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しかし驚く…米国経済の強さです。ADP統計、米民間雇用者数は49万7000人増加の増加と言うのは、あまり…聞いたことがない数字です。

雇用統計とは違いますが、「ADP雇用統計とは、米国の給与計算代行サービス大手であるオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)社のデータを利用して、全米の非農業部門雇用者数の予測をするために開発された統計です。2006年5月から公表が始まり、米国雇用統計が発表される2営業日前に発表されます。マーケットの動きに影響を与えることも多い米国雇用統計の結果を予測する統計として注目度の高いものとなっています。」…との解説です。

米国10年債利回り推移

このために2年債は5%台に…10年債は4%台に突入しています。ただ…行き過ぎた「揺り戻し」だろう…と考えています。何故、こんなに強いのか? この理由は、やはり半導体などの補助金や「インフラ投資」などの財政出動が、基本的には効いているのでしょう。米中対立は、米国の製造業の復活をイメージしています。日本と同じ構造があります。EV投資の補助金獲得のために、米国でも設備投資が盛んなのでしょう。

米国のM2とその変化率推移

カタルが気にしているM2の発行量と、実際の過去の傾向線を引くと…まだ乖離が高い状態です。このギャプの修正が完了するまで…安心はできません。ただ株価は経済統計を裏付けるように…既に、上がっていますから、仮に調整局面を迎えても「ソフトランディング」の可能性が高いのでしょう。このシナリオでしょう。

既に変化率の観点からすれば…M2の減少幅は縮小し始めています。この辺りを、どう考えるか? 今後の展開は興味深いですね。債券市場の反応が「異常」なのかもしれません。

昨日はETFの分配金からの「需給ギャップ」と、過剰な乖離調整が重なっている所に…「ソシオネクスト」(5426)の大株主売却報道が効きました。最近は「カバー」(5253)から「そーせい」(4565)の臨床失敗など…大きなアクシデントが重なっています。故に個人投資家は非常にネガティブになり始めています。基本的に、「市場マインド」は悪いようです。

「ソシオネクスト」(5426) の日足推移

問題のソシオネクストは、株価が入りましたが…カタルの感覚はPER20倍前後なら、買っても良いのかな?…と思っていますが、株価が下がっても25倍程度です。難しい所です。しかし…何故、こんなに「人気」になったのでしょう。カタルにはサッパリ理解できないソシオネクストや、カバーの値動きです。如何に、目先をやる人が多いか分かります。

本日FDAを通過したエーザイは大幅安です。

エーザイ(4523)の日足推移

もともと需給問題があるような値動きでした。だから…これで「雨降って…地、固まる」でしょう。カタルはここからが「本番の相場」だろう…と思います。今は担保問題を抱えており買えませんが…何処かで買います。 既に、本日は広範囲に買いました。ジェイドGの1700円、大阪チタンの3000円、そうしてJトラストの444円と買っています。BASEも買いたかったのですが、担保の問題がありました。

実は昨日は、担保問題が発生して…広範囲に株を売ったのです。ついでに…Jトラストの期日が近い玉も「損切り」を実施して、合計で40万円ほど…の損をした為に、エーザイや大阪チタンなど…下値で買って…儲かるものを売ったのです。その為に担保が空いたので…昨日は「Jトラ」を452円で…2000株買いました。ジェイドGの1720円も買えました。残そうと思っていた川船も、僅か100株だから利食いして、Jトラストの損金に充てました。

こんな結果を観ると…エーザイは、もっと売ればよかったのですが、僅かに500株と100株ずつで700株を外しました。残りは1500株です。今度は、何処で買うか? 落ち着いたら考えます。「そーせい」も「ソシオネクスト」もそうですが…基本的に株価が落ち着いたら考えるのです。乱高下しているときに、上手に立ち回ろうと思うのは人情ですが、大概は上手く行きません。

10日にも「指数の売り」を控えているようですが、良い調整場面でしょう。あまりに大きな乖離です。「ルネサスエレク」(6723)などを始め、「アドバンテスト」(6857)など…基本的には、上に行くようには見えません。でも下がるか?…と問われると、分かりません。エーザイの出来高は今、現在で447万株を商いしており、たぶん…買いだろうと思っていますが、短期で出直るかどうか…は様子を見ないと分かりません。

ただ最近…感じているのですが、あまりに最近の投資家は「節操がない」…と言うか、「短期勝負」と言うか…目先ばかりを、主眼に動いているように感じています。ジェイドGを観ても分かります。カタルのような見方をする投資家もいるのでしょうが、基本的に、目先が横行しています。冒頭に掲げた…米国経済の基本的な見方は重要です。

本日、読んだ記事でこちらの話題などは重要ですね。これは「ソシオネクスト」に関わる問題です。逆を言えば…上手くAIを活用するなら誰もが覇者になり得るのでしょう。つまり…時代進化のスピードがドンドン…速くなっています。余程、勉強をしないとついて行けませんね。

エーザイの市場評価は低いけれど…しかし此方の記事を読むと分かりますが、今回の認知症薬が、如何に「期待が大きいか」…が、分かります。だって…米国研究製薬工業協会によると1998〜2021年に開発に失敗した治験は198本に及ぶそうです。つまり「画期的な新薬」とも…評価も出来ます。基本的に、株価が上がって…「乖離」が高いので、乖離調整のイメージです。なかなか…ソシオネクストのような連騰に次ぐ、連騰にならないものです。「新規上場」株と言う売り物がない株を…こんな形でやるなんて、証券マンのプライドは消えたのでしょうかね。

最近のプロ意識は、情けない限りです。もともと大株主の売りたい意向を、幹事証券は把握しているのです。しかし…野村証券と言うはクズですね。こんなやりかたが通用するとは…情けない仕組みです。昔なら、絶対に許されない犯罪行為のようなものです。

BASEの大和証券の時も、感じています。高値圏で公募増資です。あれから…一度も高値を更新してないのです。やはり職業の「プライド」が、なくなったのかな? 日本中、どこも彼処も腐っているような感じです。情けないモラル観です。

もともと証券会社のアナリストも質が悪いからね。もっと、しっかり実績評価をすべきですね。誰か…そのような仕組みを構築して業績面と株価面で評価するサイトがあっても良いですね。アナリストのレーティングなどを評価するサイトです。

エーザイ(4523)の板状況

まだ下げています。エーザイは今の株価はこんな感じです。出来高が589万株です。まぁ9000円を割れて…出来高がもっと膨らんだら…買おうかな? 3億株程度もあるのです。でもその割に「値動きが軽い」株ですね。やはり「仕手性」は十分に見込めます。

こんなかんじだから…面白そうです。何処で買うか…。真剣に検討しないとなりません。年内は楽しめます。この後、日本に欧州と中国です。たぶんFDAに「倣え」でしょう。何しろ…198本の失敗の中で生まれた薬です。やはり画期的な評価が正しいと思っています。きっと面白い相場になります。

基本的に株式相場と言うのは…「対立する意見」が、相場の火種になります。それでは100株だけ有言実行で、「買い」に行きます。ハイ、9093円で100株のお買い上げです。果たしてどうでしょう。ハラハラ・ドキドキ…相場は楽しむのです。そうして、儲かるなら最高です。ソシオネクストもプラス転換をしてきました。此方も、出来高は589万株です。どっちが…面白いかな?

まぁ、皆さんは、無理をしない投資をしてください。基本的には、たぶん一服しています。指数は下がるようには見えませんが…そうかと言って、上がるようにはとても見えません。しばらくは個別の材料株でしょう。やはり「仕手材料株の相場」でしょう。そんな所で…本日は、この辺で…また明日。



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