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かたる:この連休中に「株価位置」のチャートの話を展開しました。基本的に株価位置の低いものはリスクが少ないのですが…時間が掛かる可能性があります。小野薬品などは既に信用買い残が大きく増えた為に、整理に時間が掛かっていますが…ようやく、信用買い残が減り始めました。株価位置も低い位置ですのでリスクは低いと思われますが、今度、株価が上がるためには…ゼロからの仕切り直しになり、時間が、かなり掛かる見込みです。

逆に新高値を更新している株は、およそ500銘柄ほどあります。その高値圏に位置している株は現在上昇を続けている訳で、まだこの動きが続く可能性があり、時間は掛かりません。逆に何処かで壁にぶつかり、失速する可能性があります。こんな事は常識ですからね。株価位置が髙ければ…時間を買う事になり、株価位置が低ければ、安全を買う事になります。

値上がりに転じる分岐点が分かれば…これがベストに違いありません。シャープのケースは、実に良いケースでした。カタルは、当初は4桁目標を謳っていましたが、だんだん目標値が下がり500円になり、最後は300円台達成で「仕上がり宣言」ですからね。まぁ、カタルの予測も、いい加減です。カタルは当初から、シャープは経営陣の判断ミスで、シャープ自体は…正常だと思っていました。

シャープの週足推移

だから、長く拘っていました。今は卒業していますが、今後の展開次第では、再び参加する可能性もあります。今は…まだ整理が続くでしょう。カタルは…ホンハイの資本投入を待って…直ぐに113円で買い増しをしました。これはベストのタンミングでした。(今から思えば…の結果論です。)

この連休に書いた原稿の続きと言うか、発展形として…カタルは「財務のダム論」を展開しています。基本的に企業経営者は、保守的なものです。特に日本の経営者はサラリーマン意識と村論理で…常に、この時期の数字は、極端に保守的な見通しを展開し、保身を謀ります。創業家なのに…章男社長のトヨタも、為替を105円とか…現実は114円ですよ。それなら、今期の全ての取引を為替予約すれば良いですね。手数料を払っても、充分に上方修正されるでしょう。これが日本の実態です。創業家ですよ。ましてや…サラリーマン経営者は、もっと保守的でしょう。

カタルはトヨタを批判しています。VWの失態を活かせず、肝心な世界一の市場である中国で後塵に拝しています。もともと電池やモーターの技術は、世界トップなのです。それなのに…何故、中国市場で大きなシェアが確保できないのか…まったく経営者失格ですね。そもそも…トヨタのAA型株式発行は、訳が分かりません。あの時が、やはり…ピークでした。当面、自動車は駄目ですよ。昨日は三菱自動車とか…カタルにはサッパリポンです。ただ三菱は新興市場ですからね。他社よりは、多少…マシかな?

話しがそれましたが…この時期の数字など、全く当てにできません。その事を言いたかったのです。トヨタを引き合いに出しましたが、通常は、こんなものです。だから駄目なのです。村論理も…「いい加減にしろ」と言いたいですね。その結果が、世界一のDRAMのNECが凋落し、サムソンにお株を奪われ…東芝問題が生まれます。

NVDAのチャート

昨日はエヌビディア(NVDA)の株価が121.82ドルを付け新高値に躍り出ました。好業績の為ですね。もともとゲーム機などのグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)を開発している会社で、任天堂などに供給しているそうです。だから好業績なのでしょうが、ここに来てトヨタも採用するとか…言われています。

カタルが「ルネサス」に懐疑的なのは、分かるでしょうか? 大震災の影響で…大切な時期に後手に回りました。そもそも日経新聞が「ルネサス」を長年、過小評価してきたために…証券マンでも、車のマイコンで世界一と言う事実を、知らない人が多かったのですね。トヨタは、例の如く…価格を叩き下請けと観ていますから、なかなかルネサスは、適正な利益を上げることができませんでした。そこに…大震災ですからね。

孫氏が昨日、東芝のフラッシュメモリに対し、コモディティ化した分野は手掛けないと述べました。流石です。やはり一流域の経営者は違いますね。日本の文化を変える必要性があります。安全が一番? ソフトバンクは、たぶん…日本で一番の借金企業でしょう。それを有効に活用していますね。今の環境を活かして…経営をしています。ARM社の年間の成長率は、おそらく3割程度でしょう。仮に5%もの高い金利で資金を得ても…25%のアガリがあります。

馬鹿ですね。現金保有する日本企業は…。その残高が244兆円ですよ。日銀の当座にも330兆円です。合計で574兆円ですね。これは昨年末の数字ですね。個人の現預金は937兆円です。こんな清貧思想はありませんね。だからケネディクスは、いつでも買い場なのです。しかしカタル君、戦略上、本日も売っています。

さて本日の本題は、これからです。皆さん、賢い投資家になってくださいね。昨日、アコムの決算が、正式に発表されています。先ずは此方の記事をご覧ください。 

フリーマーケットアプリの「メリカリ」に5万円の現金が出品されたそうです。金融庁は直ぐに自分達の行動を反省せずに、規制に動くのでしょうが…、その前に、この背景が生まれる環境を考える必要があります。これは非常に大切なことです。

このレポート記事は、なかなか上手く出来ています。カタルが、あの時に…最高裁の判決を批判して、行政批判を続けている意味が、読者の皆さんに分かるでしょうか?この記事を読んで…理解できますか?

最後はヤクザの闇金に行きます。金融庁などの人間には、その心理が理解できないでしょう。この「メリカリ」現象は、国民の「影の声」なのです。サラ金規制が強すぎる為に、世の中が、狂っているのですね。なんでもかんでも…枠に嵌めようと村論理を展開する行政の為に、日本は永遠と…「失われた時代」を繰り返しているのです。

アコムの決算資料

ここで「財務のダム論」です。カタルが推奨しているアコムの決算を見て下さい。前期は大幅赤字に転落しましたが、その理由は1437億円の過払い請求の積み立てですね。未来の費用を前期に押し込んだのです。その様子が分かります。

本日掲載されている、このニュ―スと併せて読む…とアコムの株高は、既に確定しているのでしょう。おそらく3年以内に4桁を達成出来るのでしょう。株価が2倍ですから、約年率30%運用になります。比較的に…株価は軽い動きをしますが、大型株ですから…時間が掛かると思って下さい。

株式投資なんか…簡単でしょう。あとは…自分の力量との相談です。本日、カタルは500円で買っています。更に今ほど、クラウドワークスも500株ずつ合計1000株、買い増しをしました。更に…クロスマーケティングも買っています。後は読者の判断です。カタルに反対の人は、ケネディクスもアコムの「カラ売り」が出来ます。クロスマーケティングも貸借かな? どうかな? クラウドワークスは現物だから駄目ですね。

カタルは様々な情報を盛り込んで…レポートを書いています。どう活用するかは…読者の判断ですね。結果だけを問うて、批判はしないでくださいね。すべては自己責任なのです。こんな常識を知らない日本人は、困った種族です。だから村論理が続き、永遠と…失われた時代が続くのでしょう。早く、はやく…時代を共に加速させましょうね。それではまた明日。

アレレ…おかしいな。今、原稿を読み直していたら…アコムの495円も買えました。少し、浮かれているかな? 儲かっている時ほど…気を引き締めないとなりませんね。



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