かたる:最近は、良く分からない現象が見られます。昨日のNY市場は、寝る前は高かったのです。しかし、朝、目覚めると…株は安くなっていました。この原因なのですが、一般的にFRBが量的緩和によって生まれた国債の償還資金を、再投資をしないと言うバランスシートの正常化が、指摘されています。つまりマネタリーベースが縮小するので…世界のお金の量は減る訳です。だから世界経済は、需要と供給の関係で、お金が減るから需要が減ると言う発想ですね。
まぁ、理屈的には金利引き締めなので、何れ…株価が下がるのでしょうが…。現状はインフレ懸念が芽ばえ始め、金融規制克服論にあります。つまり再投資をしないから、国債金利は、上がる筈です。でも昨日は下げたようですが、トランプ氏は公共事業投資を増やし財源難が指摘されており、FRBが買わないなら、金利は将来、上がる筈ですね。だから金融株の収益は、改善し、儲けが増えるので、良い筈です。これまでは金利が上がるから、買われてきたのでしょう。
このFRBの行動は、自然な行動で…金融規制克服論の進行が裏付けられているのです。一番遅れていたEUまでもが、インフレ傾向になって来たのです。それとも「スタグフレーション」を、今から、懸念するのでしょうか?
このようなに整合性がない動きは、相場の転機によく観られます。カタルは、前からさくらの散る頃は、調整も終了しそうだと述べていました。事実、結構…指標数字は、良い水準に到達し始めています。此方の指標は…高値圏にある人気株のRSIの推移ですね。
ご覧いただくと分かりますが、今の状態は、昨年のブレグジットの時に付けた下げの局面、あるいは、一昨年の8月に付けた最初の下げの局面の場面です。一昨年は6月にHSBCのリストラ記事を見て、カタルとしては、珍しく…弱気論をぶった場面です。カタルが弱気を言うのは、滅多にありません。その後の下げですね。そうして昨年1月、6月の下げの場面ですね。
如何でしょう…。結構、みんな、やられている様子が、この指標から窺えます。日経平均株価も、かなり良い水準に来ていますが、此方は日銀のETF買いが入る為か…もう少しの印象です。でもかなり良い局面です。カタルが、さくらの散る頃…とした予測は、意外に正しいかも知れません。三菱UFJは665円台で、カタルが予測している下値650円前後まで、あと1日程度です。
でも逆に…意外に堅調な銘柄も、多いですね。シャープは代表株ですが…リクルートなど高値を追っている株も…結構、あります。頼もしく感じているのは、ケネディクスですね。いつもなら…こんな局面なら、カタルは追証懸念が生まれ、安値を承知で投げている所です。ところが、どうでしょう。この局面で…利食いです。まもなく期日が来るゴールデンウィークの玉の買い値は…確か410円台かな? 何しろカタル君は、いつも買っていたので…毎月、期日が来ます。いい加減に、結果を出して欲しいものです。
実は、この株は「名目成長の世界」を、象徴する株です。まぁ、銀行株もそうなのですが…銀行はフィンティックの影響も考えられ…少しわかりませんが、失業率の3%割れが実現し2.8%なのです。
4年続きの賃上げ効果は、そろそろ…凍てついた心を溶かし始めても良い筈ですね。孫正義は2013年に、銀座のティファニービルを320億円で買いました。当時の期待利回りは2.6%だそうです。賢者の投資。最近はドンドン、ケネディクスに惹かれ始めています。ここ2年~3年の中で、一番、期待感を強く感じます。いつもなら売り板が100万株台だったのですが…今は、オーバーの売り物は738千株ですね。買い板は593千株ですね。ようやく…やれるような需給バランスになってきました。
でも邦銀株が下げて、ケネディクスだけが上がるのは…相場に整合性がありません。そうするとケネディクスが先導株となり、邦銀株も引っ張り上げるのでしょうか? こう考えるのが一番自然です。
日本国債の動向や世界経済の動向など…全ての流れに、整合性が生まれます。昨日、話した「スピンアウト」の話もそうです。スピンアウトの解説が、必要ですか? 基本的に企業は様々な部門を抱えています。その部門を独立させるのです。別会社にして分離するのですね。日立工機が代表事例ですね。日立は多いですよ。日立化成に日立建機など…兎に角、一杯、子会社群がたくさん存在します。株価は590円ですね。注目されます。本当に効率化経営をするなら、株価は2000円台に動く可能性があります。子会社を売り、自社株買いをすれば…良いのです。
本筋の流れになるか…それとも、もう少し、スマートコミュニティー関連をやるか…。迷うところです。この辺りは、米国の動向が決めるのでしょう。トランプ氏は金融規制法案に着手すると報道されましたが…市場は、反応を示していません。
イギリスがEUから離脱し、金融規制も変化の兆しがあります。イタリアとイギリスの金融界は、負け組みたいなものです。読者の皆さんには、少し専門的すぎて…難しいかな? 金融規制の話は、今年の目玉ですからね。基本はお金を動かす事なのです。失業率の話も…みんな、そこに帰結します。
かたるは、前から…膨大な「眠れる獅子」が、日本には存在すると述べています。日銀の当座預金と企業の現預金残ですね。なんとGDPを超える558兆円ですからね。ケネディクスが、如何に有望か。…分かると言うものです。孫さんは、馬鹿ではないですよ。あのティファニービルは、自分自身のお金で買ったのです。会社の金ではないです。
何度も、言っています。カタルは、下げたら…買えと述べています。本日はクラウドワークスを寄り値から1010円まで買っており、クロスマーケティングも600円から590円まで買っています。今の所は…。
何度でも…利用できますね。前回、クラウドワークスに、仕掛けが入りましたが、綺麗に決まらずに、いったん下げました。道理なのです。時間のフルイを入れた方が、より効果的に決まります。だから乖離問題は、重要なのです。無理に相場を創ろうとすると…歪が生まれます。だからカタルは、ゆっくりやれと言っています。もう上がる銘柄は、事前に…決まっているのです。世の中の流れを見ていれば、分かります。
何も人気に踊り、高値を買う必要はありません。今は、特にそうです。でもそろそろ終盤ですから、この辺りの仕掛け銘柄が、次のスター株になり得ます。どれになるのでしょう。米国の政策との関連もあり…事前に米中会談を懸念していますから、この辺りが切っ掛けになるかも知れません。此処から弱気になる必要はないでしょう。でも追証なら無理をせずに売りなさい。相場なんか…いつでも、チャンスがあります。今回を見逃しても良いのです。
いつも一番になろうと思うから…カタルのように、三菱UFJの二段上げを狙い、失敗するのです。あの難しい所を買うのではなく…850円を抜けてから、買えばよかったのですね。反省です。
今回のケネディクスも、500円を超え、600円台になってから、買えば良いのでしょう。丁度、カタルが、仕上がり宣言をしたシャープの300円台のようなものです。上手に買おうとするから、下手を打つのです。自分は下手だと自覚することが…先ずは成功の第一歩なのでしょう。だから上がると思ったら売り、下がると思ったら買えば良いのでしょう。
なんだか…禅問答のようです。株式投資は、難しいですね。カタルは、証券マンを長くしてこの程度です。所詮、素人に分かる世界ではないでしょう。投資のコツは毎日買えるように…そうして毎日売れるようにすることなのでしょう。ブツブツ投資は優れています。それでは…また明日。クラウドワークスの板バランスも、改善し始めていますね。株を上げることなど…素人でもお金さえあれば、誰でも出来ます。でも上手く他人の買わせるためには…技が必要になります。SUMCOやアドバンを見ていれば、分かりますが…結構、相場は強いですね。全体の動きを見て下さいね。トヨタを此処から更に、叩けますか?
相場の動きには、それぞれ整合性があるのです。頑張れ!カタル銘柄。それでは、また明日。買うなら…安い時に、株を買って下さいね。今、1000円のクラウドワークスが買えましたね。アララ…987円ですね。でもフリーランスを応援しています。結果が、どうなる事やら…。またね。