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米国は「雇用の鈍化」を受けて…相場は高く始まったのですが、大引けは「雇用統計の数字を観たい」という事で…株価は緩んだようです。

米国の求人動向の推移

このグラフは求人件数が減っているものを示したもので…離職率も低下しており、根強かった人件費の上昇も、明らかに一服して来ました。「UAW」がストライキを張って…賃上げを獲得したのが「ピークの社会現象」なのでしょう。

不可解な日本市場の値動きは、SQを控え…変動率が高く、市場参加者の心が定まってないのでしょう。一部の指数銘柄や代表的な日経225採用のような銘柄は、「普通の展開」を続けています。ですが…「脇に逸れる」と…全く駄目です。

「さくらインターネット」(3778) の日足推移

個人好みの銘柄は、「人気の持続力」が疑われます。内容のない株を取り上げる為でしょう。「さくらインターネット」(3778)などは、何が良いのか…サッパリ分かりません。ストップ高を連発する「WASHハウス」(6537)なども同様です。

これでは「市場の支持」は得られないでしょう。やはり…やるなら「未来の利益」を賭けないと駄目です。先駆するのは構いませんが、未来の利益に「意見対立が生じる株」を手掛けるべきでしょう。可能性のある会社は、沢山ありますが、何故か…今の参加者は「筋」が悪いように思います。しかしこれも仕方がありません。年末特有の空気が流れています。

面白いものですね。

「ジャムコ」(7408) の日足推移

米国では「ボーイング」社(BA)の株価は、確り…していますが、これに反応するのは、目先の数字が悪かった「ジャムコ」(7408)です。この株は明らかに「仕掛け筋の介入」が見られます。逆に、好業績が続く「大阪チタン」(5726)は下げています。この辺りは「チグハグ」な感覚です。理由として考えられるとすれば…「しこり感」の重さでしょう。「ジャムコ」は小型現物株のような…軽い感覚です。故に、少ない資金で株価を誘導できます。

日経平均株価の日足推移

つまり…日経平均株価は高値圏を維持していますが、「足元」が固まってないのでしょう。まぁ「野村証券」(8604)を観ても…分かります。簡単に600円割れの水準を買えるのです。

裁定買い残の様子

この理由は、株価の上昇が「実弾投資」ではなく…「先物誘導」の為なのでしょう。事実、「裁定買い残」は1兆円に乗せました。これが…実弾投資に変わる筈ですが、自民党も政治資金問題に揺れ…政情が不安定では、タダでさえ…日本は中国と同等と思われているのに…海外投資家の実弾投資は、なかなか…進まないのかもしれません。

ただ「トヨタ」(7203)は「ハーモニック・ドライブ・システムズ」(6324)を売り始め…先日のグループ企業の「デンソー」(6902)と言い…明らかに「変化の兆し」を感じます。最近、TOBやMBOが多いのは、基本的に「ROE経営」の浸透です。「東宝」(9602)も「東京楽天地」(8842)を6720円で…TOBだそうです。

「レーザーテック」(6920) の週足推移

最近は目先の「鞘取り」も難しいのでしょう。でも…その人達の多くは「ディーリング」です。ディーリングの鉄則は「宵越しの玉」を持たないです。「オーバーナイト」できるディラーは限られるのです。その筆頭格は「レーザーテック」(6920)でしょう。

カタルは、とっても…買えない領域の株価水準です。既にPERは50倍台の株価です。まもなく…あの歴史的な高値を抜くのでしょう。前回が「理想買い」なら、今回は「現実買い」です。

流石…ブラックロック様です。彼らの資金力には太刀打ちできません。上手く「空売り」を誘発させて…人気を持続させています。「お船」も上手いものです。既に株価の上昇は、あまり期待できませんが、上手く高値圏で逃げ始めているのでしょう。

ラッセル2000の日足推移

ここは米国でもそうですが…基本方針が割れます。例えば…こちらです。Magnificent Seven(マグニフィセント・セブン=GAFAM+エヌビディアとテスラ)の人気が継続するか? それとも…金利低下を受けて「小型株の復権」になるのかどうか…を問う報道です。カタルは基本的に大きくマグニフィセント・セブンが、「更に大きく上昇」出来るとは思っていません。故にどちらかと言えば…新興株派閥です。

この理由は、約2年から3年を経て、コロナ禍の特需が消えて…地に足を付けた成長と言うか、ここから本当の実力が試されます。だから…今は下げている「メルカリ」(4385)も「ソフトバンク」(9984)も、まもなく「復権する前の下げ」と考えています。基本は株価が休んでおり下値圏です。

「BASE」(4477)なんか…1年以上も早かったですね。今回の値上げが、黒字化を成し遂げて…更に拡大できることが確認されると、株価は一気に500円台に復活すると思っています。

米国2年債の利回り推移

でもやはり 足元の業績も好調な「ジェイドG」(3558)は 過去 5年間の平均の年率成長が15%を成し遂げています。だから…「来年の相場」を先取る動きを示すんじゃ…ないかと思って、カタルは再び、持ち株を増やしています。この理由は「米国2年債」の利回りの低下です。来春にかけて…3%台に入り、ようやく「逆イールド」現象が解消に向かいます。その過程で株価は「旬」を迎えると思っています。

この新興株の他に好業績株の大阪チタンや資産投資の野村証券など…ここでは「Jトラスト」(8508)も含めて…人気場面が来ると思っています。

「リスクモンスター」(3768) の日足推移

ほほ…東京商工リサーチとの訴訟問題を抱えている「リスクモンスター」(3768)が高いのです。自社株買いの発表です。この株もMBOの候補株でしょう。このリスクモンスターも「自社株買いのおかわり」と言うか…。株価に敏感な経営者です。先日も「自社株買い」を実施したばかりです。

後は「ニデック」(6594)が反発しています。中国のEV市場は「利益なき戦い」です。カタルは永守さんの経営手法を評価しています。本物の経営者の一人でしょう。やはり「企業は人なり」なのでしょう。

「野村証券」の配当金が入って来て…30万円ほどかな? あまり多くありませんが、それでも…嬉しい限りです。

株価は上がらなくてもノンビリ…「利回り株投資」のつもり…持っていれば良いのです。そのうち、株価は4桁を奪回します。今日は昨日の指数相場の反動で…日経平均株価は安いようです。日経平均株価は359円安です。野村も…昨日だけの610円台の株価ですか…。基本的に、目先筋が買った銘柄の株価の「持続性」は弱いのです。

この辺りを観ると「雪だるま投資」に憧れて…何度か、今年は方針転換を試みましたが、年末を迎え…やはり「今年も駄目だった」…と言う印象です。

はやく「本物の相場」が見たいものです。市場参加者も「筋」が悪いのです。相場の「本手」を攻めるべきでしょう。やはり…「野村証券」なのです。34年、来年は35年ぶりになる…「名目経済を買う」のが、筋でしょう。

確かに…奥田さんは劣っています。この程度の奴が野村証券の社長です。昔の野村証券は自民党とも深いパイプを持っており…「政策提言」をしていたのです。本当に小粒になりました。カタルにもう少しお金があるなら…良い仕掛けを演じる「黒子」に成れると思いますが、なかなか現実は厳しいのです。今年は、「初めての敗北」を味わう…可能性が高くなっています。

1万株単位で…「ジェイドG」の上値を買えば…簡単に2000円台を抜けるんじゃ…ないかな? 少しお金があったら…やってみたいのです。何しろ、先日は、たった25万株で1840円です。やはり…1830円の「あの時の感覚」は正しかったのでしょう。市場に在る浮動株は、既にかなり「涸れている」と思っています。

「GNIGR」(2160)や「さくらインター」などより、余程、筋は良いと思いますが…ダメですね。本日も5000株だけですが…BASEの250円を買っています。

確かに…「リストラ経費」が分からないから…野村を手掛けるのを躊躇するのでしょうが、奥田さんの性格は、国内営業が好調でユトリが出来たから、あの発表になったと思っています。目先の来年の3月は期待できませんが、再来年は「ウハウハ」でしょう。だからこの下値圏で株を集めるのが…筋だろうと思っています。

今、「ジェイドG」を1805円まで、たった500株ですが買いに行きました。買えるかどうか…。どうしたわけか…この株だけは、いくらでも買えるんですね。

先週から、今週にかけて…既にだいぶ買ったから、あとは無理をせずにノンビリやりますか。でも残りの野村を売って、買いたい誘惑にも駆られます。

困った性格ですよ。本当に…。本日はこんなところで…お終いです。たぶん…「SQ明け」は、強い展開ではないかと思っています。全ては来週です。またね。



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