株式取引はアイディアの勝負で…創造力がモノを言う世界です。カタルは、いつも「時代」が、株式の価値を決めると述べています。この時代を作るのは人間の夢であり、創造力です。
世の中はAIの登場により、ものを記憶する勝負から、応用力が重視されるようになります。東京に出てきて…いろんな人に会うと、地方の秀才など…都会には掃いて捨てるほどいます。東大に入学した人たちの中で、初めて自分が他人より劣っていると感じる人はたくさん居るでしょう。確かにエリート官僚は、優秀です。記憶力は抜群です。しかし創造力はどうか?
カタルは記憶力が苦手と言うか、全く馬鹿に近いレベルです。一度、聞いた名前などエリート官僚は必ず覚えますが、カタルはかみさんに馬鹿にされるほど…芸能人の名前が覚えられません。出ているドラマは頭に浮かびますが…名前は? サッパリです。
でも株式相場を見ていると…時々、猛烈に買いたくなることがあります。そんな時は、大概は儲かります。血が騒ぐと言うか…まさに本能ですね。
レポートを観ていて、分かると思いますが、カタルは突飛な発想を良く展開します。ダリオ時間やイエレン時間の流れ、今なら進化論などの考え方です。
例えば、フェイスブックが買収したオキュラスのVRの記事が、本日の日経新聞に報道されています。
実は2日前にガノンを倒しました。城に入場し…一発で倒したのです。このゼルダの伝説と言うゲームをやっている中で、テンセントとフェイスブックを結び付けており、3D技術の素晴らしさはVRで一気に開花するだろうと思っていました。 そこで、任天堂をフェイスブックが買収したら…どんな世界になるのだろう? …と勝手に想像をめぐらしていました。テンセントの収益はゲームによる所も大きいのです。
カタルは前から、「ベーシックインカム」 (生活保護のような仕組み) 制度の事を考えていました。AIが発展すると人間の価値観が大きく一変し…文化の価値が大きく増すのだろうと思っています。そうして「娯楽」の価値が見直されると思っています。だから今の時代の「eスポーツ」の成り立ちに興味があります。昨日はサイバーエージェントがサッカーチームを買収する話しが生まれています。でも中国は此処に来てゲームの規制に乗り出しました。
うちのおばあちゃんは「あんたは寝てばかりいる」と、カタルをいつも批判します。まぁ、かみさんは働きに行っていますからね。カタルは早くにサラリーマン人生に見切りをつけ、歩合の世界に飛び込みました。
この歩合の世界、一般的に見れば…怠けているように見られます。何故なら、会社の在籍時間が短いからです。8:30頃出社し、カタルの場合は、いつも3:30には退社していました。でも夜はお勉強、必要に迫られれば、パソコンの学校に通ったり、アナリストの試験を受ける為にお勉強し、土曜日、日曜日に学校に通いました。相場が駄目な時は、外出して図書館で調べ物などに時間を費やしました。
まぁ評価は、他人がするものですから…。でも何とか…二人の子供を育て自立しているから、マズマズかな?…と思っています。周りの友達を見ると…結婚をせず、ニート生活をしていたり…色々です。親父は馬鹿人生ですが…子供はマズマズかな?
今日は与太話が多いね。…創造力の話しでした。今日の日経新聞の16面の「スクランブル」の記事です。カタルは先物からの力を感じています。故に、昨日の「サイコロジカルライン」のグラフを掲げたのです。
昨年、10月に入り…日経平均株価は「16連騰」と言う新記録を作ったのです。東証始まって以来の記録の達成です。そうして約1年間調整を続けて来て、此処で…その当時を超えるサイコロジカルの数字を成し遂げています。でも皆さんが抱いているように…カタルもそうなのですが、僕らの実際の感覚は儲かっていません。まだ損だという人も多いと思います。カタル自身の評価損は減っていますが…マイナスなのです。
ここではもう一つの指標をお見せしましょう。週間のRSIの数字の推移です。如何でしょう。此方の方が…僕らの実感に近いですね。
今年に入り外人投資家は8兆5千億を売り…僅か1週間足らずで1兆5千億円を買い越したのだそうです。この値動きは日銀のETF効果があるのでしょう。カタルはバブル期の1987年から1989年の相場を連想したほどです。
しかし…日本の経営者がROE経営に目覚めていたら…中国への米国制裁が関税引き下げに繋がっていますが、更にWSJのレポートを読むと…明らかに知的財産権問題にターゲットは移っています。此方の記事は、中国がどのようにして米国の知的財産を搾取しているか…が述べられています。
更に核放棄から…北朝鮮への経済援助は当然のことながら、タイト貿易に繋がります。援助と言っても「ひも付き」ですからね。ほら…ね。一気に38915円を超えて、5万円、10万円の相場が見えて来ませんか? だって日本の企業は無駄が多いのですよ。
ルネサスを観ると分かります。あの震災の時にトヨタの社員が復興の手伝いに行きました。全く違う会社なのに…直ぐに他社から部品が調達できないからです。 アップルは有機ELの発注でLG独占を嫌いましたが…世界で量産化レベルの覇者なのです。仕方ありません。サプライチェーンの問題もあります。でもグループへの拘りを捨てれば…ROEは格段に上がり、下請け会社の技術力も本物勝負になります。
だから…「東芝」がこれから見ものです。本日は買い増しの話が日経で報道されています。3年後、5年後はソニーのような復活を遂げている可能性もあります。
カタルは、一度だけ東芝のIR担当にあった事があります。ずいぶん前の話です。東芝の担当者はソニーなんかより、カタルの提案に興味を持ち、是非、実現させてくださいと…なんと…同意する書類にサインしてくれたのです。大会社のなかで、驚異の反応です。
日立は「けんもほろろ」の扱いで、うちは変わらないことが「日立の社風」だと言い切りました。社長室長の談話です。ソニーの広報部長は、他社の動向は如何ですか? これはすべて実話です。カタルの所に名刺があります。
様々なパーツの一つですが…「市場の整合性」の話をしています。実は…日揮のケースを良く話しますが…予兆と言うのは1年前に出現して、それから本格的な相場に向かう事が非常に多いことが、経験則で分かります。今回は、16連騰した時の数字を…たとえサイコロジカルの数字でも、成し遂げたことは大きな事です。逆に「機は熟している」のかもしれません。
人件費の話から、吉野家は赤字に陥りました。この意味をよく考え…郵政は、土日かな? 配送を見直すとの事です。宅配のサービスは変化に敏感に反応しています。三菱UFJなど大手銀行は人材を削減し始めています。そうしてRPAを取り入れています。更にデジタル化を進めています。
ケネディクスは会計方法を見直し…売り上げの基準を変えました。大手銀行は遊休地の活用に着手しています。分かるかな? この変化の足音が聞こえますか? 意外に落ちない機械受注など…今日はヒントだけに留めておきますが、皆さんには、この気持ちが届くかどうか…。いよいよ…新しいステージが始まるのかもしれません。
後は日本の経営者がROE経営に目覚め、村論理を排除して、そのスピードで、グローバル観に目覚めるかどうかにより、38915円の奪回のスピードが変わるのでしょう。此処では…先行するピジョンやユニクロを参考にすると良いのでしょう。