本日の日経新聞をみると…ビックリしましたね。東芝にTOBの打診だとか…。カタルはこの報道を読み、先週と言うか、今週と言うか…。日曜日に公開されたNHKの「大河ドラマ」の「井伊直弼」を連想しました。当時の江戸幕府は攘夷派閥と開国派の意見対立が激しく、歴史観はやがて攘夷派閥が開国派に心変わりをするわけですが…当初は、焼き討ちや暗殺などの過激な行動が主流です。その為に井伊直弼は桜田門で暗殺されます。
このドラマの最中に…現実の世界では、イギリスのCVCキャピタルの「東芝、買収」の報道です。もしTOBが成功するなら…NHKのプロジュサーのレベルは、やはり一流なのでしょう。同じ時代を描いています。
株式市場は勝手にTOBと騒いでいますが…日本は難しい国です。
しかも…東芝は「経団連会長」を数多く輩出した「国策企業」のような会社です。だから経産省が株主総会の議決権にチャチャを入れ…問題化して臨時株主総会まで行ったのです。更に…「東京地検」は、ゴーンの報酬に目くじらを立てて、ゴーンを「国策逮捕」した国です。それが日本と言う国です。コメの自由化も拒み続け、国民に10倍程度の負担を強いても村社会を優先させます。
東京電力問題もそうですよ。「奉か帳」を回して、関係ない関電などにも負担を強いたのです。だから電力料金はグローバルで見ても高いのです。これでは産業が成り立ちません。みんなで…負担を「分かち合う」国なのです。
成田闘争を観ると分かります。合理的な判断より「村社会」構造を優先させて、悪戯に「時間を費やす」国なのです。カタルはパイオニアの指名解雇問題で、メディアの報道に悪態をつきました。こういう時代背景が分からない…と「東芝のTOB問題」も見通せません。お金ではありません。日本は「鎖国制度」を維持して、開国を拒むかどうか…。
この東芝のTOBの提案は、ペルーの黒船来航(1853年)と同じ意味なのです。
約168年ぶりに、日本にとって…「決断」を迫られる歴史的な岐路に日本は位置しています。仮に…もしですよ。経産省が「民間企業の問題だ」と政治家なんかもフリーなら、日本は開国になり…一気に「文明開化」が加速して、たくさんの国際資金が日本に流入して、一気に…豊かな日本に変わります。大「変貌」時代に突入して、日経平均株価は10万円に向け、更に加速します。
しかし…たぶん、日本はパイオニアの指名解雇問題と同じで、黒船来航に対して「NO」を突き付けます。しかし…「時代の変遷」には逆らえませんから、何れ…時間の問題で開国を迫られます。「地球連邦構想」という事は、そういう事です。
ここまで…政治家が見通せるかどうか。
奇しくも…イエレン米国財務長官がG20において、法人税の課税問題を提案しています。この動きが、これから加速します。これでは日本は、直ぐに麻生さんは「賛成」の意思を示しましたが…東芝の買収には「難色」を示すでしょう。ゴーン逮捕の意味と、東芝買収は同じことなのです。
ここでは経産省幹部、並びに政治家の皆さんにお願いをします。有名な格言があります。「肉を切らせて骨を断つ」のです。ジャンジャン資金提供を受けて、古い村社会論理を一掃させて…一気に近代化に舵を切りましょう。
そうすれば…少子高齢化社会問題が消えます。年金や社会保障などの財政問題も一気に安泰、日本はグローバル国家に変貌できます。今の政治家には…明治維新の頃の「富国強兵」路線を見習わないとなりません。米国は30ドルで、日本の時給は1000円なのです。ここで時代を加速させないと…「失われた時代」の30年間の「肥やし」が活かされません。鎖国制度を止めるべきでしょう。
カタルは東芝など…くれてやれば良いと考えています。キオクシアも同じです。それでも東芝の関連企業も、社員も、日本に残ります。この効果は絶大です。一気に日本の内部留保、475兆円が動き出します。海外からも一気にお金が雪崩れ込みます。東京は「国際金融都市」に変貌して…一気に税収が膨らみます。
菅総理…あなたが賢明ならば…「東芝問題で経産省は動くな!」と民間企業の問題に、口を挟まない姿勢を貫くべきでしょう。果たして…どうなりますか。
株式投資は、面白いでしょう。
もし自分が株式市場に携わっていなければ…決して、このようなことを考えません。時代背景を見て…株式相場を考えるとは、こういう事なのです。
何故、カタルが立て続けに…TOBを事前に当てられるか? 常に日本の未来を考えて、憂いでいるからです。このままでは日本の「ガラガラポン」は目に見えています。悲しい現実です。ここは…政策当局の英断を期待します。
さて…本日は東芝問題にスペースを割きました。この話は「ペルー来航」と同じ意味であり、日本は開国を迫られています。この認識を持って事態の推移を見守りましょう。
昨日のGLWの続きを話します。米国の光ファイバーのコーニング社の株価の話です。たぶん…日経新聞は報道をしていませんが…「スペインの建設大手フェロビアルは5日、米中部を南北に縦断する州間高速道路35号線(I-35)の拡張工事で設計・建設を米テキサス州交通局から受注したと発表した。受注額は15億ドル(約1655億円)以上に上る見通しだという。 同社によると、受注内容は35号線に沿った約9.5マイル(約15.3キロメートル)の無料道路の改良に関わる設計・建設・保守で、高架道路の主要レーンを約18マイル追加することが含まれる。建設は2022年に始まり、建設期間は約6年間に及ぶ見通し。」と言うニュースを観ました。
バイデン政権は新社会資本整備の為に、古い鉛を使った水道管を変えようとしています。日本でもこの上下水道問題があります。この高速道路の話は面白いですね。米国の企業ではなく、スペインの建設会社が受注したのです。日本の「村社会」構造を考えてください。東芝のTOB問題も同時に絡めると…今の世界の「時代の流れ」が見えてきます。イエレン財務長官が法人税問題でG20に提案しているのです。
一方、中国はイランを始めサウジなど…王毅外相は積極的に動いています。イランとの核合意もが、出来るのかどうか…。このレベルとイエレンのG20への提案のレベルと…時代の変化を考えると、面白い「対立する」構図に見えます。
だから、カタルは米国の経済対策=新社会資本整備=5G=GLW=古河電工の流れが見えて…米国の「金魚の糞」相場の可能性を考えているのです。
「市場の整合性」の考え方のプロセスを公開している訳です。こういう発想からチャートを観察してみてください。きっと驚きます。如何でしょう? チャートに詳しい人が見れば…惚れ惚れするでしょう。
カタルはこの段階で皆さんに銘柄公開をします。「株価位置」と言う観点で銘柄を見てください。一方、世間の有名なアナリスト様が、「良い銘柄ですよ。株を買いましょう」と言うエレクトロンの「株価位置」を見てください。如何ですか? 我々は「賢い投資家」を目指すのです。
カタルは本日、ロコンドを寄り値の2350円から2300円まで買い下がっています。2290円にも買い指値を入れてありますが、これは買えていません。そのロコンドの株価位置も同時に見てください。あとは…何も言いません。
ですが…この「株価位置」の概念は、非常に重要です。何故、わざわざ、昨日は2370円から買い下がっているか? 「ブツブツ投資」をすればいいのです。それぞれの力量の応じ…100株単位で10円刻みの人、50円刻みの人、100円刻みの人、それぞれ…個人の力量は違います。
場合によれば…1万株単位で買い指値を入れる人は、ロコンドなんか…論外の銘柄になります。だって、場の状況、つまり板状況をみると…とても消化できません。だから…せいぜい1000株単位なのでしょう。10万株程度が個人では限界でしょう。ファンドなら、50万株から100万まででしょう。三菱UFJなら…10万株単位でも…充分に玉がこなせます。野村証券もそうです。
自分の力量の範囲で銘柄も、売買方法も変わります。カタルは何と言っていましたか?
今年は「東芝」と「野村証券」だけで充分だ…と、既に何度も述べています。いつも事前告知をしています。「馬の耳に念仏」ですか? それとも…「豚に真珠」ですか? カタルレポートの活用は、皆さんの自由です。
カタルは、実は…昨日は東芝を買うために3800円で500株の指値を入れました。本当は成り行きで買っていたら…本日は売ります。ですが…持ち株は、既にあと1000株しか残ってないので売りません。
いつも…事前に告知をして、率先垂範で…自分自身が動いて、自分が儲かり…カタルレポートの読者も儲かるなら、もうこのカタルレポートは卒業になります。果たして実現できるかどうか。
「本物の世界へようこそ!」と神様が囁いてくれるかどうか…。カタルの真価が問われます。
だれも未来図なんか…分かりません。ですが…努力次第で、多少は違う人生が送れます。カタルは確実にステップ・アップしていると思っています。
池江 璃花子さんのように…皆さんに「感動」を届けることができるなら、「素晴らしい人生」です。彼女の気持ちを思うと…「良かったね」。そうして「ありがとう。」と感謝を述べたいものです。それでは…また明日。
会員の人は…2月7日掲載の「7回目の会員レポート」の真ん中の辺りに…株式コードが列挙してあります。グロームHDのチャート掲載の少し上の位置です。その2番目のO君をカタルは、昨日から少し買っています。もう観察してから100円ほど株価は上がりましたが、なぜか…惹かれるからです。先ずは…100株程度を限度に買ってみるのも良いのかもしれません。カタルは合計で1500株を買いました。株式コードは3〇〇〇です。
後場から、頑張れ! ロコンド君、君の真価が問われます。今は…買い増しあるのみでしょう。読者の皆様と一緒に後場寄りでも成り行きで500株だけ買いに行きます。有言実行のカタル君、読者と共に羽ばたくことが出来るかどうか? 真価が問われます。