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小池百合子と菅首相の「バトル」を見た思いです。メディアを利用して誘導する東京都知事の小池百合子を、苦々しく…思っている人は多いのでしょう。カタルは前回の知事選で小池百合子に投票しました。しかしその後の彼女の言動を見ていると…あまり好きではありません。そもそもコロナに対する考え方の根底が、カタルの認識とは違います。日本人は「転ばぬ先の杖」の意識が強く、非常に保守的な考え方をします。

日本アジア(3751)の日足

「日本アジア」(3751)は300円の高額配当を実施すると言います。コロナ禍の時の株価は200円台で昨年の9月頃から300円台の株価になった会社が、どうして…そんなに多くの内部留保を積んでいるのでしょう。そうしてTOBに遭うと…途端に高額配当です。記憶に新しい所では、TOBをされた「前田道路」(1883)も同列です。

カタルは、前から異常に膨らむ「内部留保」の水準を問題にしています。「ブリヂストン」(5108)は今度、4割の配当性向を約束したとか…。しかしブリヂストンは成長企業とは言えませんから、必要以上の内部留保を積み増すべきではありません。だって売上の推移を見れば分かります。売り上げは増えていませんよ。横ばいの企業が、どうして内部留保を積み増すのでしょう。その資金を成長企業に回すべきでしょう。それが政策です。

悪戯に…安泰だけを考えている経営者は市場から去るべきでしょう。市場は「切磋琢磨」して…成長をする経営者を、応援すべきものでしょう。ブリヂストンだけでなくトヨタなど…すべての企業に言えることです。

小池百合子のパフォーマンスは行き過ぎているように感じています。そもそもコロナで亡くなる人の多くは、高齢者です。たぶん…75歳以上が半数程度を占めるのでしょう。

こう書くと怒られそうですが…この人たちは社会のお荷物世代の年金生活者です。若者を虐げて…そのエキスを吸い上げる吸血鬼と言うと語弊があるかもしれません。

日本の財政は逼迫していますが、飲食店に一日6万円もの補助が必要なのかどうか…。制度上、難しい問題からあるから、バラマキも仕方ないとは思っています。しかしこのやり方は不公平だと思います。飲食関連業のおしぼりなど…の支援のない業界は大変でしょう。

経済損失とコロナの関係は難しいですが…小池百合子はそれを利用しているように見えるのです。だから菅さんが先手を打ったようにも見えます。メディアの論調は不公平です。カタルのような意見は、非国民かな?

カタルも昨年から年金世代に成り下がり…トホホの人生を歩んでいます。何とか、この世界から早く脱出したいものです。せめて…年金額程度の税金を国に納めたい。その為に果敢に挑戦して株式投資をしていますが…世の中はなかなか上手くいきません。

昨日も2040円、2020円、2000円、そうして…更に1985円とロコンド株を買い下がりましたが…株価は反発せずに、引け際に追証懸念の為に投げざる得ず…買った分以上に、投げて損金を計上しました。本日は流石に慎重になり1950円から10円刻みで指値買いを入れましたが、今のところは1950円分が1944円で買えただけです。コンチクショウ!なかなか上手く行きません。

常にギリギリの状態に身を置き、試行錯誤を続けています。相場観より力量問題が優先され…尚且つ、ロコンド株は「雪だるま投資」をしています。その為に持ち株は株価水準により上下します。株価が上がり続けると、どんどん持ち株は膨らみ…逆に株価が下がると、持ち株はどんどん減っていきます。この雪だるま投資は名目時代に適した投資法だと思っています。野村証券でも…雪だるま投資を実践しています。此方はまともな株です。

さてFRBのスタンスが、どうなのか? 市場は注視しています。

基本的にナスダックを売り、景気敏感株の買いの流れが鮮明になりつつあります。この変化は、どの程度のスピードで移行し、どこまで続くか…の見極めは難しいのです。昨日はアーク・イノベーションETF(ARKK)への資金流入の話を述べています。相場の潮流を見極めるのは、なかなか難しいでしょう。そうして…その読みは面白いですね。今になると…昨年バフェットが商社株を買った理由の理解が進みます。彼は、やはり一流です。

ナスダック指数の日足と200日線の推移

僕らの潜在意識の中には、未だに「実質時代の遺伝子」が体に刷り込まれています。だからこのような「シフト・チェンジ」が起こると、悪戯に怯えているように見えます。ここでナスダックのチャートを見てください。如何に…200日線との「乖離」が大きいか…一目で、わかると思います。乖離調整は必要不可欠の試練です。どんな成長株も、この試練を受けて成長を続けます。

少し古い記事ですが…背景を知る為に必要でしょから…簡単に、旭化成の半導体工場が火災になり、世界景気の回復と、自動車業界の傲慢な体質と、景気の先読みの観測間違いが生んだ…自動車業界の半導体不足から、様々な現象が広がっています。その背景を知る為に、こちらの報道は重要です。

しかし…さすが自動車は、産業界の主要産業だけあって直ぐに政策発動です。その様子が此方です。この為にカタルが懸念した米国の建設費から来る試練を乗り越えそうです。前回紹介した米国のコスト高の記事はこちら…です。

この3つの記事は、インフレ加速の話に繋がります。正常化する米国経済の話です。インフレ加速と言うと…直ぐに悪い発想をイメージしますが…適度のインフレ加速は、望む現象であり必要なのです。何故…カタルが日本の実質成長を目指す政策を何年も、何年も批判を続け来たか? 過去のカタルレポートを読めば分かります。政策批判が溢れています。

その結果が電通事件(新入社員の高橋さんの自殺問題)です。就職最難関の天下の電通が沈むなんて…実質時代も極限に到達したのでしょう。日産のマーチのタイへの生産移転は2010年です。それから5年です。

このような清貧思想が続いた結果、折角、日銀様が本格的な政策転換をしても金融庁は異議を述べて政策を変えず、「流動性の罠」を生みました。その結果、膨大な内部留保の蓄積です。だから…日本アジアはTOBに直面をして高額配当を実施するのです。必要もないお金を貯めこんでいるのは…何も日本アジアだけではありません。PBR1倍割れと言うのは、そういう現象です。

カタルは景気循環以外にも…日本「独自の相場」の潮流が、あると述べています。それが実質時代から名目時代への転換です。実質時代の弊害は何か? こちらのレポートを読むと恥ずかしい限りです。

NHKを始め日経新聞の記者は、皆さん、カタルより遥かに優秀な筈です。しかし…現実はどうでしょう。未だに他人を「誹謗中傷」する文化を生んでいます。国民は呆れているから…吉本興業に逃避するのでしょう。笑いで現実を誤魔化すしか…術がありません。本当に情けないメディアです。

総入れ替えをして…みんな首にしなくてはなりません。だからソフトバンクの朝日放送事件、ライブドアのフジテレビ事件の時が、改革のチャンスだったのです。分かりますか?

先ほどの半導体の話から、米国のインフレの話、実質時代から名目時代への相場の潮流の話を理解するためには、このような背景に流れる「世間の風」を自分が感じることができるかどうか…。

本日のレポートも難しいかな? 一連の流れが理解できないと…相場観が理解できないのです。真剣に相場を張ると言うのは…大変です。大変な勉強時間が必要になります。カタルの知りえるニュースなど…極わずかです。それを見えない糸で繋ぐ作業が相場観です。

S君も、F君も直ぐには、どんどん株は上がらないでしょうが…いずれ適切な株価に移動します。昨日、読者からこのイニシャルは何か?…のメールをもらいました。その方は千代化を持っておられ…損切りをしたようです。しかし時間はかかりましたが、カタルが推奨をした株価を上回り本日は503円から505円の値動きを続けています。たった1年です。

ケネディクスは、5年かな? 7年かな? 呆れる時間が経過しました。だから失敗でしょう。儲けましたが…失敗です。でももっと長いのがリーマンショック後から下落を続ける三菱UFJです。仮に…先ほどの米国の変化が続き正常化に戻るなら…三菱UFJの株価は4桁奪回どころでゃなく2000円台に復帰でしょう。ここでは此方の記事を紹介しておきます。

カタルが何故、フィンティックの話をしているか? 金融界も大きく変化をします。株式投資と言うのは良い会社を買う事ではありません。変化する企業に投資をするのです。この辺りの感覚が、皆さんに理解されるかどうか…。その源が米国金利の3倍化です。

相場の潮流の背景を見つめれば…自ずと次にスター株になる銘柄が見えるはずです。しかし僕らは時間を読めませんから、上値を追わずに…下値を拾いましょう。その内、馬鹿がワイワイ…と言い始めます。今日は、何を買って実験をしようかな?

相場は無理をしない、楽しみながらやりましょう。株価が下がった楽しいな。また買える。そう思える水準が、自分の「力量の範囲」の投資なのでしょう。それでは…また明日。本日は多くリンクを張りました。無理をして読まなくても構いません。ですが証券マンで意欲ある人は、必ず理解すべき背景です。カタルが何を言いたいか? 言葉の背景を理解しないとなりません。

時間が読めるなら、ケセラセラではなく、もう卒業です。3月は卒業式のシーズンなのに…カタルは都会のマンションの一角で、未だに「穴倉生活」です。NYの一流人の住まいは、こちらだとか…。早く早く…寿命が尽きます。せめて政治家は尊厳死を議論してほしいものです。人間動物園行きは…お断りです。また…明日。

本日は6本もリンクを張りました。読むだけで大変です。



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