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いやはや…「CPI」を受けてのNY市場の反応は、ある程度の動揺は仕方ないにしても…正直、驚きました。カタルは事前に「人件費」や「住宅費」の上昇を伝えており、(実際は更に食品も…)原油価格の下落はあっても、インフレ圧力はなかなか消えず…「金利は高止まりする」と述べており、昨日かな? 場合によれば、米国金利の最高値更新(利回りの上昇)もありえる…と思っていたのですが、これを受けた市場の反応には驚きました。

まさか、ここまで脆いとは…。今の市場心理を伝えるレポートが此方です。でも最近こんなレポートも伝えています。このように相反する…二つの解説は、強弱感の「対立」を物語っており、カタルの「底入れ確認」説が、満更…間違ってはおらず、一面では正しいのでしょう。更に、次の懸念である景気問題のレポートが此方です。

インフレ圧力の金利高→景気動向→新常態の相場の時間軸の流れは変わりません。その進行速度のスピードの話しなのです。この3つのレポートを読むと時間軸の推移が分かります。カタルが「最後の壁」と表現をしている部分です。微妙な「揺れ」なのです。

ナスダック指数の日足推移

考えて観ると日本株は、全く違う環境で…「株高が続く」と思っていますが、「市場要因」のなかに「大きなウェート」を占める米国株の存在は、侮れません。それ故に…今回の6月16日の10565から8月16日の13181への戻り相場により…200日線に接近していたので、21日のFOMCにかけて「警戒感」を抱き「非常警戒モード」に、一度はスタンスを変えました。

相場観は、前半の「薄利多売買」戦略から、通常の状態に戻し始めていたのです。この「切り替え」作業が、なかなか…上手く行きません。BASEのここでの損失はこの事を示します。でもJトラを買うために売ったのですが…。

もともと…万年「強気姿勢」のカタル君、最初の間違いは「a」の部分でした。この3日間の上げ相場を観て、基本方針を200日線越えに切り替えて、メルカリの買い増しをしました。しかし…ジャクソンホールでの「パウエル発言」により、敢え無く挫折、そうして、追証懸念に追い込まれ…「Jトラスト」(8508)の「一本買い」戦略に切り替えています。

特に、再度のパウエルの「強硬発言」を打ち負かした株価動向の「b」の場面を観て、「底値確認」…とカタルは「断定」しています。すっかり…強気に方針転換(一昨日と昨日)をしたら、今回のCPIショックです。「踏んだり蹴ったり」…とは、この事です。

カタルが「事前観測」した下値の第一候補である9月6日の11533(7/26)割れ…「11471」の下値の「確認作業」終了は、10565を「割れただけ」に信頼性が欠けますから、本当に正しいのか?どうか…。昨日は「大幅下げ」の為に、この確認に「疑問」が生じます。微妙です。

でも…今でも「金利動向」程度では、6月16日の安値の10565は割れないと思っています。考えられるのは、米国の傲慢さから来る…「こんなシナリオ」は、前からカタルが抱いていると最も大きな懸念の「基軸通貨の崩壊」ですが…これは突拍子もない考え方です。でもこんなレポートを始めて…観たのです。

何故、底値の確認作業が大切か? 

株価の弱い「BASE」(4477)などの下げ相場の起点は2020年10月です。「ロコンド」(3558)は2020年9月でした。このような新興株は、既に下げ相場が2年程度続いていますから、底値を探っています。経験上、この時間は「次のステップ」に向かいます。米国の個別株もコロナ前の水準まで下げている株が多く…調整幅は十分です。

だから…ナスダックの下げ相場の「第3波動」は、ないと言う認識が基本です。

故に6月16日の10565が最安値との認識は、変わりません。その底値の確認作業の話をしています。相場観の修正に次ぐ…修正です。頭のなかの相場観は、常に流動的に揺れ動いています。その移り変わりの模様を、今回は皆さんにレポートしています。

頭の中に、どんな相場を描いて行動をしているか? その過程の話です。

例えば…Jトラの戻りを受けて…担保が空いたので、嫌々売ったBASEを今回は3万株、310円と313円、更に319円まで1万ずつ買っていますが、この下げで「追証懸念」が生まれますから、折角、買った株ですが、最近、買ったものを全て投げます。僅か…数日の相場観の修正が、市場の反応を観て、投げなくてはなりません。貧乏人の「保険料」です。

本当は21日まで、だから…間違いなく「買い場」でしょう。しかし「無理をしない投資」を推奨していますから、自分のけつを、自分で拭ける内に、処理せねばなりません。相場観とは違いますが、貧乏だから仕方ないのです。

面白いでしょう。相場観が、どう構築されていくか? そのプロセスの模様を語っています。先日の雇用統計を受けた解釈と、同様に…今回のCPIも分析され、その中身の検証から未来予測を再構築します。

カタルの場合は、この保険料の問題だけです。「相場観」は、大きく変わりません。目先の株価の動きを観て…「右往左往」はしません。基本構想は、まったく変わりませんが…時間軸の読み違いにより、その順番が「ズレる」のです。時間軸の問題です。あと7分で相場がスタートします。やはり日本人は「金魚の糞」です。米国株の「市場要因」は、日本株にも大きな影響を与えます。この関連性は、グローバル化ですから…仕方ありません。

金持ちなら、こんな時に株を買うのですが…仕方ありません。最近、買ったばかりなのに…まさにトホホです。たぶん売りではなく「買い場」でしょう。しかし仕方ないね。所詮は、自分自身の見通しの甘さです。

75日線が下から上に200日線を抜く日経平均株価の日足

注目しているJトラストを昨日、買い戻しましたが…本日でした。失敗です。ハイ…始まりました。日経平均株価は804円安の27810円です。既に75日線が200日線を下から上に抜いており…万全の形です。本格的な株価上昇の場面になっていると考えるのが「一般的な考え方」でしょう。

たぶん…カタルは貧乏人故、保険料を市場の神様に、「献上」しましたが…本日は絶好の買い場なのでしょう。寄り後に担保が大幅に空くのを観て…Jトラストを650円~5円刻みで635円まで2000株ずつ買いに行きました。でもこの650円も、寄り後なので買っていません。仕方がないなぁ~。大きく外し過ぎたかな?

まぁ良いか…皆…上がっています。最近買ったお船も売ったのです。もったいなかったなぁ~。まぁ相場観とは、違う次元の「追証の話」ですから…「安全第一」で仕方ありません。自分の始末は、自分で出来るうちに、つけねばなりません。トホホのカタルレポートは寄り前から書いています。

本日は今までの「続き」を綴っています。頭の中の相場観が、色んな経済指標を受けて市場が反応しますが…その観察から、自分自身の「頭の相場観」が揺れ動く「様子」を題材にしてレポートしています。アチャ、チャ…日本郵船も、商船三井もお船は高くなりそうだなぁ~。トホホ…。折角、買い増しした船を売っちゃった。仕方がないなぁ~。貧乏人の「性」か…。

でもJトラは全く売っていません。これに「賭ける」つもりで他を処分して、買い増し方針を貫きます。実は、先日の680円で売ったので、持ち株水準が若干ですが、下がっています。あの日は15000程売ったのかな? この分のうち、昨日は6000株を買ったから、また買わなくてはなりません。目標に拘るべきかどうか…。やはりBASEも308円で3万を売ったが今は314円です。買い場のようです。お船もみんなそう見えますね。コンチクショウ。貧乏を嘆いています。

S君の日足推移

会員の方は、ご存じでしょうが…前々回に掲げたパワー半導体のS君、昨日は「高値」だったようですね。本日は下げていますが、このような選択も、皆さんには提供をしています。本日売っても、利食いです。会員レポートもなかなか…優れているのでしょう。

でも今のカタルはJトラ一本で行きます。これが正しい選択かどうか…分かりませんが、お船と共に注目です。メルカリやBASEも「良いもの」になるでしょう。あまり悲観をすることはないのです。日本株式は内部留保516兆円です。この意味を理解しているなら…多少の外部環境の悪化でも、自分の気持ちは動揺しません。カタルは貧乏だから保険料を払っただけの話です。

Jトラの板状況

それでは…なかなか買えないJトラストを660円まで2000株だけですが、指値を入れました。あらら…買えません。仕方がないなぁ~。まぁ良いか。どっちに転んでも構いません。本日は保険料金を払って…しょげているカタル君のレポートでした。また明日。

馬鹿なカタルを「他山の石」にして…皆様のご健闘を祈ります。またね。まだ10時前ですが…原稿を書き上げました。



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