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かたる:相場は、こう着状態に見えますが…当たり前と言えば、当たり前の相場付きです。仮にカタルの新仮説が正しいとすれば…直ぐに、「金融規制」の克服から「流動性の罠」の脱出が確認される訳ではないのでしょう。両者は別次元の話ですが、非常に関連性があります。

本格的な名目世界への移行の為のステップが、現在は進行していることになります。此処での関心は、やはり金融株でしょう。とくに…割負けている銀行株の株価の水準訂正が、いつ起こるか? カタルは、ある程度の方向性は見えますが…残念ながら時間が分かりません。でもそんなに長くない筈ですね。FRBは12月には、間違いなく利上げを実施、懸念だった米国の大統領選も11月には決まります。来年の一般教書演説まで、大きな動きはないのでしょうが…至る所で…新しい相場の芽が、吹き出している印象です。

多くの人は、一般的な事象と相場の関連付けが出来ません。それは経験が必要だからです。長く相場を観てないと…新聞の記事が、どう、実際の相場に影響を与えるかのタイムラグなどは、理解できません。カタルは日銀の総括が9月に行われると聞いて…ホンマかいな?…と呆れています。でも日銀特有の煙幕効果なら、分かりますね。黒田さんは策略士のイメージです。シンプルが一番だと思いますが…小物の印象です。日銀総裁なのだから、王道を歩むべきだと思いますが…説明責任を果たしていませんからね。何故、このような政策を採用する…と、充分な説明を一度も聴いたことがありません。故に…流動性の罠からなかなか抜け出せないのでしょう。

あの馬場レポートの価値は高く、あの仮説が、現在のカタルの相場観の礎を築いていると言っても、過言ではありません。3%の失業率を割れると…人件費の上昇が円滑になるから、消費者物価の上昇を容認するようになるわけです。給料の上昇が、節約を止めて前向きな生活に変わる訳ですね。何しろ消費のGDP比率は高いのです。米国に比べ低い日本でも約6割が消費です。この消費を支えるのは賃金であり、故に失業率の数字が重要なのです。それも近視眼的ではなく、歴史的な水準でものを見ないとなりません。実質から名目の世界への旅立ちが、全ての不都合、不合理のギャップを埋めてくれるはずです。だからカタルは「1300兆円の逆襲」シナリオに拘っています。本日も買いましたね。

チャートから見ると…煮詰まりつつあるように見えますが、市場人気は全くありません。これが3年と言う「空白の時間」ですね。人間心理とは、実に面白いものです。動きを観ると…たぶん5%基準かな?…と言うイメージですね。カタルは、当初、10%程度は買うのかな?…と思っていましたが、そうでもない様な買い方です。その分、時間が伸びるから、次の3Qの増額に照準を合わせるのでしょう。つまり自社株買い終了からが、本番かな?…と勝手に、自分に都合のいい解釈をしています。「ブラックロック」が、関与すると良いのですが…場合によれば、TOBを掛けるべきだと思います。

この金融規制の克服論が、明らかになるのは来年かな? まぁ、カタルは原油価格の高値更新が合図だろうと思っていますが…。そうなると、一気に場の雰囲気が変わる筈と…今から、この仮説への期待感で、ワクワクしています。

最近は「三菱UFJ」だけでなく。「みずほ」も、目一杯に勝負するシナリオも考え始めました。そうです。2012年~2013年にかけた金融株の上昇の再来です。しかもあの時の高値を大きく超える本格的な金融相場が生まれる筈ですね。その時期は、最も早いタイミングが、米国大統領の一般教書演説辺りから…。でも9月の総括で50年国債の引き受けなどになれば…一気に早まるかも知れません。おそらく…TPPも容認され、来年はバラ色相場に成るんじゃないか…と、早くも「鬼が笑う」展開を考えています。

面白いでしょう。評価損が、ある時は、とても…とても、こんな前向きなシナリオなど考える事はしなかったのです。あの評価損が消え、評価益ラインになると…途端に超強気のシナリオを連想するようになります。これが人間と言うものなのでしょう。名目世界の期待値は、人間のやる気を刺激し行動を活発化させます。そうするとドンドンと相乗効果が生まれやすくなりますね。これがスマートコミュニティーと言う新時代を後押しするわけです。最近の事象は、全てこのシナリオで様々な現象が生まれています。果たして、この流れが崩れることなく、増幅するか…もうすぐ分かりますね。

カタル好みのハイリスク銘柄でなくとも…配当利回りで買える「みずほ」などの銀行株でも、間違いなく株価が300円ラインに向かって動きます。更に時間の経過が500円ラインに株価を押し上げます。良い投資ですね。皆さんの年金が減る分を補ってくれます。

実質から名目の世界に移行すると…年金の使える実質分は、どんどん減ります。おそらく今の金銭感覚の3割程度は減ると思った方が良いでしょう。これが正常な形です。しかし政策に失敗し、ガラガラポンなら、一気に超インフレの世界です。

9月の総括が50年国債の発行になるとすれば…相場の幕が上がるのが、早まるかもしれません。カタルは何時も、このように考えられる「未来の現象」を、事前に語っています。だからペンネームが、未来を語るから「未来かたる」なのです。ただ勝手な思い込みが激しく、失敗も多いですが…事前シナリオは、かなり当たっていると思っています。問題はいつもハズレばかりなのです。たまには当たりくじを引きたいものですね。今日もケネディクスを467円で買いました。毎日、買っていますね。昨日は…買わなかったかな?

もう、とっくに力量範囲を超えているのに…評価損が消えるので…買える枠が増えたのです。その為に、リスクを過大にとっているようです。もう少しお金を引くべきなのでしょうが…買いたくて、買いたくて…。昨日のクラウドワークスの700円の指値は、たった100株だけ、買えただけでした。また馬鹿が売ってくれると良いのですが…。あまり時間を掛けても、予定数量を買えないようであれば…、仕方ありませんから、自身の指値を上げて買う事になります。でも昨日の様に買えるなら…敢えて、指値を上げる必要はありませんからね。

調整とは…こういう事なのですね。一般的に調整と言うと、下げ相場の休みを示す場合が多いのですが…上がる場合も、順番を待っているのです。ケネディクスでも分かるように…人間と言うのは、時間の推移に勝てないのです。失恋の痛み、失敗した様々な経験なども、時間が経過すれば…だんだん消えて行きます。最近、おばあちゃんと暮らすようになり分かりますね。死んだ連れ合いの命日も覚えているのかどうか…。記憶って言うのは、いい加減なものですね。まぁ、忘れた方が、良い事は沢山あります。「あの時は、馬鹿をやったなぁ~」と、笑い話になる程なのです。

さて…本日もジャクソンホールが、どうのこうの…ですか。カタルは卒業旅行でソルト・レークに立ち寄ったことがあります。グレイハウンドのバス旅行で、1か月ほど一人旅をした時の事ですね。あの町は、米国の中で一番きれいな街でしたね。宗教も悪くないと思いました。その北の山間に位置するのですねジャクソンホールは…。もう決まっている事なのに…要するに、何もしたくない「言い訳」を述べているだけの話ですね。

この時間推移は…準備に必要なのでしょう。ケネディクスも、クラウドワークスも、ユビキタスも…皆、この時間が乖離縮小に繋がり、本物相場に、結びつくのでしょう。ゆっくりやればいいのです。貧乏人だけが…、早く騰がれ…と、カタルのように焦るのです。

わかるかな? 時間を掛けての上昇相場が、一番強いのです。時間で乖離を埋めるのですね。この感覚が、皆さんの理解を生むかどうか。ケネディクスなんか、観ているとそう思いますね。確かにこのラインは、売り物ゾーンです。このラインから500円超えは、相当…重いでしょう。でも仮にこのゾーンを抜けるなら、一気に軽くなりますね。

だからカタルのように難しい所を、敢えて買わなくても…目先をやるなら、完全に抜けてから買っても良い訳です。だってカタルの考える「1300兆円の逆襲」相場は、天井が非常に高いですからね。600円台になってから、いや、849円だったかな? その高値を抜けてから、買い参加しても充分に間に合いますからね。カタルの幻想が現実化するかどうか…。馬場レポートが、全てを語るのです。それでは…また明日。



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