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不思議なものです。本日は「底入れ感を演出」するために、わざわざ…「ロコンド」(3558)を6000株ほど…寄り付きから、売ってみました。カタルが1580円まで2000株を売ったのです。まぁ目先、損はしましたが…この投げで「底入れ感」が醸し出せるか、どうか…。それとも…移動平均線(25日線が1500円前後)の上昇を待つのか? 新規の買い参加があると良いのですが…果たして、どうでしょう。

「ロコンド」(3558) の日足推移

株と言うのは上手に立ち回ろうと思っても、駄目なケースもあります。場味を、どうやって形成するのか? 難しい…人間の感情の問題です。

買いたいと思っている「BASE」(4477)は、あまり下がらずに294円まででした。決算の数字は相変わらず…です。同じく…買いたいのですが、「大阪チタン」(5726)も決算待ちです。これで「悪抜け」すれば…良いのです。ロコンドもそうですが…時間の経過で、何れ株価は上昇をします。カタルの選択した銘柄は、「時間軸が問題」なだけでしょう。だからカタルがやられている状況を、皆さんは分かりますから…その銘柄が大きく下がったら買って置けば…必ず、と言うほど儲かります。

「川崎汽船」(9107) の日足推移

カタルが、散々…「低PERの謎」の話を、お船の相場の時にしています。その「川崎汽船」(9107)の値動きが此方ですね。未だに根強い人気を保っています。まだ数字が合うのでしょう。コンテナ船市況は既にコロナ前の状態でしょう。しかし定期船が多く…収益的には数字が合うと思われます。だから…この株価なのでしょうね。

ONEジャパンは、昨年、共同でアトラスを109億ドルで買収しました。円安にも拘らず…「大盤振る舞い」です。このような案件を実現できるのです。凄い爆利益です。最近はたぶん演出ではないかと思っていますが、川船の信用は「売り長」になっています。どうなるのか…非常に、興味が高い案件です。

この株は一時、小手川君が大量に買っていたのです。その時にカタルも「将来性がある」と思っていました。しかし…2017年頃の大不況です。株と言うのは面白いですね。あの不況がなければ…コンテナ部門の統合などなかったのです。世の中の「摂理」って、面白い仕組みです。

今回のボーイング社(BA)の株価が400ドル台の高値を取れるかどうか分かりませんが…このボーイングも737MAXの航空機事故とコロナと言う「未曽有の大不況」を経験しています。「大阪チタン」もその煽りを受けています。実に久しぶりの相場ですからね。

「ピンチはチャンス」と言う言葉の意味が、よく分かる事例でしょう。伊達に「諺」などは生まれません。長年の経験が言葉を生むのでしょう。ただ…正直言って、今回のロコンドの目先でも…今週は、大きく跳ねると思って頑張って来ましたが、追随が乏しいようです。どの銘柄もそうです。別にロコンドに限った話ではありません。上がりそうで…なかなか、株価は上がりません。みんな…中途半端な値動きです。

だから…「レーザーテック」(6920)を見逃したカタルは、やはり大馬鹿です。一度も触らなかったのです。半導体が良いのは分かっていたのですから…やればよかったのに…反省をしています。

「日本製鉄」(5401) の日足推移

推奨していた「日本製鉄」(5401)の決算が発表されました。どっちにしても…乖離が高くて…しばらく相場になるような状況ではありません。チャート論から見て、そう考えています。しかし…内容は素晴らしい。今期の減益は大きな問題ではありません。

この日経新聞を読むと分かります。この記事の重要なところは…「日鉄は国内に15基あった高炉を25年3月期までに10基に減らす計画を掲げる。固定費削減と同時に値上げや高単価製品の販売比率を高めることで、売上高から変動費を引いた「限界利益」も伸び、損益分岐点は23年3月期までの3年間で4割下がった。少ない鋼材出荷量でも利益が出せる体質になりつつある。」この部分でしょう。

橋本さんの改革は道半ばです。最終的に子会社の整理まで…しなくてはいけません。

先日は「日鉄物産」(9810)を子会社化しました。多くの傘下の企業がありますから「取捨選択」をして、資本効率を高める必要があります。ROE経営です。実はロコンドを目先、少し力を抜いたのは…なかなか、こんな株もやる奴が居ないからです。その為に少しクラスを上げた「薄利多売買」をやってみようかな?…と言うアイディアを実行するために、信用の枠を1000万ほど…空けました。超目先の回転売買です。

その対象銘柄の一つは、例えば…「リクルート」(6098)です。

「リクルート」(6098) の日足推移

昨日は背景を少し調べていました。この株はPERが20倍程度と…米国並みの水準に見えます。理由を調べると、ROEが高いのです。今期は24.2%で、来期予測は、すこし落ちて19.1%です。しかし多くの日本企業の平均値は10%に届いていません。それに確り…「自社株買い」も実施しています。世界基準の銘柄なのです。

「リクルート」(6098) のキャッシュフローの推移

やはり…時代はROE基準なのでしょう。このキャッシュフローの推移を観ると、成長株と言う評価ですね。株価位置も安く…15日が決算ですが、長期投資には向く…一銘柄でしょう。

なにも…カタルは「変動率の高い過小資本銘柄」ばかりを手掛けている訳ではありません。本当はバフェットクラスの銘柄もやってみたいのですが、やはり根が貧乏人だから駄目ですね。面白くないのです。ハラハラ・ドキドキ…しながら儲けたいと思っています。

人生は楽しまないとなりません。株価の上下に心が揺さぶられる楽しさを実感して欲しいものです。原則を守るなら、カタルレポートが続いている限り…必ず、読者の人も共に儲かるでしょう。

もう…馬鹿だけですよ。カタルが先行して株を買って、それを買い煽って…自分が逃げるなどと言う妄想を持っている人は…カタルの「実際の売買」の意味を理解していません。必ず、カタルは事前告知をして「率先垂範」をしています。高値も平気で買うし…安値も投げます。まぁ投げるのは、その多くは…担保の関係です。貧乏故、仕方ありません。常に「追証」の二文字が背中合わせです。早く…この苦境から脱出をしたいものです。いつになることやら…。

「エーザイ」(4523) の日足推移

「エーザイ」(4523)の押し目が、買い場かもしれませんね。本日で2日間の連続の下げになります。この株価はカタルが9010円で昨年末にクロスを入れた株です。だから今の8000円割れは、「何処でも買い場」ですが…上手に買いたいのが人情です。7900円割れで100株だけ買ってみようかな? そんな…感覚です。

ただ継続してやるか…それとも、しばらく時間を置くか…は分かりません。しかし「此方のニュース」など観ると、興味が増します。チャットGPTが医師免許の国家試験に受かったそうです。時間の問題で問診などを入れて…検査は看護師の仕事で…何れAIに仕事を奪われます。早く…この「シンギュラリティ」の世界を実現できるかどうか…。

ソフトバンク(9434)の宮川さんは、やはり…なかなかの人物です。会社から資金を借りて自社株を買っているのは、大目にみましょう。このくらいの「恩恵」があっても良い筈です。この「シンギュラリティ」の話をしていました。決算説明会で…チャットGPTについては「死ぬほどポジティブ。人間が想像しなかった答えを出し始めてる。ついにシンギュラリティが始まったと肌で感じている」と述べた。と伝わっています。

問題は経営スピードです。上場企業の社長の器は、「成功は当たり前」なのです。黒字で利益をあげるのは、誰でも出来ます。問題は世界との比較のスピードです。

「セブン&アイHD」(3382)の株主総会に向けて…ものを言う株主の「バリューアクト」から退任を求められています。昨日は、米国の議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は9日、セブン&アイ・ホールディングスが提案する井阪隆一社長ら5人の取締役選任議案について反対推奨することを決めた。…そうです。

どうなりますか…。上場企業を私物化したケースでは「ユニデン」は市場から消え…「フジテック」(6406)のケースでは、揉めています。やはり日本製鉄の橋本さんのような人物が日本にも、多く見られる必要性があります。改革のスピードが問われるのでしょう。

そうだ忘れていました。…昨日の米国株は結構、面白かったですね。背景にはCPIのニュースが流れていました。

カタルが寝る頃の午前3時ごろのダウ平均株価は300ドルを超える値下がりでナスダック市場もマイナス圏になっていました。でも戻りましたね。大統領がG7を欠席するかもしれない程…揉めている議会との予算枠の上限引き上げ問題が背景にあり、株式投資で負けていると必ず不安になります。日経新聞は「ネガティブな話題」ばかりを市場に提供します。もっと「ポジティブな話題」も世の中に多くありますから…前向きな報道に切り替えるべきでしょう。

カタルのように、「株は買いだ、買いだ」と空売り相場だと思っても、「買いの銘柄」を探すような人間が、ほっと…一息を付ける世の中になると良いですね。

本当に「失われた時代」はメディアが、勝手につくっています。世の中は、先ほどの海運株やボーイングの話ではありませんが…大きく凹んだ後は、大きく「飛躍できる時」が来るのでしょう。いつも「ピンチはチャンス」なのです。そんな事で、本日は損切りをしたけれど…気分はランランランなのです。また明日。



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