かたる:シャープの有機EL工場の立ち上げ延期が報道されていました。予想通り…製造装置の入手困難が原因だと言います。カタルは大昔から、この有機ELについて…何度も、研究してきたのです。バブル期ですからね。カタルは製造装置のトッキを推奨していました。万年赤字の会社で最終的にキャノンの傘下に収まりました。何故、この話を出したか? 予想されたものが…最大、この時間感覚で延びることがあります。有機ELなどの試作品は直ぐに成功したのですが…量産化技術の確立が難しく時間を要しました。
製品が世に出るためには…大変な時間が、必要な場合があるという教訓ですね。通常の開発期間は5年程度なのでしょうが…製薬業界は、もっと長いですね。10年単位が当たり前です。平均20年程度は掛かるのかも知れません。基礎研究から動物実験を経て、治験をします。この治験も事例集めに5年、10年が必要になり、厚生労働省に承認を求めますが…そこで追加の治験を求められると…更に。またやり直しです。開発費は膨大な額になりますね。
カタルはユビキタスのQBを見た時に、全ての家電はコンピュータ制御されており大変な需要が発生すると思いました。コピー機からキャッシュディスペンサーまで…、それなのに現状はカーナビだけの採用です。ユビキタスが小さい為に営業員が足りないのでしょう。そう解釈しています。でも画期的ですよね。もっと伸びると考えていたのです。なかなか黒字化せずに…ボックス相場に終始していますが…そろそろIoT時代の本番で、組み込みソフト活躍の機会が増えると思っています。こんな事を書いていると、また買いたくなってきます。しかし…人間の欲望は、「際限」と言うものがありませんね。
カタルの場合、ほとんど病気ですね。本日、朝方のケネディクスの気配値は5円安の気配でした。458円ヤリだったので…その株価で、指値買いを入れました。既に自身の力量外の範疇です。でも相変わらず止まりません。幻想と言うか…、思い込みと言うか…。1300兆円の逆襲こそ、日本の再生の原動力と考えているからですね。銀行株への買支持も同じです。だいたい三菱UFJが4ケタ以下と言う株価をどう説明するのか? 経済ですから需給バランスで動き、売り手が多いから価格が安いのですが…
そう言えば…カタルは、リクルートを推奨銘柄に選んでいます。今回、売り出しが行われるという事で安くなっていますが…ダイエーの中内さんの時代に担保に取られていたために、意図しない株主が持っている訳で…こういう過程を通じて、株式は収まる所に入っていくのでしょう。良い会社ですね。年金ファンドは、オリックスと共に…リクルートは欠かせないコア銘柄でしょう。あとは銀行ですね。商社もカタルには安過ぎるように見えます。その反面、食品など…割高に見える株が、たくさん存在します。
この所、日経新聞が盛んに日銀のETF買いを伝えています。何故なのでしょう。不思議ですね。5000億円を買うのは大変です。20日間として1日あたり250億円ですよ。どう考えても株は上がりますね。その理由をカタルは8月5日の「今日の市況」で説明しています。裁定買い残や、空売り残などの推移から、カタルはようやく…「流動性の罠」から抜け出すという金融規制克服論を述べています。しかしゴールドマンサックスはリストラを実施しており、更に本日は、バークレイズが資産圧縮の動きだと報道されていました。WTI原油の動向は47.26ドルですね。イランの動向が注目されています。シェールガスのリグ再開増も報道されています。
この辺りの需給バランスが、FRBの行動を決定するのでしょうが…カタルは間違いなく、年内の利上げは決定していると思っています。日経平均株価のチャート推移を見ていると、高値保ち合いを形成し、非常に綺麗な形を維持しているように見え、どう見ても、日経平均株価2万円へのステップは決定している様に見えます。
来春までのどの時点で、本格的な金融相場が展開されるのでしょうか? 年金生活者の方は配当利回り投資で、採算が合う「みずほ」など…年初に予想した展開をお奨めします。みずほ株の今は168円台です。時間の問題で…株価300円台は、必ず回復すると考えています。達成の時期は、来年後半から再来年かな? どっちにしても2019年末までには…達成していると考えています。だから3年定期だと思えば良いですね。
おそらく「名目の世界」が、既にその頃には、間違いなく定着している筈です。完全失業率は2013年4.0%、2014年3.6%、そうして2015年は3.4%でした。直近の数字は3月、4月、5月が3.2%で、6月は3.1%ですね。今年後半には3%割れが現実になると思われます。ようやく名目数字が、ものをいう舞台が整う印象です。この馬場レポートの仮説を元に、カタルは投資行動しています。WTIの価格推移、FRBの動向、日本の名目世界への進展度など…全ての事象が、整合性を得るシナリオですからね。
個別の人気株はなかなか伸びずませんが、全体の出遅れ銘柄が、続々と水準訂正をし始めている印象を受けます。名目の世界は、高値で株を買っても…基本的に、時間の経過により調整が終わると、株価が再び上がり出す世界です。だから株式投資は、有意義な資産形成の一角になります。みずほなどの配当利回りは高いのです。この銘柄なら、億単位の運用でも大丈夫です。1億円を銀行に預けても僅かですが…株式の配当利回りなら、税金を払っても3%を楽に超えます。毎年、税引き後355万円の配当を貰えますね。これならインフレにより年金の価値が減っても補えます。
クラウドワークスが安いですね。700円割れがあると良いのですが…ないかも知れず、また少し、この辺りで下値に買いを入れておきましょうか。毎日、下げたら少しずつ買えば良いのです。ユビキタスも安いですね。今、また買いました。1170円のお買い上げです。何度でも…出来そうですね。続々と…買いたい銘柄が出て来て困ったことです。貧乏人は自重しなくてはなりません。早く、お金など気にせずに買いたいだけ買えるようになれると良いですね。カタルがブラックロックの運用担当者なら…間違いなくケネディクスにTOBを掛けますね。かなり儲かる筈です。時代は、何しろ長いトンネルから抜けるのです。それでは…また明日。