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かたる:本当に…日本人のレベルは低いですね。村論理に溺れており「甘え」の構造が存在します。「寄らば…大樹の陰」と言う精神構造の人間が多いのでしょう。娘が外人と結婚し、文化の違いを身近に感じるようになっています。孫が帰って来たので、子供の要望通りに動く娘を見て、「我が儘な子だなぁ~」と感想を漏らしました。そうしたら娘は「我が儘」って、何? 子供が自己主張をするのが当然で、それを戒めるのは、おかしいと指摘されました。

確かに…言われてみると、僕ら日本人は小さいころから、周りに配慮して自己主張を押さえるように…教育されて来ました。個性より協調性と言うか、社会秩序を重んじるのです。これは、ある意味で村社会の考え方かも知れません。忖度にも繋がります。文化と言うのは面白いですね。

株式市場には様々なシナリオが存在します。異なった意見対立がぶつかり合い株価を形成し、未来図が決められていくのです。フェースブックの情報利用から欧州の規制が生まれこの規制が正しいかどうか…。先日、博報堂DYが「データ・エクスチェンジ・プラットフォーム設立準備室」を設置したと言う記事が、日経新聞に報じられ…カタルは高値圏にも拘わらず、先ずは「博報堂DY」の株式を少し買ってみました。

カタルは「クロスマーケティング」(3675)を手掛けたことがあり、市場調査はこれからの成長産業だと思っています。データの活用は重要なアイテムです。データサイエンスは未来の産業です。このような分析が、如何に大切か…。カタルは株式市場を通じて理解しているつもりです。

馬場レポート(失業率が3%を割れると物価が上昇する)を見て…カタルは「流動性の罠」の意味を理解しました。しかし黒田さんも間違った…この感覚は市場の謎とされています。今の世界経済を見る為に、重要なのは、やはり「債券のフラット化」に、まつわる話題です。

WSJの「好景気の日本、フィリップス曲線は死んだのか」は、「流動性の罠」のことを示しています。この記事は有料かも知れません。

一方、ロイターの此方の記事は、先日、紹介した続きの記事です。誰もが読めます。みずほ銀行の唐鎌大輔氏のレポートです。カタルの述べている様子が、上手く描かれています。

あわせてイタリア国債が、ヘッジファンドに狙われ、彼らは、年初で13%ものパフォーマンスを得ていると言います。組閣は失敗し…選挙になるかもしれないと報じられています。サウジは減産をロシアと共に止める可能性が指摘され、原油価格は4%あまり下落していると言います。様々なアイテムがある中で、どれを選択して…どのシナリオに自分は乗るのか?

カタルはしばらく横這い相場が続き、「ゲリラ物色」だと述べています。その一例として「NPC」(6255)を掲げました。本日も…今の所は続伸しています。少し力のある筋が上を買えば…綺麗な形で上昇するのでしょう。もう充分に整理が付いていますからね。

本日は公約通り…寄り値で4500円の指値が4450円で買えた古河電工を200株追加しました。この形から直ぐに上昇するのは難しいのです。先ずは下値ボックス圏を作成できるかどうか…。小野薬品もそうです。此方は、窓埋めを既に達成したのかな? そうして今は下値の確認をする場面です。でももう下値をガンガン割れることは、余程の事態がなければありません。むしろ次の下値はチャンスになります。

でも人間と言うのは不思議なもので…急落する最初の場面では、株を値惚れで買いますが、これから始まる下値ボックス圏では、あまり買いません。一旦、人気が冷めると…なかなか難しいものです。古河電工はまだ分かりませんが…もし売り物が切れているなら自律反発をして、下値圏のボックス相場に移行する筈です。小野薬品と同じパターンでしょう。三菱UFJも似た口です。

東邦チタンが、先日の安値1193円を割りましたが、判断が難しいですね。いつ新規のファンドが絡むかという話です。逆に次の材料待ちになる可能性もあります。その場合、増額のアナウンスは秋でしょう。あるいはチタンに新たな支援材料が生まれるか…どうか。今は昨年と同じパターンを想定しています。でもお金があるなら、継続的に攻めたいと思っていますが、カタル貧乏人なので…これ以上、手持ちを増やすわけには行きません。下がれば買いますが…ぶら下がり組が100万ほど存在します。

今はNPCなどの材料株です。東邦チタンは需給バランスがイマイチです。ケネディクスの選択もあり得ます。更にボリュームが上がるなら、東芝や東電の選択肢も浮上します。全体は動きません。でも下がりはしませんよ。ゲリラ戦はカタルが得意とする分野です。

他に先日、チラッと…紹介した生物工場の絡みもあります。攻める選択肢は多いのですが…一番惚れている素質株は「東邦チタン」なのですが、今は需給バランスがあまり良くありません。

この点、改善しているのが「クロスマーケティング」です。この株の下値を本日も買っています。先日来680円から下を再び買っています。そうだ…この事例が良いパターンになります。カタルが何故、再び持ち株を増やしているか…。一つはチャート妙味です。昨日だったかな? 200日線の形が重要だと述べています。

基本的に、新規に取り組むには…この200日線が上昇しているものから、選択しろと述べています。そうして古河電工の200日線が下降に転じたので、時間がかかると述べています。その調整時間が、まもなく終了するのが…このクロスマーケティングです。

クロスマーケティングの日足推移

既に25日線も75日線も、200日線より上に位置しています。今は、まだ200日線は下降を続けていますが…もう直ぐ、減数の関係で200日線は上昇を始めます。そうすると…今度は押し目買いのパターンに、テクニカル上は変化します。信用買い残は216万株から133万株に減っています。

しかも…データサイエンスに絡み未来分野は明るいし…業績は減損会計を実施したばかりですから、不安は皆無です。何しろ…のれん代を前倒しで償却しました。今の相場環境にはピッタリ仕掛け場面でしょう。だって「春の乱」の最中に…株価は上昇を開始しています。今の需給バランスを物語ります。

何故、カタルが株を拾っているか? 僅か…なのですよ。500株単位なのです。でもケネディクスの方が面白いとも思っていますが、此方はいつもの事ですから…。さて折角、本日は原稿を書いたので…クロスマーケティングを、後場寄りに、皆さんと一緒に680円まで500株だけ買い向かいましょう。

NPCもボックスを完全に抜けると、大きくなる素地があります。次は318円に、326円です。誰が鈴を付けるか? こんな株は整理が付いていますから、簡単に株価が上がります。カタルに力があるなら、少し上を買いますが…何しろ貧乏人ですからね。

東邦チタンが綺麗に立ち上がっていれば…余裕があったのですが…これじゃ、冒険が出来ません。貧乏人は、常に自重しなくてはなりません。それでは…また明日。



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