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かたる:この休みに色々考えていましたが、まだ相場が見えないようです。完璧に見える時間が長くなれば良いのですが…カタルの頭の中のイメージと、実際の相場の相違点は多く、謎のまま封印しています。

何故、カタルのイメージと実際の株価の動きは違うのか? 市場が間違っているのか…カタルが間違っているか…どちらかなのですが、なかなか満足を得る解答が得られません。仕方なく、短期のポジションを大きく落とした次第です。この安値圏ですから…当然のことながら、損失が発生して、およそ2割から3割の儲けを飛ばした次第です。まさにトホホの人生です。

まぁ難しい相場なので、仕方ないと言えばそうなのでしょうが…実際には「太陽誘電」のような銘柄が生まれており、何故、乗らなかったのか? …と自分を責めるわけです。でも勝ち組は4%の世界ですから…完璧に、この難しい相場を乗り切るなんて出来ないようです。本当に呆れる性格です。事前に難しいと分かっておりながら、敢えて玉砕を覚悟で挑戦をするのですから…。

強いとされるソニーや東芝も、別に株価が上がる訳ではありません。現状維持がやっとの有様です。

カタルがショックだったのは…三菱UFJでしょうか? 720円前後では下落は止まると思っていましたが、620円前後まで押され、この水準でも、まだ下値が確定している訳ではありません。

安川電機に追加の自社株買い報道が載っていましたが、こちらもまだ下落状態です。カタルが選択した古河電工も止まりません。いま抵抗しているのがSUMCOですが…今、抜きましたね。2300円の壁をクリアして2310円まで付けました。これで…少なくとも横ばいの可能性が出てきました。この株もカタルは、先週末にポジションを閉じました。たぶん今の水準だったら損益トントンなのでしょう。

ショックなのは「クロスマーケティング」の動きでした。信用買い残は減っており、株価も回復…しかし株価は、なかなか伸びませんでした。何度か挑戦しましたが、再び、押し戻されました。これに続く小野薬も同様です。

成功したはずのNPCは株価が伸びず…こんな小型株が出来ないのです。新規上場のメルカリも、一発で沈んでいます。まぁ、この株はこれでも良いのでしょうが…兎も角、カタルの頭のイメージと違うのです。

どうも…僅か先着、数名様の相場で、流れに逆らい「買い」で儲けるのは、カタルにとってかなりのハードルです。でも、もう7月初旬ですから、何らかの兆候が生まれる時期です。やはり今までのカタルのイメージは正しいのか…単に時間が、少しずれているだけかも知れません。まぁ何れ、時間が、その結果を教えてくれるのでしょう。

エーザイが2日間連続のストップ高です。カタルは乗れないけれど…このような局面で飛びだす株は要注目です。太陽誘電に村田製作、そうしてエーザイ、下値ではSUMCOは、何とか…生きているかもしれません。

そもそもカタルは22750円を挟み、ボックス圏を上下に繰り返す相場が、秋まで続くと述べていました。上がりそうで上がらない、下がりそうで下がらない相場で…時間推移を待つわけです。通常、この時期は4―6月の数字を観て…安心感を抱くはずです。

自発的離職者の失業者に対する割合推移

6月の米国自動車販売は、とてもいい数字です。雇用統計もそうです。今日は皆さんに良いグラフをお見せします。このグラフはWSJからのものを転用しました。なかなかお目に掛かれない数字です。「やめるが勝ち? 米でITバブル以来の転職ブーム」と言う記事の中で使われたグラフです。

この自発的離職者の失業者に対する割合は非常に重要です。もう仕事を探す段階から、新たな条件闘争に入ったのです。米国はリーマンショックを乗り越えて…完全復活ですよ。流石、市場経済の国です。

日本は未だに…バブルの後遺症の「失われた時代」を漂流しています。「流動性の罠」と言う最後の壁が、なかなか越えられずにいます。果たしてソニーが、綺麗に…この秋に抜けるかどうか…。注目される所以です。本日は140円高の5590円ですが、前に棒が、一つ付く可能性があるのです。1万円台の株価です。この年末年始のスター株になる候補の一つです。

村田の前回は駄目でした。この理由がメトロサーク(液晶ポリマー)の歩留まりが悪く…村田さんらしくないと酷評されていました。でも今回は、このメトロサークの軌道化に加え、大物のMLCCが新規追加されますから、株価は新高値を目指す筈です。村田は流石です。車の電装化を取り込みユビキタスのWiFiモジュールを手にしました。

まぁソニーや村田などは、機関投資家向けの銘柄で、カタルのような貧乏人が触る銘柄とは違いますが、読者の中には居るかもしれません。お金持ちが…。本日の株の動きはカタルが理想としていた動きになっています。先週末、何も、ポジションを閉じる必要はなかったような相場展開です。

これで○○が4ケタに乗せ、先の高値を取れば…カタルの読み通りになりますが…果たしてどうでしょう。

でも…本日はバラ色ですが…通常は下値調べを、しつこいほど…何度も繰り返します。行けそうで行けないのです。それを念頭において、行動すると良いのでしょう。このMLCCにSUMCOの動きはカタルの狙い通りです。今月末には東芝も来る筈です。高値を買わずに下値を拾っておきましょう。

ひょっとすれば…どうにか三菱UFJも、このラインで下値形成に移行できるかもしれません。良いですか…どうせ本格相場に移行しても、秋から年末です。故にまだ8月の高校野球のシーズンがありますから、難所は多いのです。

だから慌てることはなく…カタルが掲げている株を、先ずは打診買いをして、様子を見ることでしょう。相場のある株は、必ず…下値を切り上げます。安値のラインが段々上がりますから、そこを狙いましょう。この時期は、狙う銘柄が下値を綺麗に上げているか…その辺りに注目して観察すると良いのでしょう。まだ目先、思うような値動きには、絶対になりません。NPCがその事を物語っています。

SUMCOの日足推移

例えばSUMCOで、解説しましょうか…本日は先日付けた2300円を抜いたので、ようやく一里塚です。次の壁は6月21日に付けた2363円です。このまま抜くか…。それとも、おじぎしてから抜くか…。その動きを確認して、ようやく買いで参加が出来るのです。

貧乏人は慌てることはありません。昔から「売りは早かれ、買いは遅かれ」と言います。上手に買おうとせずに…人気になってから、買っても良いと言う事なのでしょう。1月から6か月間の下げ相場が、ようやく終焉を迎えるかどうか…。

やはり…この自発的失業率の割合や自動車販売を見ると、カタルは「債券のフラット化」で心配していましたが…先々週だったか? 新しく、「進化論」に言及しましたが、その事が正しいのかもしれません。もしそうなら、年末年始の相場は、かなり良くなり、そろそろ日本も、本格的な名目経済時代に移行できることになります。

今から宣言です。今年の賃上げのトップは5%賃上げを実施した「ソニー」なのです。だから、この「市場の整合性」が、相場の本流です。故にソニー株は此処から1万円台の株価を目指す筈です。まだ買う事はありません。6000円台に入ってから参加しても充分です。これほどの大型株ですから…浮動株を吸い上げる時間が、かなり必要です。だからこういうチャートになります。

カタルの推察が正しいなら、下値圏の○○も既に玉集めに移行していると思っています。でもこちらは今の所、その兆しは、カタルの「勝手な思い込み」に留まっています。SUMCOの2300円と同じで…先ずは、○○は7月2日に付けた1047円をクリアしたのを確認してから、慌てずに…下値を買い出せばいいのでしょう。「買いは遅かれ」…なのです。

やはり、カタルの読みは正しかったとの…本日の相場付きです。それでは…また明日。



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