政策論争は日本を変える

日本も、ようやく変わるかな?

そんな「希望」が芽生える…この頃です。国民民主党の玉木さんのお陰で、国会も「政策論争の場」になると…願っています。カタルは「なんでも反対」の立憲民主党は、大馬鹿だと思ってきましたが、実際にホームページを覗くと…たくさんの「響き」が良い「マニフェスト」(manifesto=公約)が並んでいます。しかし現実的でないものも多くあります。「国民民主党」も同じです。

ガソリン税のトリガー条項は、ある意味で論理的な課税体制です。日本の場合は「村社会」論ですから、論理的な仕組みではなく、その場しのぎで…「修正を加えて来た」経緯が在ります。基本的に日本は全てそうです。だからカタルは、もっとシンプルに…「消費税」だけにしたらどうか? と言ったら、仲間の「政策官僚」に一笑されました。

だって、お金を使うと言う事は、それだけの「支払い能力」があるのですから、消費税を20%とかに引き上げて…広く徴収した方が公平です。今の食品は8%で、他は10%の基準が可笑しいのでしょう。低所得者向けなら…別のやり方で「補填」すれば良いのです。

高額納税者になってみて、毎月200万~300万円程度の税金を払うのは大変ですよ。カタルの場合は「歩合給」だったので、収入に上下があり、兎に角、税金を払うために稼ぐようなものです。とうとう…税金が払えずに、税務署に所得の明細などを出して「予定納税」を免除してもらいました。

所得税、住民税、予定納税と…上手い仕組みで、毎月、税金を納付する仕組みになっています。挙句の果てに…税務署様が登場して「経費」が認定されません。そうして「追徴課税」です。あまりフェアではないのです。

良く…銀座の高級クラブで「みのもんた」を見かけたものです。彼は経費になるのに…何故、僕らは「接待費」が一人5000円なのでしょう。これが一般的な解釈です。銀座のクラブは当時、一人、席に着くと…最低で4万円でした。まぁ税務署様には、逆らえません。

でも、彼らも人間ですから、お金が実際にないことが分かると「裁量」を働かせてくれます。カタルの場合は、預金が足りず…サラ金から1000万を借りて、その中から800万の国税を収めました。でも住民税の課税は、お金がないから…「分納」でした。

一般的に…月に1000万ほどの収入があるなら「豊かな生活」と思われますが、カタルの性格もあるのでしょう。あればあるだけ…使う人間ですから、弁護士から「破産宣告」を迫られるわけです。でもカタルは、こんな金は僅かだから…絶対に「払うから待って欲しい」と言っても相手には通じません。

みんな本当の話です。毎月5000円ずつ、住民税を分納して…他の借金は毎月5万円だったかな? 払い続け…時間の猶予を貰ったのですが、最後は駄目でした。

破産は嫌だから「個人再生」の扱いを選択したのですが、最低で…年間60万円を5年間、払えるかどうか…その審査があり、別に裁判所が定める弁護士の審査を受けるために、カタルは自分の弁護士と一緒に面談に行って、「払える」と言う事を、証明する審査を受けるのです。驚きです。「払えるから」…と言っても、簡単に認めてくれないのです。その為に、その時から、このページの会員制度を設けたのです。あれから…8年かな? 9年かな?

でも、やはり時代が変わると、あの程度の借金は、簡単に払えたのです。今では、株で簡単に3000万ほどを「飛ばす」わけです。それも…たった200万円から始まった投資です。今年は「2度の試練」を迎えています。一つはジェイドGが2828円から1251円に急落した時です。

実際に、自分がやってみれば分かるのです。やったことがない奴が、ワイワイ・ガヤガヤ…騒ぎます。カタルの勤めていた証券会社に「山一証券」が倒産して、その流れで、山一から15名ほどの人間と一緒に歩合生活を始めました。勢いの良かったのは、最初の一年だけです。二年もすると、その多くが…最低限の「ノルマ」の成績も上げられなくなります。そうして…会社から印籠が渡されます。事実上の「退職勧告」です。だから…高給を目当てに、「外資」に行った奴らは、2年もすると…皆、いなくなります。外資は「シビア」なのです。仕事が出来ないと「継続できない」仕組みです。

何が一流大学だ…ですね。山一證券は「お公家様」と言われる「カラー」でした。学歴偏重です。なかには東大卒も多いのです。しかし…実際の仕事は「半人前」です。如何に…会社の「ブランド効果」が高いか…それを理解してないのです。これは「野村証券」の社員も一緒です。

「地場証券」と呼ばれる…小さな証券会社が兜町にたくさんありますが、そこで働く…老人セールスの方が、余程…相場を良く知っています。カタルの知り合いの大御所さんは、凄かったのです。是川銀蔵からも注文を貰っていました。なにしろ…あの「三光汽船」の相場の内幕は、面白い…笑い話でした。今では「三光汽船」の相場と言っても…知る人は皆無でしょう。

カタルが学生の頃は「第二次オイルショック」です。カタルは、その時の就職組です。でも本番の…「第一次オイルショック」は、もっとすごかったのです。スーパーから、トイレットペーパーが消える騒ぎの時代です。この時代になると…カタルは全く知りません。「ボーリング・ブーム」があった時代じゃないかな? だから…中学生かな? 中山律子さんの時代です。

アララ…脱線をしました。ガソリン税の話から…カタルの税務署経験から話が飛びました。やれない公約を掲げる「マニフェスト」なんか…意味がありません。でも103万円の税収の話は、明らかに「おかしな話」ですから、間違いなく改正されます。問題は178万円がどうか…と言う話です。160万円が「手取り」が増える実感が、出てくる水準…と言う意見もあります。まぁ専門家ではないから、よく分かりません。

でもようやく「ごまかし」をせずに…正々堂々と意見を述べ合って「政策論争」をすれば良いのです。

何故、カタルが、日銀の買った国債を、償却または永久国債化を主張したか? これから時代が進むと分かります。本当は、国が抱える資産を売却して…民間の活力を活かすべきでしょう。国有地の利用など…色んなアイディアがあります。地方自治体も、最近は変化をしていますから…ここから20年ほどは「面白い時代」になりそうな予感が在ります。

この「失われた時代」と言うのは、その為の「下準備の期間」で、戦後の復興から米国の庇護の下で、無理して成長を加速させた「ツケ」を払い、未来に向ける「準備期間」だったのでしょう。ある意味で…今回、自公政権の「過半数割れ」をした現実は、日本にとって良かったのです。ここで、こちらのサイトを観ましょう。

「手取りを増やす」政策は、同時に「労働分配率」を上げることになりますから、「ジェイドG」(3558)の「見処」である…「売上高営業利益率の上昇」が求められます。だから「賃上げ」が出来ない企業は「淘汰」されます。逆に…「厳しい時代」です。「船井電機」の倒産は、ある意味で…当たり前の理屈です。如何に…中国の生産力が高く、日本人が劣化しているのか? 現実を知る「切っ掛け」に成るのかも知れません。

さて「銘柄選びのヒント」を差し上げましたよ。先ずは、会員様に、次の原稿で書いた後で…その内、一般の公開ページで書くことがあるでしょう。時代を観て…「銘柄を選択する」のです。

昨日は、読者からメールがあって「ガイヤの夜明け」かな? 「タイミー」(215A)の報道を観ました。カタルは、今の時代に合った良い「プラットフォーム」になる可能性が在ります。

問題は「行政」なのです。小型モビリティでも、同じような「型式認定」の問題が在ります。ある意味で「トヨタ」の章男会長が、あの会見で…行政に「噛みついた」ことは正論なのです。

今回の103万円と「同じ種類」は、他にもたくさんあります。時代に合った制度に変えねばなりません。その為には、組織を簡素化すべきです。政策論争になると…組織のスリム化も進みます。何も、手取りを増やす政策は「良い事」ばかりではありませんよ。「淘汰の時代」になるから…この金融庁の方針が、これから表面化します。「きらやか銀行」問題です。

新陳代謝が「当たり前」の時代になります。東芝が、何故、市場から消えたのか?

此処で本日の日経新聞を観ると分かりますね。流石です。物産の社長になるだけあります。日本の問題点を語っています。この冒頭の部分は肝でしょう。

「シンガポールは金融ハブとなるため、外国の金融からニーズを吸い上げ、必要な施策を打っている。同様にアジアの金融ハブをめざす日本が、どれだけ海外の要人を招いて助言を得ているだろうか。グローバルに成長するため、内向き志向から脱するときだ。成長と分配の好循環を築くには、日本を見るだけではいけない。世界全体を見渡したとき、存在感が増すグローバルサウス(新興・途上国)を仲間に加え、見習うことで実現できる。」

岸田さんは春に「KKR」や「ブラックロック」などのCEOと面会をしています。だから「労働改革」であり…「解雇規制」の問題になります。故に「タイミー」は「時代を象徴している」のです。

問題は陳腐化した「厚生労働省」側にあります。しかし東京地検の今回の安倍派閥への制裁を観ると…メディアと共に、政策官僚も「本当の仕事」をしなくてはなりません。

「組織の壁」を崩さないと…改革は、出来ません。これは、口で「言うのは易し、行うは難し」なのです。皆さんは、本日の原稿で「ヒント」を差し上げましたが、何人の読者が、カタルの真意を理解しているかどうか…。そんなに株で儲けるのは、優しくはないのです。また…明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本