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かたる:報道を見て驚いたのですが…日経平均株価は、今年、初めての5連勝とか…。デフレの実質時代とインフレの名目時代の境目は22750円です。此処に来て三菱UFJも上昇気味に転換し始めています。金融規制緩和の方向性がどうなるのか…。米国ではこんな動きがあるそうです。

『米連邦準備制度理事会(FRB)のランダル・クオールズ副議長(金融規制担当)は17日、下院金融サービス委員会が開いた公聴会で、ステート・ストリート、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、ノーザン・トラストの米銀3行を対象に「レバレッジ比率」の計算方法を変更して実質的に規則を緩和することを定めた法案について、成立した場合の対応を聞かれた。

副議長は、予想通りこの法案が議会で可決されれば、FRBでは、他の銀行とは別に信託銀行にどのような計算方法を適用するかを考慮し、規則に「加える調整を検討せざるを得ない」と答えた。法案成立で信託銀行が受ける恩恵は、FRBがどのような調整を加えるかによって変わってくる可能性がある。』

日本と言うのは…不思議ですよね。昨日、SBI証券の北尾さんが話していましたが、何故、個人の現預金残が961兆円もあるのに…金利が、ほとんど無い預金をするのでしょう。通常は、株式などの配当利回り投資をする筈です。みずほ銀行の預金者は、みずほ株を買えば良い筈ですね。どうせ1000万円以上は、補償されないのです。それ以上に預金している人は大勢いることでしょう。

要するに…日本国民は馬鹿です。メディアの馬鹿報道に踊らされ…自分の行動が左右されます。ずいぶん昔の事ですが…トイレットペーパーが日本から消えたことがあります。国民がメディアの嘘報道に惑わされて、買い溜めに走ったために生産が追い付かなくなってしまいました。その後、何度も真実を報道しましたが「焼け石に水」です。

株式市場も似たような所があります。ストップ高になると…無い物ねだりで、買いに行く馬鹿が大勢います。人間心理とは、奇妙なものです。

今の森友、加計、財務省に防衛省などのゴタゴタは、まさに同じ構図に見えます。失われた時代の結果、電通事件が起こり、東芝の不祥事から神戸製鋼まで…そうして、とうとう官庁に波及しました。「ノーパンしゃぶしゃぶ」のくり返し…失われた時代は終末を迎え、時代が転換するようにも感じています。

もう土地もそうですが…賃金もようやく上昇期に入りました。今は3%程度の数字を言っていますが…年率二桁の上昇になるかどうか…。久しぶりのインフレ時代を予感しています。今から、こんな事を云うと、馬鹿だと言われますが…時代の流れを見ると、そう感じています。カタルは名目時代の到来を信じておりますから、お金があるなら…「ケネディクス」も買い続けます。今は追証水準で、とても無理なのですが、カタルの基本構想は、なんら揺らぎません。

メディアの馬鹿報道も、先ほど、紹介したトイレットペーパー事件も、日本人の資質を物語っています。GHQの勝利ですよ。教育方針を変えないと…駄目ですね。何故、安倍さんが森友に引っ掛かったか? 心底を考えると分かります。馬鹿らしいと思う人が、居るかもしれませんが…戦前の人間教育は、良い部分がたくさんあったように思います。

カタルは市場原理の弱肉強食の世界に身を投じ…さんざん痛い目に遭ってきました。故に教育の大切さを、嫌と言うほど感じています。日本も、本物が称えられる社会に変えないと駄目です。村論理の馬鹿論理で動くのは、もう懲り懲りです。元凶はメディアですよ。福田さんも犠牲者に見えます。本当に…程度が低い。

スルガの「かぼちゃの馬車」問題も、カタルには…家賃保証で契約する方が、馬鹿だと思います。自分のミスを社会に責任転換しているように見えます。株を高値で買って損をしたから、ワイワイ言っている馬鹿と…同じ論理です。金融庁は、良く背景を考えるべきでしょう。

さてゴタクは、兎も角…。なかなか東邦チタンの続報を書く場面がなく、本日は安かったので書こうと思いましたが、切り返してきており…株価は既に高くなっています。そろそろ株価ステージを変える可能性もあり…いつまでも待てませんから、概略だけ書いて、継続的に…詳細を伝えようと思っています。

東邦チタンの背景は…資源価格の上昇にあります。例えば…東邦チタンの主力商品はスポンジチタンですが…四季報によれば58%がそうです。そうして機能化学品42%の中のポリプロピレン製造用の触媒もアジア需要に支えられタイトになっており、もう一つの昨年に竣工した新工場のニッケル粉は、スマートフォン等に使われる積層セラミックコンデンサが増産体制になっているからです。村田や太陽誘電は、新工場を建設して増産しているのです。その需要を満たすために、同じ時期に東邦チタンも工場を新設しました。背景が、いずれも…確りしています。

東邦チタンとサウジとの共同事業のスポンジチタンの新工場

更に…更に…、いよいよサウジとの共同事業がスタートします。これは…その工場写真です。大阪チタンと違うのは、未来の変化率が違う筈です。故に東邦チタンです。サウジは中東では…一応は覇権国です。イランと双璧です。この地域はエアバスなどの航空機を多く買っており、海水淡水化プラントの草刈り場です。だから電力料金が非常に安いサウジで共同事業をするわけです。此処で思い出すのは…住友化学のペトロ・ラービグプロジェクトです。あの時に、株式市場を賑わした大プロジェクトで…現在の住友化学の利益の一端を支えています。

此処に…航空機の受注状況が加味され…これから数年は好環境が続くと思われます。全てが稼働し出します。故に、カタルは惚れているのです。先日、ロシア制裁話で株価が上昇しましたが…制裁があっても、無くても…どっちでもチタン市況は締まっています。航空機の受注残は、すごい量なのです。

市況産業の株価上昇を物語る事例の東海カーボンの株価推移

ここで東海カーボンの株価推移をみて下さい。市況ものは…設備投資に似ており、利益が急増するのです。故に…株価の変動率も…大きいのです。でも利益が急増した時にPERに合うから…と言って株を買っても、相場は終わっています。今が、まさに…旬なのでしょう。

先日の年末年始の急騰は…単なる、予兆でしょう。株式相場は、必ず事前に…株価に兆候が表れてから、本格的な相場に発展します。日揮のケースを想い出してください。現状は…東邦チタンが、過去に1万円台の株価を付けた時より背景が恵まれています。故にカタルは、前の1の棒が、2や3に変わる可能性があると…述べています。場合によれば、数千円の株価が示現しても…なんら驚きません。

もし参加されるなら…早い方が良いと思います。カタルは継続的に取り組むつもりです。でもカタルは、いつもそうですが…高ければ売りますし安ければ買います。そうして自分が売った株価より、更に上の株価でも、再び買います。先日は、夢テクの1210円も買っています。カタルはVテクの反省もあり、捕まるまで…継続的にトライするつもりです。

ざっと状況を書きました。珍しいのです。これほど条件が揃うのは…。これで株価が上がらない筈がありません。過去、2度も、増額修正をしています。故に社長のコメントも強気です。カタルは1380円まで、上値を買っています。本日は続編を書きましたから、後場寄りに、みんなと一緒に200株だけ買います。何しろ貧乏人です。

この銘柄は貸借銘柄ですから…カタルの意見に反対の人は、ジャンジャン「空売り」をすればいいのです。良いですか…、株式投資は自分の頭で考えて、株価が髙かろうが、安かろうが…心が動かない投資をしなくてはなりません。自分の頭でよく考えることです。

日本人は、いつも周りの雰囲気に流れされます。「赤信号、みんなで渡れば恐くない」と言う集団心理は、株式市場では…負け組の論理です。株式市場は、常に少数派しか…勝利が収められないのです。自分が考えて…自分の力量をわきまえて、行動するようにしましょうね。それでは…また明日。決して、無理をしないように…。



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