市場の反応は、すこぶる好調な展開です。

「TOPIX」の週足
既に大型株が多い…「TOPIX」の指数は新高値を付けて「新しい世界」の模索を始めています。「値嵩株」の影響を強く受ける「日経平均株価」も、新高値まで「指呼の間」です。米国株の見方は色々ありますが…今のところはスムーズに「普通の国」の扱いに…変化しているのでしょう。

この時間軸を測るのは「米国債」の発行量で…その「依存度合い」なのでしょう。何れ…他国の資本に頼る展開は「変化する」と思っています。米国の「財政状況」がポイントになるのでしょう。
カタルは「ドル」と言う基軸通貨が、いずれ消えて…世界共通の「SDR」(Special Drawing Rights)、(IMFに加盟する国が持つ「特別引き出し権」の事ですが、)のような…何らかの新しい「電子通貨」が誕生すると思っています。何れ…「ドル」や「ユーロ」、「元」も「円」などの通貨は、その「電子通貨」に代わり消えるのでしょう。まぁカタルが生きているうちに観られるかどうか…は、分かりません。
今回のトランプ関税は、その「下準備」だと思っています。
これまでは米国を主体とする「覇権」体制により、国際ルールは構築されてきました。謎なのは…イギリスの離脱です。あの「ブレクジット」は「後世の人」に、貴重な歴史的な教訓となるのでしょう。今回の「米国第一主義」である…トランプ関税はグローバル化の推進に、必要な…通らなくてはならない壁だったのでしょう。「地球連邦」になる為には、米国の覇権体制は、邪魔になります。だから米国債の地位も、時間をかけて…薄める必要があると言うのが、カタルの今回の騒動の見方です。
まだ中国との合意は成立をしていませんが、市場では「時間の延長」と言う解釈で、あまり「気にしてない」ように思います。中国も、苦しいことは事実でしょうから、「妥協」に応じるのでしょう。レアアースの小手先で乗り越えられるとは思いません。内巻き現象も気になる展開ですが、株価は意外に…「強い動き」なのです。先日、新規に発行されたEV電池の「 寧徳時代」 (CATL)は、300 HK$ の発行でしたが…今の株価は447 HK$ です。
それにしても…中国人が米国で留学して「米国」でキャリアを磨き、その技量を持ち帰って…中国で「起業する」ケースが長く続いてきました。だから「ハーバード大」への補助金交付の停止など…日本のメディアの報道の仕方は、一方的な面ばかりを伝えています。
多くの日本の報道は「トランプ批判」を主体にしていますが…彼の採用している政策は、カタルも理解はできます。「支持」はしませんよ。彼は…嫌いなのです。しかし…「こんなやり方も、あるんだなぁ~」と容認をしています。日本人の多くは、メディアが作成した「視点」から物事を観ますが、自分が「立場」を変えたら「見えてくる景色」は変わります。
株式投資は、常に「売り方」と、「買い方」が存在し、それぞれの立場は、相容れません。でも相手の立場に立って「物事」を考えるなら…理解できなくても、自分自身の「幅」に広がりが生まれます。
「懐が広い」投資家を目指しましょう。なるべく…目先の気持ちに左右されない…「論理的な解釈」を優先させる投資をすると、相場の観察は、より一層「楽しく」なります。
何故、自分が間違った投資をしたのか? その理由があるからです。しかし目先の「上がりそう」…「下がりそう」と言う気持ちだけで動く「行動」は、何も得るものがありません。失敗を糧に、飛躍をすれば…良いのでしょう。投資は、投資家のそれぞれが持っている「時間軸」が違います。自分の時間で物事を計るのは間違いです。
「京都銀行」(京都フィナンシャルグループ=5844)は、京都の企業と関係が深く…普通の取引をしていましたが、「個性」豊かな企業経営者が多く…世界に羽ばたいています。たいがいが「名物社長」です。「任天堂」(7974)を育てた…山内さんはヤクザのような素描です。なかなか…個性的な人でしたが、娘しかいなく…婿が一時、経営していました。今はサラリーマン経営です。
「京セラ」(6971)の稲森さんも、有名人です。「ニデック」(6594)の永守さん、「村田」(6981)に「ローム」(6963)や「スクリーン」(7735)など…ただ「持ち合い」をやって来ただけで、膨大な資産になっています。この持ち合いの時間軸は、株で儲ける為ではなく、必要に迫られ…株を持ち続けただけなのです。
基本的に、株式投資は「名目経済」を主体にした…「錬金術」なのです。バフェットも一般人には「考えられない」時間軸の投資です。銀行などの持ち合い株式の「含み利益」を観ても分かります。資産投資の意味を、正しく理解しないと駄目です。
このサイトは、なるべく「本質的な株式投資の原理」を皆さんに、伝えたいと思っています。どうもメディアの報道も…間違った恣意的な面ばかりが「目立ち」ます。NHKも、最近は「格」がなくなりました。「品位」と言うか…カタルは、そのような面を大切にしたいと考えています。

昨日は「野村証券」(8604)が、まもなく…このボックスから「放れる」と思っており、原稿に書いたので、カタル自身も株をまた「買わねばならない」と思って、大引け間際の値動きが995円~996円の値動きだったので、カタルは995円と996円で500株ずつ…大引けで買いに行きました。そうしたら、何故か…993円で決まったのです。カタルの感覚と違う株価で「約定」が成立したので…何故かな?

と考えて、思いついたのが「証券詐欺」事件です。その為に、僕らは大変な迷惑を被り…面倒な手間を強要されました。「二段階認証」の制度です。ほんとうに…世の中は「悪質な奴」が大勢…います。
故に、その口座補填の「損失」が明らかになりますから、株価には、本質的に…大きく関係ありませんが、一時的な「特別損失」が大きな場合があります。そうしてみたら、本日が「野村証券」(8604)の決算発表でした。たぶん…これでしょう。
だから儲かるなら…一旦、逃げて、株を「買い直そう」と考えました。仮に…1Qが赤字計上になるような損失でも、既に「峠」を越えたもので、過去の損失ですから、株価が下がるなら…ここが「買い場」です。貧乏人は、色んなケースを想定して…株の売り買いをします。
今日も1405円から1395円は、まだ買えていませんが、やはり…1400円を、まだ「割れる」のですね。「ジェイドG」(3558)の話です。

このような「目先の売り物」が一巡する為に…「時間」が必要なのです。時間軸の考え方、調整波動の考え方…本物の投資家に必要なことです。自分がどんな株価位置の株を買っているか? その認識です。先日の安値は1382円です。今日は1405円から1390円まで株を買っています。カタル自身は、下値なら…株を買い続けます。まぁ「ノンビリ」やります。
他は「3DM」(7777)が下げてきたので…今、気づいて…205円に買い指値を用いました。でも…もう206円です。買えると良いのですが…どうでしょう。
やはり「出前館」(2484)は170円を割れましたね。一旦、172円で止まったように見えましたが、また下値です。通常は、この下値の二段下げからが「買い場」になります。故に…170円で1000株だけですが、株を買ってみました。この株も新安値を付けてから2週間の時間を置くことです。4月の暴落の時に、この約束を守って…「野村証券」(8604)の株を買いました。買値は200円以上も下値です。1年に1回の売買でも良いのです。
「大阪チタン」(5726)は、意外に…強いのですね。指数は下げていますが、225の採用銘柄の「大阪チタン」は、あまり下がりません。昨日の大引けは「買い戻し」とみられる「買い物」が入っていました。だからピンハネしました。この株は「空売り比率」は高く…下値圏の「空売り」ですから…「謎」なのです。カタル自身は、「純カラ」ではなく…「繋ぎ売り」だろう…と思っています。
それぞれの「株価位置」を、「自分のもの」にする為に、カタルの場合は、実際に自分で売り買いをします。今日も「ジェイドG」を買っているように…毎日、少しだけでも「参加」しているから、その株の「場味」が理解できます。
最近、全体相場が強くなっていますから、レポートに参考銘柄として「掲げる」銘柄は、みんな…株価上昇しています。かなりのヒットなのです。

「北海道電力」(9509)は700円割れでしたよ。今の株価は…今日は下げていますが、879円です。この手の株で…この成績です。「デンソー」(6902)も100円以上の鞘が在ります。別に「小型株」だけでは、ありません。

最近、選択した「大真空」(6962)も「三桜工業」(6584)もマズマズです。この「三桜」の…昨日の値動きは驚きました。いずれも200日線の攻防ラインです。まぁ色んな銘柄を掲げていますから、皆さんが「気に入った」株をやれば、良いのでしょう。基本は指数が上昇したように…全体の相場環境が、良くなっています。

別にカタルが優れている訳ではなく…全体の株価が上がるなら、どの株も上昇します。つまり「名目経済」が定着するなら…物価が上昇して、賃金が上昇するなら…「資産投資」が有効だと言う事です。
米国の消費が強いのは…基本的に株価が大きく戻って、国民に「余裕資金」が生まれたのです。日本は、まだ「他人批判」の言動が多く…観られますが、名目経済が定着するに従って…国民の心は「寛容」に傾きます。
社会全体に「許容度」が生まれますから、些細な事でワイワイ…騒がなくなります。中居君の個人の問題が、「フジメディアHD」(4676)の事件に「すり替わった」のは、素地があったのを「ものを言う株主」が、上手く…問題提示したから大事になったのでしょう。通常の経済状況なら「ハハハ…馬鹿をやっている、やはり芸能人らしいなぁ~」…と言う程度のものでしょう。今の日本経済が置かれた「立ち位置」は、色んな点から分かります。
今日は、「野村証券」の決算を一応、警戒しましたが、通常は「資産投資の雄」である…「野村証券」の株を買って置けば…その内、2000円になるのでしょう。そんな所で…今日は「おしまい」。また明日。
うまい…205円の「3Dマトリックス」(7777)が買えました。