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トランプ関税に揺れる世界市場ですが、日本にとっては「悪い事」ばかりではないでしょう。でも日本人は、その事に、あまり「気付いて」いないようです。世界中では、昨年後半からトランプラリーにおいて…識者は株を売り、現金を作って…債券を買っていました。その通りに…市場は動き始めています。

「S&P500」の 日足推移

「バフェット」が売った「S&P500」の指数を観てみましょう。先ずは日足です。まもなく200日線ですから、「ある程度」、調整は、「終盤」でしょうが、問題は、これまでの…「バイデン」のインフラ整備(財政出動)による「ばら撒き」と「トランプ」ラリーの「蓄積」です。その様子は、週足で観るべきでしょう。

「S&P500」の 週足推移

今回の議会演説で、トランプは「アメリカンドリームの再生」を訴えるようです。彼の認識は、ある意味で…非常に「まとも」なのです。しかし幼少期から「勝ち負け」を問われる…生活ですから、心に「歪み」を抱えているのでしょう。政治家らしからぬ「我儘息子」のように見えます。

まぁ、その点は、ウクライナのゼレンスキーも同様です。「もっと大人になれば良い」…と思います。まぁ仕方がありません。確か…両者ともテレビに出ていました。芸能人の性格です。パフォーマンス(演出)を好むのでしょう。

最後はドルの「信認」問題です。まだカタルの想像の段階です。

ここまで「危惧する報道」は、観ていません。カタルは、「世界の警察官」の立場を放棄すれば…「ドルを信認する」意味がありません。安全保障とドルは「一体化」していると思っていました。この分では「台湾」も危ないのです。

「窮鼠猫を噛む」と言います。今の「米中対立」が更に激化すると…最後に、中国は「米国債」を大量に売ります。それを買い支えることが出来るのか? 日本も追随をしたら…どうするのでしょう。

既に「パキスタン」は、欧米よりから、「中ロ」に接近をしています。「グローバルサウス」の「繋ぎ止め」は、難しい問題です。だから「財政問題」になります。まだ市場は、此処までの悲観論はありませんが、いつか…「話題」になっても可笑しくありません。

このように…市場には「様々なシナリオ」が事前に用意されています。しかし、馬鹿は、その事が理解できずに「目先ばかり」を観て…行動します。まぁどっちに転んでも、自分の「体制づくり」を、確り「理解している」なら大丈夫なのです。最後は、個人の「力量」問題になります。人の価値観は、様々です。自分自身が基準になっているから「負け組」に転落をします。

本日は、昨日、買ったばかりの「ジェイドG」(3558)を売ったのです。寄り付きの4000株程の売り物は、カタルが昨日、買った株です。まぁ、あまり「増やしたくない」為です。下値は限定されたのでしょうが、相場の「楽しみ」の為に「流動性」を確保しました。

何しろ…「楽しんで生きる」を目的にもしています。人生は、楽しく…「パッパラ・パー」なのです。たくさん持っています。4000株程を売っても、ほんの「一部」に過ぎません。

さて…注目されるドイツ経済ですが「歴史的な転換点」を迎えました。たぶんメディアは、なかなか…伝えないでしょう。日本人は、ある意味でメディアに洗脳されています。だから「金魚の糞」の相場になっています。でも自分の頭で考えるなら、分かります。日本は、大きく変わったのですよ。

先ずはドイツの説明ですね。何が、画期的か? 

あのドイツが「財政規律」を、大きく…変更するのです。ドイツは、教科書に出てくるように、第一次世界大戦後に…(確か、そうだと思います。)世界でも、類を見ない程の「ハイパーインフレ」に襲われます。その為に、世界で一番「厳しい基準」を設けて、自らを戒めて来ました。しかし流石に、今回のメルケル元首相による「失政」は、実体経済に大きな影響を与えているようです。

ドイツは、ロシアや中国に加担したのです。今は「ウクライナ戦争」から、そのしっぺ返しを受けています。その為に、歴史的な転換をするのです。この話と…EU全体は、厳しい…銀行の自己資本比率規制を「緩和する可能性」が、出て来ました。おそらく…トランプですから、米国も「同じ方向性」に流れるでしょう。

カタルは前から、この規制は厳しすぎると述べていました。その為に銀行から「プライベートファンド」に、世界の投資資金が流れました。ブラックロック様などの勢力拡大です。世の中は上手く出来ています。「マリモ」のように…浮いたり沈んだりします。この話は、ジワジワ…効いてきます。だから「心配」は要りません。

まぁ「分からなくても」良いから、心の底に「ドイツの方向転換」と銀行の「自己資本比率規制の緩和」の話があるという事だけを覚えておきましょう。

日本が「大丈夫」なのは、どの企業も「合理化の動き」(効率化)になっています。最後発なのですよ。「トヨタ」(7203)や「日本製鉄」(5401)は…。

その「ラストランナー」のアンカーが「グローバル論理」に傾くから、日本全体が、新しい方向性に「舵を切った」のです。

日経より

だから「ジェイドG」(3558)の銘柄解説を踏まえて、「売上高営業利益率」の話を事前にしていましたが、本日の日経新聞にこの営業利益率の報道があります。全ては「未来の布石」なのです。別にジェイドGだけに拘っている訳ではありません。分かり易い事例で、田中君は素晴らしい経営者です。トヨタの章男社長より、日本製鉄の橋本さんよりも…なのです。

前から「市場の整合性」を、皆さんに事前に伝えています。

しかし…いくら「丁寧に説明をしても」馬鹿は、自分の頭で考えませんからね。理解が進みません。カタルだって…上京して、もう直ぐ…40年になります。この「失われた時代」の中で「右往左往」して…ようやく、ここまで到達しました。あとは「卒業式」を待つだけですが…なかなか、時代が加速をしません。

だから、イライラ感が募ります。ジッと…「我慢をする時間」を、カタルは「成田時間」と呼んでいます。「セブン&アイHD」(3382)などの買収を、容認すべきでしょう。悪戯に時間を掛けるべきではありません。

だから金利を上げて「弱者」を切り捨てます。甘えるのも「いい加減にしろ!」…なのです。時代は「淘汰の時代」になります。賃上げ、売上高利益率の改善など出来ない企業は、ドンドン…「退場」させましょう。

「サワイG」(沢井製薬=4887) の日足

ようやく…「サワイG」(沢井製薬=4887)が、レーティングから株高になり、日本の医療行政変更を受けた「業績の向上」が、評価され…始めました。カタルは、何故、株価が事前に反応しないか…それが「不思議」でした。サワイは、株価が上がっても良い筈なのです。ジェネリック医薬品が優位に…医療制度が変わったのです。

「杏林製薬」(4569) の日足推移

そうして「杏林製薬」(4569)は「ノバルティス社との KRP-M223 に関するグローバルライセンス契約締結について」の発表で…株価は200日線から顔を出しました。今期は利益倍増ですが…これはまだまだ…時間が掛かりますが、かなり大きな「市場規模」なのでしょう。

「エムスリー」(2413)の 日足

この二つは、注目している「エムスリー」(2413)の仲間です。でも肝心の「エムスリー」は、乖離がまだ高く…まだ少しなのですが「休み」そうです。せめて…25日線の上昇を待つのでしょう。

今の全体の「市場マインド」(市場要因)は、非常に弱いのです。こんな相場で「ヒット」を飛ばすのは「至難の業」です。カタルの領域ではありません。

カタルは「損」はしませんが、「儲かっている」とも…言えません。なかなか…「カタル時間」には、なりません。「芽」はあるのですが…今の気候のように、季節外れの「雪」模様です。順番は来ていますが、肝心の「仕掛け筋」に、力がありません。みんな「ワンタッチ」です。

昨日、株を買った「セブン&アイHD」(3382)は微益で株を売り…大引けに「ジェイドG」(3558)を買ったりしたのです。でもみんな駄目です。本日は既に売ったのです。何度、「やっても」…難しい。当面は自重しながら…「ノンビリ」が「一番」なのでしょう。

本日は「エムスリー」(2413)を買ってみましたが、1747円を割れたので、諦めて…動きが強い「タイミー」(215A)を買ってみましたが、目先、駄目なら…また売ります。

「大阪チタン」(5726)を観れば…分かります。もう「売り仕掛け」は皆無です。これ以上は「売り持ち」が出来ない領域です。多くの株は、そんな株価水準ですが、「如何せん」…日本人の心が「清貧思想」に、凍てつています。もう狂った政策は、「いい加減」に、やめましょう。本当に、日本国の未来を考えて…行動をしていますか?

上司が狂ったなら、自らが「戦う」のです。逃げずに…正々堂々と、自分の意見を上司に述べて、それでだめなら…一気に「内部改革」です。それで敗退したなら…潔く、「辞める」しかありません。何も…犯罪にまで「手」を染める必要はないのです。

SNS時代は、力のない個人でも「正論が通じる」時代です。みんなで…「新しい時代」を、日本に育みましょう。それでは…また…明日。

「タイミー」(215A)は、珍しく…市場に抗い「抵抗」していますが…果たして、どうでしょう。僕らは「開拓民」第一世なのです。



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