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それにしても…「日本株市場」は、貧困な市場です。ここまで…日本人が劣っているとは思いたくないのですが…「村社会」論理が、身に「沁みついている」印象を持っています。実力で勝負をすると言うより、組織力でカバーすると言う論理なのでしょう。農耕民族だからこれが自然体とも言えます。

株価の「成り立ち」を観ると、不思議さを感じます。やはりメディアが悪いのでしょう。「国民教育」が、「おろそか」になっています。

カタルの考える株式投資の基本は、自分が「どんな社会を望むか?」…と言うものです。

しかし大きくの市場参加者は違います。目先を如何に「上手に…泳ぐか?」…と言う「鞘抜きゲーム」に終始しています。株式投資の「本質」を理解してないのでしょう。

資本市場は「必要なところに、資金を流す」使命があります。だから…「さくらインターネット」(3778)の公募増資は、分からなくはありません。しかし…この株価ラインはPERが100倍を超えており、いくら何でも…この水準では「詐欺行為」だろう…と思います。第三者割当増資なら、特定の人を相手にしますが、公募増資は一般の庶民相手です。

「BASE」(4477)は高値圏で、公募増資を実行して…今のところは「食い逃げ」です。

本日も268円で、この株を買いましたが、何故、皆さんは、目先の「鞘抜き」しか…考えないのでしょう。高値圏の公募価格は、意味のない「詐欺行為」に近い…やり方ですが、此処から、ようやく…「本業は黒字化」を迎えます。「常識」で、物事を考えるなら、ここから参加すべきでしょう。良い経営の仕組みです。

「ココペリ」(4167)は「売り気配」で、昨日の「賑わい」は、今のところは消えていますが、この会社には未来の夢があります。上手くいくなら…「成長企業」になっても、良い筈です。昨日のWBSで、地方自治体の「介護負担」を減らすために、家に閉じこもる老人を、積極的に社会に参加させる「試み」が紹介されていました。そうすると「介護費用」が減るからです。実に…「日本人」的な取り組みです。誰かに「促されない」と、「自己管理」さえ…出来ないのが日本人です。

カタルは、お祖母ちゃんと一緒に暮らし…彼女から多くの事を学びました。歯の大切さを感じて、今では3か月、いや4ケ月かな? この間隔で、必ず「歯医者」に行ってクリーニングと言うのかな? 何というのか、分かりませんが、歯を磨いてもらい…検診を受けます。毎日、歯磨きをしても…実際は駄目なのです。北欧ではこれが、当たり前の生活習慣です。カタルは、お祖母ちゃんと同居をして…ある日、突然、彼女の入れ歯が外れるのを観て…「歯の大切さ」を知ったのです。口腔ケアを怠ると…歯周病菌が、痴呆症に繋がると言う学説もあります。

最近は、天気のいい日は、必ず、歩いています。やはり健康も自己管理だろうと思っているからです。まぁ普段から気を付けていて…病気になるのは仕方ありませんが、なるべく…子供の世話にはなりたくないですからね。

この健康問題と株式投資は同じことなのです。

でも日本人は誰かから…「背中を押されない」と、自主的にやれる人は少ないのでしょう。老人になり…自治体の世話になって、自分の健康も「他人任せ」です。

何故、日本の中小企業は遅れているか? 自動車業界の2次、3次の下請けは競争が熾烈です。しかし、その多くは「独創的な技術」がないのです。誰でも「出来る仕事」から脱却して、筋肉質の企業になる為に、広島の田舎の洋品店から一代で成功した「ユニクロ」の柳井さんは立派です。

親父が田舎の洋品店です。何処の田舎にもある既製品をメーカーから仕入れ…実際は卸問屋でしょうが、その製品に2割程度の利益を得られるように「値付け」をする作業で、営業努力もしないで…洋服を売る田舎の店を…一代で、世界的なトップ企業に肩を並べる企業になりました。まだトップではありませんが、これは「凄い」ことです。

カタルは、ずっと「地方再生」を考えてきました。

最近になって、インターネットの発展で、様々なサービスが生まれ、都会と地方の格差が消えています。色んな便利な「新しいビジネス」が誕生しています。まだ地方企業の発展は、大きな「うねり」になっていませんが、確実に「芽生えて」います。カタルは長く地方勤務ですから…田舎の「街の成り立ち」を知っています。地方は地銀なのです。もっと小さい所は信用金庫、そうして信用組合です。

この業界の「淘汰」が始まりました。「地方金融の淘汰」です。

田舎の経営者は、金融機関の担当者の「言いなり」です。だから地方金融の行員の「意識改革」は、非常に大切です。地方自治体と共に…金融機関がタッグを組んで「イベント」を開催して、地方再生が出来ます。地銀が「自分達の地元」を盛り上げる活動です。

「ココペリ」の本業は、このラインの絡みです。先ずは、その「基盤作り」です。その基盤が生まれると、そこから…発展です。この地方再生により「ココペリ」の成長力は「無限」の広がりが見えます。やはり将来性は「爆群」です。果たして…仕掛け人が存在をするか? 今は駄目ですが、時間の経過で一株利益が実際に出ると…株価「1万円」と言われても…納得します。たぶん、コロナ禍での8830円はそんな遠い未来を実際に買ったのかもしれません。

残念ながら、今のところは下値の445円から440円、435円の「指値」の買いは、株を買えていませんが、買えなければ…後で考えます。こんな「オモチャ」の企業は、簡単に株価を誘導できます。現時点では…カタルは最大一株利益30円から40円の「器の企業」だろう…と思っており、場合によれば、昨日のような出来高なら、ここから一気に「4桁奪回」が可能だろうと思っています。ある意味で「ユビキタス」(3858)より、まともです。

あまり…馬鹿にして「空売り」などをしない方が良いでしょう。

何故なら、発行済み株式総数は、たった791万株しかありません。近藤君が240万株を持っていますから、たぶん…四季報では浮動株は20.3%になっていますから、160万株を買えば、株価はいくらでも、「コントロール」できます。過去、空売りに纏わる「色んな事件」は実際に起きています。

今の市場は「全体の相場環境」は、あまり良くないのです。

人気株がないので、一気に持ち上げられる可能性があります。たぶん、コロナ禍の8830円はそんな環境で生まれた「馬鹿株価」でしょう。論理的には、せいぜい…株を買っても「4桁止まり」でしょう。でも仕手株としては、面白そうです。500円までは…何処を買っても大丈夫だろうと思っています。事実、カタルは、昨日は480円から下値を買っており、大引けの471円も僅かですが、「買い増し」をしています。

本当は「野村証券」(8604)の900円割れで、株数を揃えておきたいのですが、今週末から出かけますから、基本的に、今は「ポジション調整」ですね。どちらかと言えば…買ったものを売り、なるべく在庫を持たないようにしています。

本当は「ココペリ」を昨日も、大引けにかけて「一気に」買おうか…どうしようか…迷っていました。まぁ自然体に任せたわけです。こんな株は「オモチャ」ですから…関与は控えないとなりません。やはり「BASE」クラスでないと…いくら市場が劣化していると言っても、カタルは「良識」を持っていますからね。

週末から出かける予定がないなら…500円以上まで、一気に「ココペリ」を買います。一回きりでなく…何回も売り物が出れば、直ぐに、また「追加で」…売り物の株を買います。連続させると…市場価格は簡単に株価位置を変えます。皆さんは、実践経験が乏しいからね。

昨日は、市場に「ない株」を売っています。

339万株の内、47万株が貸株で…日証金の貸借の売りは57万株ですから出来高の1/3が、「ない株」を売る…「空売り」です。その日のうちに、株を「買い戻している」し…多くの参加者は、「日ばかり」を前提で、取引に参加をしています。

信用の買いは177万株で…その内、152万株が反対売買です。目先の「鞘抜き」が主流です。実弾で50万株程度を買うなら、一気に株価は高騰します。その金額は、僅か2億から3億円です。常識で「物事」を考えましょう。こんな株は、誰かが実弾で「10万株単位」で買えば…あっという間に「ストップ高」の連続ですよ。いい気になって、「空売り」などは、絶対に出来ません。

一応、カタルは元証券マンですから、顧客が「空売り」に来たら、注文を断ります。

「他の証券会社に行け」と言います。そんな目先の顧客は、此方からお断りです。買う方は、容認します。まぁ、カタルが考える…目標値の700円前後まではあり得ます。今の業績では、このラインが限度でしょう。しかし業績数字が実際に変わると…その話は、また「変わります。」

だから…「株価が高い」と、馬鹿になって「空売り」をする人が居ますから、相場としては「面白い」のです。

あくまでも…「遊び」なら、どんな高値でも、3万株程度なら許せますが、それ以上の株数は、700円以上では買わないでしょう。今のカタルの資力では、3万株は700円だと2000万だから…何とかなるでしょう。でも500円以下なら10万株程度なら買います。ケース・バイ・ケースですね。

「遊び」も個人差があり「力量」の範囲なのです。やはり…株価は上がって来ました。空売りが「餌」になります。まぁ、全ての行動は、自己責任ですから、自己管理をして…相場に臨みましょう。

カタルが、ここで…言いたいのは、株式投資の「向かう姿勢」です。

何故、カタルが「ジェイドG」(3558)の「応援」を続けるか? それは、田中君の「経営姿勢」を評価しています。「トヨタ」(7203)の章男さんは、嫌いではありませんが、「院政」を引くなんて…どうかと思います。日本を代表する経営者がする行動かどうか…。そもそも…「会長」職とか、相談役とか言う…日本的な仕組みを排除すべきです。

都政も同じです。外苑の再開発がテーマになっていますが、あれは「三井不動産」かな? あの子会社に…東京都の天下りが、何人、行っているのでしょう。

「日本空港ビルデング」(9706)かな? この「ANAホールディング」(9202)の天下り問題なども「同じ土壌」です。難しい話です。村社会論は…でも、そのおかげで、弱者は救済されます。

なかなか…買えない「ジェイドG」は強いですね。だって株価が下がらないから、買い増しが、なかなか…出来ません。そろそろ…7月になります。来月になったら、また「別口で」株を更に、買おうと思っています。今の所、ココペリは450円以下なら…株を買います。買えなければ…また後で考えます。先ほど445円から買い指値を用いていましたが、後場から買えないようでは、仕方ないから、上に指値を引き上げます。

たぶん新興株は、どれも、ソロソロ…「離陸」しそうに思えています。折角、面白い相場の場面ですが、あまり手を広げられない「自分のスケジュール」が「うとましい」…まぁ、慌てずにノンビリやりますか…。

昨日の報道の中で気になったのは…未来のイメージに関わりますが、此方の報道です。

「オーストラリアの石油・ガス会社ビーチ・エナジーは、戦略的見直しの結果、営業コストと資本支出の削減を目指しており、非中核資産3件を売却する可能性がある。同社は18日、油田・ガス田の単位当たり操業コストを30%削減して1石油換算バレル(BOE)当たり11豪ドルにすることと、維持資本支出を20%削減して4億5000万豪ドルにすることを目指すと発表した。原油価格が1バレル当たり30米ドルの水準で、フリーキャッシュフローレベルでの収支を均衡させたいと考えている」と言うものです。

今の原油価格は80ドルなのです。それが30ドルの場面を考えて行動している点です。この影響がどんなものか…。未来の相場観の「ヒント」になります。このような…今は大きな話でない「情報」が蓄積されて…「市場の整合性」の礎になり、カタルの未来の相場観になります。株価として、面白い株価位置の銘柄は、たくさん見ているのです。また「ココペリ」は、下げてきました。下がったら、カタルは買います。それでは…またね。



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