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金曜日から指数相場は、「脇役の出遅れ株」修正に繋がり…昨日は驚くことに、多くの銘柄に「実弾投資」が見られ始めてきました。たぶん出遅れた機関投資家の買いではないかと思っていますが、外人買いが継続している可能性もあります。

たった数兆円の買い需要で、これだけ株価が上がっています。何度も述べていますが、焼け野原になった「肥沃な大地」が今の日本株市場です。これは「基礎概念」ですから…「ブレ」ては駄目です。516兆円の企業の内部留保は、自分達が考えている金額より大きなお金です。そうして1116兆円もの個人の現預金残は、日本人ならでは…の感覚です。

カタルは米国景気の様々な現象、そうして中国経済の落ち込みなど…この影響を見極める必要があるんじゃないか…とも考えていますが、このまま…突っ走る可能性も出ています。

アップル の日足推移

一つは「エヌビディア」の新高値更新に続き、昨日は本命株の「アップル」が、一時的ですが新高値の更新です。カタルの懸念を嘲笑うような市場の値動きです。やはり…市場にはコロナ禍で放出された潤沢なマネーが、未だに溢れているのでしょう。だから一気に「シンギュラリティ」の世界へ、旅立つ可能性があります。むしろ…そう考えた方が自然なのです。米国の様々な経済指標は、明らかに「景気後退」が確定している数字です。

しかし…それを凌駕する「時代革新」が進展する可能性もあります。

NTT(9432)の日足推移

一気に時代の進行時間が早まるのです。自動運転の世界は、既に実用化の段階になっていると言っても過言ではないでしょう。読者から質問があった「NTT」(9432)は、この時代に欠かせない6G通信において世界最先端の企業の一つですが…果たして覇権争いを勝てるかどうかは不明です。

「IOWN」と言う次世代戦略の会社です。今回はオープンソースにすると言われていますが「村社会」は、なかなか…難しい世界です。日本人と言うのは、徒党を組むのが大好きです。それに排他的な国民性です。

ただ昨日のような指数相場では、お金が吸収できない事例も考えられ…「過剰流動性相場」に移行する場合は、この「NTT」(9432)がメインになる可能性があります。

株式の25分割を控えています。バブルの引き金を引いたNTT上場は1987年の2月9日でした。160万円の株価は300万円台に「人気だけ」で上がったのです。まったく…内容のないバブル相場でしたが…今回は背景が確りしています。

「三菱UFJ」(8306) の日足推移

これだけ株価が上がっても「金利裁定」概念が効くのです。本日は値下がりをしている「三菱UFJ」(8306)ですが、3月に兆しの相場があって…あまり時間を置かずに、また高値挑戦です。まだ乖離が高いので…高値を取っても、直ぐに株価が動く段階ではありませんが、この高値保ち合いから、株価は離れます。此処では高値圏で、2年間揉み合った…「ルネサスエレク」(6723)のケースが参考になるかな? (ここでは日足と週足の違いがありますから注意をしてください。)

「ルネサスエレク」(6723) の週足推移

基本的に大型株の場合、この程度の期間の「保ち合い」でも短い方でしょう。2年間の保ち合いを覚悟して今から株を買い集めるのが、金持ちの時間感覚です。一般的に僕ら…貧乏人は、兎に角…「節操」がありません。だから馬鹿メディアの主張に右往左往します。

本日の日経新聞のスクランブルの記事を、カタルは「ずっと」…語っています。だから「野村証券」株(8604)を一貫して推奨しています。でも人間は面白いもので2年も3年も待たされるとイライラします。でも本当の金持ちは、ずっと買い続けますね。だってようやく名目経済の話を、日経新聞が言い始めました。カタルは散々、人間は実質の世界で生きている訳ではなく、名目世界への政策が「正しい道」だとバブル崩壊から言い続けています。

カタルは「本物」の世界を目指しています。皆様にも、賢い投資家への考え方を伝授しています。一貫して、「時代の流れ」を語っています。此方の報道は重要ですよ。

カタルの会員レポートが、如何に…「質が高いか」を証明している報道です。だって現実の「事象」が、カタルの考えの後で、追ってきます。時代を読んだ投資は、必ず、その方向性に流れるのです。それが「市場の整合性」の考え方です。分かる人には、直ぐにピンときますが…馬鹿には分かりません。

公開レポートだけで充分だと述べています。この原稿を10回程度、毎日読んで…関連サイトを自分なりに調べるなら…皆さんは、カタルより頭が良いから直ぐに分かるでしょう。全て一貫して、同じことを述べています。このまま指数相場から過剰流動性への展開も考えられるし…一度、「膝を曲げる」展開もあり得ます。カタルは神様ではありませんから…完璧さを追求していますが、正解は分かりません。ただ「どの流れ」になっても大丈夫でしょう。

何しろ…日本は34年間の沈黙を破って、実質経済から名目経済に移行し始めたばかりなのです。ここから、たぶん5年以上…株高のウハウハ相場になります。

「34年間の悲哀」を取り戻すのです。そのスタートが1983年の「小野薬」(4523)を彷彿させる存在の「エーザイ」(4523)です。年初から…いや昨年から同じことを繰り返し述べています。

当然のことながら9850円まで、本日も100株だけですが、寄り付きで、株を買い増ししています。昨日も大引け間際に7790円で100株を追加で買いましたね。本日の買いで合計900株になりました。あと100株を買うと…昨年末にクロスを入れた状態に戻ります。

昨日は「ジェイドG」(3558)の下値が買えず、仕方なく1620円で500株を追加で買いました。そうして本日は、昨日の反省もあり1600円に入れましたが、今のところは買えず、仕方なく1605円にも買い物を用いてあります。他に買ったのは「大阪チタン」(5726)かな? 3000円でも良いかな?…と思ったのですが、一応、2990円で300株だけ追加で買っています。何しろ…評価損が消えており、信用の枠が、まだ空いています。

良いですか…上手に「立ち回ろう」と思っても無駄です。

こんな時は「捕まる」ことを前提にして、最後まで「トコトン」…やることです。カタルも貧乏人ですから、上手にやろうとします。でも最近は…もう捕まるのは、仕方ないですね。年がら年中、相場を張っている訳ですから、捕まるのが当たり前です。

まだカタルの評価損は…335万円もあります。これだけ株が上がっても、まだ損失なのです。ようやく…金曜日から改善をし始めたのです。あの日、エーザイを9250円と9350円で500株ずつ売ったのですね。そうして…昨日は9790円で売った株を買い直している馬鹿なのです。本当に…馬鹿だと思いますよ。

感覚的には「野村証券」(8604)を買うべきなのでしょうが…ここが貧乏人の「性」(さが)です。あの時に500円以下で投げているために「買いにくい」のです。でも勇気をもって…今、5000株を買いました。買値は509.4円でした。

何しろ…この口座も大阪チタンの配当金が10万円ほど入るようです。嬉しいな…。この野村証券は金融当局から査察を受けているとか…。確かドイツでは「資本不足」を指摘されたような報道もありました。二つのネガティブのマイナス材料があります。でもそれを承知でカタルは買っています。

観察していると、どの株も、信用の「期日売り」を浴びているように感じています。そう考えないと、「整合性」が取れません。

本日の寄り前の気配値は「BASE」(4477)が安く、たしか…気配値は257円前後だったような…気がします。それを観て、カタルは260円と255円で、5000株ずつ買いに行ったのですが、実際に始まったのは267円でした。売りたい奴は、早く売った方が良いのです。出したり、入れたりして…最後は上手く行かないのが普通の形態です。カタルはその点、売ると決めたら、成り行きで、安かろうが…高かろうが…精算を優先しています。最近のエーザイもその一つの事例です。

エーザイが回復し…今度は大阪チタンも上げて来て、ジェイドも上がり、BASEも上がると…あとは売るだけです。

一旦、「在庫整理」をしてから…新しい取り組みを始めたいのですが、まだまだ…何しろ、あと335万円の評価損失です。カタルが損をしている株を買えば…大概は儲かります。

TICK回数の推移

簡単でしょう。昨日の相場を観察すると、目先、玉が「回転しだしてきた」のが、分かります。でもまだTICK回数は、こんな感じです。今年は3月が一番、良かったのです。でも…このチャートは、次第にTICK回数が3月を超える70万台に行くなら最高の展開です。ジリジリ…このまま上昇を続けることが出来るかどうか…。このグラフの方が、日経平均株価より、皆さんの実感に近いのでしょう。

先ほどの実質経済と名目経済のようなものです。

名目経済とは…人間を「やる気」にさせます。本日の日経新聞に女性役員の数の話が載っています。キヤノンかな? いい会社ですが…女性役員が居ないから、役員を容認しないと言います。

「スチュワードシップコード」の話ですね。2014年2月に金融庁は制定をして…未だになかなか浸透をしません。村社会論とは、お上が主導をしても、なかなか…動かないのです。しかし…日本人の性格からして、一度、動き出せば、あとは怒涛の如く…回転をし出します。最初の「切っ掛け」と言うか…「初動」が大変なのです。黒田さんは2013年に始めたのですが、10年たって、ようやく…32000円台です。

メディアは日銀批判を、散々…しています。ETFの損失は? 挙句に売りもしないのに…国債の評価損がいくらとか…未だに実質経済のメディア論調です。

僕らはデータをもとにして、正確な数字で株価を判断しましょう。一株利益121円で16%も毎年、「成長を続けている」企業の株価が…僅か1600円台なのです。アップルは8%でしたかね。それでも…PERは29倍の評価なのです。おかしな話です。成長力が2倍なのに…PERが半分なんて…。これが実質経済と名目経済の違いです。

ジェイドの株価は新高値を更新するのが名目経済でしょう。だから株価は時間の問題でしょう。なかなか…買えないなら、後場からまた考えます。そんな事で、本日はこの辺で…また明日。



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