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カタルもよく分かりませんが…日経新聞の一面「人手不足で滞る設備投資 計画未達」の記事は「重要」なような…気がしています。この話は需給ギャップの話で需要はあるが…供給が追い付いてない状態なのでしょう。長く…日本の産業は「空洞化」を続けていました。生産設備は、中国を中心に…移動しており、最後は利幅の少ない小型車の日産マーチの「タイ」への生産移転です。2010年の話です。

需給ギャップ推移

当時、カタルは一台売って利幅が5万円程度の車なのに…その輸送費を賄えるのか? 不思議でした。その疑問通り、この現象が日本の空洞化のピークで、この現象を起点にして、空洞化の勢いは弱まります。だから…カタルは会社を辞めて、「投資業」に身を委ねようと思ったのです。

2012年から2013年の野村証券(8604)の日足推移

2010年暮れの話しでしょう。そこから…2年かかり相場は反転し2013年は日銀の異次元の金融緩和です。2013年の春の話です。その時に野村証券の株は「未来を先取りして」…223円から980円に大きく上がるのです。株価は4.39倍です。

カタルは「やった!」…ようやく「悪夢は終わる」と思ったものです。しかし…そこから10年が経過して、今年は11年目です。未だに…野村証券の株価は、その時の「理想買い」の980円を抜けないのです。如何にも…日本人らしいのです。この時間軸は、何故、起こるのでしょう。カタルの感覚は正しいと思っていますが、世間の実際の動きは、遅々として…なかなか進みません。

今、実験で「あおぞら銀行」(8304)の株を100株だけ2120円で買ってみました。通常なら、ここから買い下がります。

「あおぞら銀行」(8304)の 日足推移

需給ギャップの話は、日本でも激しい人材獲得合戦になり…インフレ社会になるのです。だから「リクルート」(6098)の株価が、非常に強い動きをしています。同時に…DX投資が盛んになります。この話は打ち切ります。

本当は、もう少し…基本的な事ですから、解説をしなくてはなりません。年金生活者の生活は苦しくなり…働く若者に「所得移転」が起こる話を示しています。日経新聞の一面の記事は大切ですよ。皆さんは、新聞記事の読み方も解説をしないと…分からないでしょう。株価の未来は、「理屈通り」に動くのです。ただ分からないのが「時間軸」の話です。


「あおぞら銀行」(8304)の 決算資料より

この「あおぞら銀行」は、米国の商業不動産の「減損会計の話し」だそうです。引当率を9.1%から18.8%に引き上げたそうです。昨日は、知りませんでした。でも関連する記事を掲載しました。銀行持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)の株価が急落した話です。同じことですが…ドイツ銀行も2023年10-12月(第4四半期)に、米商業用不動産関連の損失に備える引当金が、前年同期の4倍以上に膨らんだ。苦境にある同セクターに借り換えが「大きなリスク」をもたらす…と警告して、その引き当てを積んでいます。

しかし今のところは他の銀行への波及はありません。

むしろ…JPモルガンは、危険資産の部類の投資であるローン担保証券(CLO)市場に再び参入するそうです。日本では「農林中央金庫」が積極的にリスクを取って、高利回り投資(融資?)をしていた案件です。このような基礎的なバックボーンの経済知識が備わってないと…個別株の銘柄の話を、いくらしても「馬の耳に念仏」です。

丁寧に解説をしようとすれば…理解する方も、それなりの基礎知識が必要になります。

何故、カタルが、FRBの態度に不満を述べているか? せめて…早めにQTのテーパリングの話を出して…「流動性の確保」が必要なのかもしれません。金利が下がれば…不動産投資も活発化して…不良債権になった「商業不動産」の円滑な処理が進みます。

この話を、カタルは「諄い」ほど…前からしています。だって…日本ほどではありませんが、米国もジャブジャブの「金融緩和」をしており、それを前提にした…「お金」が回って、コロナになって…リモートが盛んになっていますから、オフィスビルの「空室率」が上がっています。欧米は、日本以上…なのです。だから米国の「労働生産性が高い」とも言えます。

ちょっと…皆さんには難しい話かもしれませんが、未来の相場を考える上で重要なキーワードですから…分からないでも、理解しようと努めましょう。そうすれば…大きな勝負が出来ます。自分で確り理解をしてないから、遊び程度の投資になります。

だから…人気に押され「ABEJA」(5574)の生成AI関連を、高値で買うのです。この株はエヌビディア関連で…カタルは以前、レポートで取り上げています。安値の時に買おうと思っていたのですが、余裕がなく見送っています。

本日は1000株だけですが、「野村証券」(8604)を790円で1000株だけですが、買い直しています。この800円割れを、随時…「買い直そう」と思っています。でも昨日売った利益が使えるのは、明日なのです。つまり来週からです。仕方がありません。本日は「BASE」(4477)も追加で…「寄り値」の300円で2000株だけ買いました。理由は「端数を揃える」為です。これで少し減って13万株です。何故、減ったか? 

昨日はジェイドGの株価が下がっており、別口座で買っていますが、短期運用は評価損が増えて…維持率の関係があり、午後から「利食える」株を、30%維持するために微益で…利食いをしたのです。15000株かな? 売ったのです。

別の口座では、買ったのですが、貧乏人は「やりくり」が大変なのです。早く…この苦境から抜け出して、実験程度、楽しみながら…やりたいものです。ギリギリを攻めているから「余裕」なんてないのです。皆さんはカタルを「他山の石」として…真似をせずにユトリある投資をしましょう。

自分の気持ちが「株価の上下」で揺れる水準は、自分の力量に対して、投資水準が過大なのです。株価なんか…上がっても下がっても、どっちでも良いのです。そのようなユトリを持った投資水準が、自分の適正値です。自分の心は自分だけにしか分かりません。

良いですか…株式投資なんか、簡単なのです。絶対に儲かります。

この「心構え」が、自分に備わってないから、株価が下がったら「アタフタ」します。「ジェイドG」(3558)は、既に新しい世界に向けて…トンネルを抜けたのです。2000円まで…確り、安値があるときに…玉を拾っておきましょう。まもなく…新しい出番がやって来ます。もう直ぐです。

この会社は2月決算ですから、他の企業より、先に「来期の読み」になります。加えて米国では金利低下です。そろそろ…出番がやって来ます。本番はこれからなのです。

昨年の株価上昇は「逆風下の進軍」です。今度は、その風が「追い風」に変化します。この意味が理解できないと、株を買えません。PERが、こんな低評価なのは可笑しいのですよ。市場は、年率16%増の意味を理解してないのです。田中君の述べる株価評価は、論理的で正しい認識です。いちいち説明しないと分からないレベルを、早く卒業しましょう。株価が下がったら…ラッキーです。馬鹿が利食いをするのです。

だからカタルも含めて…多くの人は株で「兆円」単位の儲けを出せません。でも識者は、時間はかかりますが…兆円単位のお金を得て、その使い道に困ります。ビルゲイツもマスクもみんな同じです。マスクなんか凄いですね。少し変わっていますが、明らかに人類の進化に貢献しています。素晴らしい…行動です。

「ファナック」(6954)の 日足推移

昨日、株価が下げた「ファナック」(6954)の話をしましょうか…何故、売り直されたかと言えば…やはり企業業績の悪化です。中国からの受注が落ち込んでいます。でも在庫整理に、ほぼ目途がたったそうです。

この株は「不思議」でした。中国の需要が落ち、業績が更に悪化する可能性があるのに…4000円ラインから「大口の買い」が増えるのです。実際の安値は3603円を付けますが…まだ受注の回復が見られないのに200日線を回復しました。

でもテクニカル面では200日線は、緩やかですが…「下降波動」、つまり「右肩下がり」です。でも周りの状況、特に米国経済の強さです。そうして、ここからEV投資が始まります。昨日は「オークマ」(6103)の株価が上がっていました。今年後半には、これら設備投資株はスター株扱いになります。特に、このファナックは「プリファードネットワークス」関連でもあります。AI革命の一番手なのです。

本格的な「海外投資家」の相場になりつつあり、注目される銘柄ですよ。

この株なら億単位の投資に十分に耐えられます。ジェイドGのような…オモチャではありません。自分が、どの程度のリスクを背負って、投資に臨むか? その選択です。

野村証券 (8604)の板状況

でも…時間はかかります。早くて…始まるのは「夏過ぎ」でしょう。でも金持ちはこのラインから、早めに株を買うのです。人により…選択が変わるのです。100億円単位で運用をすると、自分の買いで、株価が動きます。「BASE」クラスの株価を上げるのは、簡単な話です。自分が、どのラインの人間か…「己を知る」ことの大切さがわかります。もう1000株だけ790円の野村証券を買いに行っています。ここに20万株の買い物が入っています。

まぁ迷ったら…野村証券株だけを買って置いても…それで十分でしょう。ノンビリやしましょうね。また明日。



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