億単位の投資でも通常はOKです。でも10億円ラインになると…たぶん制限を受けるのでしょう。

さて…やはり、まだ「市場マインド」は、かなり低いようです。

きっと…年初からの相場では、多くの人は株で儲かっておらず、損をしているのでしょう。故に、なかなか…物色の広がり度合いも、イマイチの相場です。先ほどまで28%程度まで落ち込んだ信用の維持率は、32%ラインに回復してきました。狙っている株が、上がって来たからでしょう。

別に、皆さんが損をしているのは…そんなに珍しい事ではありません。世界のヘッジファンドも失敗することが、良くあります。例えば此方の報道です。「タイガーG」と言うのは、結構、名前が売れたファンドですが…年初から既に34%もやられていると言います。たぶん…マザーズ関連株でしょう。米国だからARKK関連株と言う新興株で失敗をしているのでしょう。

そう言えば…ソフトバンクも大きくやられたそうです。此方の報道です。

「いわゆる「ナスダックのクジラ」と呼ばれる取引に関わっていたとされ、60億-70億ドル(約7350億-8580億円)の損失を被ったという。」と…寄り前から伝わっていました。この下準備として、こちらの日経報道が、昔からありました。この報道は昨年の9月です。

つまり…知っている人は、事前にソフトバンクの実態の悪さを知っていたわけです。そうして本日は、その清算の記事が「ブルームバーグ」でされています。寄り値段階では安いかな?…と思ってみていましたが、朝方の気配は安かったのですが…実際は「自社株買い」と思われる買い物が入って来ました。そうして5650円の始まりでした。分かりますか? 何が言いたいか?

常に、事前にカタルは「未来図」を語っています。

そうして船の株価も回復してきました。今、上海は大変です。テスラも操業停止に追い込まれているようです。港湾も滞っています。中国の港湾株かな? 金曜日は「ストップ高」していたようです。不可解な低PERの謎は、世界中で同じです。概ねPERは2倍程度のようです。でも…カタルはこの評価に対して「異議」を唱えています。でもなかなかカタルの主張は、市場で認められません。

実は…このソフトバンクを泣く泣く…僅かな利幅で売り、本日は「BASE」を買ったのです。先ずは466円で5000株、そうして更に下がって来ましたから455円まで5000株を2発、入れました。本日は合計で15000株を買いました。金曜日に10000株を買って、担保の関係で10000株を売った分を補って…更に5000株を買い乗せました。これで短期口座分は45000株に復帰してきました。

予想通り…479円の戻り高値を奪回しました。次は先日付けた517円と…その前の523円です。この壁を抜くと「お待ちどうさま」…でした。の相場になります。

ソフトバンクも同様でしょう。本日のナスダックの損失などを観ると…ヤレヤレの売りは相当に多いのでしょう。しかし既に需給は改善し…自社株買い効果もあって、株価は高値を挑むのでしょう。果たして…あの壁の7000円前後かな? そこを超えることが出来るかどうか…。どっちにしても、この「マザーズ株の逆襲」相場は5月まで続きます。楽しんでください。

でも本日の相場付を観て分かったことは、未だに…「市場マインド」は、かなり弱いと言うことが分かりました。

何故、カタルは駄目だと一旦、諦めたソフトバンクを…「一兆円の自社株買いの魅力」に負けて、カタル自身、「売り買い」の対象にしたか? ここから真価は発揮されます。

もともと…あの時に駄目相場だと思っていたのでしょう。「Jトラスト」(8508)なんかもその口です。あの時にカタルは「一人旅」の話をしています。市場全体が駄目だと…何をやっても無駄です。故にTOBをするような気持で、株を買わないと駄目だと述べていました。

でもソフトバンクは「MBO」の可能性さえあります。孫さんはたぶんそういう人です。

長年…彼を観ていると、そう考えています。カタルは世間がソフトバンクは駄目だと言っても…カタルは彼を信じると述べていました。ムーディーズ? 馬鹿くさ…。所詮、そんな信用与信機関はクズです。リーマンショックの時にAAAを乱発して、なにも責任を取っていません。相場の世界で信じられるのは、自分だけです。孤独なのです。

日本人は村社会ですから、集団で行動をします。だから多くの人は失敗をするのでしょう。皆さんがワイワイ言う場面で、儲かる環境は、そう長く続きません。むしろ…そんな時は売りでしょう。今日は褒められます。今のところは…ですが、金曜日の後場から売ったBASEを買い戻したし…船も配当落ちの「一過性の需給バランス」だった可能性が高いですね。まだ安心はできませんが、その確率が…かなり高まっています。

つまり下がらなければ…株は上がります。金曜日の下げ分を今週中に埋めて…反転の兆しがハッキリするかどうか…が焦点です。

昨日、書いたように「マザーズ株の逆襲」相場は、もう決まっています。本日、日経新聞の報道の後追いで、ロイターも同様の内容を伝えています。2社が報じたことにより…この動向の信頼性は、かなり高いのでしょう。日経だけだと心配でしたが…この後の相場を観ていれば分かります。

たぶん…これだけやられるとソフトバンクを買いたいと思う人は少ないでしょう。ですが…カタルは買ってみたいですね。だって…あれ以上の「悪材料」は、もうないでしょう。原油先物価格がマイナスになって、今は100ドルを超えて…更にワイワイ言っています。同じことですよ。

株式市場は「世の中の摂理」通りに動きます。所詮、人間社会の心理の実験場です。

どうするのでしょう。BASEの空売りは、どの程度あるのか分かりませんが…BASEの買い方は、ソフトバンク同様に…「ヤレヤレ心理」が働きます。この心理が続く間が、買い場です。利食いをする人は、ジャンジャン売りましょう。あの350円割れの恐怖を想い出しましょう。でもカタルは、あの時に、どう言っていましたか? 

財務内容から見て…その辺に転がっている「泡沫企業」とは、違うと述べていました。まだ株価は474-495-453-485=7610200(10:15)です。

カタルは600円~買い始めています。そうしてこのラインで買った株でも儲かると事前宣言をしています。今の株価は485円ですが、500円のラインから2000株単位で買い始めたのですね。その500円割れの水準です。ここからでしょう。

何かを売らないと…買いたくても、もう買えません。困った問題ですよ。貧乏人はいつもピーピー…と、ヒヨコのように喚いています。早くこんなレベルから、ステージアップを図りたいものです。それでは本日はこの辺で…。

船も上がって来て…評価損がどんどん消えていきます。カタルの川船の平均買値は8471.4円です。8000円以下の今の株価は、たぶん…どこでも買い場でしょう。

いつも事前に「未来図」を語っています。あとは読者の皆様の選択の問題です。さて…BASEの495円の売り物は105900株、500円の売り物は106200株しかありませんね。オーバーの売り物は503200株、アンダーの買い物は124万株です。ヤレヤレの売り物が重なっても良い筈です。やはり…この450円ラインで2週間程度のお休みを入れた時間が、良い「肥やし」になりそうです。

でも無理をせずに…株が上がった時は、利食いをしても良いのです。自分の力量を考えて行動をしましょう。その力量は資金力だけではありません。一番は、精神の問題です。だから自分の性格は、自分だけにしか分かりませんから…無理をしない「ユトリ」を持った投資をカタルは推奨しています。馬鹿はカタルだけで充分なのです。またね。

BASEは何処かでストップ高をすると言う公約は、いつ…実現をするのでしょう? 売り方さん、相場に意地は禁物ですよ。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2019.01.16

    1/16
  2. 2020.12.10

    12/10
  3. 2020.02.12

    2/12
  4. 2019.03.01

    3/1
  5. 2018.07.11

    7/11
  6. 2023.12.05

    12/5
2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本