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昨日の原稿の通りです。彼は「日本株」の事を述べていましたが、カタルは「米国株」の事だと思っています。「不安の壁を、よじ登る」…米国株相場です。

S&P500の日足

誰が考えても…まだ米国経済の「不安の種」は消えません。これから関税による影響を受けて、米国では物価高になり、高金利と相まって「景気後退」に陥ると言う「スタグフレーション」懸念は、説得力があります。

しかし…「TACO相場」と言う「Trump Always Chickens Out」と言う…トランプは、いつも最後はビビって…尻込みして、強硬的な関税政策を「降ろす」と言う現実も事実です。この話は「日経新聞」にも報じられていますから、「一般化」したのでしょう。

基本的に証券マンは、いつも「ノルマ」に追われます。世界のお金も休むことを許されず…常に「活動すること」を求められます。つまり「待機資金」と言うか…市場に「流動性」が担保されるかどうか…ここが問われます。

過去の経済は「スピード違反」が咎められます。特に「仮需」です。リーマンショックの本質は、高騰する住宅価格を支えたのは、嘘の融資の「サブプライムローン」の仕組みの抜け穴が指摘され、最後は、それを支えにした…「仕組債」の存在です。金融機関は隠れた…影の金融システム構築したために、そのシステムが崩壊しました。

日本のバブル崩壊も、未来の地価の高騰を織り込んだ…「過剰融資」体制が、崩壊に繋がっています。しかも…長引いたのは厳格な査定を怠っていた大蔵省などの金融当局の「管理体制」の不備が原因です。

人間は「欲」の動物です。常に…「満足を知らずに」更なる「極み」を目指します。古代中国の思想家である老子の言葉に…「足るを知る者は富む」と言う言葉が在ります。その通りでしょう。カタルは、いつも「精一杯」の限界に…「挑戦」し続けてきました。でも棺桶の時代を迎え「己の限界」を感じ…始めています。でも…まだ諦めきれず、こんな作業をしています。

今回の下落は「高過ぎる米国株」に「警告」を与えたのでしょう。仮に「高値」を抜けたとしても…大きく「上がる」とは思えず、全体で…揉み合うのでしょう。

ここで…この更なる「極み」を目指して「自滅する」シナリオが、見えて…来たようにも思います。カタルは「不思議」だったのですが、今回の勝ち組である中国の「BYD」が、自らが、その「販売価格」を大幅に引き下げて…その課題(欲望の目標)を、消化できない市場動向が「至る所」で観られます。何故、勝ち組の「BYD」は「値下げ」を選択して、シェアを維持しようとしたか?

既に、あまりの販売量の多さに、中国の販売店は「根(音)を上げて」います。中古車市場には「新古車」と言うのでしょうが…大量に出回っていると言う…報道もあります。更に日経新聞が報道している「天然ゴム」の先物価格も大きく下げています。

中国の経営者、自ら…車の「過剰生産」を訴えていますが、BYDは規制を回避して、「ハンガリー」や「トルコ」でも「新工場」の建設だそうです。

ここで…変わった記事を発見しました。此方です。何故か…この報道は「気」になります。その…「可能性」があるのです。だから…カタルは「トヨタ」(7203)などの「アンドロイドロボット」進出を述べています。AIの需要は、果てしない…世界でしょう。「半導体」株は、まともな…株価水準になっており…完全に「バブル」状態ではありません。適正株価なのです。

「ソシオネクスト」(6526)の 日足

ここで…驚いたのは、チップレスの「ソシオネクスト」(6526)の強さです。カタルは「損をしない」投資でも、確か…一度は株を買ったのでしょう。「アオイ電子」(6832)と共に…その「アオイ電子」は、日経新聞で報道されていましたが、市場は「無反応」でした。「時間軸」の問題かもしれません。

「ispace」(9348)の 日足

昨日も話しましたが、今の市場参加者は、本当に…「素人集団」の集まりのように見えます。「ispace」(9348)のような株を、「人気だけ」で…株を買い上がり、ワイワイ…と騒ぎます。カタルは、前から「警告」しています。

どうせ…やるなら「徹底的にやる覚悟」なら、構いませんが、その根性がある奴は、市場に居ません。米国の「テスラ」は、その事例でしょう。まるっきり…数字に合いませんが、走っているうちに、市場はその存在を容認し、「資金が循環」します。

「夢と希望」…この二文字の大切さが分かる現象です。

今のカタルには「先」が見えません。仕方なく…「保守的な選択」をしています。本日は900円台に微益で利食いを入れた」「野村証券」(8604)株を880円で1000株の「買い指値」を入れました。まだ…下値が882.6円ですから入りません。自社株買いが、続いているようですが、浮動株は市場に溢れており、まだ消えません。株価を上げるのは「簡単」ですが、その準備が整わないのでしょう。

「北海道電力」(9509)の日足

今、連日…株を買い始めたのが、保守的な運用である「電力株」です。公共事業投資株ですから、「面白味」は全く…ありません。単に…カタルには相場の先が見えないから、「負けない投資」の選択をしています。その銘柄は「北海道電力」(9509)です。

本当は「東電」(9501)なのですが…「倒産企業」です。こんな「ごまかし」が、許される…日本です。まるで大横綱の白鵬の処分を、観ているようなものです。「村社会」論理の「極み」に位置しています。あの時に、菅直人は、「自然災害」だから…国家責任として処理をすれば良かったのですね。でも…憶測ですが、政策官僚の処分が必要になるから止めたのでしょう。今回の日銀の大量の国債保有を全部、カタルは「償却しろ」と述べていました。それが駄目なら、せめて「永久国債」か…「30年物に変えろ」と述べていました。

原発の後始末の決断は「後世に憂いを残す」ものです。

本当に政策官僚は「日本国」を愛しているのでしょうか? 事務次官を務めた「前川」なんか…観ると哀しくなります。政治家は、国民の選挙と言う「禊」を受けます。しかし…政策官僚は、その「身分」が守られており、「公僕」の筈です。ある意味では…日本国に対する「奉仕者」です。

しかし…今の政策官僚に、その意識があるのかどうかどうか…。疑わしい奴がたくさん居ます。国民に選ばれた「大臣」を平気で批判するのです。情けない姿です。それなら最初から国家公務員など「目指す」べきでは、ありません。35年間も低迷を続け…とうとう、EUの後発国の「ポーランド」の国民にも、並ばれています。

情けない「清貧思想」です。これで…国民が「幸せ」なら良いのですが…果たして、どうでしょう。

「3Dマトリックス」(7777)の 日足

さて…ゴタクは、この辺にして…先を急ぎましょう。「北海道電力」の話は、又にします。それより読者からもメールが在りましたが、「3Dマトリックス」(7777)の話です。本日は157-163-154-161 2009500株の出来高です。今の時間は10:10辺りです。

でも会社は、まもなく発表される今期の数字を「減額修正」しました。でも「株価」は強いのです。残りは、少なく…また「買い直そう」と考えています。カタルの買値は108円かな? 会員の方は、ご存じでしょう。今の株価で計算すると約50%程度の株価上昇です。

これで「文句」を言われたら…堪ったものではありません。確かに「ジェイドG」(3558)は、まだ…昨年末の1500円台の株価にもなりません。でもこんなところが、「カタルの限界」なのでしょう。神様レベルを求められても…無駄ですからね。自分で判断をしてください。あれ? 買えましたね。「北海道電力」の690円が…また在庫が増えています。この話は長くなるなら、別の機会にします。

上がりそうで…なかなか「爆発」をしません。「データセクション」(3905)のような…確りした「仕掛け筋」か、どうか…は、分かりませんからね。丁寧に株価を観察すれば…その株を集めている種族が、居る事は分かります。しかし、だから…と言って、株価が上がるとは限りません。仮に株価が上がっても、なかなか相場にならないことが良く在ります。

読者が求めるレベルは、よく理解しています。そんな事は、証券マンを、長年、現場でやって来たのです。だから…「痛いほど」皆さんの気持ちは分かります。でも皆さんが、望むレベルは難しいのです。たぶん…皆さん全員を満足させる奴は、この世には居ません。神様だけでしょう。

また愚痴になるから…止めます。でもみんな…どれも、「観ている株」は上がって来ましたね。要するに、カタルの実力ではなく…「市場要因」の改善です。だから基本は、政策官僚の「政策次第」なのです。石破さんが述べている「名目GDP」を伸ばすことは、必ず、海外からの資金導入になります。白鵬のような村社会構造を、押し付けない事です。その方が「幸せ」でしょう。別に会社が、誰のものでも…「同じ」です。

昨日は1350円まで買った「ジェイドG」(3558)ですが、本日は少しだけ…売りました。でも「僅か」です。だから…また1345円から買い下がります。どうぞ…期日が近い人は、売りましょう。無理をすることはありません。皆さんの売り物を、カタルは買います。今は1300円まで買い物が入っています。

最近は「微益」ですが、売ってばかりで…「信用の枠」は空いています。カタルには「見えない」のです。だから…「迷って」います。買いたい株は、なかなか買えないし…慌てて上を買うような相場にも見えません。やはり「ノンビリ」やるしか、ないのでしょう。こうやって「微益」を貯めて…「塵も積もれば山となる」日を待って、火柱高です。また…明日。

1345円の「ジェイドG」は、買えたようです。880円の「野村証券」は、まだですね。240円の「出前館」(2484)は買えたのかな? 最近は証券会社のサイトを覗くのも、面倒で…やはり、嫌な世の中になりましたね。もっと「寛容な社会」になるなら…犯罪も減るのでしょう。



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