「世界大恐慌」と言われた歴史的な大不況からの経済回復は、公共事業投資により回復したと教科書で習いました。その時の米国の大統領は共和党のハーバート・クラーク・フーヴァーでした。カタルは、てっきり…この不況後は「フーバーダム」などの公共事業投資で、経済が回復したものだと思っていたので、フーヴァーが大統領だと思っていました。
ですが…調べてみると、確かにフーバーダムの着工は1931年でしたが、竣工は1936年です。着工はフーヴァー時代でしたが、実際はその後のニューデール政策を実行した民主党のフランクリン・デラノ・ルーズベルトの成果なのですね。フーヴァー時代の歳出予算はGDP比で3.4%程度でしたが、民主党政権下のルーズベルトになると10.7%まで引き上げられました。
馬鹿カタルの記憶力も曖昧です。
世界大恐慌の顛末は良く調べていませんが、ブロック化から世界の貿易量が50%もダウンしたとか…言います。基本的に民主党はバラマキ政策を実施する傾向が昔からあったようです。今回もバイデン大統領は給付金や失業手当を厚くしており、更に、220兆円規模の経済対策を実行すると言います。
目指すのは「新社会資本の整備」なのでしょう。報道は様々ですが…空港の整備、交通網の整備など多種にわたりますが、通信網の整備も言われており「5G投資」が盛んになるのでしょう。もちろん脱炭素化の環境対策もそうです。
そこで…この政策にマッチする企業として…以前、掲げた「GLW」を見てみましょう。米国のコーニング社で光ファイバーの会社です。5Gの電波は障害物に弱く…遠くまで届きませんから、たくさんの基地局が必要になります。
その為に東京都は信号機に各社共通の基地局を設けようとしています。既にスマフォは発売されていますが、肝心の電波網は整備されていません。これからです。この現象は世界共通でしょう。中国が世界では先行しており、一部の都市ではスマート化が実用段階を迎えています。
この整備は膨大です。何もスマフォなどだけでなく…まもなく自動車も常に情報をやり取りする時代です。「コネクティッドカー」時代に突入します。
この付随するサービスで、車は利益を得る時代になります。だからテスラが強いのです。この分野を見据えて行動をしています。最近、「ソニー」(6758)の復活が言われていますが、「サブスプリクション」網の構築に動いています。映画にゲームなどの経営資源を、最大限に活用できるかどうか…これから問われます。
話はそれましたが…その為にも通信網の整備は欠かせません。故に今回の経済対策の話を聞いたら、すぐにカタルは、この発想が頭を掠めました。だからコーニング社の株価はスマフォの検索欄に入っており、ずっと株価動向を追ってきたのです。
簡単に「市場の整合性」を理解できると思ったら大間違いです。常に未来図を考えて、その網を張っておかないと、自分のインスピレーションに結びつきません。
相場力の発想とは、努力の積み重ねがあり、あとは天、神様が決める裁量によります。良い着想が得られるかどうか…。たくさんの布石があっても、なにも得られないことが殆どです。「船井電機」(6839)の成功は、何も偶然ではないと思います。
異常な内部留保の積み上げの意味を理解してないと…あの発想は浮かびません。
カタルは現物株7000株を残していますが、平均買値は467円です。たぶん…発表のずいぶん前から、米国のテレビの発想があったのです。そうして調べると…内部留保の高さと現金比率の多さが判明します。この意味はTOBが発表になってから、みんなが気付くのです。
まぁ、偶然なのですが…それでもある程度の確率を上げることは出来ます。
カタルは、いくらでも…銘柄など用意すると述べています。その船井電機、やはり動きはおかしいですね。一度も918円を付けていません。安値は919円までで…直ぐに920円買いです。やはり誰かが買っていると思うしかないですね。
故にカタルは3000株だけ、920円で買い直しました。どうなるか…これからのTOB時代を勉強するためには、実践を繰り返さないと自分のものになりません。カタルは常に机上論なんか…とバカにしています。アナリストが良く銘柄の推奨記事を書いたりしますが…それなら、自分が書いた後に…自分のお金で株を売り買いすべきです。
カタルは現役時代に顧客から、良く言われました。「そんなに良いなら、自分で株を買えよ。」…と言われます。その通りだと思いました。だからカタルはあの時に給料が多かったので、500円台を付けているベンチャーリンクの株を1万株、自分でも買ったのです。
そうして自身の持ち株を、確か…合計で5万株にしたのです。カタルはいつも顧客と共に行動をしていました。ただし…現役の「証券マン」の場合、6か月間の「縛り」がありました。買ったら、6か月間は株を売れないのです。当時はそんな規則だったように…思います。
本日も、先ほど2370円のロコンドを500株だけ買いました。その下の2350円にも買い物が入っています。勿論、その下にも入れてあります。でも高値も売っています。2420円は売れませんでした。どっちでも…良いのです。株は「上がって良し、下がって良し、どちらでも良し」です。一気に立ち上がるかどうか…誰も未来図は分かりません。
やはり…このマザーズ銘柄が、復活しても不思議ではありません。一応、ここでは指数のチャートを掲げておきましょう。この意味は「DXトリオ」などの復活もあり得るのですよ。いちいち細かく解説しないと…素人には理解できないかもしれませんからね。
しかし…本流のSUMCOなどのチャートを見ると、大きく一段高をするようなチャートに見えるから不思議です。上場来高値の更新を視野に入れています。カタルが言っているのは2018年1月の3345円ではなく…2007年の6730円の話をしています。このチャートは月足ですから…未来図の株価デッサンです。
皆さんは、日足しか見てないでしょう。場合によると5分足とか…の短期の動きばかりを気にしていると思いますが、それでは全体の流れが見えません。
一度、企業業績が好転すると、数年間は続くのが普通です。5年、10年のスパンで物事を考える癖を付けないと、自分の相場デッサンのイメージが沸きません。時間軸の短い資料より、時間軸を延ばした方が、正確度は高まります。データは長いほど意味があるのです。
政策官僚の大半は、歴史観を持ち合わせてないようです。だから日本は「失われた時代」に嵌まったのです。馬鹿官僚です。本当に東大卒なのか…疑わしいですね。あるいは東大と言うのはアホが集まる大学なのでしょうか? 日本の失われた時代を見ると…情けない限りです。
だからカタルは「市場原理」主義者なのです。市場が評価する基準が正しいと思っています。だって世界中の人間が、お金儲けをしようと…必死になった結果…の株価です。世界の識者の知恵が、株価になって表現されています。カタルも理解不能の株価がありますが…それはスルーをして、何れ必ず…株価は修正されると思います。
しかしその馬鹿高値が何年も続くと…自分の考え方が間違っているとも考えています。いつも自分の評価が正しいわけではありません。
正しければ…とっくに三菱UFJは4桁になっているし、野村証券もそうです。
通常は野村証券の方が、株価は高い筈です。今はアルケゴス問題で一時的に負けているだけの話でしょう。だから先日なんか、三菱UFJ「売り」の野村証券「買い」と言う、「裁定取引」が頭を掠めました。カタルが機関投資家なら実施していたかもしれません。
さて…本日もあっちこっちに話題は飛んでいます。
でもヒントを申し上げました。米国の経済対策の話です。たぶん…明日は以前のお約束を果たそうと思っています。少し前に…「F君」と述べた株価を公開します。G○○と掲げた銘柄は「GLW」と言うティッカーの米国のコーニング社です。
明日は「金魚の糞」相場の主眼であるF君を発表します。まぁ、大きな会社です。それに…直ぐに株価が上がるかどうか…分かりません。ですが…数か月後には、株価倍増も夢ではないかもしれません。この株は意外に仕手性があります。
銘柄なんか…何でも構いませんよ。自分が気に入った株を売り買いすればいいのです。株式取引は簡単ですよ。
今は、金融、財政政策が、ガンガン実施されており、怯む必要は全くありません。ですが…目先は、ひょっとすると短命かもしれません。カタルだって分からないのです。今年のカタル君は、ある意味で過去2度も失敗しているので…結構、慎重な行動になっています。よしよし…ロコンド君は2419円まであって、今は2365円です。2350円が買えると嬉しいな。
それでは…本日はこの辺で…また明日。本日は財政政策の話を中心に展開しました。
やはり船井は920円に「付けろ、買い」(その株価では…いくらでも株を買うと言う注文)が入っているように感じています。本当になにか…出そうです。だって時価が920円なのに、918円で売るやつはいませんから、価格を引き上げるか…何かしないと株は手に入りません。
たぶん…カタルの狙い通り、現状の企業業績は急回復しており、黒字転換から、一株利益は膨らむ筈です。カタルは3000株だけですが、本日は買い直しました。もちろんリスクはありますよ。TOBを止めたら、元の株価に戻るとか…いろんなケースがあるのです。ですが…一般的に一度、公約した期間では株価は大きく下がりません。
まぁ、世の中は何が起きても驚かないように…自分の力量を把握して行動をしましょう。今、原稿を読み直していたら…ロコンドの2350円が、500株ずつ…合計1000株が買えました。嬉しいな。それでは…またね。