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かたる:ここに来ての邦銀株の上昇が不可解でしたが…日経報道が正しいのでしょう。スペインやイタリアの下位行の整理が進み、ようやく欧州も金融システムの改善が進み正常化に向かいます。「金融規制克服論」を述べましたが、欧州の銀行は遅れていたのです。これで、ようやく世界の足並みが揃いました。

しかし…FRBのストラステストは厳しく、今回はモルガンスタンレーが、ギリギリの合格ラインだったと言います。加えて…ウェルズ・ファーゴなどの資産売却も伝えられており、依然、資産縮小の動きも一部で見られます。これが…鈍い物価上昇に繋がっているのかも知れません。つまり、今回の金融規制克服論は、非常に緩やかな動きなのでしょう。

もしダリオ時間復活などの見込みが強くなるなら…カタルが、現在、買っているSUMCOの買下がりは、やばい結果になります。本日は1640円の指値が買えており、更に10円刻みで下値に買いが入っています。当然のことながら、邦銀株の上昇は鈍い筈ですから、この高値で買うのも、危険な行為になります。仮に三菱UFJの高値の779円を抜けたとしても…もたつくからです。

しかしスイート・スポット相場の可能性も…濃厚ですからね。一気に高値更新をうかがう今の邦銀株の上昇が、この考え方なら…頷けます。昨日のケネディクスの動きに、カタルは微妙な変化を感じており、まだ確信は持てませんが…そろそろ反転するのかも知れません。カタルは窓埋めをした方が、綺麗じゃないか…とも考えていましたが、ソフトバンクなど、昨年2月の自社株買いの窓を埋めずに、上昇を続けていますからね。あまり「窓埋め」等を、気にする必要はないのかも知れません。

今は、相場の「整合性」の話を展開しています。この考え方は、プロの証券マンにとって参考になる筈です。この辺りのレベルになると…証券マンでも長く経験を積んでないと理解できないでしょう。経済研究所の中堅レベルでも難しいからもしれません。例えば…企業業績が良いのに、何故、株価が上がらないの? …との疑問を持たれる方が多いと思いますが、一つはプロが居なくなったためですね。仕掛け人の力量が、低下しているのです。

本日は川重の解説が、日経に載っていましたが、機関投資家さんは買っているのでしょうか? 今…凄いのですよ。カタルが、まもなく中国にも、日本は追い付けなくなると…言っている意味は、ドンドンIoT化が中国で進んでいます。川重や不二越もそうですね。一般的にファナックや安川は、直ぐに思いつきますが…川重や不二越への発想は、なかなか広がりません。

本日は携帯端末の華為(ファーウェイ)の日本進出が、日経新聞のトップを飾っています。日経新聞の記者は、悪戯に…「技術吸収」などの言葉を、用いない方が良いと思います。何か…日本人には、欧米人は優れていて、中国人は劣化民族みたいな思い込みがありますが…既に、中国の技術力は日本を上回る水準のものも多いと考えています。それに…進化のスピードが、兎に角、速いのです。

東芝の半導体を買収する日本連合の建前として「技術流出を防ぐ」…とありますが、ちゃんチャラ、おかしい話です。自分達が、生き延びるために、存在感を見せつける為にやっている行動ですね。本当のことを、メディアは言えないのです。

それなら、優先株形式で、東芝本体に資本投入すればいいのです。そうすれば…債務超過問題も、WDとの諍いもなくなります。いい加減に…日本人を騙す報道を止めたらどうでしょう。いくら馬鹿な日本人でもインターネットがあり、個人が情報発信できるから、真実が暴露される訳です。

だから本物が、生きられる時代なのです。本物の価値が、ドンドン上がりますね。組織など関係ありません。これまでは組織がないと…日本は駄目でした。必ず…どちらにお勤めですか?…など聞かれますね。でも…もう、そんな時代ではありません。

日経新聞もNHKの記者も…もっと勉強して欲しいものです。でも、この動きは加速すると思いますね。やはり中国人に比べ、日本人は忍耐強いから…それに勤勉ですから、中国の製造業は、日本への投資を加速させるでしょう。

その意味で、第一号案件のシャープは、やはり注目されます。カタルは過去最高利益をあげても…500円程度のものと考えて居ましたが、経営者が優秀なら、どんどん成長が出来ますから…4ケタ奪回も、可能性が在るかも知れません。ある意味で、今の株価は正直なのかもしれませんね。

このファーウェイの進出と、都民ファーストが大勝するなら…東京国際金融都市構想の実現が視野に入りますから、ケネディクスの評価は一変します。故に、本日の一面報道は重要ですよ。華為の進出は、大きな試金石なのです。この考え方は、カタルが、一時、述べていた先進国の回帰現象にも…通じます。アジア圏の成長は著しく…人口が多いのです。故に、日本株はスイート・スポット相場に突入している可能性も非常に高いですね。だから華為(ファーウェイ)が、日本に進出するのかも知れません。

落ちぶれたと言えども…、何しろ、個人の金融資産が高い日本人の人口は1億2千6百万人も居るのです。卑下する事はありません。本日のこの日経報道は、バラ色の展開を示唆するのかも知れません。まぁ、この路線を視野に加え…相場を、注意深く観察すれば良いですね。実は読者からも、カタルのレポートは難しい…と言われることが良くあります。

でも難しい部分は、飛ばしても良いのです。兎に角、毎日、読むことが大切ですね。そうすれば…自然に流れが見えてくるはずです。カタルは比較的、丁寧に…世界経済の動向を語っています。

イタリアの下位行の整理が、ECBのテーパリング(量的緩和の出口戦略)に結びつき…金融規制克服論の最終コーナーを回っている訳です。ただFRBはガチガチの清貧思想論者ですからね。故に金融規制緩和の行方が、今の世界経済の焦点だと考えています。そうすれば資産の圧縮の動きが完全に止まり…世界中が拡大路線に向かいます。スマートコミュニティー路線が、一気に開花する筈です。

本日、カタルは考え直し…クラウドワークスを再び買い始めています。先日、一旦は外したのですが…どう見ても、下がるように見えないからです。

何故なら、日本の人手不足は、より一層、深刻になります。だから早く単純労働をロボットに置き換えないとなりません。日本が、世界の中で一番、新しい時代であるスマートコミュニティーを受け入れやすい体質なのですね。高速道路輸送などのトラック便は、早く自動運転化すればいいのです。やはり…半導体も買い場が続くのでしょう。

何か…新しい流れが…鮮明になって見えるような気がして来ました。邦銀株の上昇もケネディクスも同じ流れの中にあります。ほほう…ケネディクスは541円が入っていますね。いよいよ2段上げの開始かも、知れませんね。果たして、どうなのでしょう。それでは…また明日。



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