情報とは…何か?

本日の日経新聞には、ビッグデータ関連として「クロスマーケティング」の事が取り上げられていました。カタルがこの市場調査を「データサイエンス」関連として…興味を持ったのは、いつだったのでしょう。資料によると…2月20日の段階でリストアップされ、この銘柄を選択しています。そうして4月21日に469円と478円で500株ずつ、実際に買っていました。今、チャートを見ると…、今回の相場のスタート地点で、相場に参加したわけです。当然のことながら…有料読者には一般読者より先行して、この話を提供しています。ただし情報ではなく、株式教室としての教材として採り上げていました。

クロスマーケティングの日足推移

余程…この銘柄が気に入ったのでしょう。世話になっていた昔のお客様に、ワザワザ…、こちらから電話して銘柄を教えたのが、クラウドワークスが日経新聞に、支援記事が掲載された3月14日でした。カタルにしては…これは珍しい行動なのですよ。こんな事をしたことなど、証券マンを辞めてから、たぶん、初めての事だったのでしょう。つまり余程、銘柄に自信があったのでしょうね。きっと…。この日は、買っていたクラウドワークスが、ストップ高をした日なので…記憶に残っている訳です。前日の764円から150円上がり、914円になった日です。

Vテクの推移

昨日のクロスマーケティングの株価は大幅高して、新たなステージ入りしたようです。何しろ、日経新聞が報じるくらいですからね。Vテクを見ても分かりますが、継続して上がる株は、このようにして、人気の輪がどんどん広がって行き、出来高が増えて行きます。Vテクのケースは良い参考事例です。2015年5月の段階ですからね、確か…。実は、売買の資料を確かめようとしましたが…ネットで見られる範囲を超えていました。2016年の売買は見られるのですが…、資料を保管して置けばよかったのですが、なにしろパッパラパーの性格なので、過去の失敗は、忘れることにしています。今度は…保管しておきましょう。

今後の動向次第では、Vテク同様に…何倍にも、なるのかも知れません。何倍にもなる銘柄をヒットさせている確率は高く、カタルにとっては、別に珍しくもありません。今、昔の資料がパソコンの中にないか、調べていたら…、2014年の日本システムウエア(NSW)の資料が見つかりました。当時は600円台で売り買いをしていました。確か…この銘柄は500円台の推奨では、ないかな? 今の株価は、前に棒が一本、付いています。残念ながら1で、昨日の株価は1766円です。

何故、自慢げに…過去の事例を掲げたか? 読者は自分が、他人が書いた文章を、どう解釈して行動したか? ここが…問題だから掲げました。

文章の解釈は様々です。カタルのレポートが間違っていると思えば…「空売り」をすれば良いのです。カタルの意見が正しいと思えば、利用して賛同すれば良いです。そうして一緒に、買えば良いのです。カタルは最近、事前にレポートをアップした後、後場寄りにクラウドワークスを500株だけ買うと…公言した後に実際に行動しています。時々、大引けでも、買うと述べてから、実際に行動していますね。

反対なら、同時に「空売り」をすればいいのですね。クラウドワークスは現物株で、一般の人は「空売り」を出来ませんが、ケネディクスは、貸借銘柄なので「空売り」が出来ますよ。カタルは公約通りの行動をしています。買い増し方針を貫いています。

情報とは、何か?…と言う話を、今は、しているのです。多くの日本人は…基本的に戦後から「ロボット教育」を受けています。だから、自分で物事を考えることをしません。

カタルはショックだったのです。新聞が嘘を言うなんて…あり得ない。…と、長く思っていました。しかし証券マンをやって、日経新聞が嘘を言っていると思ったのです。日経新聞の記事を信じて…株を買ったのに、実際は損をするわけです。

でも日経新聞が嘘を言っている訳ではなく、よく記事を読むと…その記事は観測記事なのです。今期の業績予想は50%増益とか…ですね。今期の予想ですからね。実際は、その後の時代変化で…今期の数字は、どんどん変わっていきます。

一番、ショックだったのは、ミツミ電機だったか…銘柄は、何だったかな? 2日間連続で増益記事を書いて、銘柄を取り上げていたのに…、実際に会社側が発表した数字は、増益ではなく、減益になり、3日間連続で、ストップ安を付けたことがありました。つい1週間程度…前の記事は、株価を煽っていたわけですね。ところが…実際は急落ですよ。

あれは、おそらく…誰かが真実を知って、逃げる為に、日経に書かせた記事だったのでしょう。その後、カタルは色んな人間と会い、日経新聞に記事を書かせる方法などを学ぶことになります。何気なく…記者に聴く訳ですね。こんな話があるけれど…実際はどうなのだろう、何か、知っている?…とか、記者は、その話を聴いて…裏を取ろうと、自分は取材をします。記者に取材をさせれば…高い確率で記事になり本誌に掲載されます。

もう時効だから、良いでしょう。株式市場新聞の記者をしていたNさんは、科研製薬などの記事を書き、自ら株の売買をして大儲けしていました。その後は美術館の経営です。彼と友達のTさんなど…様々な人脈が形成されます。でも…ね。作為的に作られた記事だとしても…それを鵜呑みにして、自分で精査して行動をしない方が悪いのでしょう。故にカタルは、株屋を長くしていたので…DeNAのキュレーション問題は、そんな事は、当たり前で…、それを社会が、批判する方が、おかしいと思っています。

フェイクニュース? CNNだって、NHKだって、日経新聞だって…確率は低いですが、似たようなことは沢山あります。代表事例は、昨年の米国大統領選ですね。トランプ当選を、事前に述べていたメディアは、殆どありません。面白いですね。トランプ批判を繰り広げるNYタイムズは、今回は購読者数が、大幅に伸びているそうですね。

つまり…人間は、自分が欲している情報を求めているのでしょう。読みたいニュースを読むわけですね。自分の感情を害するような記事は読まない傾向にあります。この事は、情報の本当の価値観とは、違いますね。株式情報は、様々なものが市場に溢れており、僕らは、自分の意志で見たい情報と、見たくない情報を分けて行動しています。

要するに…、カタルが言いたいことは、自分の基本姿勢が、如何に大切か?…と言う事を述べたいのですね。ヤフーの掲示板を見ていると、カタルが言っている…とかの文章が溢れています。そんな事は、全く株価に関係ないのです。自分がカタルのレポートを読んでどう感じて、どう行動するか? ここが問題なのです。全てが自分自身の選択なのです。その行動の結果は、自分で責任を負うのです。

最近、相場全体が上がっており、全ての株が上がっているので、感謝メールが来ていますが…カタル自身は、このようなメールは嬉しいのですが、自分がカタルの情報を信じて、下した結果なのです。たまたま…全体相場が上がっているから、儲かっているだけの話です。信じようが、信じまいが…自分が出した決断と行動ですね。

市場には、たくさんの情報が溢れる中で、毎日、このページを読んでくれている読者が5000人を超え、現在は5870人ですね。先月は5460人、4月は5661人、3月は5434人、2月は人気サイトで、このページが紹介されたらしく6500人になっています。昔は1万人を大きく超えていました。でもベンチャリの失敗などで…読者を失ったのでしょう。

所詮、このような数字が…カタルの客観評価に繋がるのでしょう。そう考えています。もっと精度を高く、ピンポイントで相場が読めて…当て続けることができるなら、みんながハッピーですね。その内、カタルが銘柄推奨すると…ストップ高が続出するでしょう。そうなると…銘柄の紹介を止めるか。カタルは、この毎日更新するIRNETを卒業する事になります。

カタルは「失われた時代」を、歩合セールスとして…真剣に生きて来ました。どうしようも、なかったのです。カタルは、以前から述べている様に、「空売り」をしません。今まで「空売り」をして、負けたことはないのですよ。10回程度かな? これまでやったことがあります。でも信条に反する行動なのです。日本が良くなって欲しい。だから意欲ある企業を応援するのが、市場経済の鏡である株式市場の存在です。故に…カタルは、昔から宣言しています。「空売り」は嫌いなのです。自分が儲ける為に、株を売ることなど…自分の信条が、納得できないのです。

だから常に…日本を上昇させる政策を、前提にして…相場観が組み立てられています。カタルが負けると言う事は、政策運営が間違っているのです。そう考えています。

カタルは邦銀株が、理論価格を回復することが、「デフレ脱却」であると思っています。論理的にみて…三菱UFJの株価は1500円以上が、妥当株価でしょう。今は、ようやく700円台です。デフレ脱却とは…名目の時代が定着する事であって、今は、まだ「流動性の罠」の中に居ます。

だから…たくさんの溢れる情報の中で、直ぐにジェフリーズレポートの「スイート・スポット」を採り上げる事が出来たのです。普段から、日本経済の問題点を考えているから、いよいよ、名目時代が開始される。今は、その「黎明期」に過ぎないと思っているのです。この5月31日のレポートで、カタルは「ケネディクス」だけを見ていれば…アベノミクスの成果は、分かる…と、同じことを、前からも、何度も、繰り返して書いています。

銘柄など…一つでも、良いのです。正しい政策が実行され、株価が上がるなら、相場の核は、既に事前に決まっています。株価は2万円台に入り、メディアは騒いでいますが、1989年末は38915円だったのです。まだ半分に過ぎません。日本人は「1300兆円の逆襲」を成し遂げ、そうして、溢れた資金をスマートコミュニティーに投じて、時代を早く進化させねばなりません。NVDAやGOOGはPER50倍水準、AMAZのPERは、なんと200倍だそうです。

早くしないと…世界競争から周回遅れどころか、最後尾に落ちぶれます。東芝などに構っている場合では、ないのです。だから、賢い投資家を増やし、僕らはドンドン儲ければなりません。今は小さな力でも、やがて大きな力になり、新たなウネリが生まれるでしょう。スマートコミュニティーの潮流を、日本に生み出す力になれるなら、こんな素敵な人生はないですね。互いに、情報を上手く利用して頑張りましょう。それでは…また明日。

今日は用事があり、昨日、有料読者向けのレポートを書きあげました。これから細部を手直しして、アップしますから…本日は早く読めます。たぶん、午後2時か3時には…アップできるでしょう。会員の人は、後で…読んでください。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2021.02.13

    市場の焦点
2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
株式投資関連の本