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「インベスト イン キシダ」の方針が注目されており、此方の計画が大きく取り上げられています。カタルは「金融所得課税強化」を述べた「岸田アレルギー」ですが、基本的に市場原理主義ですから、「株価が上がるなら」、カタルの態度も、コロコロ…と株価を観て変えます。

しかし日経新聞の支持率の高さを観ると…驚きます。何も…仕事らしい仕事もせず、選挙が絡むためか…バラマキ政策を優先させています。仕事をしないから、軋轢は生まれません。此方の報道は、今の日本の課題の一つです。

新潟では、現職の花角英世氏知事(国土交通省の元官僚)が当選し、原発再開(東京電力)の土壌が整いました。70万対20万(原発反対派)でした。

日本と同じように、中南米では米国のお膝元でも中国の力は強く…外貨準備の保有がブラジルなどで増えているようです。ハンガリー生まれで、ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺(ホロコースト)の生存者であるソロス氏は、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席が率いる「弾圧的な体制」の台頭に焦点を合わせ、両国を「開かれた社会に対する最大の脅威」だと批判。中ロ首脳は「あぜんとするような間違いを犯した」とダボス会議で指摘していました。

上海総合株価推移の月足推移

中国では、ようやく復活の動きが見られます。カタルは、「上海総合株価指数」は此処から上昇期に移行するというチャート論を、先日、掲げています。「アジアの時代がやって来た」と考えています。だから…この「アジアの隆盛」と言う流れの中で、活躍する「Jトラスト」(8508)に注目しています。

ここに来て…米国では「反転に兆し」が見られており、大きく意見が割れています。昨日も述べましたが、基本的にETFなどの「市場要因」により、株価が決まるウェートが高く、「一方通行」に、相場は流れます。所謂、「指数相場」の様相が強いのでしょう。

毎日…毎日、いろんな出来事が起こり、時代は変化しています。日本の株価を支える要素として…嬉しいのは、コロナ患者の下降傾向が続き、このあと消費を支えるGOTOトラベルやGOTOイートなどの補助金政策が、消費を刺激することです。だからGDPは上がるのでしょう。国内「回帰現象」も、中国の「ゼロ・コロナ」政策の懸念から広がっています。九州地区の雇用確保は難しくなり…賃金の上昇も期待されます。

基本的に、岸田さんは「運に恵まれた」人間かもしれません。日本のエネルギー政策は、多くの課題を抱えており、今夏の電力不足問題から…脱炭素の投資を加速させないと駄目です。中国の戦略は、なかなか…優れています。だからどの業界でも、あっという間に…世界トップの水準に到達します。遅々として進まない日本の政治は「歯痒い」思いです。

本日も原稿の書き出しは早く…まだ8時にもなりませんから、本日はどんな展開なのでしょう。たぶん米国株も上がっているし「新興株」懸念も薄らいでいますから、株価は高いのでしょう。基本的に、日本株は利回り株で「金利裁定概念」が働く株価水準ですから、上がることがあっても、下がる確率は「皆無」と思われます。

なにしろ…1092兆円の「眠れる資金」があります。

野村証券の社長は、何を仕事しているのでしょう。100兆円ほどお金を集める戦略を考えるのが…大会社の社長です。折角、政府が「投資強化」を述べているのです。こんなチャンスを活かせないようでは…その器ではありません。どこも彼処も仕事をしない奴ばかりが上に居ます。きっと…OBは「歯痒い」思いを抱いているのでしょう。その一人の「SBI」(8173)の北尾さんは、頑張っています。

本人が、その気になれば…「なんでも出来る」と思っているのが、カタル君の性格です。この性格が災いをして、失われた…厳寒の時代は、散々な苦労をしました。語るも涙、聴くも涙です。まぁ、どうにか…発狂寸前で耐えているのが不思議です。

日本人も、もっと元気にならないと駄目ですね。暗い時代は、もう終わったのです。基本的に「実質成長」時代から「名目成長」時代に変化を遂げました。ただ…改革をすると、軋轢が生まれます。安倍さんや菅さんを観ると分かります。

しかし「日本製鉄」(5401)の橋本さんへの批判は、あまり大きくないですね。本来の日本村論理からすれば…「トヨタ」(7203)の主張の「みんなで我慢をする清貧思想」が跋扈しそうなものですが…この収益を維持できるなら、たいしたものです。

彼のお陰で…日本の素材産業は「適正利益の概念」が誕生し、我慢をせずに値上げをしています。この現象が正しいのですが…今までは値上げをせずに社内で消化していた為に…「電通」(4324)のような企業も疲弊し、末端社員へのしわ寄せが例の事件です。「ヤマト運輸」(9064)問題も同じです。この時間軸が名目時代誕生への道に繋がっています。分かりますか? この感覚は、非常に重要な価値を含んでいます。

東京海上(8766)の日足推移

だから日経平均株価は10万円へ駆け上がる可能性が高く…損保株などの「資産インフレ」株も、配当利回りから見直され…株価が強くなっています。損保の株価推移を観れば分かりますが…岸田さんが資産インフレを言う前に、株価は、既に…上昇を開始しています。野村証券株が上がるのは道理なのです。こんな事は…もう事前に決まっている話です。お決まりのシナリオです。自分で、しっかり勉強しないと…いつまで経っても負け組ですよ。

そうして…今回の会員レポートで述べたのですが、今までは「薄利多売買」で…僅かな利利益でも回転を重視してきましたが、今度は「変わる可能性」があります。意外に「薄利ではなく」…引っ張った方が(つまり強欲になって株を売らない)成果が、上がる可能性が出てきました。

まだ、よくわかりませんが…そんな時間軸にも見えるのです。

米国では良く…「Sell in May, and go away. Don’t come back until St Leger day.」と言われ…この5月は「売り場」だと言われていました。今年は異質な展開で、年初から…株価は一貫して下げてきました。だから今までのジンクスが当て嵌まりません。どうなりますか…。

本日の「Jトラスト」の買いは、438円で2000株のお買い上げです。

Jトラストの日足推移

このチャートは非常に強く…「立ち上がり」型に見えます。このもたつき場面を買わないと間に合わないかもしれません。まもなく…再び150円~200円程度の株価上昇期を迎える可能性が高いですね。一気に立ち上がるかもしれませんから…買おうと思っている人は、先ずは1000株だけ買っておけば良いですね。下がったら、また買えば良いだけの話です。上手に立ち回ろうとせず、自分は下手なんだ…と思って、事前に対策を講じて臨めば…失敗のリスクは軽減されます。ブツブツ投資は優れた投資法です。誰も未来は分からないのです。

次は…時間の問題で600円~1000円のボックス相場でしょう。何しろこの内容です。更に色んな材料を内包していますから、ガンガン強気を…カタルは堅持します。

ハイ今、川船が安くなってきましたから10500円で100株だけ追撃で買ってみました。果たして…どうなるのでしょう。実は金曜日に1万円で買ったものを10600円で利食いをしたのです。だから100株だけですから買ってみました。

カタルは株価が3万円になっても…不思議ではないと考えています。理由は「低PERの謎」が解明されると思っている為です。そもそも…おかしいのです。船運賃は、確かに「一過性の利益」の要素が強く…継続性はありません。だから「利益の質」と言う観点では、劣化する利益の可能性が高く…継続性がないから高い評価は出来ません。

しかしカタルは今までの経験値では、どんな市況ものでも、利益の評価はPER5倍程度を認めるのが正しい認識だと思っています。

ローランドの四季報数字

例えば…今回のコロナ禍で特需が生まれた…「ローランド」(7944)の電子ピアノと言うのかな? この企業業績はこんな感じです。生産が間に合わず…だいぶ待たされるために…うちのかみさんは、ヤマハの製品を買いました。このPERは約15倍弱の評価です。今の株価は4670円です。これもコロナ禍の為に生まれた特需です。

蛇の目の四季報数字

まぁ、ローランドは特殊かもしれませんから…他の事例では「蛇の目」(6445)にしましょうか…。こちらもコロナの特需の利益です。此方の株価は690円ですから、今の利益は119円ですが…実際の決算数字は131円でした。だからPERは5.7倍でしたが、実際は5.2倍です。でも…前の204円にした時の最高株価は781円でしたから…PERは3.8倍です。

ローランドと言う名前に、騙されては駄目でしょう。特需以外の要素があるのでしょうが、カタルにとっては、似たイメージです。

一方、川崎汽船の一株利益は6887円ですからね。本日、付けた最高株価の10940円だとしても、PERは1.58倍です。やはりおかしな理屈に思えます。PERは3倍程度でも理屈上は正しいように思えます。つまり株価は2万円です。

このような市場の銘柄間の比較をすることが、「市場の整合性」の話です。

バランス感覚です。キャリアを積んだ証券マンは一瞬にして景気循環などを考慮した株価判断が出来ます。それを観て高いか…安いか…。時代性や相場全体の空気を読んで相場を張ります。本日はお船の論理価格は高いのに、市場価格は安い謎を解く鍵となる「一過性の利益」の話から…PER論を考えました。

いくら何でも…2年や3年で元本が回収できるなら、やはり市場価格は安いのでしょう。カタルは、そう考えて…本日は再び川船を10500円で100株だけ買いました。下がったら、また買ってみます。何故なら、カタルのフィナーレ観測は8月だからです。他に、商船三井や日本郵船も買っています。

でも本日は、新興株中心に…ロコンドを500株、メルカリを500株、そうしてBASEを2000株それぞれ…寄り値で買っています。勿論、JTトラストも2000株だけですが、追撃で買っています。

やはり「メルカリ」(4385)は来ていますね。2107円まであったようです。嬉しいな…。カタルは常に有言実行、事前に自分の相場観を皆さんに語り…その通り行動をしています。

メルカリは何故か…「日証金の空売り」が、大きく膨らみ連日大きな売りが入っていました。何故かは分かりませんが、大きなファンドは、買う前に、先ずは「売り」から入ることが常套手段です。

あとは…神様次第です。勝利の女神は微笑むかどうか…その日の風任せです。それでは、本日は、この辺で…また明日。



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