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本日は、メジャーではないが…日経平均先物との「裁定売り」が多いようでした。きっと多くの方は「ビックリする」と思います。最近は、この先物からの変動率の割合が高いのです。しかし基本的に、この取引はあまり相場に影響を与えるものではありません。その多くは寄り付き前に…正常化に戻ります。

日証金の回転日数の推移

指数の動き程…実際の相場は上がってないことは、様々な角度から見て分かっています。TICK回数は、先日、皆様にお示しをした通りですが…日証金の回転日数でも、その事が確認されています。だから今の時期に株式投資で負けていて…損をしていても、仕方がありません。それ程、実際の相場環境は良くないのでしょう。

基本的に日本株は、未だに…独自の動きに到らずに、米国株の「金魚の糞」と言う印象です。しかし徐々に改善されてきています。本日も「書ききれないほど」の自社株買いが発表され、そうして…増配の嵐です。

カタルが企業の「内部留保金額」が516兆円も積み上がっているのは、「おかしい」と述べています。そうして東証の通達と言うか…PBR改革の話を何度も採り上げています。しかし…日経新聞は書きましたが、大きく取り上げて居るかどうか…少し疑問です。

基本的に日経新聞は「総資産経営」(村社会)の会社で、官僚寄りの主張を掲載しています。もう少しグローバルな感覚に変化をさせるべきでしょう。多くの経営者が読む新聞です。最近はネット時代で、世界のニュースが瞬時に分かり、日経新聞の価値はどんどん…失われています。カタルは紙面を観ても「見出し」を追うだけのケースが大変です。中身を読む必要を感じません。

アチャチャ…寄り前の動向を見て「エーザイ」(4523)の指値を7900円にするか…。7850円にするかで…迷い、後者を選択。しかし…今のところの安値は7889円まででした。

仕方なく、今、成り行きで100株だけ「買い増し」をしています。その買値は7976円でした。昨日も100株だけ買ったのです。7953円だったかな? もう100株を何処かで買おうと思っています。同時に「BASE」(4477)を買い直しています。昨日は293円で…そうして本日は285円です。ついでに「ソフトバンク」(9984)を100株だけ成り行きで買いました。4960円でした。

この「シンギュラリティ」の時代は楽しいですね。カタルもエクセルが上手く指導してくれるなら…有料でも構わないと思っています。しかし、せいぜい出しても3000円程度かな? 毎月ですからね。

今日は、皆さんに「相場の難しさ」を語ろうかな?と思っています。

カタルが「挑んでいる壁」は時間軸への挑戦です。既にカタルは景気循環から観た銘柄物色など…かなりの腕前だろうと自負をしています。誰よりも早く…その将来性を察知できます。しかし…最後の時間軸の壁は、難しい。

このBASEは、既に1年以上、グダグダやっています。「素質がある」とは思っていますが鶴岡君は、やはり…若いだけあって、ロコンドの田中君とは「雲泥の差」です。ロコンドの田中君は優れています。かなりの「資質」を持っています。上手く行けば、日本を代表する経営者に成れるかもしれません。ヒカル君効果に踊ったのは、若いから当然ですが、その後の引き締めなど…そうして拡大戦略のタイミングは「ソフトバンク」の孫氏を凌ぎます。孫さんは、多少、今回のコロナ騒動で有頂天になっていました。カタルと2歳違いですから仕方ないのでしょう。

マイクロソフトのビルゲイツと、アスキーの西氏の違いは何処にあるのか? 

時代対応により明暗が分かれます。同じ時期にチャンスに恵まれて…「モノ」に出来る奴と、出来ないカタルのような人間と、いったい、何が違うのでしょう。その失敗体験談を本日はしようかな? 

あれは2021年8月です。カタルの初体験の入院した病室での日経新聞です。その時の決算短信が此方です。この利益に、驚いたのです。そうしてたった100株を買った「商船三井」(9104)が「切っ掛け」です。月曜日の寄り付きで100株を買ったのですね。(aの株価位置)


「商船三井」(9104) の日足推移

その時と高値になって9月の決算前に利食いをして、決算を観てから買うかどうか…迷ったのが、bの株価位置です。ここまで下がるのはおかしいと思いながら…cの時期に追証の整理に追い込まれています。故に、その後の高値になると買い…安値になると売る繰り返しです。最近では、dの買いが「清水の舞台から飛び降りる」気持ちで「川船」(9107)ですが買っています。でも直ぐに売っていますからね。

状況が悪いのに…株は上がり続けます。まったく…世の中は分からないものです。本来、2021年に「爆上がりをすべき」相場ですが…その爆上がりがなく…結局、時間軸の延長になっています。全く…不可解な相場です。企業収益と相場がマッチしていません。

最近、市場の「幼稚化」と言うか…「相場心を知らない」目先主義が横行し…困った現象です。

本日、ソフトバンクを100株だけ買いましたがタイミングは、「悪抜け」になるタイミングの筈です。本日が正しい「買い場」で…ここから年末にかけて上がる筈ですが…。果たしてどうでしょう。

久しぶりにソフトバンクを、たった100株ですが…「率先垂範」をしています。BASEも、そのタイミングの筈です。同じ新興株のグループです。この中で、先行したロコンドが新高値4180円を抜く相場に発展するかどうか…。このロコンドは優秀な司令官、田中君のお陰で先行して業績が改善しています。

この評価がPER20倍にもならないのは…おかしな現象です。カタルは今の時期ならPER30倍で評価をするのが、正しい相場の見方だろうと考えて…熱を入れて2万株ほど買いましたが駄目で、昨日は6000株かな? 忘れましたが…目先を売って「底入れ感」を演出したかったのです。

ナスダック指数の日足推移

昨日もNYダウは先行して上がっていた為に、調整が長引いていますが、「ナスダック」はほぼ…終日、株価はプラス圏です。

後半相場は「利上げ停止」になり、一旦、その動きを買う相場になる筈です。故に「仕手材料株」と一緒に…「新興株も物色される」と言うシナリオに沿って、カタルは行動をしています。「事前告知」をしています。そうして「率先垂範」です。たった100株でも参加にすることに意義があるのです。

2021年から始まったお船の相場は、初めての入院の病室で観た日経新聞の商船三井の記事が「切っ掛け」で…ずいぶん、楽しみました。ハラハラ・ドキドキ…の展開でした。このチャンスを「もの」に出来るかどうか…問題は、ここです。いつも「カスリ」ばかりです。

「レーザーテック」(6920)は一度も、触りませんでしたが、他のチャンスは、幾つか…やっています。でも、なかなか…ヒットしません。タイミングが合いません。難しいですね。お金があるなら、買い続けますが…いつも「追証と背中合わせ」では…どうしても限界があるのかもしれません。

「ルネサスエレク」(6723) の日足推移

「ルネサスエレク」(6723)が来ています。「ホンダ」(7267)がTSMCと提携を結び…今回の教訓を、活かそうとしています。このホンダと「日産」(7201)は、今回の負け組です。「スバル」(7270)ほど…ではありませんが…こういう書き方で、証券マンは何を言っているか分かる人の水準が一流域のセールスなのでしょう。かなり情報に対して精査しているのでしょう。しかしカタルが、何を言いたいか…分からない人の方が一般的です。ヒントは此方の記事ですが、これは有料版かな?

原稿に載せるのだから…「有言実行」のカタルも、この高値で300株だけですが買ってみます。ハイ、1962円のお買い上げです。何故なら…ロコンドも同じ経過を歩むと考えているからです。この揉み合いを抜ける時間が、いつなのか?…の話です。

実はカタルは情報に、多くの資金をかけています。四季報の会員もなかなか有意義です。最初は高いかな?…と思ったのが、この1万円かな? 料金も内容から見れば妥当でしょう。最近、その使い方が少し向上し始めています。

基本的に「情報は道具」ですから…その道具を上手に活用するかどうか…。このカタルの無料のレポートもそうです。皆さんのヒントになるなら「幸い」です。昨日はロコンドに、やはり…変化がみられます。カタルが何故、強気なのにわざわざ…持ち株を外してまで演出をしたか? ソロソロ…と思っている自分がいますが…でも、カタルには力がありませんからね。

エーザイの板状況

先ほど…「エーザイ」をこの場面で、買った話をしました。2日間の休みの翌日です。どうも下値はこの辺りかもしれませんから、もう一発買いますか…ハイ、7996円で100株のお買い上げです。その板状況が此方です。

カタルはいつも事前告知をして有言実行です。その辺の評論家様とは違います。しかし失敗も数多く…皆さんは「カタルの性格」を知らないと駄目ですよ。

保守層なら「リクルート」(6098)や「野村証券」(8604)で良いのでしょう。このルネサスエレクも良い会社です。柴田さんは頑張っていますが…世界競争に負けています。ドイツの「インフィニオンテクノロジーズ」の後塵を拝しているのです。しかし最近の買収で、その溝は埋まり始めています。果たして…競争に勝てるかどうか微妙です。

だから「セブン&アイHD」(3382)の井坂さんは一般的な評価からすれば合格なのでしょうが、それは日本的な基準です。世界基準では失格なのでしょう。この差が、よく分かる現象の一つです。

市場はまだ…洗練されていません。日経新聞などのレベルと同じで劣化しています。やれる銘柄はかなりありますが…仕掛け人が下手糞です。エーザイと「大阪チタン」(5726)を比較すると分かります。

カタルにお金があるなら、演出が可能ですが…上手い仕掛け人が、長い失われた時代で市場から消えました。何しろ34年です。みんな失意の中で…消えて行ったのでしょう。さて本日は、商船三井の失敗と言うか…読者からのメールで、その後は「川船」に絞ったのですが…なかなか上手く立ち回ることが出来ませんでした。銘柄なんか…あまり関係ないのです。どれだけ…上手に…「立ち回れる」かどうか。

いつも…「追証の背中合わせ」のカタルは、いつも悩みながら…挑戦を続けています。昨日はK君を655円で3000株買ってみたのです。さて、どうかな? 一発狙いの話です。本日のソフトバンクの買いは「チャンス」のはずですが…最近は「空振り」ばかりなり…なのです。ハズレ屋のカタルはソロソロ…退散です。互いに頑張りましょう。

相場は楽しみながら…「一喜一憂」するから面白のでしょう。また…明日。



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