空売り比率とROE

今日は…じつに困りました。頭の中の…事前予想の原稿を書こうとデータを集めていたら、データがカタルのイメージ通りにならないのですね。その為に、何故?…と考えており、追加の様々なデータを集め、グラフにしたりして検証していたために、時間切れになったのです。既にお昼寝の時間を過ぎ眠くなっており、原稿を書く気力もなくなっています。その為に一つのグラフは、カタルの推測を裏付けており、それを示して本日は終了します。実際に原稿を書いていると、様々な事があるのですね。

仮説の一つが、最近の日経平均株価の高止まりの原因です。

個別の個人好みの人気株の相場は弱いのに…指数、例えば日経225銘柄などは日銀のETF買いなどにより、価格が維持されていると思われます。その為に先物指数による上下する相場と…よく表現されている訳です。別に先物が相場に影響を与えているという意味だけではなく、指数の売り買いにより相場が上下に揺れているから、簡単に一般的には指数売買による影響を、先物による影響と言う場合もあるのでしょう。実際は、厳密に言えば違うのです。先物相場の先行による上げ下げと言うのは、普通は大証の日経先物を買ったり、売ったりして、この動きに連動し、裁定買い残が減ったり増えたりして、株価が上下する様を、厳密に言えば、その事を示しますが、言葉のあやの中で、「先物による上下…」と表現する広義の意味で、指数全般を指し、個別は賑わってないが、日経平均株価採用の高株価銘柄などが上下して、日経225が大きく動く事を、証券マンは一般的に、先物相場による上下と…表現していますね。

本当に良い相場の時は、規制銘柄がガンガン生まれ、スター株が誕生する個別相場を示し、今のような全般ムードによる上下の相場を、一般的に先物主導の指数連動相場と表現しています。分かりますね。

でも最近は、企業業績の影響を受け、ソニーや日立の様に上下しています。しかし大きな波及効果はないですね。スター株が生まれていませんね。ソニーがどうなるか分かりませんが、既にかなりの乖離状態です。一般的には危険ラインですね。実は最近は26週乖離(200日線乖離)が高止まりし、25日線乖離がマイナスの局面が多いのですね。下げそうで下げない相場であり、この影響は日銀などの指数買いによるものと思われます。その為にその影響度を現れているのが、空売り比率と言うものです。先日も観ましたが、1月の統計値が発表され、改めて、その様子を見てください。ご覧いただくと分かりますが、昨年のハローウィン緩和以降、日銀はETFの買い入れ額を増やしています。その影響が空売り比率に影響を与えているものと思われます。

事実、規制ありの、アップティック・ルールのよる空売り比率が上昇しています。たぶん、カタルの認識で正しいと思うのですが、このアップティック・ルールは、安値を売り叩けずに上値で指値をするわけです。そこに日銀が、株価が下がっているのを見て、ETFを374億円かな?買いに行くわけですね。そうすると指数が上がるので上値の指値の売り物が随時、消化されますね。おそらく、その影響により規制ありの、アップティック・ルール下でのカラ売り玉が日銀の指数買いで消化されているものと思われます。

これはあくまで空売りですから、未来に於いても株価が下がらずに推移すると買戻しをしなくてはなりません。ない株を売っている訳です。実売買のおよそ3割が、カラ売り玉であり、日銀が不退転の態度を継続しm買い続ければ、何れ売り物は切れ、この買い戻し玉が起爆剤になり、相場が二段上げに向かう可能性は、非常に高いと思っています。加えて決算を見ていると…自社株買いの評価方法の変更か…、あるいは好業績によるPERの低下が見られます。先週までは18倍だったものが、今週は14倍台に低下していますね。これはカタルが、以前から、述べているように企業経営者がROE経営に目覚めている可能性が高いのです。

赤字や減額修正銘柄までもが、自社株買いを発表しています。カタルが以前、述べましたね。ユナイテッド・アローズは、昔、安値を放置していたために、ABCマートの株の買い占めに合い、高値で買い戻しています。その羹に懲りて、今回は、業績が悪いのに自社株買いを発表していました。グリーもそうですね。勿論、好業績企業も自社株買いを実施しています。企業の現預金残高は240兆円もあると…年初に、日銀の資金循環の表を提示しています。カタルは今年の予想として、この企業の現預金の行方と当座預金残高の170兆円の資金、更に個人金融資産の1654兆円の金利裁定分が株式市場に流れると…年初に予測を述べました。覚えていますか?

ROE経営を企業経営者が実践すると、この意識革命だけで日経平均株価は38915円の過去最高値を更新しますね。JTの様に、利益率の低い飲み物事業を売却し、効率経営に目覚めるわけですね。つまりPERも低下して行きます。此処に、日銀が買っているのに…空売りが増えているのが現状です。故に日経平均株価が、まもなく2万円を大きく超えて上昇を続ける可能性があるという推測をしている訳です。その様子が、この空売り比率グラフです。

怠け者のカタル君、もう時間切れです。あとは自分で考えてくださいね。中途半端ですが、電池切れ…なのです。それでは、また明日。

空売り比率
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空売り比率



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  1. 2016.10.08

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