かたる:まずは…昨日の日経新聞の夕刊からの話題でしょう。厚生労働省が発表した6月の賃金の伸び率が「名目値」で3.6%増だったそうで、実質は2.8%増だったそうです。この差がインフレ率ですが…その値は0.8%なのでしょう。この記事を読んで…皆さんは感じたことがありませんか?
カタルはやはり世の中は既に名目経済に転換していると思いました。今までなら実質成長率を「見出し」に持ってきます。最近は名目値を掲げるケースが多いようです。一度、国会図書館か日比谷図書館では、過去の新聞が読めますから、暇な時に行かれ比べてみると分かります。カタルは二つの図書館によく通いました。仕事が出来ない苦しさを紛らわした所です。
この日経夕刊の見出しの書き方を見て、ケネディクスの株価は上がるとは思っていますが…本日は644円が売れました。最近は値動きに変化が生まれています。この変化が皆さんに分かるかな?
自分で参加して観察してないと、この株価の変化に気付きません。上がるとは言っていませんよ。今までと違う動きを、最近は感じています。この変化は、カタルのチャンスになるかどうか…。何しろ既に、カタルは狼少年なのです。呆れて物が言えません。
さて…皆さんは株価の値動きに翻弄され過ぎです。昨日のレポートで、アホ経営者の事例に野村を掲げ、パイオニアの動きを伝えました。
カタルは、後場の120円から段階的にストップ安まで買うつもりで、パイオニアに買い指値を入れ…実際に110円まで買いました。パイオニアは、その辺に転がっている幽霊企業と言うか…。泡沫企業と言うか…そんな実体のない会社とは違います。落ちぶれたと言っても、まだまだ優良な部類なのでしょう。100円を割れるとは思えません。むしろ…誰かがTOBを仕掛けて再建したいぐらいの企業内容です。昨日の引け値で時価総額は456億円です。過去最高利益は146億円の会社です。売り上げは3654億円ですよ。経営者次第でしょう。
昨日は111円の攻防がありましたが、引けにかけ119円で引けました。おそらく目先筋のカラ売りでしょう。カタルには理解が出来ません。この会社なら、いくらでも買いが集まります。事実、カタルは下がれば…ドンドン買う予定です。ただ、まだ方向性が決まっている訳ではありません。経営者次第でしょう。自分で四季報を見て決算書を確認しなさい。
ソニーとシャープの違いを、昔、述べたことがあります。両者とも経営不振で大赤字でした。危なかったのです。その時にソニーには財産があるから、再建が比較的スムーズに進みました。パイオニアだって…まだ自立再建は可能でしょう。ここでは時代環境も影響します。実質時代だと…残された時間は僅かですが、名目時代なら、かなり選択肢が増えます。空売りで儲けようなど…チンケな考えがこの時代に通用するかどうか。
日本も早く…「M&A時代」の幕が、開けると良いと思っています。経営者が変われば、良くなる企業はたくさんあります。宮島さん、株主は馬鹿ではありませんよ。保身は止めましょう。確実に日本も本物志向に変化しています。ネットが、その変化の速度を早めます。
あちゃ…、昨日は僅か5円の違いで古河電工を買い増しできませんでした。3650円で買い指値を用いていたのです。 案の定、本日は145円高の3835円です。やはり昨日の大引けで…成り行きで買うべきでした。どうしようかな…、高値を追うかどうか…。レポートに書く以上、100株だけ参加するか…。ちょっと待っててください。ハイ、今、3820円で100株のお買い上げです。何故か…お気に入りになりそうです。
理由は、日経新聞かも知れません。先日も業績の悪化の理由として、海底ケーブルの話が載っており、今回もそうです。ひょっとして記者グループも参加かな? そもそも「カタルの短気」の時に、持ち株1000株の内、600株だけ損切りをしました。残りの400株も売るつもりでしたが、儲けのラインの大台を維持させたために、損を限定したのです。PSSもそうでした。故に取引が継続されています。
貧乏でなければ…取引はいくらでも継続できます。でも貧乏だから…動きが限定されるのです。だから自分自身の「力量把握」が、如何に大切か分かります。皆さんも無理をしないことです。
あれれ? 東芝が高いですね。 昨日は339円が買えないから、本日は340円にしたのです。今の株価は9円高の351円ですよ。まぁ、良いか…。余分に買った分を売りに出してみます。ちょっと待っていてください。今、351円で出しました。此処に200万株の売り物があります。果たして売れるでしょうか?
僅かな値幅で「鞘取り」をしているだけの話ですからね。相場観とは違いますよ。まぁ、長く読んでいれば、分かると思いますが、カタルは短期の運用も始めています。200万円からスタートさせて、読者に述べているように…倍々ゲームの実践を演じています。
初年は200万円が一時400万円を超えたのですが、ソフトフロントやカイオムで失敗して、最終的には300万円の着地でした。つまり2倍の目標を達成できませんでした。しかしその翌年は300円が800万以上になり、端数を調整して今年は800万から実験をスタートさせています。つまり今年の最終目標は1600万円です。果たして達成できるかどうか。
でも今年はマズマズです。小野薬などに助けられ…損はしていません。でも褒められたものではありません。当たり前の話ですが、金額が大きくなれば、なるほど運用は難しくなります。今、351円の東芝が売れました。何か、あるのでしょうか?
そう言えば…東芝を見たら、349円で役員に株を割り当てているのです。どう言う意味なのか…。役員が自社株を、毎月、買うのは当たり前です。報酬の10%程度を振り向けるべきでしょう。
そうだ…忘れていました。テスラがMBOを実施するとの話が出ています。空売り筋は大変です。マスク氏は考えるスケールが違います。日本にもスケールの大きな人が登場すると良いですね。村論理を打破するような勢いのある人の登場が、待ち望まれます。ホリエモンを超えるようなスケールの人が出てくると…世の中が、更に面白くなります。
「偽物国家よ、さようなら…本物国家さん、こんにちは…」なのです。
カタルも本当の実力者になれるように頑張ろうと思っています。故にカタルはいつも未来を語り、その通りに実践して、その成果で勝負です。偽物は言葉だけ、そんなものは必要ありません。果たして、馬鹿は馬鹿なりに努力をして、ノーベル賞学者から、上前を撥ねることができるかどうか…。早く、本物に成りたいものです。皆さんは、小説を読むような気持ちでレポートを読んで、軽い気持ちで採点をすればいいのです。
果たして皆さんの期待に応えられるような実力者になれるかどうか…。馬鹿は馬鹿なりに努力して日々精進の毎日です。それでは…また明日。
そうだ…古河電工を買っている理由は、日経だけではなく…チャート論なのです。そのチャートを付けておきます。時間があれば、明日にでも解説しましょう。カタルの観測が正しければ…先の高値4145円をクリアするのは時間の問題でしょう。故に、株価がダレズに3840円以下なら、大引けでも…もう100株だけ買い乗せをしてみましょう。難しい注文かな?
東京は台風のようで…風が強く、雨が吹き付けています。最近は自然災害が多いですから、互いに気を付けましょう。自分の生命と財産は、自分自身が管理をするのです。それでは…また明日。